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企業の資金調達とブロックチェーン技術、暗号通貨の未来とは?!(全3記事)

暗号通貨は「生まれたばかりの赤ちゃんの段階」 投資家×事業者×専門メディアと考える、メリットとデメリット

2018年2月28日、ブロックチェーンストア(BCO)がICO事業構想説明会でブロックチェーンオンラインショッピングの構想を発表しました。説明会後にはBCOの酒井和氏、専門メディア「コインオタク」の伊藤健次氏や投資家らが座談会。仮想通貨の今と、これからの展望についてディスカッションしました。

暗号通貨の未来をテーマに議論

司会者:「企業の資金調達とブロックチェーン技術、暗号通貨の未来とは?!」をテーマに、ゲストをお迎えしてお話いただければと思います。

それでは、酒井さんに続く2人目の登壇者をご紹介いたします。仮想通貨やICO領域に関する取材においてメディアに多数出演されており、仮想通貨に関する専門メディア「コインオタク」のCEOをされていらっしゃいます、伊藤健次さんです。伊藤さん、こちらへどうぞ。

伊藤健次氏(以下、伊藤):よろしくお願いします。

(会場拍手)

司会者:続きまして、仮想通貨に投資している側の意見を聞ければと、お呼びしております。まずは現役の大学生であり、仮想通貨での成功者、投資家のYumaさんです。

(会場拍手)

司会者:そして、もう1人、投資家の方をお呼びいたします。読者モデルやブロガー、ライターなど、幅広く活動を続けており、仮想通貨歴は1年半の女性投資家、 片桐優妃さんです。

(会場拍手)

以上、お三方に酒井さんと私を加えた5人で、座談会を進めていければと思います。

また、本日、会場にさらに2名、顔出しはNGなのですが、仮想通貨の投資家の方にお越しいただいております。質疑応答を含め、お二人からもご意見をうかがえればと思っております。

「仮想通貨のメリット」投資家たちの意見

司会者:それでは、最初の話題にまいります。まずみなさんにおうかがいしたいのは、「みなさんが感じる仮想通貨のメリットとは? そして、仮想通貨の今後の課題とは?」という部分を、お聞きできればと思っております。まずは、ではYumaさん、投資家目線から、仮想通貨についていかがでしょうか?

Yuma氏(以下、Yuma):仮想通貨……。今までの投資というのは、日本株にしろ米国株にしろ、その国の人たちしか参加できなかったものだったんですね。そういう傾向があったんですけど、仮想通貨は世界中の人が同じ銘柄を投資していくので、話題性も世界規模ですし、本当に上昇とか、そういう時価総額の膨れ上がり方とかも、今後も注目していきたいなと思っています。

司会者:では、片桐さんも同じ投資家目線からはいかがでしょうか?

片桐優妃氏(以下、片桐):そうですね。メリットと言うのかわかんないんですけど、Yumaさんも先ほど「話題性」とおっしゃっていましたが。仮想通貨ってすごく、昨今話題になっていると思うんですけど。

そういうところでSNSだったり、身近なところでいろいろと「どういう通貨がいい」とか、そういう話題がすごく多くなってると思うので。わりとすごく勉強していなくても、「ちょっとこういうところから始めてみようかな」というので、始めやすいのかなと私は思っています。

ブロックチェーンがすごくいい技術

司会者:ありがとうございます。では伊藤さん、メディアをされている身としては、いかがでしょうか?

伊藤:情報発信をする立場から仮想通貨のメリットをお話させていただきますと、まず、仮想通貨と技術の部分は、一緒に話されることが多いです。

この技術が、今までできなかったビジネスを実現するということが非常に多いので、仮想通貨もすばらしいんですけども、その仮想通貨の根幹となった技術、いわゆるブロックチェーンが、すごくいい技術。新しいものが1つ生まれたんじゃないかなと、僕は思っています。

併せて課題の部分なんですけども、やはり技術の部分を使いこなせてない部分がけっこう課題があるので、いろんなさまざまなプロジェクト、仮想通貨の銘柄が1,000以上超えている中で、まだまだどれが残るかというのは、まだ明言できないのが、まだこれからの市場が大きくなる1つの要素かなと思っています。

暗号通貨は「赤ちゃんの段階」

司会者:酒井さん、事業としても仮想通貨を扱われていますが、どう思われますでしょうか?

酒井和氏(以下、酒井):はい。私がまず仮想通貨の業界に参入したのが、ブロックチェーン技術を使用した民主主義の通貨が非常に心に残った、というのがあります。

現状の通貨って、例えばアメリカのFRBのアメリカドルや日本円もそうなんですけど、紙幣って基本的には政府じゃなくて個人の方が発行して、それで世の中を回して。

インフレだったら通貨をもっと流してデフレにしていこうとか、そういうかたちで中央がコントロールをしてると思うんですね。

なので、その仕組みってすごく危ないですし、法定通貨は国所有なので、国が破綻してしまえばその通貨も破綻してしまうので、仮想通貨には破綻することがなくて。アメリカがつぶれようが、日本がつぶれようが、どこに行っても、だいたい同じぐらいの値段で購入ができるというのが、非常に大きなメリットかなと考えていて。

それを使ったビジネスをすることによって、世界中の方々に大きなメリットを与えられるんじゃないかなと思って、今、事業計画を進めています。

課題に関してなんですけれども、やはりブロックチェーン技術であったり、暗号通貨が、まだまだ生まれたばかりの赤ちゃんの段階というところもあるので、伊藤さんもおっしゃってたように、技術を使いきれていないのが現状です。

