誰もが“魔法”を使える時代に!
世界を圧倒的にワクワクさせる「HADO」の挑戦は止まらない

SUMMER OPEN CAMPUS 2016 #3/4

SUMMER OPEN CAMPUS 2016
に開催

「バカにされよう。世界を変えよう。」をキャッチコピーに開催されたデジタルハリウッド大学の夏のオープンキャンパス。本パートでは、株式会社meleap CEOの福田浩士氏が開発・提供する「HADO」を紹介します。「魔法を使いたい」という幼い頃に誰もが夢見た世界を、最新技術を使って実現。ウェアラブル技術を駆使したテクノスポーツの可能性に迫ります。

“身体を拡張する”HADOの遊び方

福田浩士氏(以下、福田):私が今なにをやっているのかを、簡単にお話をさせていただきます。

僕は2年半前、2014年1月に会社を起ち上げました。会社の名前は「meleap」です。そして、実際にやっているサービス名がこの「HADO」です。HADOは波動拳の波動みたいなイメージです。そういった感じで覚えていただければ。

それで、やっていること。先ほどお話ししましたけれど、リアルとバーチャルを掛け合わせて、身体を拡張する。もっとここには非常に大きな可能性が隠されていると思っていまして、それをどんどんやっていこうかなと思っています。

HADOなんですけど、実際にどんなものか、ムービーをご覧いただいたほうが早いと思うので、ちょっと先にそこをお見せします。

ウェアラブルを使って、魔法、憧れていた技を打ち合って戦うというのがHADOです。これは2:2のチームで戦っている様子ですね。これを、ゲームとして今、開発・提供しています。

ちょっとわかりづらいかもしれないですけど、基本的に手を大きく前に突き出すと、「エナジーボール」が手からバーっと前に向かって放てます。

それで、この黄色い壁のようなものがありますね。これは、「バリア」です。下から上に手を持ち上げると、目の前にバリアが出現します。

それを障害物として隠れながら戦ったり、チームで仲間と一緒に連携しながら戦ったりして、敵チームを倒す。そういうゲームになってます。

HMDを通して技を可視化する

もともと始めたのはやっぱり「かめはめ波を打ちたい」という思いからなんですけれど、子供の頃から必死になって練習するわけですね。何度も何度も練習してもなかなかできないというようなつらい過去がありました。それをどうしてもやりたくて、これを開発し始めたというのがあります。

みなさん、いろんなアニメとか、漫画、ゲーム、映画、ご覧になられていると思うんですけれど、いろいろ見ていると、たいていみんな技を打ってるんですね。

例えば、『ドラゴンボール』の悟空は、もちろんかめはめ波を打ちますよね。あと、波動拳も打てる。いろんな作品でいろんな技が放たれているわけです。

『HUNTER×HUNTER』のゴン、なにか念を溜めて打つわけですね。『千と千尋の神隠し』を見ても、湯婆婆ですらなにか打ってるわけですよ(笑)。

(会場笑)

これを見るとちょっとホッとしますね。湯婆婆でも打てるんだと(笑)。万国共通だなと思いまして、これを実現できれば世界中でウケるだろうと。間違いないって思っています。

なので、「魔法を打ちたい」「かめはめ波を放ちたい」って、みんなどこかしらで思ってるんですよ、全世界の人たちは。それをあまり表現しないだけで、実際に打てるようになったら、みんながやるだろうなと思っています。

実現する方法としては、腕に「アームセンサー」を装着して、頭に「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」を被って、自分の技をそこで可視化するということです。

このヘッドマウントは、横に隙間が空いているんですけど、周辺視野と目の前のディスプレイの映像がシームレスにつながるような連続性を持っていて、自由に動き回ることができる仕組みです。

VR、最近話題になっていて、ヘッドマウントディスプレイ、さまざまなものが出てますけど、僕たちは独自のものを使ってやります。中にスマートフォンを差し込んで、スマホの中でほとんどの処理を動かしている仕組みです。

これは全体の構成なんですけれど、今はどこでも打てるわけではないです。街中に行って、例えばスクランブル交差点で(技を)打てるかというと、今はそういうわけではないです。特定のフィールドに来ていただいた時に遊べる仕組みにしてあります。

