2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
人見知りの和田がお話しします「人見知りを克服するには?」(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
和田裕美氏(以下、和田):ラジオネームようこさんです。
リスナー:和田さん、こんにちは。友人に教えてもらって和田さんのラジオを知りました。ポットキャストもかかさず聴いています。どうもありがとうございます。
私は人見知りで極度の上がり症、人前で話すのが大変苦手です。仕事ではなんとかそれを見せないようにがんばっていますが、正直大変疲れます。
和田さんのお話やFacebookを見て、人見知りと言っている和田さんが、たくさんの友達と一緒にいるのを見ると「いいな」と思ってしまいます。
私もいろんな人と気さくにお話したいです。人見知りでも、人前で上がらないコツとかあるのでしょうか。こんな相談ですが、アドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
和田:ようこさん、メールありがとうございました。そうですね。私、人見知りと言いつつ「人見知りじゃないだろ、お前」というふうにツッコまれることがあるし、人見知りなのに「人前でしゃべってるだろ」とか、ちょっと不思議なことをしてるんですけど。
世の中には、積極的な人と消極的な人がいるんですよ! 心の優しい消極的な人というのは、自分に自信がなくって。それで「私なんか」って思ってる上に消極的だから、後ろに引いちゃうんですね。
私は消極的なんですけど、ちょっと傲慢なんですよ(笑)。だから、「私なんか」というよりも「楽しくしよう、楽しくしよう」というふうに……。
人と付き合う時は、消極的だからゆえに「おとなしい人と一緒にいても楽しくないだろうな」と思うから、できる限り大きな声で笑ったりとか。あと、ものすごい気を付けているのが、下手すると私パーティーとかで1人ぼっちになっちゃって。
何を話していいのかわからなくて、壁の花になりがちなんですけど。もう自分からできるだけ声を掛ける! その時に私という立場がどうとか、プライドとか、「誰も声を掛けてくれなかった」というんじゃなくて、「誰にも声をかけなかったんでしょ、私!」というね。
消極的がゆえに遠慮してるということは、人に対して自分から声を掛けていってない。ということは、逆に「相手に失礼なんじゃないか」と私は思うんですね。
「相手が喜んでくれること」、どんな人だって人から声を掛けてもらえたらうれしいじゃないですか! 声掛けられないよりね。
ということは、消極的な人は優しいクセに、周りの人を幸せにしてない。だって、しゃべりかけてくれないんですもん。消極的でね、人見知りしちゃうってことを充分自分で客観視して理解しているというその土台があるんであれば、「じゃあ私、ちょっと努力して少し頑張って、人を幸せにしよう」と。
人を幸せにしようってところまででOKで、そこから「相手が無愛想だった」とか「相手があんまり反応がなかった」というのは関係なくって。それは、相手がさらに人見知りだったということに過ぎないし、相手の人があまり会話が苦手だったということに過ぎない。
でも、どんな人も声を掛けてもらって「こんにちは」って笑顔で言ってもらって……本当に偏屈な変な人がいたらね……10人に1人もいないでしょ、声を掛けてもらって嫌な人なんて。
自分が消極的だからこそ、「いつも自分がやってない人を幸せにするということをやってみよう」と。そんなふうに心掛けて、自分から「こんにちは」「どちらからいらっしゃったんですか」とか「どうも、おはようございます」とか「今日、暑いですね」とか「今日、寒いですね」とか「雨、嫌ですよね」とか「わぁ、すごい可愛い靴履いてますよね」とか「こんなところに新しいお店できちゃってるんですね」「昨日のアレとか、見ました?」とか「会社からこんな広告来てましたよね」って。
「社長、今日素敵なスーツ着てましたよね」とか、なんでもいいから、自分から声を掛けて次の台詞を言ってみようと。
それだけでずいぶん人間関係変わってきます。「遠慮していることは決して相手のためにはならない」だから、消極的なままでいいので「少し相手のためになる動きをしていこう」「反応がなくっても気にしない」という自分を作る。
声を掛けたところで嫌われるわけでもありませんから。その1歩を進んでみていただければなと思ってます。
ようこさん、それをまたやってみて「わかんなかった!」って思うんだったら、私何回でもお答えしますんで。ぜひ続けてやってみてください。よろしくお願いします。
関連タグ:
2024.10.29
5〜10万円の低単価案件の受注をやめたら労働生産性が劇的に向上 相見積もり案件には提案書を出さないことで見えた“意外な効果”
2024.10.24
パワポ資料の「手戻り」が多すぎる問題の解消法 資料作成のプロが語る、修正の無限ループから抜け出す4つのコツ
2024.10.28
スキル重視の採用を続けた結果、早期離職が増え社員が1人に… 下半期の退職者ゼロを達成した「関係の質」向上の取り組み
2024.10.22
気づかぬうちに評価を下げる「ダメな口癖」3選 デキる人はやっている、上司の指摘に対する上手な返し方
2024.10.24
リスクを取らない人が多い日本は、むしろ稼ぐチャンス? 日本のGDP4位転落の今、個人に必要なマインドとは
2024.10.23
「初任給40万円時代」が、比較的早いうちにやってくる? これから淘汰される会社・生き残る会社の分かれ目
2024.10.23
「どうしてもあなたから買いたい」と言われる営業になるには 『無敗営業』著者が教える、納得感を高める商談の進め方
2024.10.28
“力を抜くこと”がリーダーにとって重要な理由 「人間の達人」タモリさんから学んだ自然体の大切さ
2024.10.29
「テスラの何がすごいのか」がわからない学生たち 起業率2年連続日本一の大学で「Appleのフレームワーク」を教えるわけ
2024.10.30
職場にいる「困った部下」への対処法 上司・部下間で生まれる“常識のズレ”を解消するには