リクルートワークス研究所・豊田義弘氏の自己紹介

ひろゆき氏(以下、ひろゆき):こんにちは。ニコ動トークセッション、いつもの本を紹介する感じなんですけど『就活エリートの迷走』を書いている豊田さんを紹介します。では、軽くどんな人なのかということを自己紹介からお願いします。

豊田義博氏(以下、豊田):ずいぶん歳食っていますけど、リクルートという会社に新卒の時から入って、今日も出てくる、いわゆる新卒採用、リクルートの本丸である事業の現場にずっと居ました。就職情報誌の編集長をしたり、今は研究者みたいなことをしていますけど、基本は採用の現場に長く居て、今日に至っています。

ひろゆき:リクルートに入る新卒のチェックをしていたんですか?

豊田:いえ、少しだけリクルートの採用のお手伝いをする仕事をしたことはあります。リクルート自身の広告を作るとか、パンフレットを作るとかそういうことをやったことが何年かはありました。

ひろゆき:リクルートってできて何年目くらいの会社なんですか?

豊田:わたしとほぼ同い年で50年の会社です。もうすぐ51歳です。

ひろゆき:結構古い会社なんですね。

豊田:なんだかんだいって、もう十分老舗、結構歳を食ってる会社になってきています。

ひろゆき:というわけでリクルートの豊田さん。まずはユーザーの意識を知りたいということでアンケートいってみますか。

豊田:そうですね。

キャリアの勝ち組になりたいか?

ひろゆき:ではアンケート、最初のやつ出ますでしょうか?

質問内容1が、「キャリアの勝ち組になりたい?」これ、そう思わないっていう人いるんですか?

豊田:いますね。皆さんがどうやって返事するかはわからないですけど。意外となりたいという人が過半数かというと全然そうではない。

ひろゆき:なりたいかなりたくないかというだけなら、楽してなれるんだったらなりたいんじゃないですか。

豊田:それはきっと、本音ではあるんじゃないですか。でも、一方で「なれないかな……」という、意外と素直に答えている。

ひろゆき:「本人がなれない」までもそこに含まれちゃうんですね。「宝くじ当たりたいですか?」みたいなので、「当たりたいけど、どうせ当たらないんだろうな」みたいなので答えちゃうとか。

豊田:その感覚があるんじゃないですか。(アンケート結果を見て)イーブンな感じですよね。

ひろゆき:ホントだ、スゲー!

豊田:類似質問で「キャリアの勝ち組にはなれそうもないという」似たような質問をしても、同じくらいの比率が返ってきます。

ひろゆき:なれそうもない、というのもなりたいと思わなくなるんですか。それは「隣のぶどうは酸っぱい」みたいな感覚ですか?

豊田:そういう感覚もあるかもしれないですね。

キャリアプランを明確に決めて働きたいか

豊田:逆に「勝ち組」という人たちを揶揄している人たちもいるじゃないですか。それがなんぼのもんだみたいな。その生き方そのものについて。

ひろゆき:単純に給料は高い方がいいですかみたいな質問でも「いいえ」に入ったりするんですか?

豊田:入ると思いますよ。

ひろゆき:えぇ! そんな時代なんですか!

豊田:どれぐらい心から思っているか微妙なんだけども、お金よりも真面目にやりがいでしょうとか、やりがい以外の物でも。

ひろゆき:「単純に給料は高い方がいい」という質問を出してもらってもいいですか?

豊田:100%とか出ちゃったりして(笑)。

ひろゆき:すみません順番が前後しちゃうんですけど、こっちの質問が先で。「5年後、10年後のキャリアプランは明確に決めて働きたい」そんな人いるんですか?

豊田:どれくらいでますかね。

ひろゆき:だって、10年後どうなるかなんてわからないじゃないですか。なのに決めたいと。

豊田:そうですね。

ひろゆき:公務員だって失業するような世の中じゃないですか。

豊田:仕事は来年どうなっているかわからないという世の中で、そういう仕事が多いですもんね。

ひろゆき:そう思う40%。

豊田:やっぱり高いですよね。

ひろゆき:なんで決めたいんですか?

豊田:後ほどまた話の中で触れますけど、「決める、というのがいいことだ」みたいな、世の中の論調がちょっとあるんです。そういうことにある意味で感化されている人がいるかもしれない。

ビジョン・理念によって働く会社を決めるか

ひろゆき:じゃあ、次は「ビジョン・理念に共感できない会社では、働きたくない」。自分の働いている会社の理念とかってみんな知っているもんなんですか?

豊田:知らない人が……私の感覚では、これも半分弱ぐらい「そう思う」で出るんじゃないかなと思うんですけど。知らない人が多いです、実態は。なんですけど、今日お話をする、ここで出てくる就活エリート君たちはかなりチェックしています。

ひろゆき:だって、適当なお題目じゃないですか。

豊田:その通りなんですよね。ただ、適当なお題目と私は立場上言えないんですけど。

ひろゆき:最近某D社に入った君は、ドワンゴ社の理念知っています?

スタッフA:全然知らないです。

ひろゆき:じゃあ、君は知っています? ドワンゴ社の理念。

スタッフB:ニコニコ。

ひろゆき:(笑)。それはニコニコ動画の理念で、ドワンゴ社の理念ではないと思うんだけど。僕も知らないんですけど。

ビジョン・理念を知らない会社では働きたくない、そう思う57.6%。

豊田:高く出たな。お年を見ると、学生の人たちも高かったし、さっき年齢を言ってもらったら割と20代前半も沢山いらっしゃいましたね。

ひろゆき:ビジョン・理念なんて平気でころころ変わるし、別にそれに従わないじゃないですか。そんなどうでもいいものに、それに働くか働かないかの重要なことを決めちゃうんですね。

豊田:どっかで、それを信じたい部分がある気がする。

やりたいことができないなら働く意味がない?

ひろゆき:次の質問は、「やりたいことができないなら働く意味がないと思う」。

豊田:どれくらい出ますかね。

ひろゆき:働く意味って給料もらうことじゃないんですかね?

豊田:その部分をそう思い込めている人がどれだけいるかですね。

ひろゆき:そう思う27.2%、そう思わない72.8%。

豊田:3割弱ですね。

ひろゆき:これ、アンケートに答えている人の無職率とかを知りたいですね。働いている人が働くことに意味がないといっているのか、働いてない人が思っているのか。

豊田:そうか。やりたいこと志向がどれくらい強いかですね。

ひろゆき:「私は自分の人生に対し、何とかやっていける気がする」これ、そう思わない人はヤバいんじゃないですか(笑)。大丈夫なんですかこの質問は。

豊田:ナーバスな質問がこれから3問くらい続きます。

ひろゆき:ユーザーが質問攻めっていう、わけわかんない展開になっているんですけど。

豊田:すみません、あとで答え合わせをさせていただく予定です。

ひろゆき:答えがあるんですね。

豊田:答えというか、この裏にある意識というか。

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