角がユニコーンのような羊を発見

乙君:まずは、こちらから行きましょう。

山田:はい。

乙君:ユニコーンのような角を持つ羊が、アイスランドで発見されたということが、話題を呼んでいるらしいんですけれども。

山田:うん。

乙君:アイスランドで、これ、ちょっと写真を出せないのがあれなんだけど、一つの角で、ググッと生えている。結構ユニコーンって細い角をイメージするんだけど、そうじゃなくて、もう、なんて言うのかな。もうググって。黒人のアレみたいな。

山田:2本の角が一つになって、反ってるみたいな感じ。

乙君:2本の角が。すごいですね。

山田:そんな感じに見えるよ。

乙君:で、ほら、ユニコーンは本当に存在するんだ。この子はエンイルリングルという名前で、アイスランドに住んでいる実例が証明されたよとか、そういう。二つの角が頭の上で合体し、一つの大きな角を形成。

山田:こっち側? こっち側だった? こうだったっけ?

乙君:こうです。

山田:こう。じゃ、目こっちだっけ。

乙君:これ。

山田:そうか。そっち側か。

乙君:うん。

山田:勘違いしてた。そうか。ちょっと見せて。だから、顔がこうあって、角がこうですか。こうだね。

乙君:そうですね。

山田:ここが割れてる。

乙君:うん。

山田:で、耳はここにあるっていう感じですか。こうですか。

乙君:そうですね。

山田:ね。

乙君:この羊を育てている同夫妻は、羊の目が大きな角によって引っ張られ、常に見開いているので、表情がいつも少しびっくりしたような、悲しそうな感じに言えると語っております。

山田:マジで。

乙君:2人は現在、そのユニークなこの羊を大切に育てているが、繁殖には向いていないので、そんなに長く、この牧場には置いておけないという。

山田:引っ張られてる。で、ちょっと悲しそう(笑)。

乙君:これがレイキャビック動物園に引き取られるかもしれないので、もし見たい方は、そのときにアイスランドまで行っていただければということなんですけども。これはどうですか、玲司さん。

山田:はい。

乙君:タイムリーな話題ですね、これ。

山田:あのね、まずね。

乙君:はい。

山田:突然変異だと思うんだけど、おもしろいなと思ったのが、ユニコーンなんかも、なんか、あんな奴がたまにいた可能性があるなと。突然変異だったんじゃないかなと思って。

で、なんかだいたい同じようなものみたいなものに、ポンと違うものが現れると、神だ、神のお告げだみたいなことになるなと思って。

乙君:なるほど。珍獣であり神獣。

山田:そう。それ流れ的に、だからよくあるのが、双頭の鷲っていうの。

乙君:ロシアですね。

山田:ある種のシャムソーセージ的な感じの、奇形の一種だったんじゃないだろうかなと。

乙君:ロマノフ王朝ですね、これ。

山田:そう、そう。こんなんが空飛んでたら、神だって思ってもしょうがなくない?

乙君:そうですね。やばいですよね。

山田:ヤマタノオロチもそうだよね。ヤマタノオロチって、いっぱい首がある。よく、二つ首がある蛇とかって見つかるからね。

だからそう考えると、インド系っていうのは、こういうものがぐっちゃぐちゃに全部くっつけちゃえみたいな感じで、ある種阿修羅みたいになるわけだよね。

奇形はプラスかマイナスか

乙君:これは奇形じゃなくて?

山田:なんか、たぶんネタ元みたいなのあったんじゃない? これ、もう何千年前からあるみたいなのがあるから、だからそういうのもあるなって言って。

よくそういうのを考えると、なんか奇形みたいな、突然変異みたいなものっていうのは、魔女とかも才能の一種だよなっていうのを感じるなっていう。これで考えると、やっぱり自分の中にも、見えない奇形みたいなのがあるよな、みたいな。

乙君:見えない奇形。

山田:うん。

乙君:心がねじ曲がってると。

山田:そう。

乙君:見えませんからね。

山田:だからなんか、自分だけちょっと違う、みたいな。

乙君:はい。

山田:っていうようなことって、必ずある。

乙君:ありますね。コンプレックスも含めて。

山田:それがだいたいコンプレックスになったりとか。

乙君:はい。

山田:それが才能と呼ばれるものになったり、みたいな感じなんだろうな、なんて思って。そういったものは、じゃ、才能ってなにかって言ったときに、先週遼平が言ってたじゃん。鼻の形が変だとか。

乙君:小林一三のやつですね。

山田:そう。ああいう、ちょっとしたこと、ちょっとした奇形みたいなものが、なにかコンプレックスになっちゃって、マイナスに行くか、プラスに行くかって話で。

それを武器にするか、しないかで、それがコンプレックスになるか、才能になるか、みたいなだけの話なんじゃないの、みたいなさ。

乙君:なるほど。

山田:っていうことを、見ながら思ってて。でもこれ一種のUMAだよなと思って。昔見たことある。

乙君:そうですよね。

山田:見つけちゃったらUMA発見ってことになるよなと思って。それで、そういえばUMAの絵本ってあったらいいなと思って。

乙君:なるほど。あったらおもしろいですよね。

山田:おもしろいよな。俺、子供の頃から、ネッシーが捕まったら、ネッシーを水族館に運んでくれたらいいなと思ってたわけよ。

乙君:そうですよね。みんなで見れるように。

山田:ネッシーを水族館で見たかったわけ。それだけじゃなくて、ツチノコも水族館で見たかったの。そんな水族館に、おいらいつか行きてえな、なんつって(笑)。

乙君:え、寅さん? 急に?

