2024.10.21
お互い疑心暗鬼になりがちな、経営企画と事業部の壁 組織に「分断」が生まれる要因と打開策
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モーリー・ロバートソン氏(以下、モーリー):次の写真にいってみましょう。ここにいる男の子なんですけど、彼の名前は確かリーバイだったと思う。僕の年齢でパンク音楽好きな人は、ヘンリー・ロリンズって言ったら誰かわかると思うんですけど。ブラック・フラッグっていうグループのボーカリストなんだけど。リ-バイは、ヘンリー・ロリンズの子供の頃にそっくりの顔してるんですよ。
少しシャイな男の子なんだよね。たしか彼の父親はアメリカの軍人で、その頃イラクに出兵してたんだ。「お父さんがイラクで無事なように、親子みんなで毎日祈りをささげましょう」みたいに、お母さんがそれ系なんですよ。それでホームスクールやってるのね。
要はこの宗派の人は学校で、進化論を教えること、ダーウィンの進化論ってあるじゃないですか。何億年かけてアンモナイトがああなってこうなって、翼竜がきて、プテラノドンがきて、プテロダクティルスが……ジュラシック・パークね。ああゆう進化論はバツなんですよ。
なんでかっていうと、聖書に書いてある通りの日付けで、神は何日かかけて世界を創りたもうたので、そのとおりじゃないといけないと。だから、それ系の特別な博物館を勝手につくるんですけど、そこに行くと原始人とブロントサウルスが並んで歩いてるの。恐竜と人間は同じ頃に生息していた。
だから「氷河期でマンモスが」とか、我々日本人が小中学校で習うような、いわゆる科学的な進化論っていうのはまったく信じてないわけ。「それを学校で教えるな」って押しかけるわけですよ。学校のほうでも大体わかってるから、「あー、変な宗教の人たちだね。ダメですよ。科学教えますよ」って言ったら、じゃあ自分の子供をそういう公立学校には送らず、全部自分の家で教育する権利をよこせっていうロビー活動をして認められちゃったのね。
だから州によって、こういう宗派の人たちが子供をもう学校に送らない、小学校以降ずっと家の中で教育するというパターンがひとつ。もうひとつは人口が増えた州だと、主に南部に多いんですけど、ロビー活動を展開して州知事選とかの、組織票とか圧力団体になったために、州によっては、今も生物の教科書に、数ページ「進化論を否定する説もある」っていうことを、教えなきゃいけない州があるんですよ。
だからそれまで散々科学的に、生物がどうした、脊椎動物、無脊椎生物ってやったと思うけど。私もやりましたよ。ナメクジウオは脊椎がついてるから、ああだこうだですよ。単細胞生物ですよ、ミドリムシですよ。ゾウリムシ、ゾウガメ、アフリカゾウ。いろんなゾウを学びました。
でもこの人たちは、それが全部バイブルによって決められたものだとしか、受け付けないのね。だから生物の教科書に、数ページ全然違う説がねじこまれているという州も、アメリカにはあるわけ。ちょっとすごいんだけど。
そういう感じで映画の中では、リーバイがお母さんと議論をするのね。お母さんに仕込まれた議論なんだけど。もし「あなたは進化論を理解しない、おバカさんですね」って生物の先生に言われたら、なんて言い返すのかみたいに。彼は「あなたこそ聖書も読んでないんですね」と言い返しますみたいに。切り返しがすごいわけよ。
なんか山本太郎さんが9つっていうか。とにかくすごい。だって反射的に返すんだもん。何も考えない。耳にイヤフォン入ってないんですよ? 耳に何も入ってないのに、直接神の声が聞ける。これはもうWi-Fiだからね。Wi-Fi for GOD。ということで、すごい映画です。ぜひご覧になってください。
