
2025.02.26
10年前とここまで違う 落とし穴だらけの“ERP to ERP”基幹システム刷新が抱えるリスクと実情
住まい領域(全1記事)
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SUUMOはWebを中心に情報誌、無料相談カウンターをやっていて、現在1150万ユニークユーザーに利用してもらっています。
そんな住まい領域から、2015年のトレンドは、「リノベパーティ」とさせていただきました。
こう聞くと、リノベーションやったあとにみんなでわいわいとパーティをする、みたいに聞こえますが、そうではありません。仲間で、部屋のちょっとしたリノベーションをパーティ感覚で楽しむ。この潮流のことを指します。
具体的には、従来のリノベーションはプロに任せて、デザインを重視する、というので広がってきたと思います。新しい潮流は、「住まい手主導」。
モノではなく、コト消費、という方向性で広がっていく。プロではなく、自分たちで。そしてデザインよりもプロセスを重視する。作業をパーティ間隔で楽しむ。その結果お金が浮くので、それでみんなでビールでも飲んでぱっとやろうよ、ということです。
リノベーションは2000年台の後半に広がりました。
その当時ですでに認知率は70%、ただ関心は19%だった。2014年になると、首都圏ベースですが、96%がもう知っている。そして関心度は過半数を越えました。こちらは地域ごとに差異がございます。
もうひとつ、手を動かすといことになりますが、実は賃貸でもここ数年、壁一面自由に使っていい、というものが生まれてきて、SUUMOの掲載ベースでいうとどんどん増えてきてですね、いま月間で4万件ほどこういった物件が掲載されています。
もう少し広く見ていただくと、Google Trendで調べていくと、DIYは2012年後半から検索数が増えてきています。
中身を見ると、日曜大工かなと思ったら、そうではなくて、DIY賃貸に関するワードが日曜大工に迫る勢いになっていました。
なぜこんなことが起こっているのか深堀りしていくと、アンケートをとってみたら、この潮流を生み出しているのはどうやら20代、取材ベースでいくと30代の前半くらいまで。彼らはDIYの捉え方を楽しい、おしゃれ、かっこいい、女性向きといった新しい語義で捉えて、このマーケットを見ているようです。
国が実は今年の3月に借主負担DIY型賃貸借契約というのを発表しています。
これは入居者が自由にいじって、そのまま出て行っていいよ、という契約について発表したんですが、こちらの利用意向を調べてみると、半数近くの方々が、利用してみたいと。この1月から3月は、この契約形態が発表されて初めての住み替えの大シーズンとなります。
今までDIYが広がらなかった理由の一つは、わたしはホームセンターだと考えています。部屋のDIY専用コーナーがない。そこで今、大阪には、それをギュッと集めて、実際に楽しめるようなワークスペースも用意している。かわいいパーツショップなんかも都内を中心に増えてきました。
具体的な事例を見ていただきたいと思います。
ある女性の賃貸の部屋の壁をみんなで塗ろう。これもともとGWに旅行にいこうって言ってた仲間なんですね。ですけど、こっちのほうが楽しそうじゃん、ということでやってみたと。取材してみて出てきたキーワードは、全部自分たちでやろうとしない、無理しない、楽しさ優先。
そして、これが今度は空き部屋を埋めていく。
勝手に私、リノパ現象と呼んでいますけれども。ある女性がこれをやってみたところ、楽しくて、フェイスブックで発信していったら、これ私もやりたい、ということで、他の空き部屋も埋まっていく、という。こんな現象も生まれてきました。
この現象を支えているのはFacebook、LINEといったソーシャルツール。これでイベント招集をして、みんなが参加する。そして、終わったあともけっこうこれは絵になるわけですよね。だから発信すると、私もやってみたい、となる。ソーシャルを使って、このトレンドは拡散していくだろうと思います。
そしてこのトレンドが今はついに分譲住宅でもあります。分譲というと普通は完成わたしが原則ですが、このように一面を未仕上げにして、友達と珪藻土をぬってみたり。あるいは玄関入ってすぐのスペースをウェルカムボード、いま黒板塗装というのが流行っていますが、それをつくってメッセージボードにしたりとか。
それをやれるスペースを、この物件ではワークスショップスペースとして共用部で用意している、というところまできました。
住まいの領域は、みんなで楽しく部屋をつくりあげる新しい手段、「リノベパーティ」。リノベ族が賃貸市場とリノベーション市場をこれから楽しく進化させていくのではないかなと思います。以上です。
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