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kintone hack night 2020 CoCoDigi(全1記事)

2021.02.24

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kintoneで大好きな居酒屋を助けたい コロナ禍の飲食店のために生まれた便利ツール「検温サイネージNEO」

提供:サイボウズ株式会社

2020年11月11日〜13日、「Cybozu Days 2020」が開催されました。11日には、kintoneのカスタマイズが学べる「kintone hack NIGHT 2020」が行われました。予選会を突破した精鋭エンジニアが集い、斬新かつユニークなkintoneの活用アイデアを武器に、kintone界のNo.1エンジニアの座を争います。本パートでは、合同会社CoCoDigi 代表の富田貴子氏が登壇し、「Withコロナ時代をkintoneで解決してみた」と題して、大好きな居酒屋を助けるための2つのアイデアについて発表しました。

kintoneとお酒が縁で生まれたチーム

富田貴子氏:それでは始めます。「Withコロナ時代をkintoneで解決してみた」、チーム名「ムラタタカキ」がお送りいたします。私たちのチーム名ですが、私「トミタタカコ」と、あちらにいます「フジムラカズキ」、2人を組み合わせてできたのが「ムラタタカキ」です。

このムラタ君、実は私の100パーセントのタイプで作っています。ムラタ君にも登場していただきたいと思います。いきます、ムラタ君です。

はい、こちらがムラタ君です! みなさん拍手!

(会場拍手)

ありがとうございます。35歳・イケメンサラリーマンが営業活動をしているという仮定で作っております。ムラタもよろしくお願いいたします。

改めまして自己紹介です。私、富田貴子、鹿児島県在住です。合同会社CoCoDigi(ココデジ)の代表をしております。あちらにおりますのが藤村一樹、神奈川県在住です。2012年の青野社長の基調講演でkintoneに惚れ込んだ男なんです。ただ今日、ちょっとシャイなのでまったくしゃべらないそうです。それで、あちらの画面でいろいろ気持ちを伝えていくということなので、よろしくお願いします。

私たちがつながったきっかけは、kintoneとお酒です。kintoneとお酒が大好きすぎて、夜な夜な酔っ払いながらリモートで「ああでもない、こうでもない」とアイデアを出し合っています。

大好きな居酒屋を助けるためのプラン

今回のきっかけなんですが、やはりこのコロナの状況で私たちもなにかできることはないかなと考えました。そこで「大好きな居酒屋を助けたい」と思って作ったのが、今回の2つのアイデアです。

まず1つ目です。「格安サイネージ」! ごめんなさい、ちょっと調子が悪かった、今日ドラえもんの予定だったんですけど、すいません(笑)。格安サイネージと、2つ目は「お手軽検温アプリ」。この2つを作ってみました。それぞれ説明していきます。

まず格安サイネージなんですが、今ってサイネージを導入すると、けっこう高いんですよね。コストがかかる。そこでもっと安く、もっと簡単に、そしてkintoneでできないかと思って考えたのが、この格安サイネージです。

仕組みを説明します。まずサイネージ、kintone側に専用アプリを作って、表示させたい画像と時間を登録します。それをデータのほうにRaspberry Piで転送しています。そのRaspberry Piを古いモニターにくっつけて、サイネージのできあがりです。シンプルなんですが、これでお店にも置いていただけるようになります。

そして気になるお値段です。セット価格、なんと11,000円からです! これだったら、飲み会2回ぶんくらいでいけますよね。鹿児島だったらタクシー代も出せますがよ。すいません、ちょっと興奮すると鹿児島弁に戻ってしまうので、申し訳ありません!

kintoneで作った「お手軽検温アプリ」

気を取り直して、次はお手軽検温アプリです。今は職場や学校でも検温が習慣化されています。それをもっと簡単に、手軽に集計できないかと思って作ったのが、このお手軽検温アプリです。

こちらも仕組みを説明します。まず報告する側の社員や生徒は、kintoneのアカウントはいりません。最初に専用URLをお送りするので、最初だけIDとパスワードを保存して、あとはホーム画面に登録してWebアプリとして使います。毎日アプリをタップして、今日の体温と、測った画像を添付。体調チェックをして、あとは送信するだけです。そうすると集計側の担当者に、kintoneでデータが集まるようになっています。

こちらが画面なんですが、例えば青とか黄色とか、あと37.5度以上は赤で表示されます。これで色で識別できるので、健康の意識も変化できるんじゃないでしょうか。ただ、(会場のみなさんも)ちょっと思ったんじゃないですか? 今の状況にあってないです。

そうです、今は簡単にできますよね。実はこれを作ったのは今年の3月です。それで、4月に発表させていただきました。この時はまだマスクもなくなって、体温計も不足している時に、なにか私たちにできないかと思って作ったものです。この時、100アカウントで1,900円というかたちで提供しました。こんなに早くアイデアがかたちにできたのも、kintoneのおかげでごわす! はい、ありがとうございます(笑)。

検温とサイネージを合体させた「検温サイネージNEO」の進化

実際に大学の部活の部員さんに使っていただいたり、営業所が複数ある企業さんにも使っていただきました。「一気に集計できて便利だった」と言っていただきました。そして、せっかくのハックなので、これを2つ合体させてみました。その名も「検温サイネージNEO」です!

こちらのように合体することで、お店の安心度をアピールしたり、社員の意識の変化にできるんではないでしょうか。そして私たち、サイネージNEOをどんどん進化し続けています。実際、今サイネージは画面でON/OFFができるようになっています。ONの時にこちらの画像、OFFの時にこちらの画像と、変化するようになっています。

また検温アプリはLINEで報告・通知ができるようになっています。このLINEもkintoneのほうで操作して、送信することが可能になっています。kintoneだからこそ現状に合わせて、NEOのNEOのNEO……と、どんどん私たちはバージョンアップしていこうと思っています。

私たちが酔っ払いでだけではないということがおわかりいただけましたでしょうか(笑)。営業のムラタも一緒に進化しながら、これからもどんどんバージョンアップしていきたいと思っています。私たちはkintoneと一緒にかたちにしていきます。

では最後に、kintone、ありがとーう! 以上です!

(会場拍手)

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