ここで、この映画をご覧になった方の感想を聞いてみたいと思うんですけど、どうですか? みなさんの感想を、打ち込んでみていただければ。
「電波を受信しちゃっている」「降りてくる」「韓国の歴史教育もこんな感じ」「見てて怖かった」「ホラーだった」「すごかった」なるほどねー。「気持ち悪い」「衝撃的だった」「怖すぎる」「恐ろしい」「狂気のアメリカ」「原理主義者用の学校」「洗脳恐ろしい」「自由の国」「アメリカが信用できなくなった」「やっぱりって思った」「ウォーボーイズ」そうだね、ウォー・ボーイズでしたね。
「13日の金曜日」結局こういう子がなったりするんじゃないの? ジーザスで育った子が、最後にナタを持って、「お母さーん! ウワアワアワアワア! お誕生日おめでとう! グワアガアガアガアガ!!」みたいな。いやー恐ろしい。「薬キメてる」いや、この子たち薬やんないですよ。これが薬だからね。
「やはりアッラーはアクバル」って言ってるけど、ここがおもしろい。というのは、多くの方はご存知のように、パキスタンには、90年代からアフガン戦争の孤児がいっぱい流れこんでいったときに、「この子たちを救済しましょう」といって、貧しいパキスタンにサウジからものすごい量のお金がいったのね。
そこで、「子供たちが読み書きができるように教育しましょう」っていって、学校にいけない子供たちの受け皿として「マドラサ」と呼ばれる宗教学校が、パキスタン中につくられたの。本当に孤児とか貧しい家の子供を、全寮制で寄宿舎に預かってくれるんですよ。
ところが、サウジのお金を寄付した団体は、とっても原理主義的な「ワッハーブ派」と呼ばれる、もっとも厳格なスンニ系のイスラムの団体で、結局「マドラサ」っていう学校は読み書きはコーランしか教えず、それもコーランを丸暗記する教育法なんですね。他の理数系とかやんないみたい。結局、戦闘的な異教徒と戦えっていう。相当多くの自爆テロを起こす人が、マドラサ出身だったりするんですよ。
そういうニュースが、911のテロのあとにアメリカ中に出回ってたから。それを広げたのがFOXなんですけど。それを信じていたアメリカの宗教右派の人たち、こういう団体の人たちは「我々もマドラサに負けちゃいけないんだ」と。「向こうがそれでくるんだったら、こっちはキリスト版アッラー・アクバルをやろう」みたいな、そういう感じなんですよね。
ということで次にいってみましょう。話してるだけで鼻が痒くなってきてね。例のモーリーの勝新太郎。「今日はもうそろそろ粉が切れてきたのかな?」みたいに。いや切れてないです。「パンツの中に、気づいたらあっただけなんですよ」みたいに。そういう感じで。
このあとですね、森本あんりさんと大田俊寛さんと鼎談をしました。今年やった中で……いや順番をつけちゃダメだな。細谷さんも最高だったから。佐々木さんも細谷さんもすごく良かったし、福島さんも良かったから、みんないいんだけど。宗教的にはとっても深いところにいくお話をさせていただきました。
この2人と『ジーザス・キャンプ』を元にしたお話がはじまったんですけども、いわゆるアメリカの異様な宗教と右派とか極右の政治が結びついて、アメリカの政権が揺さぶられたっていう、その当時に告発する意図でつくられたドキュメンタリーだったんですけども。
そこを超えて、そもそも宗教そのものの中に原理主義化する傾向が、キリスト教もあるし、キリスト教の母体になったギリシャ・ローマ時代の土着の信仰っていっぱいあって、それが合成合体して、そこから抽出されたユダヤ教およびキリスト教っていう順位がそこにあるわけだから。ある種、仏教やキリスト教だけが、宗教の中でまりものように独立して浮かんでるんじゃなくて、お互いに作用しながら発生するわけですよね。