時価総額が非常に高い通貨でもまだまだ開発をしていて、ちゃんと実用的にビジネスであったり、送金だったり、いろいろな用途が通貨によっても違うんですけど、その用途をこれから明確にしていく。実際にビジネスで使えるようにしていくというところが、大きな課題かなと考えています。

司会者:ありがとうございます。トークセッションになりますので、どんどん意見を言っていただいてかまいません(笑)。

(会場笑)

コインチェック騒動の余波は

司会者:会場のみなさまも、なにかお聞きになりたいことがございましたら、どんどん手を挙げて、質問のほうお受けいたしますので、お気軽にどうぞ、挙手のほうなさってください。

では、続きましておうかがいしたいのが、Coincheckでの仮想通貨の流出問題となります。本日お越しになられてる方の中にも、もしかしたらその影響を受けてしまった方もいらっしゃるかもしれません。

ちょっとお話しにくい内容かもしれませんが、本日は投資家を代表してYumaさん、そして片桐さん、客席にお2人。計4名の投資家さんがいらっしゃいますので、直接的・間接的に受けた影響や感じたことなどを、おうかがいしたいと思います。まずはYumaさん、Coincheckの流出問題はいかがでしょうか?

Yuma:私は間接的な被害になるんですけど、ああいう事件が起きて、Coincheckが送金とか停止したじゃないですか。それで資産のうちの一部が動かせない状況になっちゃってるんで、こういった機会にウォレットなどを導入するみなさんが考える、いいきっかけにはなったのかなと思っていて。

Coincheckは、そういったセキュリティ面の部分がちょっと規約と違った部分があったんで、そういうのを放っておいてじゃないですけど、CMとかああいうふうに流すのは、ちょっと批判的な意見になってしまいますね。

司会者:はい、ありがとうございます。

ウォレットに通貨を置くべき

酒井:今の投資家さんって、Coincheckとかってあんまり使わないものなんですか?

Yuma:2016年の後半ぐらいまではbitFlyerが一番だったんですけど、その後からCoincheckがシェア一番取って。それがまた今、停滞しちゃってるんで。新たにbitbankも注目されるようになってきましたね。今はbitFlyerが多いんじゃないですかね。

酒井:基本的にはウォレットに入れていて、取引所にはあまり通貨は置かないようなかたちなんですか?

Yuma:そうですね。例えば「LISK(リスク)」という通貨があるんですけど、「Lisk nano」というウォレットに入れておくと、VOTINGがあるんですよ。LISKでVOTEして、配当のようなかたちでLISKというのをまた受けられるという。LISKを一定数以上持っている方は、そういったものも活用して、インカムゲインの部分も手に入れていければいいんじゃないかなと思います。基本的にウォレットですね。

司会者:片桐さんはいかがでしょうか?

片桐:そうですね。私も直接的な被害とかはなかったので、そこまで真剣に向き合わずにきちゃったんですけど。

最近やっぱりそういうことが話題になるので、それを踏まえて思うのが、そういう取引所とか、そういう会社とか、いろいろあると思うんですけど。普通の株の投資とかと同じで、1つのところに全部置いとくとかじゃなくて、いろんなところを使ってみたりするのもいいのかなと思いましたね。

マウントゴックス事件から学ぶべきだった

司会者:ありがとうございます。では、客席にいるお2人にお聞きしたいと思います。

投資家1:そうですね。私も直接的な被害というのはなかったんですけど、仮想通貨というもの自体を悪いものって、みんなに思わせてしまったことに対しては、ちょっと「えっ……」というのが正直な意見ですけど。

そのおかげもありちょっと下がったので、私はそこでちょっと仕掛けさせてもらったので、まあ、という感じですかね。

投資家2:たぶん、そもそも論になっちゃうんですけど、Coincheckをガッツリ使われてる方は、そんなに情報を昔から仕入れてない方なのかな、というイメージはちょっと受けます。

なんでなのかというと、2014年の2月、24なのか5なのか忘れちゃいましたけど(注:2月23日)、マウントゴックス事件ってあったと思うんですけど、それが1ついい例になっていて。

あれも同じような感じでハッキングされて、Bitcoinが盗難されてしまいましたが、そういったものを知っていれば、そこに預けるという価値観にはならないなというのが、僕だったり、僕らの周りの投資家さんの意見なんですね。

実際、僕の周りの投資家さんに関しては、先ほどもちょっとお話出てましたけど、ハードウォレットを自分で管理して、ポートフォリオを組んでリスクヘッジしてやられてる方ばかりなので。

中にはやっぱり自分でハードウォレットを1つじゃなくて6つも7つも持って、自分で管理されてる方もいらっしゃるんで、そういったかたちでちゃんとやらなきゃいけないのかな。

そもそもやっぱり自己責任になってくると思います。そういうところをちゃんと理解して取り組むべきなのかな、というふうには思います。

司会者:ありがとうございます。みなさま、よろしいでしょうか?

安心して使える取引所ができないと…

伊藤:じゃあ1つ、メディアのほうから。伊藤個人の、投資家としての意見はみなさんと同じなんですけども、メディアを運営してると、非常に大問題がありまして。

使いやすい取引所を案内して、市場にユーザーが増えてほしいと思って情報発信してますので、メディアで取り上げたりとか、Coincheckさんを紹介することが多かったんですよね。「じゃあ、一番いいのはCoincheckさんじゃないか」って、取り上げてたメディアさんって本当多かったんですよ。

「じゃあ、何から始めたらいいですか?」「自己責任で」ってなっちゃうと、やっぱりなにもできない。例えば「ウォレットをつくって始めてください」というのは、やっぱり初心者にはハードルが高いので、安心して使える取引所ができないと、市場を広げるのは難しいのかと思いますね。

司会者:ありがとうございました。

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