2024.12.24
「経営陣が見たい数字」が見えない状況からの脱却法 経営課題を解決に導く、オファリングサービスの特長
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司会者:それでは質疑応答の時間に入りたいと思います。30分延長したいと思いますので、よろしくお願いいたします。非常に質問が多いのではないかと思いますので、全員質問していただけないかもしれないですがご了承ください。それではお願いします。
記者1:2つの質問です。タイムズ紙のリチャード・ロイド・パリーです。
今おっしゃったことが正しければ、安倍夫人そして安倍首相は嘘をついていることになるのではないかと思うんですけれども、それが正しければ、辞任したほうがいいと思っていますか?
そして2つ目の質問なんですけれども、本日、国会で答弁されたわけなんですけれども、「神風」という言葉があがったかと思うんですけれども、昭恵夫人が賛同してくれていろいろ支援してくれたタイミング、そのあとで神風のような風が吹いて物事が早く進むようになったとおっしゃったんですけれども、その発言に対してコメントもいただきたいと思います。
籠池泰典氏(以下、籠池):あとの事柄について先言いますが、非常に瞬間風速の早い神風が吹きました。ところが、そのあとで同じぐらいのスピード感のある逆風が吹いております。
(会場笑)
籠池:その風がはたしてゆっくりとした風になるのか、そのまままたいい方向の神風につながっていくのか、私はそれはわかりません。それと第1点目のほうですが、このことが私が証言したとおりのことでありましたらどういうことかということになるんですけれども、やっぱり嘘はいけないと思っております。
でも、本来、安倍首相のことを私は好きなんです。立派に職制を務めていただきたいという思いはあります。ただ、その風がどのように吹いていくのか、これは私はわかりません。神のみぞ知るということであります。
記者1:辞めなくてもいいんですね?
籠池:非常に心が痛い。胸が痛い。これはご自身で決定することだと思います。
記者2:エコノミスト誌のDavid McNeillと申します。先ほどの質問に付随するかたちになるんですけれども、安倍首相からお金を受け取ったとおっしゃってるんですけれども、安倍首相そして安倍夫人は受け取りは否定していると言ってるんですけれども、なぜ籠池さんを信じたらいいのか教えてください。
籠池:私1人ではありません。その100万円をいただきましたということは、私どもの職員、先生方にもその時すぐに伝えておりますので、嘘を言うわけではありません。
記者3:イタリアのステファンと申します。日本という国は外国から見て非常に不思議だな国だなと思いました。例えば、福島第一原発の事故においても、東電の方々、誰1人も起訴されていないのが非常に不思議なことなんですけれども。
イタリアにおいては、このような事件が発生した場合、つまり格安で国有地を受け取るようなことがあった場合、当然のように籠池さんのような人が訴追されているはずなのに、まだぜんぜん起訴、提訴されていない状況です。これから起訴、告発されることを恐れていますか?
籠池:自分で言うのは非常につらいんですが、私が告発されるということは考えておりません。すごく安い金額で国有地を購入したということですが、あの土地の下にはまだ生活ゴミがありますので、それを取っていかないといけません。
きれいな土があって、その土を入れ替えまして、そしてまだここらへんに悪い土があるのを、自分のお金で取って入れ替えないといけないという作業があります。
決して7億円、8億円を安くしていただいたという感覚は私にはないのです。土の下に悪い土がありますから、それを取り除くことになりますから、費用としてはまた同じぐらいの金額がかかるんだろうなと思っています。まだすべてを取り除いていないので得をしたように思っているということの話です。
しかも、その金額を決めたのは私ではなくて、お国のほうが決めた金額ですので。
記者4:今日は来ていただきありがとうございます。香港フェニックステレビ特派員、モリイミオといいます。ここで私は、理事長が運営されていらっしゃる塚本幼稚園の教育方針について、お尋ねしたいと思います。2015年の幼稚園の運動会の中で子供たちがこういうふうに宣誓をしました。
「日本を悪者にした、悪者として扱う中国や韓国が、心を改め、そして歴史を、嘘を教えないようにお願いいたします」と。こういった内容の子供たちの選手宣誓があったんですが、理事長が本日国会の中で、真の日本国を支えていくための子供たちを育てたいといった発言があったと思います。
それで、こういった宣誓の内容、このように子供たちを、選手宣誓をさせるということは、正しかったんでしょうか。そして、もし幼稚園の子供たちに対して、中国人や韓国人、そして中国や韓国のことを教えていたことがあれば、具体的にお聞かせください。
籠池:運動会で申し上げたことは、その、事象というんですかね、尖閣諸島に中国船が入ってきたという事柄を指しています。そして、もう1つは、竹島に韓国が不法占拠しているということも含めてます。それで、なおかつ、慰安婦の像についても言っておりますが、要は、日本の歴史の中で、日本人が、そんなに悪いことをする民族なのかということが、1つの大きなポイントになります。
日本人は、たしかに、人間は良いところも悪いところもあるんですが、ただ、日本人というのは、どちらかと言うと性善説で動く人間でありますので、そんなに、まったく悪いということは、考えられないことであります。