宗教が進化する過程の中で、当然原理主義っていうのが出てくるんですよ。それがどういう過程で出てくるのか。社会的な背景に刺激されるんですけど、それだけじゃなくて、もう教義の中に原理主義の種が埋まっていて、それが自生してくるという話もいっぱいしました。
次にいってみましょう。森本あんりさん。宗教学者なんですけども、反知性主義の本を書かれていて。反知性主義という言葉のインパクトが強かったために、今ではどっちかっていうと安保とか安倍政権とか原発をめぐって、右派と左派がTwitterなんでお互いを罵り合うときに「やっぱり左翼は反知性主義だよな」とか「やっぱりネトウヨは反知性としか言えんなw」とか、そういう捨てゼリフとして使われるようになっちゃったんだけど。
元々、反知性主義というタイトルで森本さんが書かれた本というのは、アメリカの宗教や原理主義と結びついた共和党右派支持の、政治的な、精神的な動きが問答無用になっていくわけ。議論は「勝つための議論」をするんですよ。
だから、リ-バイっていう子供が母親とスパーリングをして、「自分の信仰をグラつかせようとする人から、こう言われたらどうする」っていうふうに、それをすかさず受けてブロックしながらパンチみたいに、議論がどんどん反射的に動くようになるわけね。
これは原理主義が全てそうなんですけど、大体ひとつの信仰、もしくはイデオロギーでもいいですが、信じてる思想信条が磨かれてくると、「言われたら、すぐに売り言葉に買い言葉」で、サッとカウンターパンチができるようになっちゃうから。言ってみれば詭弁家になってくるんですね。
詭弁というのは、要は言い負かして勝つこと。口車がすごく回るようになるっていうか、すごく詐欺師っぽいんですけど。そういうテクニックを身につけてしまうと、詭弁家同士がいくらディベートをやっても、結局平行線になっていって、前提を共有していない状態で、そのあとの論理展開がお互いにすごく密度が高いから、まったく相容れないわけですよ。
「千日手」っていって、全然解決しない状態になっていくんだけど。そういう「物を考えなくなっていくプロセス」が原理主義にあるっていうのを、「反知性主義」って言ってるわけですね。
次に宗教学者の大田さん。彼は、80年代から90年代にかけてオウムを礼賛した宗教学者や文化人を批判している方。
言ってみれば、パルコの時代のニューアカデミズム、電通主導の文化っていうか。絵が好き、芸術が好き、文化が好き。山海塾みたいな。アングラ万歳。小劇場ブーム。もう全部そこにクラスタがあったんですけども。
そこに堤さんのお金が動き、「スペイン坂で会いましょう」みたいな合言葉で、そしてみんなでよく理解してないけど、表象がどうしたとか記号論みたいな本とか、誰でも社会学者を名乗っていた。そういう楽しい時代が、美しい日本があったんですよ。
その80年代が90年代のバブルに入ってくると、オウムみたいなものがそこから養分を摂って、『ムー』みたいなものを母体にして出てきたのね。そのときに、「おもしろいもっとやれ」、象さんのマスクをつけてみんなで尊師の踊りをやっている、こんなおもしろいことはない。これこそ小劇場だ、これこそ芸術だみたいに手放しで、大喜びで賞賛した文化人や宗教学者がいたの。
僕は武士の情けと裁判を避けたいので名前は言いませんけど、誰もが知っているあの方がオウムをほぼ育てちゃったんですよ。オウムの本部にもその方の本がいっぱいあって、結局イデオロギーのネタ元をいっぱい提供しているわけ。
モーリー:ただ、日本のとある宗教学者が1人でオウムをモンスターとして生んだのではなく、たしか元々麻原彰晃はラジニーシの宗教団体にも入っていた。日本では「和尚」と呼ばれているんですけども、バグワン・シュリ・ラジニーシという、一世一代の稀有な山師がいてですね。
