第30回『山田玲司のヤングサンデー』

山田玲司氏(以下、山田)・おっくん氏(以下、おっくん):『山田玲司のヤングサンデー』!

おっくん:マーティー!

山田:何すか、それ?

おっくん:だって、マーティー!

山田:そうすか。今日はそういう日ですね。マーティーが来る日だよね。(視聴者に向かって手を振り)どうも、こんにちは! オープニング(曲の変更)間に合いませんでした。すいませんでした(視聴者に頭を下げる)。

おっくん:(笑)。

山田:ホントにご丁寧なツッコミありがとうございます。その通りでございます。「これでもいいじゃん」みたいなことをおっしゃっていただきましたけど。ちょっと単純に間に合わなかっただけなんで。次からは……。

おっくん:次!? (主題歌が変わるのは)11月からです!

山田:11月から? ちょっと、あと3回ぐらいはこれになるんだよね?

おっくん:あと3回ぐらいは。

山田:そう。(番組の主題歌は現在)「コミックジェネレイション」なんでね、我々は。君は女にしか興味がないんでしょ?

おっくん:女ではないですよ? 世界の全てに興味があります! ただ面白くないものはもう大嫌い!

山田:でも、面食いですよね?

おっくん:(爽やかに)面食いです!

山田:そして、ホラー映画と『ワンパンマン』は全裸で見ることでお馴染みのおっくんです!

おっくん:(視聴者に向かって)どうも! 何を言うてるんですかと!

山田:いやいやいや、アナタね、アレで相当変態ランキング上げたよ? 彼女と二人で部屋で何するかって時に、全裸でホラー映画を見るっていうのは……。

おっくん:いや、それは相当あれがマンネリ化してきたらですよ?

山田:どんだけマンネリ化したらそういう状態になるの?

おっくん:いや、あれは日常をセックスに変えるっていう行為なんですよ!

山田:えっ? 最初から何言ってんの?(笑)

おっくん:セックスがマンネリ化するわけだから、つまりセックスが日常化しちゃうってわけじゃないですか。逆の方向で考えるんですよ。

山田:(おっくんの話を無視して)いやいやいや、あなたが大嫌いだと言ってた大阪。その時の話は大ウケでした。大阪のみんなもそんなおっくんが大好きみたいだよ?

センチメンタルなツイート

山田:(視聴者に向かって手を振りつつ)大阪のみんなありがとね! いろいろホントに! 大阪ですよ、大阪。おっくんさん、聞いてくださいよ。今(番組の主題歌を)歌っていた志磨遼平が俺の行くちょうど前日に大阪でインストアライブをしててね。

俺も前乗りしたら「一緒に何かやるか?」って(言われるも)、ちょうど入れ替わりだったんだけど。

アイツ、「今日はみんなと一緒になってた気がする」ってちょっとセンチメンタルなツイートしてたんで、「この野郎、センチになりやがって!この野郎!」って思って。

おっくん:久しぶりに「みんな」って言うかね。

山田:だから、聞いてくれてるみんなと一緒にいた感じがしちゃったんじゃないの? それでジンとしちゃったんじゃない? で、思わず(こんなツイートを)打っちゃったんじゃないの?

思わず「コイツ(トンでもないこと)打ってんな」って思ってたんだよ。俺、大阪の帰りに思わず「泣きそう」って打ってるの。「みんなあったかくって会えてよかった」とか言ってるの。何なんだろうな、アレ。実際に(客と)会っちゃうとさ、「みんなありがとう!」ってなるな。

おっくん:そんなセンチメンタルな我らが志磨遼平の率いるドレスコーズのニューアルバム『オーディション』がなんと今日(2015年10月21日)発売!

ということで、皆さんの中には聞いた人もいるかも知れないんですけど、非常にポップな感じのアルバムになっているということで。

(動画内に)リンクも貼っているので、まだの人はぜひamazonで買っていただければ。

オーディション【初回限定盤】

これもフリーペーパーで出ているんでね。ぜひ読んでいただければということで。

山田:(作風が)どんどん明るくなっているという噂が(あるんだけど)。

おっくん:そうね。

山田:あの人、なんか一人になってから、落ち込むどころか、(曲が)どんどん明るくなっているという。

おっくん:自分で何でもできるからやりやすいんじゃないですか?

山田:ね。向いてたみたいね。

おっくん:メンバーに気を遣わなくてもいいし。

ONE氏との出会い

おっくん:ヒルティーもね、大阪のライブに前回出てくれた栗本ヒロコも今回のライブでベースを弾いてて。あと、NHKの『ミュージックジャパン』。

山田:脇汗でお馴染みの(笑)。お前さ、友達の脇汗を突っ込みすぎだと思うよ? アイツは傷ついてたと思うよ。だって、「もう黒い服しか着ない」とか言ってたもん。お前、友達だからってさぁ。面白いけどさぁ。

おっくん:面白いっすよね。脇汗ってなんで面白いんでしょうね?

山田:な! なんかNHKの朝のアナウンサーとか思い出すよな。そういえばそういう話あったな。しょうがないじゃん、一生懸命頑張ってるんだからしょうがないんすよ! 俺たちも脇汗かくぐらい頑張らないと。

おっくん:かいてるでしょ、だって。

山田:きっとかいてるよな。そう思うよな。いや、違う。「(そんな話は)いいから『ワンパンマン』(出せよ)」って声が聞こえる! 「お前らの話なんかどうでもいいから、早くONEを出せ」っていう声が聞こえるんですけど? 皆さん。大丈夫ですか、いきますか?

