2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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ヨッピー氏(以下、ヨッピー):次のテーマですかね。
はあちゅう氏(以下、はあちゅう):そうそう。「強みの活かし方」ね。喋っちゃったね。
ヨッピー:確かに。
はあちゅう:デリヘルは何かに活かせたことありますか?
ヨッピー:(笑)。でも、誰が言ってたんだったかなあ。「情報は発信するところに集まる」っていう。見るんじゃなくて、発信してると勝手に集まってくるっていう話があるんですけど、よくインターネットで「ヤリマンを探してる」とか言ってるんですけど。
はあちゅう:ヤリマンを?
ヨッピー:ヤリマンを探してるんですよ、インターネットで。デリバリーヘルスの話もよくするので。
はあちゅう:何でヤリマンを探してるんですか?
ヨッピー:ヤリマンっておもしろいですよね。
はあちゅう:何で?
ヨッピー:僕がすげえ笑ったヤリマンエピソード、話していいのかな?
はあちゅう:来場者は18歳ぐらいだから、大丈夫だと思います(笑)。
ヨッピー:ヤリマンの人に話を聞いたときに、この人すごいなって思ったのが、女子高生のときに満員電車でおじさんに痴漢されたんですって。いやだなと思っていたら、そこにいたお兄さんが「何やってんだよ」って助けてくれて「この人良い人だ」って思ったら、その人がまた触ってきたんですって。
(会場笑)
はあちゅう:痴漢祭りですね。
ヨッピー:でも、その子は良い人だと思っちゃったから。助けてくれて良い人だと思ったから、テンション上がっちゃって、そのままどっかで降りてトイレに行って、付き合ったんですって(笑)。そういうの聞いてるとすごいなって本当に。
みやけよう氏(以下、みやけ):それが楽しいんですか?
ヨッピー:それが楽しいです。
みやけ:ヤリマンはおもしろいエピソードを持ってるから、楽しいんですね。
ヨッピー:そうそう。僕ね、おサセとヤリマンは、皆さん明確に区別してほしいんですけど、おサセは断れない子です。押されて許しちゃう人なんですけど、それは僕ダメなんですよね。
はあちゅう:NOと言えない日本人みたいな。
ヨッピー:そうそう。ネガティブな人が多いんですけど、そうじゃなくて、自分が狩りに行っちゃうタイプ。それこそがヤリマンですげえおもしろいエピソードがある。
はあちゅう:わかります。ヤリマンはポジティブですよね。
ヨッピー:そう、ポジティブなんです。
はあちゅう:「サセた」は「ヤラれた……私捨てられた……」みたいにネガティブになりがちなんですけど、ヤリマンは「私ヤったったわ!」みたいにカラっとしてますよねー。
ヨッピー:そうそう。元気が貰えるんです、そういう人だと。
みやけ:どうやってサーチをかけるんですか? ヤリマンに。
ヨッピー:だから、発信するんです。
みやけ:でも、1回の発信でどのくらい引っかかってくるんですか?
ヨッピー:いや、でもそんなにいないですよ。でも、LINE@っていう公式アカウントを、僕やってるんですけど、これに打っても結構来ます。「友達にヤリマンの人がいる」とか、「私ヤリマンです」とか。ちょっといろいろエピソードを聞いてるんですけど。こういうのがおもしろいです。何の話でしたっけ、これ?
はあちゅう:情報って発信してる人に集まりますよね。
みやけ:おもしろいことをやるっていうところで、やってほしいみたいな企画を持って来られることもあるんですか?
ヨッピー:企画からは来ないですね。
みやけ:こういうおもしろいことやってください、みたいな?