アメリカでもすごい信者と、すごい量のお金を集め、一人だけで使うボーイングのジャンボジェットを持ってたんですよ、ラジニーシ号。ボーイングジェットだよ? 中は全部改造、エッチ部屋も当然あるみたいな感じで女の子たちいっぱい。オウムシスターズとか、そこら辺も全部ラジニーシのパクリなのね。
オウムって全部ラジニーシの矮小版なんですよ。だからオウムのやったこと、例えばサリンのテロだって、元ネタはボツリヌス菌かなんかのテロを、ラジニーシがアメリカのオレゴン州でやったの。オレゴン州って大麻解禁した場所ですけど。
オレゴンの田舎の町で人口が過疎化していたところに、主にキラキラした若い信者をアメリカ中から集めたわけですよ。お金持ちの子供ばっかり集めて、すごい量の寄進があって、お金集めて。自分のジャンボジェットと、ロールス・ロイスが100台。ラジニーシ1人のためのロールスロイスが、ズラーっと100台。駐車場が横幅何百メートルもあったわけ。
それでオレゴンの町に、自分たちの上九一色村みたいなのをつくって、そして町の名前をラジニーシをインド式にもじった名前に勝手に変えたの。元々オレゴンのなんていう町かは忘れたけど、「ラジニーシ・プーラム」っていう名前をつけたんだよ。
「ウェルカム・トゥ・ラジニーシ・プーラム」って道路標識そっくりのパクリみたいなのをつくって、道路沿いに置いといて、まるで自分たちが自治体であるかのように振る舞うみたいに。地元の人たちは「気持ち悪い」って思ってるから、「だんだん追い出そう」っていう運動が起きて、彼らが巨大な農地かなんかを持っていたのを、それ以上土地を買わせないための同意を自治体でやったのかな?
その自治体の町民の直接投票の前日に、ラジニーシの信徒たちが、何件かある食堂に行って、砂糖と塩の中にボツリヌス菌を入れて回ったの。食中毒が起こる菌ですよ。それによって食中毒が広がって、食中毒騒ぎで投票が流れるって思ってたらしいんですよ。
そこが宗教やりまくってるカリスマのバカなところなんだけど、食中毒の菌をこっそり入れてバレないって思ったわけ。ところがバレちゃったの。バレると同時にもっとややこしくなって、実行部隊に女性がいたんだけど、どうもラジニーシの愛人もやっていて。ナンバー2の女だったのにナンバー3に格下げされて、悔しいから彼を暗殺しようとして、ラジニーシがそっから逃げるとか、ゴタゴタやっているうちにFBIが入っちゃったんですよ。
ラジニーシは国外追放の司法取引をして、その後はインドのプーナっていう場所に行ったのね。全世界の空港を、ラジニーシの個人のジャンボジェットで何回も着陸しては入国拒否されて、給油だけは許すってことで、ジャンボジェットがいろんな国にグルグルしたあとに、最後は生まれ故郷のインドに行ったの。
プーナに戻ったラジニーシのところに、そのときたしか麻原彰晃は行ってたんですよ。その時に麻原は、「ビジネスモデルを教えてくれ」って、しきりに言ってたんだって。「どうやったら儲かるのか、それが俺は知りたい」って言って、周りのもっと純粋な信者からひんしゅくを買っていたという噂もあります。
麻原を褒めたたえた宗教学者や文化人に、落とし前をつけるための本を大田さんは書き、あっちこっち「なんであなたは麻原を肯定したんですか?」みたいなことをやったために、宗教業界からは相当に袋叩きにあったらしいです。「そのことはもう触れない約束だろ?」みたいに。そういうガチンコな方です。とっても静かな人なんですけど、強い意志を感じました。
この対談をご覧になった方で、何か感想はありますか?
