ジブリのおかげで、しゃべりがマシになった(笑)

岡田斗司夫氏(以下、岡田):ニコ生岡田斗司夫ゼミ、今日は特別編でですね、ドワンゴ会長の川上さんに来て頂いてます。

川上量生氏(以下、川上):どうもどうも(咳)。

岡田:いきなり花粉症(笑)。

川上:いや、本当岡田さんにはお世話になってて。

岡田:お世話してますよ(笑)。

川上:ありがとうございます。

岡田:毎月毎月たぶんドワンゴさんにはですね、60万くらい儲けて頂いているはずですから。

川上:そうですね。一応稼ぎ頭ということですから。その本来ウィンウィンの関係の岡田さんにですね、なんで酷いことを言われなきゃいけないのか。

岡田:あれ、そんなこと言いました? 一回も言ってないですよ。例えば、まず、頭に色付けたのが似合わないとかってこれ本当でしょ? さっきもコメントにあった通り、何で眉毛と色違うんだって言われているぐらいなんだから、たぶん皆止めた方がいいと思っているんですよ。そこで、若者ぶってどうするって思ってるんですよ(笑)。

川上:岡田さんリバウンドしてますよね?

岡田:してます。川上さんってそういう風に仕返しするタイプだったの? 可愛い人だったんだ(笑)。

川上さんのファンになっていた

川上:こうね、岡田さんのやっていることには色々腹が立つんですよ(笑)。ただね、ダイエットをちゃんと成功してリバウンドをしていなかったという事だけ尊敬してたんですよ。今ね、尊敬している要素がゼロですね。

岡田:そうですか。困ったなあ、俺今日実は、この24時間で川上さんのファンになってたので、それの話をしようと思ったのに(笑)。意外でしょ? この24時間でちゃんとファンになってきたんですよ。

川上:本当ですかね?

岡田:本当。嘘なんか言ってもしょうがないもん。というわけで、今日は何かまずアンケートがあるそうなので、助田さん(スタッフ)アンケートお願いします。

スタッフ:いや、その前に岡田さんの聞きたいことからお願いします。ちょっと2分くらい待って欲しい。

岡田:2分くらい待って欲しいのか。俺なんか悪口言いました? さっき言ったように、何かこう髪の毛について言ったのと、あと、超会議はやめた方がいいように言いました。これは悪口じゃないですよね。あと、何か言ったっけ? ジブリの鈴木俊夫に何か学ぶことは、それは学ぶことがあると思いますよ。何だろうな。

川上:何言われたのかな? 覚えてない。

岡田:覚えてないでしょ。

川上:覚えてない(笑)。

岡田:たぶん、よくよく聞いたら悪口になってないと思います。

川上:いや、そんなことないですね。

岡田:そう?(笑)

川上:まぁそりゃ一応ね、じゃあこう言いましょう。僕がね、何か言われるじゃないですか。言われるときにそれが正しいか正しくないかっていうのってあまり関心がなくって、損か得かだけに関心があるんですよ。損ですよね。岡田さんに言われる事が。

岡田:じゃあ、どういう風に言うと得になります?

川上:いや、それは何だろう?

岡田:じゃあ、3倍返しくらいで得にしますよ。どうしましょう。何でもツイート、言われるがままに。

川上:いやいや。

岡田:実際に会った彼は爽やかで、髪の毛も似合っててみたいな。カタカタっと。こういう冗談で返してもしょうがないんで。でも何だろうな。

川上:もうね、そっとしておいて欲しい(笑)。

岡田:わかった。じゃあ、今後触れない(笑)。

本当はひとりでいたい、そっとしておいて欲しい

川上:本当ね、出たくないんですよ。そういう世の中に。本当はひとりでいたいんだけど、ちょっとね、諸事情があって出てるんですけれど、本意じゃないので、本当そっとしといてください。

岡田:何でじゃあ、例えばこの前、羽生さんとも対談されたんですよね。

川上:はい。

岡田:何でそんなことするんですか?

川上:ねぇ。でもあれはプロモーションですよね、単純に。

岡田:ドワンゴで?

