2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
サービスネットワーク2チームの紹介(全1記事)
提供:LINE株式会社
リンクをコピー
記事をブックマーク
中溝私歌氏(以下、中溝):それでは、サービスネットワーク2チームの説明をいたします。ネットワークエンジニアのサービスネットワークFintechの業務内容について説明したいと思います。
まず自己紹介です。私は2003年から社会人になって、独立系のSIer、商社系のSIerを経て、2015年から事業会社で業務を行っています。
LINEに転職したのは2019年で、現在はITSCのネットワーク室、サービスネットワークチームに所属しています。シニアネットワークエンジニアとして、多くの関連案件に携わっています。
先ほども説明がありましたが、サービスネットワークチームが7月から、2チームに分割して、私が説明するのはサービスネットワーク2チームのほうです。主にFintechの部分と、パブリッククラウドについて説明したいと思います。
その他の業務としては、先ほども説明があったとおり、サーバールームの拡張だったりハードウェアのLBや、レガシーなNWラックなどの対応もしています。
人数の構成は、正社員6名、派遣社員1名の体制となる想定です。メンバーは20代から40代まで幅広くおり、1名は新卒入社です。それ以外のメンバーは中途入社で、前職はSIer、通信キャリア、事業会社とさまざまなバックグランドを持ったメンバーになります。
全体で7名になりますが、Fintechを担当しているのが5名で、IP CLOSが4名で、AWSが2名というかたちになっています。
技術スタックに関して。サービス1チームと少し似てる部分もありますが、違いとしてはハードウェアLBがあるので、Citrixがあったり、またパブリッククラウドに関してはAWSやAzureを使っていて、Akamaiなどのサービスも一部で使用しています。
技術スタックとして重要な部分ですが、OSPFやBGP、vPC、HSRP、VRRP、VXLANといったところの非常に深い知識が求められるかなと思っています。
ロードバランサーに関しては、SSLオフロードやプロキシという一般的なところから、トラフィックが多いのでL3DSRみたいな機能も使っています。ファイアウォールに関しては、基本的に他部署で担当するので、概念だけを理解していればいいのかなと思っています。
ほかにはTerraform、Ansible、Git、GitHub Enterprise、Python、Bashあたりですね。積極的に自動化に取り組んでいるので、ここらへんの技術に関してはできるとうれしいと思います。
最後にCentOS。基本的なオペレーションはLinuxベースなので、CentOSが使えるといいかなと思います。
2チームの課題は3つあると思っています。1つ目は、銀行の開業です。2022年度内の開業を目指しており、金融サービスなので、開業時のトラブルを避けて安定運用させたいという希望があります。そのために今のうちに打てる施策を打っておきたいと思っています。
2つ目。各Fintechサービスに関しては、個別のインフラを持つような形式になっており、リソースを有効活用できていない場合があります。
銀行以外のFintechのサービスに関しては、サービス開始からけっこう時間が経っているものがあったり、各Fintechサービスごとに、求められている要件が異なるので、そういうところの全体的なバランスを取りながら、よりリソースを有効活用できるような次世代の構成を検討していきたいと考えています。
3つ目です。プライベートクラウドを基本としていますが、インフラが急成長をしており、それだけだとやはり増設が難しいケースがあります。
利用しているデータセンター自体の拡張が難しいというケースもあるので、補完する役割としてパブリッククラウドをもう少し有効活用できたらいいなと思っていて、そこも課題として認識しています。
2チームで働くメリットについて。Fintechのサービスを複数持っており、銀行、証券、ペイメント、暗号資産、ローンなど、複数のFintechの業務に携われるのがメリットかなと思います。
また、他の1チームもそうですが、大規模でミッションクリティカルな案件に携わることができるというところもメリットだと思います。ほかにもプライベートクラウドだけでなく、パブリッククラウドみたいなところの検討もできるのがいいと思っています。これらの仕事を、かなりの裁量を持ってできるのもメリットだと考えています。
最後に求める人物像について。必須条件を特に重視しています。先ほども説明があったとおり、ベンダー任せではなく、自分たちで手を動かして構築案件など設定をやっていくところがあるので、基本的なネットワーク技術が十分に備わっていることや、自分で手を動かして仕事を進めていくことができるというのはマストな要件だと考えています。
責任感が強くて自走できる人、強い向上心を持って現状を改善していく意欲がある人など、こういうところに関しては組織自体がまだそんなに古い組織ではないと思っています。
なので、決められた形に基づいて仕事をするのではなくて、自分で「こういうふうに思うから、こういうふうに変えていきたい」と考える人だと、非常に仕事はやりやすいと思いますし、そういう人と一緒に仕事がしたいと思っています。
最後に、プロジェクト・マネジメント・スキルを持って複数のステークホルダーとタフなコミュニケーションができる人というところですが、サービスネットワーク2チームのFintechの案件に関しては、自チームだけで完結する案件は少なく、他部署や他社と一緒に業務をやることが多いです。
そういうところで、自分たちのメリットを考えながら他の部署や他社とWin-Winになる関係を目指してコミュニケーションを取れる人でないと、ちょっと厳しいところがあるというところで、このあたりのスキルがあるかどうかを見ています。
歓迎条件に関しては、あればうれしいなというところです。大企業でミッションクリティカルなネットワークの設計、構築・運用経験があるとか、プロジェクトマネジメント経験がある人、複数メンバーのプロジェクトマネジメント経験がある人、金融系の業務に携わっていた人、パブリッククラウドの設計経験、構築・運用経験がある人など、あるとうれしいのですが、ここはあくまで歓迎条件としています。なので、入社した後にキャッチアップしてもらえれば大丈夫だと思っています。
ご清聴ありがとうございました。みなさまからのご応募を心よりお待ちしています。
LINE株式会社
関連タグ:
2024.10.29
5〜10万円の低単価案件の受注をやめたら労働生産性が劇的に向上 相見積もり案件には提案書を出さないことで見えた“意外な効果”
2024.10.24
パワポ資料の「手戻り」が多すぎる問題の解消法 資料作成のプロが語る、修正の無限ループから抜け出す4つのコツ
2024.10.28
スキル重視の採用を続けた結果、早期離職が増え社員が1人に… 下半期の退職者ゼロを達成した「関係の質」向上の取り組み
2024.10.22
気づかぬうちに評価を下げる「ダメな口癖」3選 デキる人はやっている、上司の指摘に対する上手な返し方
2024.10.24
リスクを取らない人が多い日本は、むしろ稼ぐチャンス? 日本のGDP4位転落の今、個人に必要なマインドとは
2024.10.23
「初任給40万円時代」が、比較的早いうちにやってくる? これから淘汰される会社・生き残る会社の分かれ目
2024.10.23
「どうしてもあなたから買いたい」と言われる営業になるには 『無敗営業』著者が教える、納得感を高める商談の進め方
2024.10.28
“力を抜くこと”がリーダーにとって重要な理由 「人間の達人」タモリさんから学んだ自然体の大切さ
2024.10.29
「テスラの何がすごいのか」がわからない学生たち 起業率2年連続日本一の大学で「Appleのフレームワーク」を教えるわけ
2024.10.30
職場にいる「困った部下」への対処法 上司・部下間で生まれる“常識のズレ”を解消するには