ヨッピー:「何かやってください」って。そして考える。おもしろいことやってください、こんなおもしろいこと見つけましたって。それをやらせろって言う。
はあちゅう:ヨッピーさんにお仕事を頼む人だったら、やっぱりキワキワのものを頼みたいっていうか、求めてる人だと思います。そういう意味ですごいブランディングができてるなあと。
ヨッピー:だから、ここに来てる皆さんも、今日終わって「あ、そういえばヤリマンいるわ」と思った人は僕に言ってくれれば、それを昇華させるコンテンツを作りますので。
はあちゅう:ヤリマンっていうと、やっぱりただのヤリマンで終わっちゃダメだと思っていて。……ヤリマンの話、さすがにしすぎだと思うんで、話題変えますね。ヤリマンじゃなくて、ヤリチンの話にしますけど。
(会場笑)
はあちゅう:とあるAV男優の方をヨッピーさんがこれから取材するって言ってて、そのAV男優の人って17年AV男優やってて、7,500本くらい出演してて、8,000人くらい抱いてるらしいんですね。それってセックスが好きだってことを仕事にも活かしてて、突き抜けてて、いいなって私は思います。
それだけ多くの人とヤってると、8000回以上のセックスによって、データベースができるんですよね。それで、例えば「俺、勃たないんです」っていう人に「それはこういうふうにしたらいいと思う」とか、女子の「私のSEXって変かもしれない」とか、そういう人の性の悩みに、ものすごく的確なアドバイスをあげられるまでになってて。
その人がただ生きてたらただのヤリチンになってるか、あらゆる女性の恨みを買ってたり、下手したら犯罪者になっててもおかしくないと思うんですけど、そこを男優にしてしまうことによって、誰かの役に立ってることが偉いし、すごいと思います。
お医者さんとは違う切り口で、実体験ベースの、生きたアドバイスができるわけだから。その人にしかできないことですよ。
やっぱりヤリマンも、何かに活かすこととか、それが自分とか誰かのためになってたら、ただのヤリマンでは終わらないです。そこらのヤリマンとは別格のヤリマンになれます。それは、世間一般の価値観はどうあれ、私は尊敬します。
私、思考量とそれに伴う行動が、人間の深さになると思ってて。目の前に何かがあったときに、スルーしていって時間を過ごすだけの人と、あとは何かその状況に対して、次はこうしようとか、今自分はこういう状況で、これはこういうふうにしておこうっていうような分析ができる人は違うと思うんですね。
だから、分析するっていう能力を大学生のときからつけたほうがいいと思ってます。ヨッピーさんって、ブログで記事とかTwitterで発信することによって、いろんなことに対して分析する癖がついていると思うんです。
ヨッピー:ああ、そうですね。
はあちゅう:そういう意味で、私も、ブログやってて、本当に良かったなって思います。だから発信する癖は絶対つけたほうがいいと思う。別にブログじゃなくてもいいけど。
ヨッピー:炎上回避で結構いろいろ記事書く時に予防線張ったりはするんですけど、そういうの何か、僕らとしては、僕らはそれを普段からやってるから当たり前にずっとやってきてるんですけど、企業の人からしたらわかんないんですよ。これをこう書くとこういう人が怒るからこう変えましょうとか。ヤリマンの人も経験を活かすと良いですよ。
みやけ:活路がありますもんね。
ヨッピー:この中にも、皆の中にも(ヤリマンが)絶対いますよ。
(会場笑)
「わー、私言われてるー」ってたぶん今思ってる人もいますよ、絶対(笑)。
はあちゅう:でも、そこから男の人を確実に落とすテクニックとか、おっさんを落とす方法とかが、何か体系論みたいなのができてきたら、それはネタになるし、頭を使えばお金にもなるし、就活にも絶対生きます。
ヨッピー:確かに。
はあちゅう:だって男の人をどうやったら落とせるかわかってたら、面接落ちないですよ。
みやけ:面接は疑似恋愛だともいいますもんね。
はあちゅう:そうそう。目の前の相手を口説くんです。
ヨッピー:ああ、あれか。そうですね。強みの活かし方で完璧にマッチしてるじゃないですか。ヤリマンを活かして面接官を落とす。
みやけ:たぶん会場のヤリマンさんは「良かったなあ」と思って安心していますね。
ヨッピー:そうだなあ……。
はあちゅう:ヤリマンの話、さすがにそろそろやめましょう。
ヨッピー:(笑)。
はあちゅう:みやけさんは、ご自身の強みは何だと思いますか?
みやけ:自分の強み……。今自分が1番恵まれてると思うのは、本当に人でしかなくて。私はわりと幼い頃気が強くて、周りと上手くいかないことが多かったんです。だけどそういう時は開き直って、「好きにしよう」「嫌われてもどうでもいいや」と割り切っていたんです。
でも本当にもっと仲良くなりたいと思える人たちに出会ってから、その人のために自分をもっと高めていきたいと思うようになったんですね。例えば「もっとおもしろくなりたい!」と思ったから、私は関西の大学に行くことも決めたんです(笑)。その人達と同じ視点まで自分を進めていきたいと共通して思ってきたことが、強みだと思いますね。
ヨッピー:僕ちょっと、めっちゃいい話していいっすか?
はあちゅう:ハードル自分でめっちゃ上げましたね(笑)。
ヨッピー:この中で日本の歴史が好きな人いますよね、たぶん。幕末でね。坂本龍馬が好きとか、西郷隆盛が好きだとかいって、僕もわりとそうだったんですけど、ああいう時代に生まれたかったなあ、みたいな人ちょっといません?
