
2025.03.04
「見送り失注」の7割は、2年以に再検討の可能性あり 継続的な接点作りとアポ獲得につながるメールの極意
第56回:これからSEOを自分で行おうという方へ(初心者・入門者)(全1記事)
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中山陽平氏:今回のテーマなんですけども、表題にもありますけれど、「これからSEOを自分で行なおうという方へ」という内容をお届けしようと思います。
SEO、検索エンジン最適化というものですが、今色々な変動なんかも起きていますけども、情報もたくさん飛び交っていて、何をしたらいいかわからない、そしてどの情報を信じていいかわからない、ということで足踏みしてしまって、他にまるなげしてしまったり、自分でやることを諦めてしまったり、いろんなかたちがあると思うんです。
自分たちでやるのか、つまりインハウス化するのか、それともいわゆるSEO会社さんに頼むのか、これはケース・バイ・ケースなので、どちらがいいということはないんですけども、とはいえ、SEOというものを考えるとき、何を考えていかなければいけないのか。どういう目線でそれを見つめなければいけないのかというのは、やっぱりちゃんと押さえておかないといけないですね。
とはいっても、じゃあどういうふうにその目線を持てばいいのかというのは、なかなか悩ましいところではないかと思います。本当に玉石混交の情報が転がっていますので、これからお伝えする見方を私はオススメしています。
お客様にもオススメしているんですけども、それは、まず目線を提供者、つまり皆さんの目線ではなくて、その買い手の目線、お客さんの目線になるということです。
そのためには、一番てっとり早いのは、まずみなさんが体験することです。同じような商売をしているような会社の商品を買いたい、あるいはそのカテゴリーの商売を買いたいとなったときに、いったい自分たちはどこを見て、何を気にして、どういう点をよく見て、そして最終的に購買にいたるのか、というところを何回も何回も繰り返し経験したほうがいいです。
ネットで物を売る場合には、まず何回も買ったほうがいいですね。買うという行為をするまでにはいろんなステップがあると思うんです。まず自分が求めているものが何なのかわからないケースがありますね。
それから自分が求めているものが何かわかっていたとしても、それをどうやって探せばいいのかわからないというケースもありますよね。いくつかいいサイト、いい会社は見つかっているんだけども、その先どうやって決めていこうかなというところの悩みもありますし、最終的に購買行動というところもあるかと思います。
それぞれのステップで、いったいSEOができることは何なのかということを考える。そして、そこで大事だとなったところ、実際に自分たちもきちんと施工していく。
そうやってお客様の視点から見るということをやると、まずこの辺キープしなきゃいけないなというのがわかってくると思うんですね。
たとえば自分たちがその情報を求めるために、こういう検索キーワードを入れるんだとか、そういったところをちゃんと自分たちがカバーできているのかな。
あるいはtitleタグというものやdescriptionはなんで大事なんだろう。ただ単に、「titleタグにちゃんとキーワードを入れて」とか、テクニック論ばかりよく見ますけども、そうではなくって、なぜそれをしなきゃいけないのかっていうと、やっぱりtitleタグにキーワードが入っていると、自分が求めているものがそこにあるっていうことに印象として繋がりますよね。
また、太字だと目がいくというのも、買い手になればよくわかってくるはずです。同じような商品がたくさんある場合には、タイトルタグだけではなくって、きちんとdescriptionまで見て。
そして厳選したサイトですね。その段階で一度フィルタリングして、いくつかのサイトを見る。5個くらい、同じ商品を扱っていたとしても、キチンと商売してそうなところはその中の3つだなぁとか、けっこうdescriptionで判断されていたりするわけなんですけど、実際に買おうとすると、そのへんが見えてくるわけです。
だとしたら、descriptionをページごとにキチンとページの内容を正確に伝え、そしてクリックしてもらいやすくするように設定することが大事なんだなということが、自然とわかってくると思うんですね。
また、同じようなカテゴリーの情報をキチンと内部リンクで繋ぐですとか、そういったことっていうのは、やっぱり買い手になってみると大事なんだというのが実感できると思いますね。
もちろんSEOで改善できないことっていうのはあります。サイトの中のコンテンツ……コンテンツは最近SEOも絡んできていますけども、最終的にコンバージョンに至るまでの道筋の中でSEOができることっていうのは、もちろんそのうちの一部にしか過ぎないわけですけ。
その中で「これとこれとこれはキチンと押さえるべきなんだな」と。そういうところをうちのサイトもチューニングしていこう、あるいはチューニングしてもらおう、というふうに考えると、何をすべきかが見えてくるようになります。
ぜひ、今からSEOというものをやってみようというときに、テクニックから入るのではなくて、自分たちがお客さんの目線になって、お客さんの目線で必要なもの、かつSEOという範疇でできるものを優先的に行なっていく。
そして結果につなげていく。こんな感じの考え方を持っていただければ、まず大きな外れはないと思います。
そうすると、「こんなことやっても価値はないよな」というのも見えてくるはずです。具体的に何かというのはお伝えしませんけども、やってはいけないことだったり、やるべきではないことも見えてくるはずですね。
ぜひともそういうかたちで、まずSEOというものを捉えて、テクニック論ではなくて、本当にお客さんのためになるSEOを行なっていただければと思います。
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