
2025.02.18
AIが「嘘のデータ」を返してしまう アルペンが生成AI導入で味わった失敗と、その教訓
リンクをコピー
記事をブックマーク
記者1:50年以上ぶりにオリンピックの旗が東京に来ました。あらためて今どのようなお気持ちでしょうか。
小池百合子氏(以下、小池):この50年間プラスアルファで、日本は人口増、そして高度成長から今まったく50年を経て新たな時代に入っていると思います。
それだけに、新しい時代を作るためのオリンピック旗をリオから運んできたということは、私としてもとても責任を感じておりますし、将来の東京、日本を作るという意味では、描き甲斐のある青図をぜひとも実行していきたいと思っております。
記者1:リオオリンピックは東京都内、そして全国にも大きな盛り上がりを見せていました。機運の高まりというところで、今後どのようなことに注力されますか。
小池:なによりも今回は、日本選手、各種目で本当にすばらしい成果を残してくれました。金銀銅あわせて41、それに入賞者もたくさん輩出して、本当にすばらしい成果だったと思います。
それを踏まえましても、会場の問題、仮設なのか高すぎるのかいろいろと議論はございますけれども、やはり中身はアスリートのがんばりによるものが一番大きいんだなということをつくづく感じてまいりました。
しかし、そのアスリートのみなさんが活躍しやすい会場をどうやって作っていくのか。このことに注力していきたいと思っております。
いずれにしても、「アスリートファースト」というのをやはり最初に持ってこないと、東京オリンピック・パラリンピックが結局、箱物だけが残りましたというかたちになってはいけないと思います。
記者1:今、都内がすごく機運が高まっているかと思うんですけれども、今後この状況をどのように高めていくか維持していくかっていうのをお願いします。
小池:これから4年間ずっと持続させながら、この機運を続けていくというのは大変難しいことではあるかと思いますけれども、それだけに今、改革本部のほうで問題点の洗い出しもしております。そのことが逆に機運を高める方向につなげられるように、そのようなことを頭に入れながら進めていきたいと考えております。
記者2:着物姿での世界でのPRっていうのはご自身でも成功されたというふうに思っていらっしゃいますでしょうか。
小池:はい、やはりここは日本を世界に広げる……少なくとも10億人があのシーンを見るということでしたので、「ここは着物でなくちゃ」と思いました。
ただ、残念ながらバッハ会長から旗を受け取った瞬間から大変な雨になりまして、ずぶ濡れになって、その結果として風邪もリオから持って帰りました。
記者3:あらためて、今回の東京オリンピックはどういうテーマをもって国民や都民が臨める大会になると思われたか教えていただけますか。
小池:アジェンダ2020というオリンピック委員会、IOCのほうも出されておられます。そのためには若者、それから「サステイナビリティ」持続可能な、それから「クレディビリティ」信じられるという3つが重要だということをおっしゃっておられました。
私はとくに、元環境大臣としても、サステイナブル、持続可能なオリンピック・パラリンピックにしていきたいと思っておりまして、いろいろと環境の技術、それからクールビズもそうなんですけれども、都民・国民のみなさんの意識に訴えるような、そんなキャンペーンも張っていきたいと考えております。
記者4:時事通信のサイトウです。知事はかねがねコンパクトなオリンピック、それから簡素に会場も作っていけばいいとおっしゃってますけれども、今日のこのイベントはかなり壮大なものだったと思います。
今後4年間いろいろなイベントをやっていくかと思いますけれども、その点についてもどういうふうにコストを抑えていくかっていうことが大事になってくるかと思いますが、そのあたりをお願いいたします。
小池:機運を高めていくという意味では、いろいろなイベントを行っていくべきだと思っています。
お金がかかるかどうかもそれの効果ということをよく考えて、必要なイベントを行っていくべきだと思っております。
いずれにしましても、都民のみなさま方、国民のみなさま方が納得できる、そういう東京オリンピック・パラリンピックにしていきたいと思っております。これは常に申し上げていることであります。
ありがとうございました。
2025.02.20
残業せずに結果を出すドイツ人の働き方 日本の3倍休んで成果は1.5倍のタスク管理と会議術
2025.02.14
報連相ができない部下に対するコミュニケーションの取り方 「部下が悪い」で終わらせない、管理職のスキル向上のポイント
2025.02.20
部下からミスの報告が上がった時の反応の仕方 逆効果になる上司の対応と心がけたい3つのポイント
2025.02.21
日本の職場にありがちな「指示待ち部下が多い」問題 ドイツのマネージャーに学ぶ、自律型組織のヒント
2025.02.13
上司からは丸投げ、部下からはハラスメント扱い、業務は増加…プレイングマネジャーを苦しめる「6つの圧力」とは
2025.02.18
「働きやすさ」と「やりがい」で見た4つの職場のパターン 圧倒的に業績の伸び率が高い職場の特徴
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2025.02.13
“最近の新人は報連相をしない”という、管理職の他責思考 部下に対する「NG指示」から見る、認識のズレを防ぐコツ
2025.02.14
リーダーが「ゴール直前でひっくり返し」をする理由 ソース原理の専門家が語る、指示が二転三転する人の心のうち
2025.02.10
32歳で「すかいらーく」を創業、75歳で「高倉町珈琲」で再起業 「失敗したからすかいらーくができた」横川竟氏流の経営哲学