ああいう時期に戦国武将として生まれてきたら、ちょっと違ったかもしれない。俺は活躍できたのかな、とかっていう意識がある人。あんまない? ありますよね? 男の人は特に多いと思う。
たぶん100年後から見ると、今がそうなんですよ。農業革命があって、産業革命があって、IT革命って言うじゃないですか。革命って何かっていうと、座ってる椅子をひっくり返す行為なんですよね。皆それぞれがそれぞれのポジションに座ってて、会社も個人も、それを全部ひっくり返してもう1回やり直しっていうのが革命なんです。
例えばトヨタって今自動車メーカーのトップの位置で座ってますけど、これIT革命で車の自動運転が始まると、どう転ぶかわからない。車が売れなくなるだろうと。買うんじゃなくてシェアする時代になるし、多分故障も事故も減る。
そして車が売れなくなってくると、当然トヨタが今座っている椅子が危うくなるんですよ。そういう椅子取り合戦が割とビジネスの根幹かなと思っていて、今めっちゃ空いてるんですよ、いろんな椅子が。
僕はライターなので、ライターの視点からすると、例えばアウトドアにめちゃくちゃ詳しい、インターネットで発信力のあるライターっていないんですよ、今。ラーメンにめちゃくちゃ詳しい人もそう。カレーも多分いないですよね?
みやけ:カレーはいますね。カリ~番長。
ヨッピー:あ、いるんだ(笑)。
みやけ:ただ男の人なんで、女性で座れる椅子ではあると思いますね。
ヨッピー:でもこっからウケることはなんでもいろいろやるみたいな感じでインターネットを活用するっていう、僕の女性バージョンもまだいないんですよ。だから結構ゴロゴロ空いてて。
ヨッピー:この椅子って1回座っちゃうと既得権益化するんですよ。僕は企業からお金を貰って、予算を突っ込んで、いろんな人に手伝って貰って。
じゃあ何も持ってない人が今から僕と戦おうって、結構大変ですよ。まあ別に儲かる椅子じゃないけど。だけど1回座っちゃうと、このままたぶん何十年も続く儲かる椅子があって、まだがら空きだから、そういう椅子を探したほうがいいんじゃないかなって思いますよね。どうですか? ピンとこない感じ?
はあちゅう:でも、その椅子を獲得するためには、たぶん今ある強みと何かを掛け合わせてみるっていうのが大事で、引き出しをたくさん持ったとき、いろいろな引き出しは持っているけれども、実はカレーっていう引き出しもありますよ、とかって出せば意外性が産まれる。
私の場合も、モテない女子大生がクリスマスまでに彼氏を作るっていうブログが書籍化されたんですけど「モテない」と「ブログ」を掛け合わせたり、違う領域のものを2つ掛け合わすことによって、この組み合わせおもしろいよっていうプレゼンテーションになると思います。
ヨッピー:そうですね。そういう椅子を見つけるといいですよね。
ヨッピー:はあちゅうさんも、ブロガー出身の作家って、女性でブロガーでご出身が作家って、はあちゅうさんしかいないでしょ? いるのかな?
はあちゅう:どうだろうな、ブログが書籍化されている人は結構いるんですけどね。
ヨッピー:でもたぶん、そういうのの代表格としてはあちゅうさんその椅子に座ってて、若い人がその椅子をひっくり返そうと思うと結構大変ですよね。
はあちゅう:早くやってて良かったです、ブログ。
ヨッピー:そうそう。早くやってて良かったなって僕も思うんで。だから、そういうの、まだチャンスは全然あるんで。
はあちゅう:そうですね。私が大学のときに思ってたのは、私も大学のときにこういうふうな講演会に来るのが好きで、いつか自分も壇上に上がりたいなあって思ったんですよ。
でもどうやったらなれるかな、私はあんなふうに人前で喋れる人になれないだろうなって思っていて、そういう中で大学生活を送っているときに、たまたまブログっていうのを知って、ブログなんて皆さん、10分で作れるんですよ。その10分で、その後の私の10年分の人生が全部変わったんです。たかだか10分です。
これがチャンスだとか誰かが教えてくれるものじゃなくて、掴めば何でもチャンスになりうるんです。だから何かこう、あんまりここに辿り着きたいとか考えずに、ただ自分の好きなことを一生懸命やっていくのって大事だと思うし、大学生ってそれでいろいろトライ出来る時間だと思うんですよね。だから新しいものにはどんどんチャレンジしていただきたいなと。
ヨッピー:いいですね。
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