山田:ずっと思ってたんだよ(笑)。

乙君:さくらって言って(笑)。

山田:そう。でも、いつまで経っても。

乙君:UMAのいる水族館行きたくねえか?

山田:そう。UMAのいる水族館って、いつまで経ってもないだろ? みんな、もうバレバレか?(笑) そうしたら、UMAの水族館っていうような絵本が出るらしいんだ。

乙君:なんと! マジか! すげえな、これ。

(会場拍手)

山田:ありがとう。ちょっと抜いてくれる? これ。いえーい。

乙君:これはすごい。

山田:すごいんですよ。

乙君:これ、いつ発売なんですか?

山田:これ、6月1日に発売なんですけど。

乙君:1日。

山田:はい。ちょっとこれ、いいですか?

乙君:はい。

山田:これ、よく見てもらうと、「イカもクマも出てこないけど、イカクマが出てきます」って書いてあるんです。これ、『イカクマ』なんですけど。

乙君:これが。

山田:そう。俺の作ったUMAが、水族館にいっぱいいるっていう絵本を作ったんですよ。

乙君:はい。

山田:今回ね。それで。

乙君:ってことは、基本的にここに出てくるやつは全部、海洋生物っていうことですか?

山田:いや、いろんなのいます。

乙君:いろんなのいるんだ。

山田:ちょっと見せてあげる。

乙君:ちょっと見せてください(笑)。

山田:「わーい。水族館に行くぞ。」読み聞かせ。

乙君:うん。

山田:「水族館、なんかUMAすごいいっぱい」みたいな。

乙君:なるほど。

山田:いっぱいです。そう。ありがとう。そうしたら、これミノガルーです。

乙君:ミノガルー。

山田:はい。カンガルーとミノムシ一緒になってます。

乙君:はー。

山田:だからミノガルーです。これ全員おばさんです。

乙君:え? いきなりおばさんなんですか?

山田:そう。体長80センチ。生体は、人の目を気にしがちっていうね。好物は、グミのブドウ味です。口癖は「みんなが言ってたよ」っていう。これ、やっぱり子供がいるほうが、疲れてます。

乙君:あー。

山田:子供がいないと、もちろん安心した顔してます。

乙君:なるほど。

山田:私はどうなのかしら?みたいな。

乙君:へー。

山田:顔してます。みたいな、こんなのが出てきます。あと、これイモリマンボウです。

乙君:イモリマンボウ?

山田:はい。

乙君:シャチマンボウじゃなくて?

山田:シャチマンボウも出てきます。

乙君:はい。

山田:これ、パンダマンボウも出てくるんだけど、これはイモリとマンボウが、一緒になっちゃったなっていう感じです。

乙君:へー。

山田:これ、口癖がいいんですよ。口癖。

乙君:はい。

山田:あのときはそう思ったんだよ、っていう。そんなUMAが、なんと100匹も。

乙君:100匹も!

山田:出てきます。このUMA水族館。

乙君:ほー。

山田:しかもカバーを外しますね、これ。

乙君:うん。

山田:カバー外すじゃん。

乙君:うん。

山田:普通カバーだけじゃん。

乙君:はい。

山田:でーん。

乙君:え?

山田:こうなります、これ。

乙君:え? どういうこと?

山田:これ、トラピスっていう、僕の作ったUMAなんですけど。

乙君:はい。

山田:これ、原寸です。

乙君:原寸?

山田:原寸再現しただけじゃないですよ。でーん。はい。俺が作ったUMA100体を、ポスターにしてます。

しみちゃん:あー。

乙君:はー。

山田:これポスター。これ、だから全部のUMAが1枚で見れる状態に。

乙君:表紙がそのままポスターになるってことなんだ。

山田:ポスターにもなりますよっていうやつで。

乙君・しみちゃん:はー。

山田:だから、これ来月発売なんで、皆さんよろしくお願い。

乙君:製本泣かせって書いてる。

山田:製本、泣いてくれました。頑張ってくれました。本当に。

乙君:ポスター欲しいって。

山田:そう。ありがとう。こんな仕掛けを作って、楽しんでもらおうかなと。おもしろいでしょ?