川上:いや、えっとね、それね、亡くなられた米永さんが悪いんですよ。米永さんってどういうタイプかというと、亡くなった人のことを言うとあれなんですけど、要するにトップ営業する人なんですよ。だから、要するに、川上を出せって何かとそうなるんですよ。

岡田:じゃあ、本当はやりたくないんですか?

川上:羽生さんとは会いたいですよ。会いたいですけど、何で人前で会わないといけないのか、カメラがあるんだみたいなね(笑)。

岡田:今日のこれは本意じゃないんですね。

川上:本意じゃないですよね。

岡田:カメラまわってた方が本音出ません?

川上:あのね、最近ね、カメラが全く気にならなくなったんですよね。慣れちゃって。もうね、どうでもいい(笑)。

今年の年賀状の枚数は7枚

岡田:僕ね、一応ね、川上さんっていう人はどんな人か教えてって昨日ツイートしたら、いろんな人に教えてもらって、その中であの情熱大陸じゃなかった、カンブリア宮殿があったんですよ。あれ見たら、結構川上さん、緊張してて。

川上:はい、そうですよ。

岡田:あんまりブログほど面白くなかったんですよ(笑)。

川上:ごめんなさいね。

岡田:で、僕、ほらさっきこの24時間でファンになってきたって言ったじゃないですか。あれ、ブログ読んだんですよ。大体読んでコイツ面白いと。何で今まで見逃してたんだ、こいつ絶対変だと思って、それで今日会うのを楽しみにしてたんですけども、あのブログの面白さと、テレビとかで答えている川上さんの間にえらい温度差っていうのかな、仕上がりの差があるんですよね。

川上:だって俺、基本出不精だもん。人前でしゃべるっていうの向いてないんですよ。だって僕、なんていうのかな? 年賀状の枚数ってあるじゃないですか。ちなみに今年の自宅に届いた枚数って7通だったんですよね。

岡田:はいはい。

川上:わかりますか? この位置で、まぁ一応会社に届くんだけど、会社の人はね、それの枚数が100枚なかったんですよ。

岡田:はいはい。

川上:これって普通はないと思うんですよね。会社やってたらね(笑)。

ニコ動は、オタクと一般人の融合によって生まれた

岡田:じゃあ、そのインディアンたちをどうしようとしてるんですか? 川上さんは。

川上:どうしようとは別に思ってないですよね。ただね、居場所を守ってあげたいと思っているわけですよ。ニコ動を作った時にね、今までいろんなビジネスをやったんだけど、基本自分が楽しいと思ったサービスを作ったことがなかったんですよね。着メロとか。みんな楽しそうにしてるなとか思いつつも、ニコ動は、これは本当に楽しいなと思ったんですよ。

自分も楽しいし、たぶんユーザー側に行ったらもっと楽しいんだろうなと思って。このニコ動ができた5年前って覚えている人も減ってると思うんですけど、あの時のニコ動は誰が見てもこのサービスは1年以内に潰れると思ってたんですよ(笑)。こんなものが許されるはずがないと。

岡田:確かに否定しないな。本人が言うとすごい説得力ありますね(笑)。

川上:いや、どう見ても無理だろうと。絶対なんかで潰れると。で、そのサービスを残そうと思ったんですよね。残す過程でいろいろ残し方を考えたんだけど、たぶんユーザーが嫌がることもやらないといけないんだけれども、たぶん残すことの方が重要だから僕はそれをやろうと決めたんですよね。その過程ですよ。

岡田:その残すためってなんのため? 彼らの居場所ってさっき言ったじゃないですか。それはネットにいる人たちですか? 例えば、さっきの相変わらず使うんですけど、元々新大陸とかリア充に住んでたネットの民の人らの居場所ですか?

川上:そうですね。ニコ動って最初から面白くって、アクセスログのリファラー見てて分かったんですけど、実はね最初からミクシーとかyahoo!のユーザーが多かったんですよ。でGoogleとか2ちゃんねるのユーザーが少なかったんですよ。これって世間に思われてるのと全く逆でしょ。

岡田:そうですね。