「麻原頭いいな」「臭いものにはフタをさせない」そうですよね。「見たくなった」「語り口に反してハートが強い」そうなんですよ。折れないんですよ。そうそう「バカで元気か、賢くて元気をなくすか、どっちかだ」みたいな話が出て、これは本当にね。国会でみんなが集まっている裏で話していたので、気持ちよかったです。「海の向こうの話と笑っていられない」そうですね。
「禁欲主義と手を切った話がよかった」そうですね。要はキリスト教がメインストリームになるにつれて、だんだんと初期の禁欲主義とか神秘主義から離れていって、もっと世俗化するっていうか、死んだあと天国に救済されるっていうことだけじゃなくて、「今生きている中でハッピーになろうよ」みたいに、生活全般に浸透していった時期がキリスト教にはあったんです。
ところが皮肉な話なんですけど、穏健になってみんなでコミュニティーの中で共有できる信仰となったキリスト教が、人と人との絆を繋ぐ橋渡しとしての信仰になっていって、「お互いに優しくしようよ」と、「弱い人がいたら見捨てないで、みんなで助けよう」みたいな道徳観念のバックボーンをキリスト教が提供したんですね。
ところが、それがだんだん形骸化して日常化してくると、本当の宗教的な感動や、痺れるような感動っていうものがなくなっていくわけで。そうすると「これは本当の信仰ではない」と、過激な急進派とか原理主義者が異端として当然出てくるんですよ、キリスト教の歴史の中で。
カソリックが強かった1000年間というのは、そういう異端が出てくると決まって火あぶりにすることで、強制的に鎮めることができたと。ところが教会の腐敗が激しくなった頃に、ドイツのルターが宗教改革を提唱し、以降宗教戦争もあったりして、いろいろキリスト教は変わっていくんだけどね。そういう話でした。非常におもしろかった。
(コメントを読んで)火あぶりで浄化しているのかもしれないですね(笑)。宗教というものを。
では次の映画に移ってみましょう。ニコニコドキュメンタリー2日目の映画はこちらでした。『アウトフォックス 〜イラク戦争を導いたプロパガンダTV〜』2004年。もう11年前の作品です。
これはいまだに続くアメリカのタカ派の放送局なんですけども、その生い立ちからして、ルパート・マードックというメディア王が、実は彼は全世界のメディアのかなりの部分を支配している人なんですが。ビジネスを優先させてオーストラリアでは左派を応援していたんだけど、80年代はイギリスに渡って右派を応援するようになったんですよ。
それもビジネス・ディシジョンとして。なんだっけ? 政治とおっぱいとギャンブル? タブロイドなんだよね。政治とスキャンダルとおっぱいだったかな? そういうふうに労働者が好きそうな『The Sun』という新聞を買って、そこで思いっきり右翼を染みこませていって、サッチャー政権をずっと応援し続けた。
サッチャー政権とお仲間だった、レーガン政権のレガシーを汲む共和党の政権がアメリカに誕生したときに、今度はアメリカに渡ってFOX。元々あった20世紀FOXを買い取って、そこからFOXチャンネルを新たにケーブルテレビで始め、それがまたすごく歪んだタカ派の放送をし続けたわけですね。
では次の映像にいってみましょうか。この方がメディア王のルパート・マードックです。元々オーストラリア生まれ。そして中国に食い込んだときには、中国共産党が要求するままに、BBCの放送を自分のチャンネルから遮断した。BBCを自主検閲、排除することで、中国共産党の政治的な要求を飲んだ。
加えて中国に食い込むために、何十歳も若い中国人女性と再婚したんです。しかもその人は中国共産党幹部の娘なんですよ。将来そういう旦那を見つける目的で、若い頃からグルーミングされた女の子だったの。
父親に留学という形でアメリカに送りこまれ、いろんなメディアに勤めていて、ルパート・マードックの会社に入社して、マードックが最初に遊びに来たときから「うふ〜ん」みたいに、媚び売ってたみたいです。おじいちゃん見事に引っかかり、お互いにWin-Winになったの。
彼は若い幼な妻も欲しいし、東洋の神秘的なかわいい女の子と付き合ってみたい、結婚したい。ついでに共産党幹部の娘となれば文句ないじゃないか、ということでちゃっかり結婚をし、中国に本当に食い込みました。
なんだけど、あんまりやり過ぎたんで、ルパート・マードックの評判が世界的に悪くなったときに、活動家がパイを持って彼の顔にぶつけようとしたのね。よく講演なんかしているときに、駆け上ってパイをぶつけられるってありますよね。そのときにクンフーをやっている若奥様が、ブロックしてスクリューパンチみたいな。そんな感じだったという話です。
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