「仕事が楽しくない」と語るビジネスパーソンへのアドバイス

働きがいのある会社を創る #2/5

IVS 2015 Spring Miyazaki
に開催

IVS 2015 Springの本セッションにセプテーニ・佐藤光紀氏、コロプラ・千葉功太郎氏、VOYAGE GROUP・宇佐美進典氏の3名が登壇。モデレーターを務めるCampus for H・石川善樹氏の進行で「働きがいのある会社を創る」をテーマに意見を交わしました。本パートでは、石川氏による「日本人の働きがい」に関する調査結果をもとに、ビジネスパーソンが企業で働く価値を高めるための環境づくりについて語られました。

「仕事が楽しくない」ビジネスパーソンにアドバイス

石川善樹氏(以下、石川):私は予防医学の研究をしていて、世の中のビジネスパーソンの方々の研究をすごくするんですけれども。ほとんどの方は「仕事が楽しくなくて嫌だ」と言っているんですね。

仕事はつらくて、あまり楽しみもないと言っている方が多いんですけれども、たぶん自由にできていないんですよね。そういう方については、どういうふうにアドバイスしてあげたいですか?

千葉功太郎氏(以下、千葉):新卒が入ってきたときにしゃべっていることと一緒なんですけど、どんなルーチンに見える仕事でも、改善をしようと思えば楽しいじゃないですか。

例えば、昨日1時間かかったものを45分にするためにはどうすればいいのか、それができたら30分にするにはどうしたらいいんだろう、と考えるだけでもクリエイティブだと思っているので、結局視点の捉え方だと思うんですよね。それをルーチンだからこなさなくちゃいけないと思うのか、そのシステム自体を変えてやろうと思うのか。

前回のセッションでご一緒させていただいた為末(大)さんが、「同じ毎日のトレーニングでも、必ずちょっとずつ課題を持って改善していくことが続けられるコツなんだ」とお話されていたのと「全く一緒だな」「その通りだな」と思ったんです。要は、心の持ち方でどんな仕事でもクリエイティブになると思っています。

石川:視点次第ということですね。ありがとうございます。

宇佐美さんはどうですか? 社会人になられて、「ようやく待ちに待った社会人、働けるぞ!」と。

宇佐美進典氏(以下、宇佐美):そうですね。24時まで働けるって、こんなに幸せなことなんだと(笑)。本当にそう思っていましたね。やっぱり時間の制限なく働けるということのうれしさというか、楽しさというか。

つらさよりも、力を発揮する場があるということ、活躍できていたかどうかはまた別ですけど、場があるということがすごくうれしかったですね。

あと僕自身思っていたのは、働く時間って22〜23歳から60〜70歳くらいまで働くとして、そのうち平日働いているとすると、起きている時間の大半の時間は働いている時間にあてているわけです。

その時間がつまらないものとか、人生にとって無駄なものだと思っていると、自分の人生の大半を無駄なものに使っていると思えてしまうと思っていたので、「絶対にそうしたくないな」と。

だからこそ、働いている時間をより充実させていきたいと個人的にも思っていますし、会社をつくっていく上でも、一緒に働く人たちがそういうふうに思えるようになってほしいなと思っています。

石川:そうですね。私たちはほとんどの時間を働いて過ごしているわけなので、そこを少しでも価値あるものにしていきたいということですね。ありがとうございます。

海外と比べた日本人の働きがい

石川:今から徐々に本題に移っていくんですけれども、「働きがい」ということで、日本人って「◯◯がい」って言葉がすごく好きなんですよね。「やりがい」とか「生きがい」とか「不甲斐ない」とか。

「かい」って、そもそもどういう意味なんだろうと調べてみると、「価値」という意味らしいんですね。だから、「働きがい」というのは「働く価値」ということなんだろうなと思うんですけれども。

実際、データとして日本人が働きがい、働くことに対してどれだけ価値を感じられているのかというのを国際比較したものがありますので、ちょっとご紹介したいと思います。こちら、正面に出るでしょうか。

これは東京大学の島津(明人)先生が「働きがい」というものを、「活力」元気を持って働いているか、「熱意」を持ってやっているか、仕事に「没頭」できているかというこの3点から比較されました。

調べた中では、フランスが一番高かったんですね。ドイツ、イタリア、カナダ、中国と順番で、棒が長いほど「働きがいがある」と感じているんですけれども。日本はどこに位置するかと調べてみると。次(のスライド)、よろしくお願いします。

ダントツの最下位なんですね。これは昔からこうだったかというと、そうではないと言われています。少なくともバブルの頃までは、日本人は世界の中でも圧倒的に働きがいを感じて会社で働いていたんだけれども、90年代以降は下がっちゃったというふうに言われています。

働きがいはどういう要因で決まるのか

石川:これだけビジネスパーソンが働きがいを感じていないという中でも、今日集まっていただいた3つの会社というのは、極めてポジティブで例外的な会社なのかなと思います。

この会社が、それぞれどういうところを工夫されてやってらっしゃるのかというところを、これからお伺いしていきたいと思います。

その前に、もう1つだけ研究をご紹介させてください。次のスライドにいってください。

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