ビジネスメディア「AMP」1周年記念イベント

木村和貴氏:みなさま、本日はビジネスメディアAMPの1周年記念イベント『CHANGE THE GAME』にお越しいただきまして、誠にありがとうございます。AMP共同編集長の木村和貴です。まずは簡単に自己紹介をさせていただきます。

私は2011年にインターネットの広告代理店に入りまして、デジタルマーケティング、新規事業を行ってきました。そして2016年にブラーブメディア社にジョインしまして、ちょうど昨年の6月にビジネスメディアAMPを創刊いたしました。

AMPについて説明していきます。ビジネスメディアAMPはミレニアル世代向けビジネスインスピレーションメディアとなっておりまして、ミレニアル世代というのが1980年以降に生まれた方々を指す言葉となっています。そういった若いビジネスマンの方、ビジネスパーソンの方に向けて、ビジネスアイデアに繋がるような情報をメディアを通して発信しています。

テクノロジーやデザイン、カルチャーであったりと、そういった話題を取り上げて、みなさんが未来について考えていく際のヒントになるような情報を提供しております。

さまざまな業界におけるゲームチェンジの兆候

本日のプログラムですが、セッション1では『さまざまな業界で巻き起こるゲームチェンジの兆候』ということで、僕の方からAMPでこの1年間取り上げてきたビジネストピックの一部を紹介していきたいと思います。

そしてセッション2では、『ドラゴン桜』『インベスターZ』などの作品で有名な漫画家の三田紀房さんに登壇いただき、『スペシャルトークセッション』をさせていただきます。『インベスターZ』はこの7月よりテレビ東京で実写ドラマ化するということで、そのプロデューサーの工藤里紗さんにも本日お越しいただいています。

先ほども会場のアナウンスがありましたが、本日オリジナルTシャツのプレゼントキャンペーンを行っております。ハッシュタグAMP1周年イベントとつけていただいて投稿いただくと、抽選で5名様にTシャツをプレゼントさせていただきます。

感想のコメントをどんどんSNSに投稿いただければなと思います。それではさっそくですが、さまざまな業界のゲームチェンジの兆候ということでセッション1に移りたいと思います。

ゲームチェンジとは、新たな勝ちパターンを生み出すこと

まずゲームチェンジについてですが、定義であったりとか解釈というのはさまざまあるかと思うんですが、既存の枠組みと異なる手法を取ることで、新たな勝ちパターンを生み出すこととよく言われています。

これは技術の進歩や純粋に新しいことができるようになって、それでゲームを変えていくというわけではなくて、現在できることですね。見返して新たな視点で取り組むことで、ゲームを変えていくと。そういった事例というのを紹介していければなと思います。

どういったものが挙げられるかですが、例えば国内で有名な事例ですと、JINS PCがあるかなと思います。JINS PCについては、これまで眼鏡は、視力が良くない人、視力が低い人がつけているものでした。その中で新しい市場を開拓していくというとこころで、視力が高い人にも眼鏡をかけさせようというところ生まれたのが、ブルーライトカットPCメガネ。

目の疲れを取るというコンセプトで、視力がいい人にも眼鏡をかけさせた。そういったところは1つのゲームチェンジの事例といえるのではないかなと思います。

それでは、本日はAMPで取り上げてきた記事の中から、世界でさまざまな業界で起こったゲームチェンジを8つ紹介していきたいなと思います。

データ解析ができるサブスクというビジネスモデル

まず1つ目ですが、ビジネスモデルのゲームチェンジというものを取り上げました。これまでは商品を売ってお終い、買ってお終いということが多かったと思うんですが、売ってお終いではなくてですね、サブスクリプション型のモデルがこの1年、すごく聞くことが増えたんじゃないかなと思います。

これはどういうモデルかというと、商品を買って所有してそれでお終いというものではなくて、利用することに対してお金を払うと。そして利用期間に応じて継続的にお金を払うということで、主に、多いパターンでいうと月額課金などがあります。

みなさんも、音楽ストリーミングサービスであったりとか動画のストリーミングサービスなど、こういった月いくらで見放題というものをお使いになっていると思うんですが、そういったものがここに該当します。

例えば、1番有名なんじゃないかなと思うんですが、音楽のストリーミングサービスではSpotifyというものがあります。このSpotifyなんですが、CDを買うのではなくて月額料金を払ってお金を払って音楽を聴く、と単にお金の流れが変わっただけじゃないんですね。

サブスクリプションサービスでなにができるようになったかっていうと、データの解析ができるようになりました。これまでアーティストは、どんな人がCDを買ってどのタイミングでどう聴いてるか、ということはまったくわからなかったんですが、ストリーミングサービスであれば、どの性別の人、どの年齢の人、そしてどの地域の人が、どういったタイミングで何回聴いてるのか、そういったことがわかるようになってくるということです。

