2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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DaiGo氏:続いて、「練習問題を4倍やっても、テストのスコアは変わらないという悲劇」ということですけれど、問題をたくさんやったからとか、何回も何回も復習することによって、いわゆる成績が上がるとか、定着率が上がるんじゃないかって話があるんですけれど………実は、復習って回数じゃないんですよ、というのが、わかっています。
これは後ほど説明するんですけど、集中学習と分散学習という2つの学習方法があって。このいわゆる問題をたくさんやるというのは、集中学習って方法なんですね。
これ、悲しいお話なんですけれど、1回なにかを勉強して覚えました、と。覚えたら、練習問題をやって定着させますよね。この練習問題を解く回数を、普通に練習問題を1回解いた人たちと、その場でその人たちの4倍解いた人たちを比べるんですね。
比べるとどうなるかというと、1週間後テストをすると、たしかに4倍解いた人は成績がいいんですね。ところが、3週間経つと、その4倍解いた効果が消えてなくなるんです。
つまり、練習問題を1回しか解かなかった人も、4倍、つまり4回解いた人たちも、3週間経ったらスコアはほとんど変わらないんです。これは有料枠になったら、会員限定になったときにもっと詳しく話しますけど、勉強で大事なのは間なんです。
1回勉強してから、次に勉強するまでに間隔を空けること。その間隔を最適にすることが勉強の効果を最大にするんですね。その場でたくさん解いちゃダメなんです。おいしいものを一気に食べちゃダメなんです。勉強っていうのは、間を取ることがすごく大事なんですね。
なので、大事なのは、その実験は組み合わせですね。すごく勉強に近い、受験勉強に近い研究を今日は持ってきましたけど、例えば、国の名前と首都の名前を覚える、みたいな。
「イタリアだったらローマ」みたいな感じで、都道府県とかじゃないですけど、そういう意味のある組み合わせを覚える実験をやっているので、3週間たつとほとんど変わんなくなっちゃうんですよ。
だから、むしろ間を取ることが大事なんです。よく勉強で、「直前の一夜漬けじゃ、なかなか記憶力がね。うまく覚えられないよ。コツコツやるの大事よ」って言うのには理由があって、勉強するにはたしかに時間がいるんですね。
でも、時間がいるのはたくさん勉強しなきゃいけないからではなくて、勉強と勉強のあいだに間を取らなくちゃいけないから時間がいるんです、って話です。だから、1回にたくさんやっちゃダメなんですよ、ってことですね。
3週間の間だったら、テストが1週間後とかだったらガツガツやってもいいかもしれないですけど。でも、そんなに大した差はないんですよね。だから、間を取りましょうって話ですね。
これが2つ目で、どれぐらい間を取ればいいのかは、会員限定になったらやります。入門者限定で話したいと思います。具体的な数字を出します。何日に1回復習してください。最初はこう復習して、そのあとこういう周期を保ってくださいとか。
テストが何日後だったら……、例えば1ヶ月、30日後がテストです。1回しか復習できないんです、もうテストまで時間が限られてます、と。もし1回しか復習できないんだったら、その何日あたりに復習するともっとも定着率が高まるのかという話が、今日はできます。今日は自信満々ですね。ということでした。
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