おっくん:もう呼んじゃう?

山田:今日ね、(まだ始まって)6分だけど、『ワンパンマン』でお馴染みのONE先生がいよいよ(ここに来てくれます)。

おっくん:そもそもどういう出会いでこうなったかっていうのをちょっと(番組の)導入として言った方がいいんじゃない? (ONE君は)『ケンガンアシュラ』のだろめおん先生の結婚式に出席されてたんですね?

山田:俺はアイツと10年間ずっと一緒にいる男なんで、まぁ(結婚式には)行くわな。(おっくんを指して)君も呼ばれてたっていう不思議な(展開で)。

アラブの格好して出てたオープニング映像で一瞬だけニンニンと一緒に映ってらっしゃる方ですな、あなたね。

おっくん:そうですね。

山田:その同じ場所にいたのが、(春原)ロビンソンとONE君で。

おっくん:あと、七尾(ナナキ)先生もいて。(『ケンガンアシュラ』原作の)サンドロビッチ・ヤバ子先生もいらっしゃって。

そういう今をときめく裏サンデーのチームが列席してたんですね。いろいろ2次会で話した時に。

山田:主に盛り上がったのが、長渕剛の話と裏サンデーの話(笑)。アレはね、すごかった! なんだろうね、あれ。

おっくん:ちょっとそれ、どうでもいいんで!

山田:違う宗教の者同士が同席してしまった、あの感じ。

仮面を被っているようで素の男

おっくん:ただ、なんと結構みんなこの番組を見てたんですね。

山田:見てたの! それで、ロビンソンがめちゃめちゃ見てたっていうから、「とりあえず(そのうちに出演を)」って話で、そしてONE先生ですよ!

おっくん:まさかのね。

山田:ファミリーという。

おっくん:まさかの。(視聴者に向かって)皆さん、(動画の有料)会員じゃない方も、会員の方も、今日のゲストであるONE先生はがっつりセンスのいいファミリーの一人でした。

山田:よかったねぇ。力強い味方が実はいたみたいな。

おっくん:今日は30回記念なんですけど、(ONE先生は)あんだけあるコンテンツを「8割全部見ました」と(言ってくれたんですよ)。とても嬉しい感じで。(こっちは)YouTubeで(無料で)見る人への怨念がすごい(笑)。

いや、そんなことないよ! そんなことないけどね、後半の方が面白いからね、見てほしいなぁと。

山田:YouTubeは見やすいんです。分かります。簡単に見られますから、よく分かりますね。そうなんです、そういうことなんですよ。

それで、(話を戻すけど)俺はちょっと前にONE君とパーティーで会ったことがあったんだけど、もう最初っから「あ、コイツ違う」っていうのは感じてまして。あなたも(同じように)感じてたみたいで「どうもちょっとコイツ普通じゃねぇ」(と言ってましたよね)。

おっくん:なんかちょっと見た瞬間に(感じました)。また、ロビンソン君とはちょっと違うタイプの「あっ!」っていうね。

山田:二人ともナーバスチルドレン、ナイーブチルドレンなんだよ。だけど、種類が違うな。

おっくん:仮面の被り方がね。

山田:そうなんだよ! これがまた面白くって、ロビンソンの仮面って本物の仮面なんだよな。だから、アバターとして被ってるの。ONE君は仮面を被っているようで素なんだよ。

おっくん:ほうほうほう。

山田:そこの違いがあって。「実はコイツ、丸腰で来てるな」っていうのが(作品を)読んでいくうちに分かる。「コイツマジかよ。そのまんま」ってことが分かってくるという。ちょっと面白かったんですよ、実は!

中2問題の行く末

山田:で、漫画読んだら「ちょっと待てよ」と。「ONE先生って、(ひょっとして)俺たちがずっと言ってた中2問題の答えを出した男じゃねえか」って気が付いてしまったの。

おっくん:そうそうそう! 頭をぶん殴ってでもデヴィット・フィンチャーに(その作品を)読ませたい!

山田:『ファイトクラブ』の監督に? なに、「コレがジャパニーズ・ファイトクラブ」だって? これが中2問題の答えだと?

おっくん:そう、(これが)答えだと。っていうぐらい、僕は今日ちょっと(興奮して高まってます)。(視聴者に向かって)ホント止めてくださいね、皆さん。

山田:アツくなってるよね。温度が上がってるよね。ここでいう「中2」って何かって話ですけど、もうちょっとだけハードル上げていいですか?

おっくん:え、呼ばないの? 苦笑いしてますよ?

山田:ざっくり言いますよ。いわゆる中2感覚というのは、「幼児的万能感」っていわれる、世界と自分が同じ価値であるという錯覚ですね。それでいながら、お外が怖いよっていう「ニモのお父さん」問題です。

壁の外が巨人だらけで出られないから行ったり来たりみたいな、「怖いよ、わぁ」みたいな(足踏みしている)感じなのがいわゆる今までの中2的なもの、もしくは「もう限界! ばぁーん!」って全てが解決するってパターン(もそこに含まれますね)。

もしくは、中2の人たちって、ある日魔法が使えるようになるんじゃないかと思っているわけよ。ある日、謎の石を持った美少女が空からゆっくり降ってくる。抱きしめたら体重が(途端に)かかるっていう展開を待ってる。それがいわゆる中2ですよ。

「(だけど)それでいいんですか?」って話だよ。 「俺たちはいつまでそこにいるの?」っていう時代をずっときて、この先どうすんの?って時に出てきたコンテンツが(ONE君の)『モブサイコ100』じゃないかなって俺は思うんだよね。