これによりアーティストは「次の作品はどういうものを作ろう」であったりとか、ライブ活動のときにどういう選曲をするか、そういったことに活かせるという流れが生まれました。このサブスクリプション型のサービスというのは、音楽や動画だけではなくて、あらゆるところで生まれています。

例えば「Pley(プレイ)」は、おもちゃのサブスクリプションサービス。これまでおもちゃっていうのは、子どものために買っていたのですが、一定期間遊ぶと子どもは飽きてしまうんですね。そうするとそのおもちゃは余ってしまうと。次の新しいおもちゃがほしくなり、それをまた手にして、それもまた余る。

最終的に遊ばなくなるとおもちゃは全部残ってしまう。ただ、このおもちゃのサブスクリプションサービスでは利用に対してお金を払うので、月額いくらで一定数のおもちゃが届いて、それを遊び使わなくなったらそれを返品し、また新しいおもちゃが届くことになります。

さらに先ほどのようにデータの活用ができるので、この子どもはどういうおもちゃを気に入っているのか、であれば、こういうおもちゃが次はお勧めですと、そういったレコメンドもできるようになるというところで、大きなゲームチェンジが起きています。

どう売るかではなく、いかに利用し続けてもらうか

「JUKELY(ジュークリー)」はティーン向けのライブ行き放題サービスということで、ライブのチケットのサブスクリプション型のサービスとなってます。こちらは一定額でいろんなライブに行き放題となるんですが、ライブの主催者側はこの参加者データを見ることで、だいたいこのライブに何人集客できるかといった計算が可能になります。

これは定額なので、本来興味がなかったり、お金を払ってまではいかないようなライブにも足を運ぶようになります。新たな出会いが創出されるんですね。ライブのサブスクリプションサービスではそういったところが活性化されているということです。

他にも2つ、「STITCH FIX(スティッチ・フィックス)」というサブスクリプションサービスであったりとか、香水のサブスクリプションサービス「SCENTBIRD(セント・バード)」などで、本来買って消費してたもの、というのが実はどんどんサブスクリプション化されているという流れが起きています。

すごく重要なことに、先ほどの通りデータを活用することで質が向上するということがあるんですが、ビジネスを仕掛ける側にとっては重要な視点っていうのがなにかっていうと、これまでセールスマーケティングでどう売るかというところまでが重要だったんですが、大事なところが継続して利用してもらうというところに変わってきます。

売った後、サービスを利用し始めた後に、どれだけ良い関係性を築けるかというところが非常に重要になってくるというところで、昨今はカスタマーサクセスであったり、CRMみたいなことが非常に注目されています。

プレイから実況へのゲームチェンジ

続いて、ちょっと語呂が悪いんですがゲームのゲームチェンジということで、これまでゲームは自分がプレイして楽しむものでした。これがプレイから実況へという流れが起きています。

Twitchというライブ配信プラットフォームがあります。これは世界最大のゲーム実況プラットフォームとなってまして、毎日1500万人のアクティブユーザーがおり、月間200万人を超えるユニークユーザーがコンテンツを配信しているというものになっています。

ゲームはもともと1人で楽しんでいたものですが、オンラインで繋がることで人と一緒に楽しめるようになり、さらに技術が進化することでライブ配信も可能になったということで、今度は見せて楽しめる、見て楽しむものに変わっていったというところで、遊ぶものがエンターテイメント化し、見ても楽しめるものになったと。そういった進化を遂げています。

こういった流れから生まれたのが「eスポーツ」という市場です。eスポーツではゲームをただやるだけではなくて、そこに実況が入り観客がいて応援する。そういったスポーツのような状態に変わっていくというもので、こういったゲームチェンジがゲームの世界では起きています。

楽しめる時間を”あえて”限定するアプリケーション

続いて3つ目はアプリのゲームチェンジです。アプリはスマホで隙間時間にいつでも楽しめるところが売りだと思いますが、ここで起きているゲームチェンジはいつでも楽しめるところではなく、特定の時間に楽しむというものです。

いつでも楽しめるはずなのに、あえて特定の時間に制限するのはなんでなんですかと思うでしょうが、『HQ Trivia』というライブ型のクイズゲームというものが今世界ではすごく流行っています。

これは1日に2回、アメリカ時間で午後3時と9時に、同時に全世界の人が参加するクイズアプリとなっています。これが世界中から100万人以上の人が同時参加しているモンスターアプリとなっています。

15分程度で、12から15問程度の問題が出されるんですが、ここには賞金が存在していて、参加者は最後まで勝ち残った人でこの賞金を山分けすることができます。そしてこのクイズアプリには、ライブ配信ということで司会の人が立ってですね、そのクイズをどんどん盛り上げていくんですね。

クイズアプリ版のミリオネアみたいに言われてるんですが、本当にみのもんたさんのような司会の人が出てきて、すごい参加者を煽ってクイズを進めていきます。そういったところで非常に人気のアプリとなっています。

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