乙君:うん。

山田:これ、あと1週間ぐらいで予約始まるんですけど。

乙君:はい。

山田:せっかくなんで、1匹ずつ、口癖とか好きなもの、好物とか。さっきのイモリマンボウはチョコバナナが好きなんですけど。

乙君:はい。

山田:そういうのも全部、毎日1匹ずつツイートしていきます。

乙君:いいんですか? そんなことして。

山田:やります。やりますんで。

乙君:もう絵本買わなくていいみたいになっちゃいません?

山田:大丈夫ですよ。100匹出てきますからね、これ。あと、ちょっといい話なんで。

乙君:はい。

山田:ちょっと見てもらいたいなって話です。

乙君:なるほど。

山田:はい。すいません。冒頭に。

乙君:ついに漫画家、論客、そして。

山田:そう。

乙君:ギターも弾ける漫談師から。

山田:そう。

京都でイベントを開催

乙君:絵本作家まで。

山田:絵本作家、93年に1冊出してるので、第2弾。

乙君:そうか。

山田:そう。第2弾なんですけど、ちょっとここから、この方向も。

乙君:なるほど。

山田:やっていこうかなと思ってます。

乙君:なんかイベントとかもあるんでしょ。

山田:そうです。ごめんね。いきなり冒頭で、こんなこと言ってて。イベントね、京都でやります。

乙君:はい。

山田:こちらです。

乙君:5月28日。発売前ですね、こちらは。

山田:そうです。でも、ここに来たら、発売前なのが買えます。

乙君:先行発売で。

山田:はい。来てもらえれば買えるんで。

乙君:なるほど。ということで、5月の28日、日曜日。

山田:はい。

乙君:4時半開場ですね。京都の。

山田:そう。

乙君:あれですね。リンクがあるかな?

山田:サイン会します。

乙君:そちらを参考にしていただいて。

山田:うん。

乙君:トラベリングカフェっていうとこですね。

山田:そう。

乙君:コフィーか。

山田:そう。

乙君:コフィーか。

山田:うん。

乙君:ってことで玲司さんの。

山田:うん。

乙君:なんか、みんなにワークショップみたいな感じで、UMA作ってもらおうみたいなのあるんですか。子供たちと一緒にとか、そういうのは。

山田:もしそういう感じになったらいいなと思ってる。やろうかなと思ってるし、なんか、ゆくゆくは、俺さかなクンとUMA作るバトルやりたいね。

乙君:さかなクン強そう!

山田:だから、お題をもらって。

乙君:勝ち負けよくわかんないけど。

山田:なにとなにでUMA作ってとか言って、その場で書くみたいなこともやりたいし、なんかそうやって、どんどん新しい生き物を作っていこう。新しい生き物を作ろうみたいなね。そんな感じでやっていこうかなと思ってますんで。

乙君:なるほど。

山田:そうですね。

乙君:皆さん、こちらはイベントもあるそうなんで、よろしくお願いいたします。

山田:はい。ありがとうございます。そう。玲司ブルーですよ。青で行こうかなと思ってます。よろしくお願いします。はい。そんなわけで、次行きましょうか、じゃ。なんか気が引けんだよ。自分の宣伝とかしてると。

乙君:まあ、まあ(笑)。

山田:ただこれ、いいんですよ、結構。

乙君:うん。

山田:すげえ頑張った。

乙君:いや、でも本当これ、なんかユニークだし、ちょっとアイロニーも効いてるじゃないですか。

山田:そう。

乙君:ミノカンガルーとかもそうだけど。

山田:そう。これ見て。ここにいる雫。これ4兄弟なの。本当はもう1匹いるんだけど、モモズク、ピヨズク、ウシズク。それぞれ性格違いますから。好きなものが違います。

乙君:へー。

山田:こういうのとかもやったりなんかして。

乙君:日常がちょっとふわっと緩むような、そういう絵本でもあり。

山田:なんか、あんまり真面目過ぎるのもなと思って。

乙君:そうですね。

山田:とにかく、もうなんか張り詰めてるんで。張り詰めるのもほどほどにっていうような。その時代がさ。

乙君:わかりました。

山田:ってことでね。

乙君:このイベントは、俺も行きます。

山田:そうです。

乙君:なので、ヤンサンファンで、もし関西でね、初めてじゃないですか。イベントっていうのも。

山田:うん。

乙君:そういうのも含めて。

山田:ちょっとおふれ的。すごいでいいんだよ。

乙君:お楽しみにしててください。

山田:楽しいでいいの。

乙君:ということで。

山田:そう。なんか、「すっごーい! 楽しーい!」って、いいよ、やっぱり。

乙君:いいですか。

山田:大事。もう、あいつが駄目、こいつが駄目ばっかじゃん。

乙君:そうですね。

山田:あの国が駄目、この国が駄目とかさ。もう、「すごーい! 楽しーい!」で行こうよ。しばらくはって思います(笑)。

乙君:って思います。

山田:はい。

乙君:いいことです。

山田:そうですよ。