デッドボール陣参戦!
水嶋かおりん氏(以下、かおりん):実際、嬢とお客だけで話していても、実際のところ中身がどうかというのも知りたいので、運営している人ともう1人お店で働いている方をお呼びしたいなと思います。
それでは、準備をお願いします。鴬谷デッドボールの総監督でございます。あと池袋の嬢でいらっしゃいます、アボットさんにこちらに登場していただきたいと思います。よろしくお願いします。
野ざらしマリー氏(以下、マリー):アボットさん、背中をちょっと見せてから座ってもらえますか。
かおりん:アボットさん、ちょっとファッションポイントを見せていただきたいんですけども。
マリー:デッドボールのオリジナル。
かおりん:池袋デッドボールでIDB、こちらが池袋デッドボールのアボット選手です。
鴬谷デッドボール総監督(以下、監督):アボちゃんのイラスト。
かおりん:イラストで超かわいい。前のほう向いていただいてよろしいですか。アボットちゃんです。
マリー:皆さん、トークの最中もどんどんご注文くださいませ。
かおりん:ご注文してくださいね。どうぞ真ん中にお座りいただいて。
マリー:フード頼んでくださいね。フード大丈夫ですか? 足りてますか。ご飯も召し上がってください。ハイボール1つください。
かおりん:焼きそばください。
マリー:私、白ソーセージとザワークラフトください。
くどうちゃん(以下、くどう):牛カルビ丼ください。
マリー:注文とれましたでしょうか、大丈夫でしょうか? 注文入りましたか? 焼きそば、白ソーセージ、ハイボール、灰皿。
地雷専門店「デッドボール」
マリー:今からデッドボールさんのホームページに。デッドボールさんを知らない方、どのくらい今、会場にいらっしゃいますか? あ、結構いらっしゃいますね。デッドボールさんは業界的にはなんていうか、もう。見てもらったほうが早いですか。
かおりん:こんな感じで。
マリー:真ん中はアボットさんの絵ですか。青いユニホーム。
くどう:キャラ化されてるんです。
監督:イメージ画像で。
かおりん:これが「日本随一! 危険球専門店」ということで、鴬谷、西川口、池袋。今、新橋は休業ということで。
監督:新橋は休業中。
かおりん:こちらがアボット選手がいらっしゃるデッドボールさんでございます。
監督:(アボット)は池袋デッドボールですね。
くどう:今、どこが本店なんですか?
監督:本店は。
くどう:鴬谷と認識しているんですけど。
監督:そうそうそう。
くどう:池袋も大きい感じなんですか。
監督:6年前に鴬谷がオープンして、3号店ですね、池袋は。
くどう:今は池袋がメイン。
監督:鴬谷がメインです。
くどう:アボットさんが池袋。
監督:看板嬢のアボちゃんがいるのが池袋。
くどう:なんかディズニーランドでいうミッキーマウスらしいです、彼女は。
監督:これをディズニーランドとして彼女がミッキーマウス。
かおりん:ここの、まず上を見ていただきたいんですけれども、「風俗をやめたい方へ。遊べば夫婦関係円満。彼女のありがたさ倍増」ということで、いかにこのお店で遊ぶと自分の身の周りにいる女性がすばらしいかということを感じとってもらえる(笑)。
監督:地雷専門店です。
かおりん:地雷専門店ですか。
監督:ただ、これ本当にやられちゃうと商売成り立たない。生活できないんで。
かおりん:生活できないので、必ずデッドボールを利用してくださいということですね。
各種コース説明
かおりん:ルール説明からしたいんですけれども、こちらのお店はいろんな形で記号があるんですよ。まず、70分ヒットコースというところがありまして。これは通常の?
監督:これが基本コースですね。お試しコース。
かおりん:内容はどうなってるんですか?
監督:通常のヘルスプレイです。
かおりん:ヘルス。キス、シックスナイン、素股。
監督:これが初心者コースです。
かおりん:ヒットコースが初心者コースと。
監督:そうですね。2回目以降のお客さんにお勧めするのが100分コース。今いろいろ分かれてるんで。
くどう:これはやっぱり、プラスホテル代みたいな感じなんですか。
監督:そうです。これがホームランコースで、ご指名のお客さんとかにお勧めしています。
かおりん:ご指名のお客さんにはホームランを打っていただく。
監督:最初よく「ホームランって本番か」みたいに言われたんです(笑)。
くどう:ひどい。
かおりん:ホームランと言うとガッツリいけそうなイメージが持たれますけども?
