2024.12.23
「職人気質のめんどくさいおじさんたち」を味方に 全社を挙げての業務改善プロジェクトの成功のカギ
思い通りに仕事や契約を取る方法(全1記事)
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DaiGo氏:こんにちは。メンタリストのDaiGoです。今回は、「プレゼンを超えるプレゼンの方法」という、メンタリスト流の仕事の取り方をご紹介したいと思います。
実際、自分は大きな事務所に入ってたりとかするわけでもないですし、どちらかというと個人事務所的な感じで、自分たちでやってるような事務所なんで。
仕事を取ってくるときというのはですね、やっぱりこう、営業がたくさんいて、それが回って仕事を取ってきてくれるというわけではなくて、たとえば、なんとなく食事をしているときとか、それこそパーティーに行ってるときに、それが仕事につながったりするわけですよね。
あるいは、僕の場合で言うんだったら、取材、雑誌の取材が1回来たら、そこからそのまんま連載につなげてしまって、さらにその連載がすぐに単行本化される。
4月の頭ぐらいに出ますけど、KADOKAWAさんで『人生を変える60秒の処方箋 1分間の心理革命。』という本が出るんですけど、それも実はまさにそういう流れでできたんで。
最初はスペシャル企画で依頼が来たんですけど、そのときにすでに連載の話は決まって、連載が始まったときには、もう単行本化するという話まで決まってった。というやり方なんですけど、どんなふうにやるか説明しましょう。
多くの人は話をするときに、たとえば雑談でも、ちょっとしたプレゼンみたいな、パワーポイントを使うんじゃなくて、「こういうこともうちやってるんです」みたいな、軽くプレゼンするときにも、いろんなことを喋りすぎてしまうんです。
そうするとどうなるかというと、「なんかすごい人だったよね」「でもよくわかんないな」と。つまり相手の記憶に何も残らないんですね。これはプレゼンとしては致命的です。棒読みで、説明とか箇条書きとかをただ読み上げるプレゼンと同じぐらいに、最悪なプレゼンになってしまいます。
じゃあどうすればいいかって言ったら、一言、「相手の心にたった一言を残す」というふうに考えてください。
相手とコミュニケーションする、あるいは軽いプレゼンとか、自分がこういうことやってます、こういうこと一緒にやりたいですって話を軽くする場合には、「相手の心に何の単語を1つ残すのか」ということを考えます。
たとえば、さっきの東京ウォーカーさんの話だったら、僕の場合は「連載」という言葉を相手の頭の中に残したかったわけですよ。担当の方に。
だから、一番最初に会ってちょっと話したときに「連載とかもいいですね」っていう話をして、写真撮影が終わって、インタビューに入るときにも、「なんかこれ連載企画になりそうですね、おもしろそうですね」って話をして、最後出るときには「連載楽しみにしてますね」みたいなことを言って。
3回以上、その言葉に触れて、相手の頭の中に自分が残したい言葉、今の例だったら「連載」という言葉ですけど、これを相手の頭の中に残して去っていくわけですよ。
もっと言うんだったら、「今日はお世話になりました。またよろしくお願いします」というメールを送るときにも、だらだらと長い文章を書くんじゃなくて、短めで、かつ「連載」という言葉がピッと入ったようなメールを送ると。
こうするとどうなるかというと、相手の記憶の中に「連載」という言葉だけが引き立って残ることになります。無意識に「連載企画を通そう」という感覚になっていくわけですよね。
だからこれを応用するんだったら、パーティーとかで仲良くなりたい女性がいたら、「食事」の話をたくさん入れてもいいですし、「一緒に食事に行こう」ってことですよね。あるいは自分のプレゼンを通したい場合とかでも、たとえば企画の一番肝となるような1つの単語。
文章はちょっと頭に残りづらいので、1つの単語でいいです。それをどれだけ相手の中に残せるかということを考えながらコミュニケーションすると、相手の無意識の中にあなたの望んだ言葉を入れることができますから、次の仕事につながりやすくなる、ということです。
これは僕が実際にやってですね、テレビに出たりとか、大企業さんから講演とか、企業研修をもらってる、実際に使ってる方法ですので、必ず効果があることを僕は確信しています。ぜひみなさんも試して、お仕事とか生活に活かしてみてください。メンタリストのDaiGoでした。
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