
2025.02.26
10年前とここまで違う 落とし穴だらけの“ERP to ERP”基幹システム刷新が抱えるリスクと実情
ファレル・ウィリアムス(全1記事)
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ファレル・ウィリアムス氏:みなさん、こんにちは。
はじめに、アンドリュー・ハミルトン学長、理事のみなさま方、そしてニューヨーク大学の生徒のみなさん、ならびに昨年私をキャンパスに迎え入れてくださった教授のみなさまに心からのお礼を言いたいと思います。
正直、これまでに想像もできなかったような体験をさせていただきました。そして、私にはもったいない、このような経験をさせていただいている、みなさんにもお礼を言いたいと思います。ここでのスピーチは、大きな影響力とかなりの責任が伴っており、この役目をいただいたことを心の底から感謝しています。母は、生涯を通して教職を全うしてきましたので、今日のことは私にとっても憧れでもあったんです。
みなさんのような人たちの一員になれたことは、私にとって思いがけないことでした。みなさんが成し遂げてきた功績に対して、私が本当にふさわしいかどうかはわかりませんが、その代表としてここでお話ができることをとても光栄に思っています。
みなさんが、今日ここまでにつくり、成し遂げてきたことはとても驚くべきものです。私たちは、歴史を刻んでいきます。それぞれのやり方で、奇跡を起こしていくのです。まだその名前が知られていなくても、やがて必ずそうなるでしょう。
私は生涯を通して学生でありたいと思っています。また、同じようにそう考えている人たちの、恐れを知らない勇敢さ、無限の可能性、博識さや多種多様なその才能から常に学ばせてもらっていることに感謝しています。
例えば、マーク・ケリー(宇宙飛行士)のようにあちこち行ったり来たりしながらも、彼らは既存の物を打ち破り、為すべきことを明確にし、この世界で必要とされていることを成そうと身を尽くしています。
なかには、彼らを公務員だと呼ぶ人もいるでしょう。けれど、彼らの仕事は「人がどう在るべきか」を示すことであり、今彼らと同じこの場に立っていること、それは私の心を大きく突き動かしています。
今この時代では、真の優しさを持った人たちの手によってこそ本当の意味で「世界を動かせる」という事実を、ほとんどのソーシャルメディアやメディア自体によって、簡単に見失いがちです。
私たちの成し遂げてきたことは、その他大勢のゴシップではありません。 悲しいことに、多くのニュースのなかにある、人気取りのためのヘッドラインニュースのように多くのクリックを稼ぐことはできないでしょう。彼らの仕事は、素早く注目を集めるための見出しを要約するために必要です。それ以上には必要になり得ないのに、昨今の社会ではそれに依存しすぎているのではないでしょうか。私は今この瞬間を、本物の実力者である彼らと分かち合えることをとても喜ばしく思っています。
考えてみてください。ここにいる偉大な科学者、教授陣や活動家の人たちは、Instagramのフォロワーを増やすために必死になったりしません。または、どれだけ自分がYouTubeの動画にアップされたかもそうです。けれど、彼らは本当のインフルエンサーです。彼らの仕事は私たちの人生をより健康的で安全に、そして豊かで実りのあるものにしてくれます。彼らの仕事は、彼ら自身のみではなく、我々すべての人々の人生の質を高めるためであるからです。彼らは、注目を集めたいから行動するのではありません。よりよいものを生み出す、新しい波を呼び込むために行動しているのです。
個人的にとても感動しました。あなたたちも私と同じ気持ちでいることを願います。あなたたちが入学を決めたこのニューヨーク大学では、みなさんがその名誉ある道を歩めるように全力を尽くしてくれています。いつの日か、大学はあなた方のなにを誇りに思うでしょう? 今日みなさんの前でお話することは、私の活力となっています。心の底から。
あなたが人として正しくあろうとする道を見つけたとき、女性の立場をよりよいものへと導くべきだと気がつくでしょう。そして、あなたたちがそれを本当に理解してくれる最初の世代であると、私は信じています。
想像してみてください。入り口から排除され、バランスを取らされている今の現状のせいで、閉ざされる可能性を。
想像してみてください。女性たちが抑制されていることで、閉ざされる可能性を。
あなたたちは、女性たちが長く強いられてきたこの間違った価値観を正し、そのせいで我々人類の行く道を踏みとどまらせていた古い確立された法律や規律を打ち破る世代なのです。あなたたちが生きていく未来の世界は、それによってより素晴らしいものになるはずです。
あなたたちは、この世界を自信を持って、女性を平等に扱う安全な社会へと導く、最初の世代です。あなたたちが最初の1人となるのです。もう一度言います。あなたたちが、この国で今までかつていなかった、最初の1人となるのです。
けれど、何人かの人はそれを不快に感じるでしょう。けれど、そんなとき私はこう言うでしょう。可能性を想像してみてください、と。
名高い学位を修めた、今日のような日には、いろいろな祝福の方法があるでしょう。先ほども言ったように、私は一生学生でありたいと思っています。ここで、みなさんにも知っておいていただきたい、私が信念としている概念をお伝えします。私たちはいまだ、高い教育を受けることが段々難しくなってきている時代に生きています。
けれど、人生で起こる他の出来事と同じように、そこに十分な需要があれば誰かがそれを与えてくれるはずです。卒業生のみなさん、勉強はすでに終わったと思っているのではないでしょうか。けれど、今日ここを去った後、誰もが受けられるようなよりよい教育を確立するために行動を起こしてくれたらと思います。
行動して、力を精一杯注いでください。それが、個人的なものでも、大きなコミュニティとしての活動でも。あなたが成し遂げたことについて、話してください。あなたが成功させたことを話してください。とても重要なことです。あなたが成功させたことを、謙虚に、でも謙虚になりすぎないように話してください。
隠れないで。匿名の活動家や、参加者である時代はもう終わったのです。もし、ずっと舞台裏に隠れているようなら、どうやって行動を起こせるのでしょう。今までに、匿名の団体が他の人の心を突き動かしたことがありますか? これは、ひと昔前の世代がやってきたことです。おっと失礼。でも、彼らのようにはならないで。
教育の礎となるよう行動を起こして、それで教育の必要性がいかに高まるかを見ていてください。
今日、今このステージに立つ明るく光り輝くみなさんは、それに一役買っています。ここに立っている我々は、為すべきことを成しているから。
同じ気持ち、同じようにアドレナリンを感じる、この遺伝子は、みなさん全員のなかにあります。あなたと同じように、受賞者たちもみんな誰かの兄弟であり、姉妹であり、息子でそして娘でもあるのです。我々はみんな、同じ人間なのです。私たちは、日々同じことを繰り返して生活していきますが、その眼は常にもっと大きなことを見るためにあるのです。人としてどうあるべきか。教育なしに、道徳や倫理観は語れません。また、求められなければ教育もまた成り立たないのです。あなたたちは全員、教育の重要性を説く、証でもあるのです。それを受け入れてください。生徒のみなさん、またニューヨーク大学の職員のみなさま、ありがとうございました。ここに一緒にステージに上がっている素晴らしい人々も、ありがとうございます。
あなたの優しさ、リーダーシップと熱意に我々はこれからもずっと敬意を表します。そして、ここにいる誰かがきっと、いつの日かホワイトハウスで働いているのでしょうね。赤色でもなく、青色でもなく、NYU(ニューヨーク大学)の紫色が。
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