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2025.02.18
AIが「嘘のデータ」を返してしまう アルペンが生成AI導入で味わった失敗と、その教訓
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舛田淳氏:そして、次は漫画です。漫画という分野においても、LINEを通じた新たなコンテンツデリバリーは進められております。
LINEが提供するLINマンガは120の出版レーベルのご協力をいただき、すでに800万ダウンロードを記録し、日本国内のスマートフォンマンガアプリとしては最大規模のサービスに成長してきました。
そして、先日次の展開として大手出版社の漫画雑誌で掲載されている人気漫画などをLINE漫画上で、無料で毎日掲載するという新たな取り組みを開始いたしました。
この無料掲載サービスによってLINEマンガのMAU(マンスリーアクティブユーザー)がさらに50パーセント向上いたしました。
そして、単に無料だからユーザーが増加するということだけではなく、ストアでもともと販売させていただいているタイトルの売り上げもアップするという素晴らしい結果になっております。
この無料掲載サービスを始めることで狙ったのはLINEマンガを、デジタル漫画全般を販売する単なるストアから、デジタル漫画全般を包含するプラットホームへ進化させることです。
無料漫画を公開し、ユーザーがこれまで出会うことのなかったタイトルに出会うきっかけが生まれ、そこから気になったものを購入するというプロセス。LINEマンガで行われている一連のプロセスは今まで私たちが経験してきたプロセスです。
昔の書店やコンビニエンスストアで立ち読みすることもあったでしょう。そしてたとえば放課後、クラスの友人たちでこの漫画おもしろいよという回し読みをしたこともあるでしょう。
それがきっかけでいろいろなもともと好きではなかったかもしれない、気になっていなかった漫画も、これおもしろいねとコンテンツがデリバリーされてきたプロセスがございます。
今LINEマンガでやらせていただいているのは既存のプロセスのリプレイスです。これに限らずLINEマンガは単に本を売る場ではなく、単に無料で漫画が読める場でもなくユーザーと出版社、ユーザーと作者がともにWIN×WINとなる新たなエコシステムを作り上げてまいります。漫画コンテンツとユーザーの出会いの場、それがLINEマンガの目指すところです。
すでに昨日発表させていただいていますが、この度講談社様、小学館様、Media Do様、そしてLINEの4社で強力なパートナーシップを組み、LINEマンガのグローバル展開を行ってまいります。
新会社名はLINEブックディストリビューションです。このジョイントベンチャーを起点にLINEマンガはまず英語圏や台湾に向けたタイトルを提供するところから世界へのチャレンジを開始させていただきます。
グローバル版の開発はすでに進行しておりまして、年内のリリースを目標としております。日本の漫画文化のチャレンジにどうぞみなさまご期待ください。
その中でアーティストの存在はまさにコアとも言えると思います。アーティストの活動は、以前はテレビやラジオ、雑誌、CDを中心にコンテンツデリバリーが行われており、表現活動も行われていました。
逆に言えばそれしかなかったと言えるかもしれません。ただこのデジタル化の流れに呼応するようにアーティストの活動する場所、舞台はいろいろなところに広がっています。マスメディア発ではなく、ヒットがデジタル発ということも決してもう珍しいことではありません。
例えばファンへの第一声がブログ、YouTubeを通じてなど様々なデジタルを通じて発信されることも増えてきています。それらの活動の場所、舞台をつなぐものとしてこの場ではそれをアーティストバリューチェーンと呼んでみたいと思います。
LINEでもこれまでアーティストとユーザーのコミュニケーションの場として公式アカウントを提供させていただいたり、公式アカウントからリアルタイムに動画配信ができるLINEキャストを提供したり、これは西内まりやさんがやられたということですね。15万人が視聴していたようです。そしてマネタイズやプロモーションのソリューションとして、スタンプの販売。
今までも数多くのスタンプを販売しております。そして私どもが提供しておりますアバターコミュニケーションアプリ、LINEプレイでのアバターアイテムの販売、LINEステージでの楽曲アイテムの販売を提供しております。
またエンタメ業界の活性化のために新たな取り組みとしてLINEユーザーを対象としたLINEオーディションも今まさに開催しております。後ほどLINE上からチェックしていただくと、最終予選に向けてLINEオーディションが盛り上がっているのを確認していただけると思います。
さらに線をつなぐピースとして新たなコミュニケーションチャンネルを発表させていただきます。アーティストの情報発信の場として発表させていただいている公式アカウントをさらに発展させ、新たにLINEプレミアムアカウントとLINEブログを発表させていただきます。
プレミアムアカウントは課金ユーザー限定のコンテンツ配信や、ファンクラブです。今までオフラインで管理されていたファンクラブ機能、こういったものをLINEプレミアムアカウントを使うことによって実現することができます。
そしてLINEブログ、私どものグループの中にはライブドアブログというものをもって、これはトップクラスのユーザー数がいるものですけれども、その技術を使いながらLINEブログというものを新たに立ち上げさせていただきます。
今までの公式アカウントからのクローズドでプッシュなメッセージ、これがまさに公式アカウントの価値でございますが、それに加えてプル型の情報発信メディアとしてのLINEブログを開始いたします。
アカウントとブログを連結させることでLINE上だからこそできる情報発信を行うことができるようになります。
そして物販もサポートさせていただきます。すでにサービスを開始させていただいているLINEモールの中に、アーティストストアを開設できるようにさせていただきます。
公式アカウントや公式ブログと連結させることで、ファン限定の商品を販売したりなど、いろいろなことが手軽にアーティストのみなさまに行っていただけるようになります。
公式アカウント、ブログ、ファンクラブ、動画配信、スタンプ、UC、アバターサービス、ゲーム、オーディション。新たな機能、サービスによりLINEが支援するアーティストバリューチェーンはより拡大し、より魅力的なものになってきています。
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