しかも、小さな子供たち、次の日本を担っていく子供たちには、当然、本当のことを教えておかないといけませんから、日本の歴史教科書というのは、非常に偏ったところがあって、きちっとしたことをまだ教えられておりません。
従いまして、小さな子供さん、子供たちの時代に、きちっと、正しい歴史観ということを教えてさしあげないと、いけないと思って、そのような、運動会での事柄を致したわけであります。
「三つ子の魂百まで」という言葉がありますから、幼児期にこそ、やはりしっかりと、そういう事柄についても教えていかないといけないのではないかというふうに、私は思っております。
記者4:中国人や韓国人について、具体的に教えたことはどのようなことがあるのか。
籠池:中国、いわゆる、中華人民共和国のことですよね、中国というのは。ねえ。あの中華人民共和国の工船が、我が国の領土でありますところの、尖閣諸島に入ってきたと。それは、泥棒が人の家に入ってくるのと同じことなんだということであります。
領土の問題は非常に重要なことでありまして、言わなければ、そのまま侵略されてしまいます。日本人は優しい民族ですから、みな仲良くしていきましょうで、それでいいんですけども、でも、いけないものはいけないということを、子供たちの時代に認識しとかないと、大人になって、判断基準が狂うもんだと思います。
お国の方が、日本国に対して思っていることの、その逆が、こちらの方の国が、中国の方に思っていることだというふうに、思われたらいいんじゃないでしょうか。
中国の方が思っていることの逆を、日本人が思っている。潜在的に。それは、当たり前のことじゃないでしょうか。中国の方が、尖閣は中国のモンだと思ってる。でも、それは言いがかりであって、本来、歴史から見ると、間違ってる。でも、中国人民を同じ国に統一するためには、致し方がない方法だと。それは、日本人の人も思ってるわけです。
記者5:渡辺晴子、HKW。不敬罪とそれから真の保守主義の浸透についておうかがいします。
陛下が引退することを「お気持ち」として表明され、内閣も政府も国民もこの問題を静かに考えていこうという大きな流れがあるときに、教育勅語その他を持ち出して騒ぎを起こすというのは、昔でいえば不敬罪にあたるんじゃないですか。陛下の大事なときだからもう少し静かにしておいたほうがいいんじゃないか、です。
それからもう1つ。真の保守主義であれば、どうしてギミックのようなことを幼稚園児たちになされるんですか? それで安倍首相ご夫妻に迷惑がかかっているということも、必ずしも保守主義を日本で育てることにはならないと思いますが、この点についていかがでしょうか? 不敬罪と保守主義の問題です。よろしく。
籠池:天皇陛下のことについて申し上げますと、天皇陛下と教育勅語ということの関係はあまりないのではないかなと思います。
教育勅語は道徳律でありまして、明治天皇陛下がお作りあそばされたものでございますが、今はもうすでに子どもたちに対する、あるいは、多くの国民に対する道徳律になっていると思っております。ですから、古い、マスコミの方がおっしゃるような、軍国主義に結びつけるものではないと確信しています。
もう1つ、保守主義。私は保守主義です。ただ、保守主義は、すべて清濁併せ呑んでの保守主義というものではありません。「良いものは良い。当然、いけないことはいけないことなんだ」と思っております。
安倍首相にはすごく期待するところは、日本国民として多くあると私も認識しておりますけれども、やはり政府のなかでどういうことが起こっていたのか、それは見極めていかないと日本国民が困ることになるのではないかなとは思っております。
記者6:ニューヨークタイムズ紙のMotoko Richと申します。今おっしゃっていることは、はっきりわからない部分が多くあります。国会でも答弁されたように、安倍さんそして安倍夫人から寄付金を直接受け取ってることという発言は明確ですけれども、それ以外の発言はかなりあやふやなものがありまして。
「大きな力が動いた」とか「神風が吹いた」とか、そういたような発言はあんまりわけわからないんですけれども、本当に安倍首相の口利きをしていただいているということをおっしゃってるんですか?
籠池:安倍首相あるいはその昭恵夫人の心として忖度(そんたく)をして動いてきたのではなかろうかなとは思っております。逆に、逆風が吹き始めたというのは、その安倍首相の心を逆に忖度した人たちがまたいたということです。また、安倍首相の耳にそういう悪い情報を入れた人がいたということです。
記者6:もうちょっとはっきり答えていただきたいんですけれども、格安での国有地払い下げ問題において、直接安倍首相は口利きをしてるかどうか、答えていただきたいと思います。
籠池:安倍首相は口利きはされていないでしょう。忖度をしたということでしょう。私にとっては、逆風が吹いたということは、安倍首相の周辺にまた逆の、間違ったというんですかね、マイナスの忖度を言い表すようにした人がいるということですね。
記者7:直接安倍首相から口利きをいただいていないことを言ってるんですけど、その周辺の方々の名前をあげていただけますか?
籠池:直接にはやはり財務省の官僚の方々ということになってくるんじゃないですかね。「方々」ですよね。
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