2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
Emma Watson' full speech at UN(全1記事)
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エマ・ワトソン氏:素敵なご紹介をいただきまして、ありがとうございます。グループを代表してサポートのお礼をさせていただきたいと思います。
みなさんは本当に大きな支えです。今日この大切な場にお越しいただきましたみなさま、どうもありがとうございます。ここにいらっしゃる、世界中で性の平等性を重要視して私たちの生活や大学に変革を起こそうとコミットしてくださるみなさまに心から感謝いたします。
私は4年前に大学を卒業いたしました。私はいつも大学に行くことを夢に見ていました。そしてその夢をかなえる機会を得られたことを本当に幸運に思います。
ブラウン大学は私のホーム、コミュニティとなりました。そしてそこでのアイディアと経験は私のすべての社会交流の場、職場、政治、そして私の生活のすべての面に影響を与えました。私の大学での経験は、今の私をかたち作ったのです。もちろん、ほかの多くの人にとってもそうでしょう。
しかし、もし大学での経験が、女性はリーダーシップを執れないということを示しているとしたらどうでしょう。
もし女性は学ぶことはできても、セミナーを指揮してはいけないということを示しているとしたら。
もし世界中の多くの場所で女性が大学に入れないという現実があるとしたら。
もし多くの大学で起きた性的暴力事件がそうであるように、性的暴力が本当の暴力行為ではないというメッセージを受けとるとしたら。
しかし、大学での学生たちの経験をよりよいものにするなら、彼らを取り巻く世界への期待も変わるというのは明らかです。平等という期待です。社会は変わります。
懸命に努力してたどり着いた場所から、学ぶために帰途に就くとき、二重の基準を目にするようではいけません。私たちは平等な尊敬、リーダーシップ、収入を得られるようにしなければならないのです。
大学での経験は、彼女たちの思考力には価値があり、それだけではなく大学そのもののリーダーシップにも寄与しているということを女性たちに知らせる助けになるべきです。
そして今なにより大切なのは、そしてその経験は女性の安全を明確にするものでなければなりません。マイノリティや、弱い立場にある人たちには誰でも権利があります。それは特権ではなく、それを乗り越えることを信じて支える人たちで成り立つコミュニティのなかで認められる権利です。
そしてそこでは1人の人の安全が脅かされるとき、ほかのすべての人の安全も脅かされたと感じるようでなければならないのです。大学はすべてのかたちの暴力に立ち向かう、避難場所でなければなりません。
ですから私たちは大学を卒業する生徒たちが、社会の本当の平等の追求を信じるべきであると思うのです。
社会の、すべての面における平等において、大学はそれを変革できる、大きくて重要な力を持っています。
私たちの10名のチャンピオンたちがそのような確約をしてくれました。彼らの働きにより、学生たちや世界中のほかの大学などの学校がよりよくなるのです。
このような彼らの喜ばしい進捗状況を報告できることは非常に光栄です。そしてこれからさらにどうなるかを期待しています。ありがとうございます。
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