これがそのフィールドなんですが、実際にある程度広さがあって。その後ろに「(AR)マーカー」があります。このマーカーが画像認識のキーになっていまして、これを見ていることで、自分がどこにいるのかをゲーム空間上で把握できる。

もう1つの大きなポイントとして、ここにカメラが設置してあります。VRでよくあるのが、やってる人しかわからないという構図ですね。ただ、それだとやはり周りで見てる人たちはおもしろくないので、このカメラでなにが起きているのかをCG付きで、リアルタイムでモニターやネットで中継できる、非常におもしろい仕組みです。

今までネットの世界で閉じこもっていた技術とか、そういったものをリアルの世界にもっともっと出していこうと。これからはリアルとバーチャルが融合して、もっともっとおもしろくなると考えています。

世界が注目するマーケット

VRがやはり最近注目されていて、「Oculus」とか「HTC Vive」、あと「PlayStation VR」。いろんなものが出てきています。

市場もこれからどんどん盛り上がってくるだろうと予測されています。世界中が非常に注目しているマーケットではあります。

ただ、僕らがやっているのは厳密にいうとVRではなくて、ARなんですね。Augmented Reality(拡張現実)。リアルの場をベースに、そこにないはずのものを表現するとか、リアルのものを拡張するといったことをやっています。

VRは、基本的にはヘッドマウントをかぶって、椅子に座って、バーチャル体験をする、バーチャルゲームをするという、オンラインゲームの延長線上にあるようなもののイメージです。

僕らのHADOはちょっとそれとは違っていて、リアルの場をベースにしてるんですね。なので、横からいきなり飛び出してきて、バッと技を放ち、それを敵がバク転をしながらかわすみたいな。そういったことを実現させます。

この身体性の拡張というのが付け加わってる。圧倒的臨場感と圧倒的身体性。この2つをどちらも実現したい。

テクノスポーツの市場を作り出す

例えば、今オリンピックをやっていますよね。あの会場のように、いろんな人たち、世界中の人たちが注目する場で、誰もが憧れる選手が戦いあったりして、世界No.1を決定したいと思うわけです。そして、ヒーローを生み出していきたいと。

こういう世界を目指しているんですけど、言ってしまえば、IT技術、新しいスマートデバイスとか技術を使った新しいスポーツジャンルだと、僕たちは思っています。

そのスポーツジャンルの名前を「テクノスポーツ」と僕たちは名付けて、この市場をゼロから作り出していこうと考えています。

スポーツというといろんなものがありますね。例えば、サッカー・野球・テニス、これらのことを僕たちは「アナログスポーツ」と呼んでいます。

一方で、工業社会になって自動車が生まれて、この次に「モータースポーツ」とかが出てきました。アナログスポーツからモータースポーツへという進化が起きました。

そして、今、情報社会でいろんなスマートデバイスやIT技術が発展してきています。ここで必ずや次世代の新しいスポーツジャンルが生まれてくるだろうと、ここを「テクノスポーツ」と位置づけて盛り上げていこうと思っています。

これはHADOの仕組みを使って、ちょっとまた違う競技をつくってみました。これは完全アルファ版で、今年の5月に最初にお披露目したものです。車、カートを運転しながら打ち合うという、ちょっと新しいものを作りました。

このカート自体も運転してるだけでもそこそこ楽しいんですね。それに加えて、魔法を打ち合って戦えるなんて、なんて素敵なんだろうと思って作ってみました。

子供から大人まで、比較的、直感的にすぐ遊べるので、いろんな年代層にウケるかなと。制限時間以内に多くの得点を獲得できた人が勝つ、というゲームです。

「世界を圧倒的にワクワクさせる」

あとは人対人だけじゃなくて、モンスター戦。目の前にモンスターが現れて、そのモンスターをみんなで倒す。「リアルモンスターバトル」という、『モンハン』みたいなやつですね。こんな感じのものを作りました。

