家でできるニットの洗い方

ユウキ:どうも、オシャレ予備校です。冬になるとセータを使う機会が増えると思います。

このセーター、みなさんはどうやって洗濯をしていますか? 洗濯機で洗えないからクリーニングに出しているという方もいると思うんですけれども、実は家の洗濯機で洗える場合もあるんです!

今日は、家でニットを洗濯する方法を解説します。まず、家で洗えるニットかどうかを判別するのはこの「洗濯表示タグ」を見る必要があります。だいたい裾の裏側あたりについてますね。

ニットの場合は、だいたい「ドライクリーニング」っていうタグがついていると思うんですけれども、そもそもこのドライクリーニングってなにかというと、言葉だけ聞くと「乾いた状態で洗うのかな?」と思いがちです。

実は、ドライクリーニングというのは水を使わずに石油とかガソリンなどの溶剤を使って洗うクリーニングのことなんです。

最近の洗濯機だと「ドライコース」というのがあると思うんですが、クリーニング屋さんのドライクリーニングとはまったくの別物なんですね。実はこのドライコースというのは普通よりもやさしく洗うというだけで、普通の洗濯とあまり変わりません。ドライクリーニングがどういうものなのかを理解した上で、さっそくニットの洗い方を解説していきます。

まず、ニットを洗う時におすすめの洗剤は、ライオンから発売されている「アクロン」という洗剤です。

そして実は、アクロンのウェブサイトには持っている洋服の洗濯表示タグを選ぶだけで、洗濯可能かどうかを判別してくれるページがります。

そこでまず、洗えるかどうかを判別してみてください。そこで「洗える」と判別された場合は、セーターをこのような洗濯ネットに入れます。

セーター専用の洗濯ネットが100均で売っているので、そちらを使うといいと思います。ニットを洗濯機に入れて、アクロンを入れて、そして先ほど紹介したやさしく洗うモードのドライモードを選択すれば、OKです。

そして洗い上がってきたニットを干すわけなんですが、普通の洗濯物と同様にハンガーで吊るして干していたら肩の部分が伸びてきてしまいます。そこで、ニットを干す時は平置きにして、陰干しにするのがおすすめです。

こうすることで、ニットが伸びたり傷んだりすることを防ぐことができます。クリーニングに出すのはお金もかかるし手間もかかるので、家で洗えるニットは、このようにしてぜひ家で洗ってみて下さい。

最後に注意点です。カシミヤや、高級な型崩れさせたくないニットというのは、やはりクリーニングに持っていったほうがいいと思います。以上、ニットを洗濯する方法でした。ありがとうございました。