
2025.03.19
急成長するドバイ不動産市場の今 投資のチャンスと注意点を専門家が解説
社会人も必聴!?和田が採用したくなる人材とは?(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
和田裕美氏(以下、和田):ラジオネームたみおさんです。
リスナー:和田さん、初めまして。就職活動について相談があります。
4月に大学3年になります。そろそろ就職活動のことを考えないといけない時期になりました。まだどんな企業がいいのか、漠然としているのですが、営業職に興味があります。
就職活動するに当たってどんなことに気を付けたらいいのでしょうか? アドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いします。
和田:ということです。ありがとうございます。
そうですね。面接は頑張っていただきたいですね。やっぱり明るくハキハキと。この明るくハキハキ挨拶できるとか、そういう感じの部分って当たり前なんですけど、よく見られるところですよね。
要は、第一印象ってとっても大事なので、服装の乱れとか、楽しそうによく笑ってるとかね。そういうことを意識してもらいたいなと思います。
それからよく、就職の面接の時に「御社で学ばせていただきたい」とか、そういうことを言う人がいるんですけど、私の知り合いの社長がこんなこと言ってました。「学ばせて欲しいんだったら、金払って欲しい」と言ってました(笑)。
それはおおげさなんですが、「私が入ったらどのように御社に貢献ができるか」ということが、やっぱり会社が求めてることですよね。
「あなたが入ったら、私の会社にどんないいことがあるんだろう? そのために私はお給料を払います。あなたは何を貢献してくれるんですか?」という取引があるわけですね。
「学びたい」というのは大学に行くのと同じ感じなので、だったら大学の時は学費払っていた、でも社会人になったらお給料をもらうということは、自分の仕事を差し出す立場「何ができるか、何が得意か」。そういうことがとても大事になってきます。そういうのをきちんと表現するところからスタートすればいいんじゃないのかなって思います。
すごい必死になっちゃうこともあるんですけど、今から、時間があれば本を読んだり、新聞を見たり、他の人がしないような活動をしてみるとか、まだまだできることがあると思うんです。
そういうのを行動しながらやっていただきたいのは、「1回自分の頭で考えてみる」ということを習慣にしていただきたいなと思いますね。流れて来る情報をそのまま受け取って「そうなんだ、こういうことなんだ」と思うような生活をしていると、「あなたはどう思いますか?」という質問に対して、瞬時に自分の意見をなかなか言えないんですね。
なぜかというと、流れてくる情報に「そうなんだ」と思ってるのは、「誰かの意見・誰かの思い」で書かれたものだからです。
もし自分がその事件に対して記事を書こうと思うんだったら、どういうところに着目して、どんな表現をするのか。自分自身が発信する場合に、受け取るじゃなくて発信する場合にどう思うのか。そういうことを立ち止まって考えてみて欲しいんですね。
例えば、今就職活動をしていますが、大人に「いいところに就職しなさい」と言われたことが、皆さんあるかもしれない。
いいところに就職する、「お父さん、いいところに就職するのはなんで?」とお父さんに聞いた時に「こうこうこうで、こうこうこうで、こういうことだからよ」というのを聞いた時に「そうなんだ」って納得できるのか。
次に「なんで? なんで?」って聞いて、自分の中でストーリーを構築できるのかというところに、社会に入ってからの企画力とかそういうもので差ができてしまうんですね。
だから、1回なんでも疑ってみたりとか、「本当にこうなのかな?」って立ち止まって考える習慣をつける。それが思考力を養います。
さらには、本もたくさん読みながら自分の幅を拡げていくことです。幅を拡げていくと俯瞰した目を持てるようになるので、そうなったら……ちょっと欲張りかもしれませんが、非常に強いんじゃないですかね。
あとは新卒でどうしてもって思わなくても……例えば有名な外資系とかは新卒を採ってないですからね。ほとんど優秀な人を引き抜くというかたちをとってますから。