これも限られたスペースのなかで体験できるものになっています。今だと、ハウステンボスとか、テレビ朝日とか、あとナンジャタウン、そういった場所で体験できます。

理想をいえば、街中を歩いてたらいきなりモンスターが現れて、そのモンスターを倒したいんですよ。そうすると、モンスターが邪魔で会社や学校に行けないみたいな世界が当たり前になってくると思うんですけど(笑)。ちょっと難しいので、いったんはテーマパークとかレジャー施設に来てもらって体験してもらってます。

いくつかステージがあって、制限時間以内にある条件をクリアすれば、次のステージに行けます。

こういうコンテンツをたくさん作ってます。他社さんのIPを使いながらカスタマイズしたり、いろんなバージョンを作って展開しています。

これはちょうど1年ぐらい前にやったイベントで、子供たち向けにやりました。子供がヘッドマウントかぶって、腕を振っているだけで、かわいいんですよ。「かわいいな」って、いつも微笑みながら見てるんですけど、いいですよねぇ。

このゴーグルのすごいところは、子供が被って(技を)打っていたらそれはそれでかわいいし、スーツのすごいマッチョな人が被っててもかっこいいんですよ。エージェントっぽくて。それがいいなと思ってます。

ほかに、今、池袋のサンシャインのなかに入ってる、J-WORLDという『ジャンプ』をテーマにしたテーマパークがあります。そこでドラゴンボールとコラボしたアトラクションを作って、先月末から公開しています。

あとはゴジラですね。ナンジャタウンというテーマパークで、ゴジラとコラボしたアトラクションを展開していたり。

あとは一番最初にお見せした対人戦を、上海のJOYPOLISでやっています。というように、日本全国……あと世界。最近よく中国、アジア、ヨーロッパとかでやっているんですけど、世界展開を進めています。

そして、目指すべきところは、2020年、今2016年オリンピックをやっていますけれど、4年後は東京でオリンピックが開催されます。そのタイミングで世界大会を開催していこうと。

世界を沸かせるようなスポーツのジャンルを確立して、プロ選手も生んで、テレビ放映もされる。そういう状況を作っていこうと思っています。

世界を圧倒的にワクワクさせるビジョンを掲げてやっています。HADOです。今やってることは、こういうかたちになります。

2020年「超人オリンピック」構想

杉山知之氏(以下、杉山)::はい、福田さん、ありがとうございました。拍手で。

(会場拍手)

がんばってますよね。2年半でここまで来てますし。まだ12人の社員でやってるんだよね?

福田:そうですね。

杉山:大変だね。忙しいね。

福田:本当に忙しいです。

杉山:そうなんですよ。だから、なかなか学校に通えないって……。

福田:すみません(笑)。

杉山:まあ、それはいいんだけど(笑)。

来年の4月に僕たちの学校に来てくれるとしたら、大学4年生の夏が2020年なんですよ。なので、東京オリンピックのときにまだ大学生という感じなんですね。

実は今、夢みたいに彼が語ってくれたんですけど、実際にけっこう大きな動きになっていて。バーチャルリアリティとか、それからさっき言っていたAugmented Reality。

それをなかなか僕たちは説明しにくかったんだけど、「Pokémon GO」のおかげで、現実と3DCGの世界が一緒に見えるみたいな世界を、みんながあっという間に体験していただいたので。

そういうもののもっとレベルの高い技術を使って、超人オリンピックをやりたいとかって言っている人が実はたくさんいるんですよ。それも中心になっているのは東大の研究者さんとか、立派な教授たちなんです。もちろん福田さんのこともよく知っているし、我々もこともよく知っていて。

だから本当に、1つは今リオにいるアスリートたちが戦うものもあるけれど、日本らしいじゃないですか、最もこういう世界が。それで「超人オリンピックは同じ時期にやりたいね」ってみんな言ってるんですよね。

福田:そうですね。

杉山:応援団はたくさんいるから、たぶんなにかできると思いますね。

福田:はい。

杉山:でも、たった4年しかないよ。もう。(リオオリンピックが)始まっちゃったから。

福田:あっという間ですよね。

杉山:あっという間だよ。4年なんて。がんばってやらないと、ということなんですよね。

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