監督:決してそういう。
かおりん:決して本番ではございません。
抜ける保障なしの「草野球コース」
かおりん:この草野球ホームランコースというのは?
(※画像掲載自粛)
監督:うちは今、草野球、レギュラー、メジャーと嬢を分けていまして、草野球がお金をいただくのも申しわけないぐらいな子達です。
くどう:それすばらしいですね! 草野球コースをちょっと見せてほしいです。
監督:さっき、風俗地雷という話が出ていましたけど「お金をいただくのも申しわけない」という女の子に対してのコースです。70分6,000円。
くどう:安い!
監督:100分1万円、プラスホテル代です。
マリー:通常の料金が70分で1万4ぐらいですか?
監督:通常のヘルスだと1万2、3,000円。
くどう:大阪より安いね。草野球コースはね。
監督:ただし、これもうアウトです(笑)。抜ける保障はないです。
かおりん:抜ける保障がない。
くどう:俺はそういうところに勝負を挑む。
監督:通常が70分8,000円。これも抜ける保障はないんですけど(笑)。
かおりん:抜ける保障がない風俗ということで。それでハイレベルな地雷で。
監督:これがメジャーリーグコースといって、これは20代に特化したコースで、通常2万円の店でもいけるのかなという女の子が計算して、うちのほうが稼げるんじゃないかなと思って入ってきたという。
かおりん:計算してね。地雷畑に花を咲かせましょうという。
監督:まあ、それでも70分1万円という格安で。
くどう:安いです。
1万円+ワンコイン
かおりん:格安ですね。安いですよね?
くどう:ただ細かいことをいうと、鶯谷はホテル代が結構高いんですよね。
監督:そうですね。
くどう:3,000円が1番安いんだけど。
監督:最低3,000円ですね。
くどう:3,000円のホテルって空いてなくて大体3,500円を選ばざるを得ないんですよ。
マリー:でも500円でしょう? ワンコイン。
監督:私は鴬谷あまり詳しくなくて。
くどう:鴬谷がねえ、ホテル代が高い。
監督:最初は1万円で遊べる店を目標にやっていたんですけど、最低ホテル代が3,000円だというので1万円じゃ収まらなかったという。
くどう:1万500円かかりますね。
ダブルでトラウマも2倍
(※画像掲載自粛)
かおりん:このオプションのアナバットってすごいですね。アナルファックのことをアナバットって。あなたのバットをぶちこんでくださいということでしょうね。
監督:一応これは野球をベースにしたあれなんで。
かおりん:野球をベースにした形になって、ダブルとかトリプルとか?
監督:3Pが1番の売りです。女の子2人で。
くどう:売りなんですか? ちょっと怖いんですけど。
監督:ブス2人来て1万3,000円(笑)。
くどう:安いけど、トラウマも2倍みたいな感じですね。
監督:高いですよ。
マリー:ちなみに1番人気があるメニューは?
監督:1番人気があるのは、やっぱりメジャーの100分コースです。
月緒:3Pコースは結構出るんですか?
監督:3Pコースは結構出ます。1日1本くらい出ます。
月緒:出ますね。
くどう:1日1本って出るほうなんですか? それ。
監督:この中では出るんです。
くどう:そういうことですね。わかりました。
監督:ブス……(笑)。
遊びのリスクは減らしたい
かおりん:デッドさんがすごくいいなと思ったのは、定期検査の証明書をちゃんとホームページ上に表記しているんですね。こういったお店ってまだまだ少ないんですよ。これは何がきっかけだったんですか?
