2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ 高橋克己氏(全1記事)
提供:サイボウズ株式会社
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高橋克己氏:みなさん、こんばんは!
元気ですか? 飲んでいますか? 盛り上がっていますか?
私は高橋と言います。普段は「Twilio」というサービスのエバンジェリストをさせていただいています。今日は、このTwilioエバンジェリストの高橋が、「ガチでkintoneアプリを作ってみた」というのをご紹介します。
ところで、みなさんはTwilioをご存知でしょうか? 知っている方は、どれぐらいいますか?
(会場挙手)
司会者(男性):けっこういますね。
高橋:アリーナ席はほとんど知っている感じですかね。まあどこがアリーナかわからないですけれども。
さあ、Twilioを知らない方のためにもご紹介します。実はTwilioは電話のAPIなんですよ。プログラムから電話をかけたり受けたりできるという、すばらしいAPIなんです。
この間、Webで気になる記事を見つけてしまいました。「電話野郎」という言葉があるんですよ。みなさんは「電話野郎」を知っていますか? 事前にLINEやメールなどで通知することなく、突然電話をすることを蔑んだニュアンスで「電話野郎」と呼ぶんだそうです。なんということでしょう。びっくりですよ。
「電話のディスられ方が(半)ぱねぇ」ということで。僕は電話のAPIをやっているんだけど、いまはもう電話の時代じゃないみたいですね。どういうことなんでしょうか。
そう、いまはどうやらLINEの時代が来たようです。
ということで、私がkintoneで「LINE Customer Connect」を作ってみました。なにをやりに来たんでしょうね、僕……といった感じでございます。
「LINE Customer Connect」を知っていらっしゃる方もいますが(説明いたします)。LINEはチャットなので、AIでチャットする「オートリプライ」、それから人がチャットに応答する「マニュアルリプライ」、これらをスイッチAPIで切り替えるんです。
さらには、LINEのアプリを使って電話ができると。こんなものをLINEさんは出している。すばらしいじゃないですか。
見てください、色味がだんだん緑ですよ。もうイリュージョンだよね。
さあ、そんな感じでこれを実装したものを、いま動画に出します。
右側にLINEが出てきて(います)。LINEのチャネルでガーッとLINEにメッセージを打ちます。そうするとBotが、左側のFAQの内容を自動で解析して、勝手に答えてくれる。これはkintoneを使ってやっているんです。すごいですよね。
そして、Botが答えられない時には「オペレーター」と打つとどうなるかと言うと、これを見て(ください)。
オペレーターの画面で呼び出しがかかってくるので、そこで答えます。kintoneの画面(で行っているん)ですよ。kintoneの画面上でチャットができるんです。すごいじゃないですか。
チャットで答えながら、いろいろな用件を聞いたり、難しい質問には人が答える。
(kintoneにBotからメッセージが届く)「少々わかりづらいので、このあとお電話してよろしいでしょうか?」
ほら、電話が(かかって)きましたよ(笑)。
電話が(かかって)きたらボタンを押して、ボタンを押すと、kintoneのブラウザだけで電話ができる。しかも、これはすごく重要なことですが、事前に確認しているから「電話野郎」じゃないんですよ!
すごいじゃん! イケるぜTwilio! ということで、なんと電話を切ることもできるんです。かけるだけじゃなくて、切ることもできる。すげーなTwilio!
これはLINEのサービスになっていますけど、実は裏側は全部Twilioでできています。
LINEとのAPIは「Twilio Channels」というのでやっています。裏側には、Functionsというサーバーレスの仕組みを使っています。
一部、自然言語解析のところはGoogleを使っていますけれども、基本的にはkintoneとTwilioの2つだけでできてしまうという。なんとすばらしい! このスタジオっていうのを使って、ドラッグ&ドロップだけで、あのBotを作っています。
コードを書かなくても、Twilioを使えばkintoneでBotが作れるんです。LINEのBotが作れる。すばらしいじゃないですか。
やっぱりTwilioすげー! ということですよ。Twilioすげー! そしてkintoneもすげー!
アプリの特徴は、まず圧倒的なコストパフォーマンス。「LINE Customer Connect」の契約はいらないです。そのまま使えます。
それから、LINE以外にもFacebook Messengerとかいろんなものに対応ができる。Botもチャットも、すべてkintoneで実装できる。
どうです? これをどうやっているのか、聞きたいですよね。明日、僕がブースで説明します。それから、ペリカンステージでミニセッションということで15分ほど、いまの仕組みがどういうふうに実装されているかというのを僕がレクチャーします。15分時間があるので、裏側のところも実際にお見せしながら、Twilioとkintoneの組み合わせをみなさんに披露したいなと思っております。
どうですか? kintoneとTwilioは、とても相性がいいんです。みなさんがkintoneを使うのであれば、ぜひTwilioも扱っていただきたいと思っております。私の発表は以上です。
(会場拍手)
サイボウズ株式会社
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