2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
白馬村とKDDI、地域活性化を目的とした連携に関する協定を締結 ナビタイムジャパンプレゼン(全1記事)
提供:KDDI株式会社
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藤澤政志氏:ナビタイムジャパンの藤澤と申します。私からは、今回ご提供させていただきますアプリケーションについて簡単にご説明をさせていただきます。まず、そもそもなぜナビタイムジャパンが、カウンターサービスのアプリケーション部分を担うのかについてです。
これまでナビタイムジャパンでは「トータルナビゲーションシステム」という経路探索の技術を活用し、公共交通、自動車、二輪車、または外国人の案内、フィットネス、トラベリングなど、さまざまなコンシューマ向けサービスを展開してきました。
いま、月間のアクティブユーザー数は5,100万人になり、日本中の多くの方々にサービスを使っていただいております。こういった技術を使いながら、KDDIさまとともに、さまざまな協業サービスを展開してきました。
例えば、わかりやすいところで言いますと「ナビウォーク」「助手席ナビ」といったサービスをフィーチャーフォン時代からずっとKDDIさまとともに提供してきております。
また、コンシューマーサービスだけでなく法人サービス等へも、ナビゲーション技術を活用しながら、サービスを展開させていただいているところです。これに加えて、ナビタイムジャパン自体でも、さまざまな自治体と観光サービスの開発をこれまで行っております。例えば、北海道・神戸・山梨・福島などの各自治体が抱える課題を解決するプラットフォームを、観光や交通の側面から支援してきました。
これまで2社で協業をしてきたノウハウを使いながら、今回新たに白馬の中にプラットフォームを構築していこうと考え、まずは、アプリケーションとして展開いたしました。(スライドを指して)これが、みなさんにいまデモで見ていただいた白馬アプリのイメージ図です。今シーズンのスキーが始まるタイミングに合わせて、まずは第1弾をリリースさせていただきました。
ポスターを含め、ビジュアル面はスキーを全面的にアピールするかたちで出しております。ただ「出して終わり」ということではなく、これからさらにアップデートを重ねていき、オールシーズン使える機能を、このアプリの中に盛り込んでいければと考えております。
そういった中で、アプリ利用者のログ実績や、先ほどのギフティさまの購買データなどもサービスの改善に活かしていきながら、PDCAを回していけたらと考えております。また、さきほど副村長からもご紹介がありましたように、今回提供するサービスの中には、白馬村さまが目指す姿に合わせて、それを解決できる機能を拡充していく予定です。
今回のファーストリリースは、4つの部分を切り出して、提供しております。1つはオールシーズン・滞在型への観光の転換です。
このアプリの中で、オールシーズン、どこで、どのようなサービスが、いくらで体験できるのかということを、サービスとして見せております。近くにあるアクティビティを簡単に探すことができまして、そのままこのアプリ上から予約をすることができるようになっております。
そうしますと、ふらっと来て「何をしようか?」ということももちろん大事ですし、長期で滞在された方が、「今日は何をしよう?」ということが、アプリ上から簡単に探索することができる。こういったことをどんどん支援していこうと考えています。
プラットフォームが1つできますと、さまざまな方々がこのプラットフォームに「私のサービスを載せて欲しい」「こんなアクティビティを作ったんだけどどうかな?」といったテストマーケティングのフィールドとしても、活用していただけるのではないかと考えております。
2つ目が、インバウンド需要への対応です。今回のサービスは日本語だけではなくて、中国語(簡体字・繁体字)、英語、韓国語。4ヶ国5言語に対応をしております。こういった言語切替に対応してサービスを提供することで、例え言語でコミュニケーションが取れなくも、アプリケーションを介しながら道案内、または場所を聞くことができ、訪日外国人観光客の移動をサポートできるのではないかなと考えております。
3つ目は、いわゆる多様化する外国人のスキー客のニーズに答えていくということも、大きなミッションであると考えております。今回、白馬エリアにある10のゲレンデすべてに対応したマップを提供しております。
現段階では、まだマップを見るだけに留めていますが、この先のアップデートを重ねていくことで、このマップをさらに使いやすくしていくことを、いま考えております。
さらに、白馬村さまからお話をいただいていた中で、観光客の方がどのシャトルバスに乗ればよいかわからない、いつバスが来るかわからないため、バス停でバスを待たなくてはいけないということが課題の1つになっているといました。
その課題を解決するため、バスロケーションシステムによるバス位置情報の確認・時刻表の検索が簡単にできるようにいたしました。
これら機能の提供により、観光客だけではなく、住民の方々も白馬村内を移動する時に便利に使っていただけるのではないかと思っています。「観光客に使うサービスを、いかに住民の方々に転換してくのか」ということも考えながら、サービスの提供をしていきたいと考えております。
そして最後に、白馬村のイベント情報や施設情報についてご紹介いたします。外国人に適切に伝えていくということで、もちろん観光を促進するという面もありますが、もう1つの側面として、村民の方々と観光客の交流をサポートできるのではないかと考えております。
例えば、アプリケーションを介してギフティさまのクーポン情報を配信することで、もちろん経済合戦の循環ができるところもあるかもしれませんが、あまり知られていない店・気付かない観光名所へ外国人が訪れる可能性が出てきます。
これによって新たな効果が生まれて、村内の経済が循環できる。そういった構図ができるのではないかと考えております。
今回提供したサービスは、まだまだスタート・第1歩を踏み出したところでありまして、これから冬シーズンを迎え、そして夏、そしてまた来シーズンの冬のスキーシーズンに向けて、アップデートを一緒にできればと考えております。簡単ではありますが、私からの発表を終わらせていただきます。ありがとうございました。
KDDI株式会社
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