2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
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角田陽一郎氏(以下、角田):自分のやりたいことに向いていない人が結構多いじゃないですか。やりたいこととやりたくないことが結局分かれちゃうみたいな。はあちゅうさんって、やりたくないことが「ああ、やりたくなかった」というおもしろい文章になっちゃう気がしてて(笑)。
はあちゅう氏(以下、はあちゅう):そうですね。怒ったこととか嫌なことほどネタになるので。そういうのって、すごいことじゃないですか。怒ったら、原稿にしてお金になるんですよ、私(笑)。
角田:ということは、逆に(嫌なことが)起こってくれ! になりますよね。
はあちゅう:そのときは「最悪だ!」と思うんですけど、この嫌なことを昇華させるために「お母さんにおもしろく話そう」とか、「これはどうやったら笑えるブログやコラムになるだろう」と考えるので、そうしたら「よし、これで書いて原稿料もらって、気持ちが落ち着くな」みたいな感じで。
角田:「元取ったな」みたいな感じで(笑)。
はあちゅう:「元取った」っていうふうに折り合いをつけるしかないですよね。起こっちゃったことはしょうがないので。その後に何を得るかというのは自分次第だと思うんですけれども。
もちろん、普通にそこからただ教訓を得るということもありますけれど、それを原稿にするというのは、私が好きなことを仕事にできたからこそできるひとつのことかもしれないです。
角田:なるほど。今の話を聞くと、お母さんとか仲の良いお友達とかって、やっぱりその対象がいるからすごいおもしろく結果できているというお話じゃないですか。
でね、僕はテレビを作っていて、テレビって結局視聴率みたいなものしか評価がないんですよ。そうすると視聴率取るために頑張るぞって頑張って作ってるんですけど、それって具体的な対象がないんですよね。
はあちゅう:そうなんですよね。
角田:そうなんですよ。
今日、はあちゅうさんに僕が聞きたかったのは、はあちゅうさんから見て、どんなテレビがあるとおもしろいって見えるんですか?
はあちゅう:「テレビなのに良いのかな、こんなこと!」っていう、ドキドキしちゃうのが良いですね。「こんなギリギリまで良いの?」とか。テレビだからこその取材とかっていうのが感じられると、それはおもしろいです。
例えば『がっちりマンデー』みたいなのとか。もうあんなの絶対個人ではできないようなことだし、ネットとかで検索しても出てくる情報だとしても、その編集の仕方がやっぱりテレビ局のほうが上手だったりするんですよね。そういう見せ方があるんだなと思ったり。
角田:なるほどね。
角田:僕がそもそもこのCOMMUNE 246でこういうトークライブやろうって思ったのって、こういうトークライブってテレビでも普通に収録してるじゃないですか。
その収録現場っておもしろいんですよ。明石家さんまさんが『さんまのスーパーからくりTV』で話してるのがすっごいおもしろかったりとか、『金スマ』で中居君が話してるのがすごいおもしろい!
だったらそのおもしろいところにも、ライブイベントとしてお客さん呼んじゃったら良いんじゃないかなと思っていて、有料イベントにしちゃって、お客さんからお金もらって、そのお金で番組さえ作れちゃえば、仮にスポンサーがいなくても番組が成立するかなと。
はあちゅう:トークイベントでお金をもらうとかですか?
角田:ここでしか楽しめない、お金を払った方にしか味わえない部分は当然あって、その後それをうまく編集して、テレビ番組として放送しても十分おもしろいものになるんじゃないかって、考えています。
はあちゅう:そういうお金の作り方は絶対良いですよね。これから必要ですよね。
角田:新しくお金が集まる仕組みから作っちゃったほうが、新しいおもしろいことが生まれるんじゃないかなと思って、このCOMMUNE 246自体が新しいシステムになっちゃったら、どんどんできるようになるんじゃないですかね。
はあちゅう:そうですね。リアルとどれだけ接点を持っていけるかとか。
角田:寒いじゃないですか、今日。でも寒い中ではあちゅうさんの話を聞いたっていう経験は、多分忘れないんじゃないかなって。
はあちゅう:テレビで見たら一瞬で忘れちゃうけど。
角田:そうそうそう。テレビで見たら多分みんな一瞬で忘れちゃうと思うんですよ。だから心にどれだけ刻みつけられるか、刻み度みたいなものが新たな指標になっていくと。要するに結局テレビの視聴率もそうですし、Facebookのいいねの数もそうだし、Twitterのフォロワー数もそうだと思うんですけど、結局人気投票じゃないですか。
でもそうじゃなくて、人気投票じゃなくて、超やばい、人生にささっちゃう作品というかコンテンツ、文章でもテレビでも音楽でも、そういうものが世に出てくると自然とそこにお金が集まるから、ますますそういうものを作りたい人がどんどん現れるみたいな、新しい社会を作らないとおもしろくないなと思っちゃって。
はあちゅう:その実験の第一弾がこれなんですか?
角田:はい。そうなんです!