監督:これはここ1年で、懐に余裕ができたんでやり始めたんですけど。
かおりん:懐に余裕ができた。わかりやすい。
監督:風俗、心配じゃないですか、性病。
かおりん:心配ですよね。病気がね、やっぱり。
監督:風俗引退と言いつつ、リピートしていただきたいんで、私も。
かおりん:まあそうですよね。引退と書きながらもチャレンジしていただきたい。
監督:遊びに来てるんで、やっぱりちょっとリスクを減らしたいなと。これは月1回で全在籍の人に。
ぶっちゃけ4割性病だった
かおりん:全在籍の方にやっている。これお店持ちですか?
監督:半分は女性。
かおりん:折半で。
監督:一応。全部回収してたんですけど、回収できないんです。結局回収できるのは半分くらいです。
くどう:すごいぶっちゃけ。
監督:ぶっちゃけていきますと、やり始めたときは4割も性病でした(笑)。
くどう:マジですか。
マリー:熱いぶっちゃけ話ですね。
かおりん:ぶっちゃけ4割。
監督:全員出勤停止にして。
かおりん:4割はまだ普通かなとか。もうちょっと多いようなイメージが。
月緒:性病検査って女の子に任せてる店が多くて。
かおりん:多い、多い。
月緒:中には行ってない子が多いんですよね、結構。
監督:これはお客様への誠意ですよね。
かおりん:お客さんへの誠意。
月緒:すばらしいと思います。
地雷による多様性の確保
かおりん:これだけ地雷なのに、なぜか愛情を感じるのはなんでなんだろうみたいな。
月緒:女の子に対しての愛情が深くて、すごく大事にされてるなというのがわかる。
くどう:地雷というけど、俺は多様性だと思う。今の風俗店ってコンセプトを固め過ぎで、似たような女しかいないんだよね。
マリー:いいこと言ったね、くどうさん。
くどう:多様性だと思うよ。
マリー:多様性だって。
(会場拍手)
かおりん:パチパチが来た。
くどう:多様性をちゃんと確保してくれてるんだよ、この店は。
ピンポン感染の撲滅
監督:ちなみに今は、性病は1割も出ないですね。
マリー:女性の4割が性病だとわかって、どうしたんでしたっけ?
監督:全員、出勤停止ですよ。
マリー:からの。
監督:からの、今は1割未満です。
マリー:それはどうしてですか? お店で何か……。
監督:まず治療をさせて、診断書を出してから出勤。これをやると最終的に、ピンポン感染もなくなるんで。
かおりん:そうですね。AちゃんからBちゃん、BちゃんからCちゃんという形の。
病気をもらったらお店に言おう
くどう:あと客としての質問なんですけど、「病気をあいつからもらった」というときに、誰に言ったらいいか結構困る場合があって。お店に言ってもものすごいスルーされるし。
監督:お店は……。
くどう:「何いちゃもんつけてるんですか」的なリアクションをよくされる。
監督:原点がわからないので責任を負いかねるという。他店から持ち込まれているかもしれないし。
くどう:まあ、それはそうか。だけど、例えばお客が「多分あの子だ」と思いました。そうしたら、どうしたらいいんですか?
監督:まずうちは検査します。うちは謝るだけです。「ごめんなさい。申しわけない」と。
くどう:それはやっぱり店に言うべき?
監督:店に言ってもらわないと。
くどう:しかないよね。
監督:それ以上の感染拡大を防げないので。
くどう:結構こじれちゃうのが、女の子と連絡が取れちゃったりすると、女の子に言っていいものか店に言っていいものか……。
監督:いや、それは店に言わないと女の子は隠しちゃうんで。
くどう:そうですよね。
監督:店に言って、もう1回検査し直し。
くどう:本当は女の子にそんなことを言いたくなくて、本当に仲がいい子だったら気をつけなっていう話になる。「病気もらったから、お前やばいかもしれないよ」って言えるんですよ。そこまで仲良くなかったら店に言うしかないんだけど、店からは「何言ってるの? お前」みたいな態度をとられちゃうと困っちゃうんです。
監督:それは店のスタンスによると思いますけど。
くどう:まあ、そうですね。例えばそういう電話があったら、デッドボールさんはどうされますか?
監督:まず謝罪ですね。まず謝って。
くどう:ああ、うれしいなあ。
監督:まず謝って、女性は即検査。グレーの時点で出勤停止にします。
くどう:そうかそうか。でも、そういうのが言えるっていうのがうれしいですね。