2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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記者:管理社のフジテレビです。まず始めに、冒頭、なにかあればお話お願いします。
加賀屋悟氏(以下、加賀屋):理化学研究所、広報室長の加賀屋と申します。本日、笹井副センター長の訃報に接しまして、心からお悔やみ、そしてご冥福をここで述べさせていただきたいと思います。本日の経過について、この後簡単にご説明させていただきます。
まず全体の概要について、簡単にお話をさせていただきます。
今朝、神戸事業所のCDB(発生・再生科学総合研究センター)がある敷地、先端医療センターに9時前、笹井芳樹 発生・再生科学総合研究センター 副センター長が、遺書のようなものとともに発見されました。その後、神戸市内にあります中央市民病院へ搬送され、その後、11時3分に死亡が確認されました。
現在、それに至った状況については詳細を確認中ですけれども、状況について現在分かる範囲でご説明をさせていただきたいと思います。
本日9時前に、CTBの職員が、警備員ということですでにお話が出ていたと思いますが、職員が発見を致しました。その後、それとほぼ同じくして9時頃、研究室の秘書さんより、笹井先生から総務課長、人事課長への書類がある旨、連絡がありました。
それを受けまして、事務の人事課長が神戸事業所長、それから斉藤副センター長、もう1名の副センター長ですね、に連絡をしまして、確認をしたという状況でございます。
9時前に発見をしたさいに、先端医療センターの医師に連絡をして、すぐに確認といいますか、状況を見て頂きましたところ、死亡しているというような発言があったということです。その後警察に連絡をしまして、警察が来まして、中央病院のほうに搬送されまして、11時3分に死亡が確認されたという状況でございます。
このような事態に至りましたことを、大変残念に思っております。心よりご冥福を申し上げたいと思います。簡単ですけれども、私からは以上でございます。
記者:管理社のフジテレビからご質問させていただきたいと思います。まだお分かりになるかわからないんですけれども、笹井さんの兆候など、そのようなものはあったか。それと、小保方さんへのケアなど、どのような事を考えていらっしゃるか、ということをお願いします。
加賀屋:本人、今回のSTAP(細胞)の件で、非常に心身ともに疲労していたことは事実です。そこのケアはさせていただいておりましたけれども、このような結果になったことは非常に残念に思っております。具体的に、こういうような兆候があった、ということは聞いておりませんが、今後、どのような状況にあったかということは把握していきたいと思います。
それから小保方研究ユニットリーダーにつきましては、本人だけではなく、CDB、それから理研全体が大きくショックを受けておりますので、そこに対しては、(小保方氏)本人も含めて、手厚くサポートをしていく、ということで行っております。すでに本人に対して複数の者がサポートにあたっているという状況です。
記者:ニコニコ動画です。よろしくお願い致します。まず確認ですけれども、遺書は何通あって、それはそれぞれどこにあったんでしょうか?
加賀屋:細かいところはまだ十分に把握していないんですが、先ほど私が申し上げました、秘書さんの机の上にあったというのが1つあります。それとともに、現場のところに遺書のようなものが3通あったと聞いております。
記者:それはどなた宛に、例えば小保方さん宛に、あるいはCDB宛に、というのは……。
加賀屋:まだそこのところは、我々としてはちょっとお答えできる状況にないので、ご勘弁いただければと思います。
記者:それとあとひとつ。自殺時にですね、自殺された時、大変残念なことなんですけれども、小保方さんはどこにいらしたのか。それからあと1点は、遺書の公表についてはどのようにお考えでしょうか。
加賀屋:まず小保方研究ユニットリーダーにつきましては、時間が9時前に発見ということですので、まだその段階ではCTBには到着していなかったのではないかと、これは想定ですけれども、そう思っております。それから公表につきましては、これはご遺族の心境がございますので、そちらを優先させていただければというふうに考えております。
記者:確認ですけれども、(遺書は)現場に2通で、秘書(の机)の上に1通で計3通、ということでしょうか?
加賀屋:現場に3通と聞いております。
記者:計4通ということで宜しいでしょうか?
加賀屋:そうですね。まあ遺書のようなもの、というふうに聞いてますので、内容も含めてまだ十分な確認はとれていないという状況です。
記者:宛名は書いてあったんですか?
加賀屋:そこは現状ではちょっとお答えを遠慮させていただきたいと思います。
記者:先ほど秘書さんの机の上にあったのが、人事課長と総務課長宛というふうに仰っていましたが、2通ではなくて1通……?
加賀屋:何通というふうには今把握できないんですけれども、普通に考えれば複数あったとは思いますけれども。
記者:じゃあお部屋のほうに複数あって、現場のほうにも複数……。
加賀屋:あったと思います。
記者:笹井さんから、例えば、病院に通っているとか、そういったような報告があったかは、理研のほうでは把握していらっしゃったんでしょうか?
加賀屋:もちろん健康管理の部門がありますのでそちらでは把握していたかと思いますが、個々のところには、細かい個人情報、健康情報については、確認はそれまでしていませんでした。
記者:あと1点だけ、笹井さんは昨日は理研でお仕事はされていたんでしょうか?
そこのところはまだ十分把握していませんが、そういう状況だったというふうに考えております。
記者:ありがとうございます。
※続きはこちら「笹井副センター長を失った影響は?」「遺書の公開を目指すのか?」 理研、笹井氏自殺で緊急会見【質疑応答・全文】
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