角田:ここで、はあちゅうさんにご質問をお聞きしたいと思うんですけども。どなたか質問はありますか? あ、いらっしゃいました。
はあちゅう:ありがとうございます。普通はこういうイベントでいきなり質問なんて出ないのにすごいですね、これは。
角田:はい。でも出ますよね。全然仕込んでるわけじゃなんともなく、出るんですね。
質問者:はあちゅうさんに質問したいんですけど、自分、ゲスアワーっていう番組を時々見てるんですけども。
はあちゅう:ありがとうございます。
質問者:ゲスもとさんの後継者を募集するっていう話をお伺いしてるんですけども、自分全然ゲスもとさんとは全く対照的な性格なんですけど、一度正直出てみたいなぁなんて思ってまして、あの……全然自分モテないんですけど、適性ありますかね。
角田:えーっと、質問というか売り込み?(笑)
質問者:いや、売り込みじゃないですけど。
角田:どうやればそういうのに出れますか? みたいなことですか?
質問者:そうですね。すみません、ちょっと説明が。
角田:いえいえいえ。どうやれば出れますかね。
はあちゅう:ゲスアワーって多分ご存知ない方もいるかと思うんですけど。
角田:じゃあ、1回説明していただいてもよろしいですか?
はあちゅう:はい。YouTubeで私と同僚の友人がやっている、ただなんかこう女の子の口説き方とかラブホテルへの誘い方とか雑談の動画なんですね。で、まぁ本当ただの一般人でやってるんですけど、なぜかファンがついて、調子に乗って10月にはファンイベトなんかをやったり。
角田:結構お客さんが集まったとか。
はあちゅう:そうですね。一緒にやっている友人も本当にただの一般人なのに電車の中で2人とも声かけられたり、クラブでゲスもとさんですかって言われたりとか、そんなふうになって。
角田:多分そういうのにどうやって出れるかっていうことですよね。
質問者:はい。そうです。
はあちゅう:まぁ、でも自分でYouTube始めちゃうのが1番楽かなと思うんですけどね。モテないやつのやるゲス話みたいなのを、YouTubeでやって、どれだけ見てもらえるのかとか。あとは、とがったことをやるとかですよね。
はあちゅう:やっぱりネットから出てくる人たちってキワモノが多くて、私もクリスマスまでに彼氏ができない女子大生が2人で彼氏作りをするところからっていう。
角田:そもそもそこですよね。
はあちゅう:はい。10年前にやってたのがそれなんですけど。
角田:10年前なんですか?
はあちゅう:はい。もうすごい変顔したり、それで叩かれたりとか、いろんなものをさらけ出してやってたんですけど。なんかそういうふうにひとつ、ちょっと注目をしてもらえるようになるにはどうしたら良いかっていうことを考えていただいて、それを売り込んでいただいたりとか。
まぁそもそもそれがバズってたら、私達も出てくださいって言いに行くかもしれないんですけど。
角田:むしろ逆に出演をお願いする。
はあちゅう:今だとただの誠実な良い人にしか見えないんですね。下世話な話は多分振れないと思うんです、私が。なので、なんか俺のゲスエピソードみたいなのをTwitterで送っていただくとか、なんかちょっとゲスなことを逮捕されない程度にやっていただければ、ちょっと話を聞いてみたいなと思います。
質問者:ありがとうございます。
角田:今、はあちゅうさんの質問だったんですけど、テレビプロデューサー目線で答えるとですね。今の話をまとめると、どうやればテレビに出れるんですか? って質問する人って結構いるんですよ。それって人だけじゃなくて、うちの商品どうやればテレビで紹介してもらえるんですか? とかよく言われるんですけど。
で、僕よく言うんですけど、紹介してもらえるんですか? って言われると紹介したくないんですよ。テレビマンはあまのじゃくなので(笑)。そうじゃなくて、僕らが紹介したいってものを僕らは自分たちで探したいんですよ。
だから、今のことで言うと、あの質問者の方がどうかはおいておいてですけど、すげーおもしろいからテレビ局が出てって言いたくなるような人になれば良いんですけど、そういうのを目指してる方ってどうやればテレビに出れるか、自分がそのように直しますみたいなことを結構言う方が多いなぁっていつも感じるんです。
だから多分、自分でオリジナルなものになっちゃうほうが。でもそのオリジナルなものって千差万別っていうかいろいろあるじゃないですか。
はあちゅう:そうですね。例えば、今日クリスマスツリーになってきたら良かったんですよ。そうしたら私覚えてたと思うんですね。なんだ、あいつと思って。
角田:なんでモミの木みたいなのが、客席にあるんだと。
はあちゅう:そういうなんかこう俺は人と違うんだぜって思ってるだけだと伝わらないので、それを痛いやつと思われるリスクを乗り越えてしてみるっていうのが良いかもしれないですね。
角田:そうですよね。それすごくわかります。そうだと思います。すみません、なんか僕からも言っちゃいました。ありがとうございました。
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