例えば自分がGoogleとか、有名なところに行きたいなとか思ったら、他の会社でいろんなことを学んで力をつけたり、留学をしてMBAを取るとか、いろんな行きたい仕事に行き着く方法というのは今じゃない場合もたくさんある。それを俯瞰して見る。
どうしたら自分の人生をうまく作っていけるのか。どうしたら自分が経験を踏んで器を大きな人間になれるのかということを考える。
ここで合格する、ここで採用するじゃなくて、採用とか合格とか仕事が決まるというのは、自分が大きな器になる、その俯瞰してバァーって宇宙くらいから見てみたらほんの小さな点に過ぎないから。
ほんの小さな点で一喜一憂して、決まらなかったどうのこうのじゃなくて、就職が例え決まらなくても、留学しようとか、こういうバイトで学ぼうという新しい道だって必ずある。
なのでそこで一喜一憂しないで、「堂々と自分はこうなりたい」決まってなかったら「こういう人間になりたい」というイメージをつけて、人と対面して、さっき言った日々の習慣の中に考えるということを入れておいていただけるというのが、私なりのアドバイスというか、そういう人だったら私が採用したいなと思うかもしれないですね。
ぜひ参考にしてみてください。和田裕美のWADA CAFE、今日はこの辺りで閉店になります。皆さんにとって、今日が素敵な一日になりますように! お相手は和田裕美でした。
関連タグ:
2025.03.25
減点を恐れてモチベ低下、果ては離職も… あらゆる“会社の害虫”を大繁殖させる「ラスボス」の正体
2023.02.13
小6で「ヤマギシ会」に入り、23歳まで子どもだけで集団生活 「お金が存在しない」コミューン育ちの青年が社会に出て知ったこと
2025.03.25
ムダな仕事がなくならない“マッチョな職場”を変えるには 近年の過度な「KPI主義」が組織に与えた影響
2025.03.24
最悪の場合、組織を死に至らせる“会社の害虫”とは 誤った意思決定や品質不祥事を招く要因
2025.03.27
交渉で「落としどころを探る」という考えは捨てるべき プロが教える、チャンスを逃さない条件交渉のコツ
2025.03.21
査定時期に上司から1年前の失敗を指摘される理不尽 変えられない過去を議論する「成果主義」の弊害
2025.03.27
組織のホワイト化で「優秀じゃない人」ほど居心地の良い会社に… 「退職者の質」の変化から見る、アルムナイが注目されるわけ
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.03.26
ブラック企業の次に来る「透明企業」の問題点 良い人ばかりの均質化された組織で失われつつあるもの
2025.03.19
組織をダメにする“害虫”の正体は間違った思い込み AIやDXなど手段のみにこだわるダメ上司の見極め方
2025.03.25
減点を恐れてモチベ低下、果ては離職も… あらゆる“会社の害虫”を大繁殖させる「ラスボス」の正体
2023.02.13
小6で「ヤマギシ会」に入り、23歳まで子どもだけで集団生活 「お金が存在しない」コミューン育ちの青年が社会に出て知ったこと
2025.03.25
ムダな仕事がなくならない“マッチョな職場”を変えるには 近年の過度な「KPI主義」が組織に与えた影響
2025.03.24
最悪の場合、組織を死に至らせる“会社の害虫”とは 誤った意思決定や品質不祥事を招く要因
2025.03.27
交渉で「落としどころを探る」という考えは捨てるべき プロが教える、チャンスを逃さない条件交渉のコツ
2025.03.21
査定時期に上司から1年前の失敗を指摘される理不尽 変えられない過去を議論する「成果主義」の弊害
2025.03.27
組織のホワイト化で「優秀じゃない人」ほど居心地の良い会社に… 「退職者の質」の変化から見る、アルムナイが注目されるわけ
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.03.26
ブラック企業の次に来る「透明企業」の問題点 良い人ばかりの均質化された組織で失われつつあるもの
2025.03.19
組織をダメにする“害虫”の正体は間違った思い込み AIやDXなど手段のみにこだわるダメ上司の見極め方