2024.12.24
ビジネスが急速に変化する現代は「OODAサイクル」と親和性が高い 流通卸売業界を取り巻く5つの課題と打開策
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西野:僕、今週いっぱいは絶対いけるっていうのが1つあるんですよ。
のぶみ:今週いっぱいって、もう……。
西野:あ、1週間。向こう1週間は絶対いけるっていうのがあって。そもそも『えんとつ町のプペル』って、立ち上げからみなさんお話してると思うんですけど、「絵本を分業制でやってみたら、どういうものができるんだ?」っていう、「分業制で作っちゃおう」っていうのが最初のテーマだった。
そのためにはお金が必要だったから、クラウドファンディングをやって、みたいなところで。「超分業制でいってみよう」みたいな、映画みたいに。
で、やるってことでスタートして、世に出て、それがようやく最近バッて広まり出した時に、これがたぶん売れたっていう状態だと思うんですけど、アンテナ張ってない人にも届くようになってきた。
そうなった時に、このアンテナをそもそも張ってなかった人は、『えんとつ町のプペル』がそもそも分業制で立ち上げた企画だっていうことをご存知ないから、最近上がってきてるのは、「キングコング西野、ゴーストライター疑惑」っていうのが。
(会場笑)
トンボ:そうですよね。もう今それで。
西野:持ち切り。
のぶみ:え、ゴーストライターなんですか?(笑)。
(会場笑)
西野:だから(笑)。あの、「どうやら西野の『えんとつ町のプペル』は、西野1人で描いてないらしい」みたいな。
トンボ:最初に言ってたのにもかかわらず(笑)。
西野:最初に言ってるんですけど。
のぶみ:じゃあ、俺とトンボさんも描いたって(笑)。
トンボ:でも、そこまで届いたってことですけどね。
西野:そこまで届いたってこと。それはすごくいいと思うんですよ。
トンボ:すばらしいですよね。
西野:で、ゴーストライター疑惑が出てる。しかも、「西野は自分で描いてない絵で、1,000万円を……」。もう、なんか錬金術師みたいな(笑)。
のぶみ:すげー悪いよ! めっちゃ悪いじゃん!(笑)。
西野:でも、僕はそれ、「むっちゃいい」と思ったんですよ。確信犯で言ってる人は、もしかしたらいるかもしれないし、それを天然で信じてる人もいるんですね。「え、あいつ、描いてないの?」みたいな、「ゴーストライター」。
トンボ:「めちゃくちゃ嘘つきやないか」っていう。
のぶみ:嘘ついた奴と、それを聞いた奴の、そのさらに聞いた奴くらいは、もう知らないだろうね。
西野:知らないっすね。
のぶみ:絶対知らない。
西野:それで、いやいや、そもそも『えんとつ町のプペル』って、そういうところでスタートしてるんだよっていう説明をする人が最近出てきだして。まあ、経緯を知ってる人ですよね。
トンボ:そうですよね。最初から言ってたし。
西野:というか、本を読んだ人ですよね。最後にスタッフクレジットを全部入れてるから、本を読んだ人は、それは全員知ってるんですけど。
だから、説明する人が出てきて、「いや、でも、あれはゴーストライターで……」という議論が行われてるから、ずっと『えんとつ町のプペル』の宣伝になってる、っていう。
トンボ:盛り上がってる(笑)。
西野:これはアイスバケツチャレンジのそれとすごく似ていて。0円で宣伝できてる、っていう。
のぶみ:なるほどね(笑)。
西野:この火は消しちゃダメだと思うんですよ。で、今週いっぱい乗り切ろうって。
のぶみ:トンボさんが、なんか関係者の言葉っていうので。「ちょっと言えないですけど」みたいな(笑)。
トンボ:某放送作家みたいな(笑)。
(会場笑)
のぶみ:「ちょっと言えないんですけど」って。
トンボ:よくありますよね。「おまえ、誰やねん!」みたいな(笑)。
のぶみ:「作ってる時に……」みたいなやつをちょっと言ったら、もうボーッて燃えるでしょうね(笑)。
トンボ:今、確かに議論がね。
のぶみ:「私は正直、あやしいと思ってましたよ」みたいな(笑)。すごい出っ歯で言ってもらったら。
トンボ:確かにね、2ちゃんのまとめサイトみたいなやつでも、すごい出てきますもん、西野さんの。
のぶみ:ゴーストライターって(笑)。
西野:その時にやっぱいいのは、どんだけ文章を編集しようが、切り取ろうが、なにしようが、絵は編集できないから。
のぶみ:あ、そうか。
西野:この絵が。
トンボ:出てくるんですよね。
西野:そう。この絵が絶対出てくるんですよ。で、売れたんですよ、要は。あの議論が始まって、バッてまたちょっと売れて。今、だから、これで今週なんとか。
このアンチの人にも、もうちょっと。今、アンチの人の反対意見が、ちょっと雑なんですよ。単純に調べてない、っていう。
(会場笑)
トンボ:知らなかったっていうことですよね。
西野:知らなかったっていう。「え、そうだったの?」っていうので、すぐ論破されるから。僕、「『えんとつ町のプペル』をクラウドファンディングでやる」って言った時に、もしかしたらトンボには言ったかもしれない。小谷にも言ったかな。「クラウドファンディングのタイトルに、“世界初”ってつけよう」って。
トンボ:あー、聞きました。
西野:「世界初、絵本で分業制を作る」って。
のぶみ:でも、そうかも。
西野:いや、たぶん違います。絶対に分業制の絵本は、細かく言っていったら絶対にあるはず。だけど、「世界初」って言おう。そしたら、賢い人は絶対に「それは世界初じゃないよ」って言ってくるから、これで宣伝になるっていって。
のぶみ:あーそうか!
西野:その時は、岡田斗司夫さんが言ってきてくださったんですよ。そのおかげで、これはこっちからすると「キターーー!」っていう感じで。
トンボ:そうですよね。「食いついた!」ですもんね。
西野:「かかった!」っていう感じ。岡田斗司夫さんが言ってくださって、しかも、言い分も丁寧でもうすごく理論武装されていたから。だから、それに対して反対意見もあったし、賛成意見も超多かったから。
結局、クラウドファンディングは、岡田斗司夫さんの賛成で、けっこうバズったんですけど。それぐらいの言い分をきちっと持ってる人が、「あれはゴーストライターだ」みたいな言ってくれると。
トンボ:なるほど。
西野:今だと、情報が知れわたっちゃった時点で終わっちゃうから。
トンボ:そうですね。「なーんだ、違うんだ」っていうことになっちゃいますもんね。
西野:全部わかったうえで、それでもあれは間違ってるっていう。アイスバケツチャレンジって全部わかったうえで、「いや、でも道義的なところでどうなの?」みたいなものって消えなかったじゃないですか。今は、ちょっと雑なんですよ。
トンボ:うーん、たしかに。ただただ知らないっていう。
西野:だから、トンボとかが考えなきゃいけない。
(会場笑)
西野:「あれは本当に良くないことなんだ」みたいな。
トンボ:「西野のやってることは、完全な悪だ」っていう。
西野:そう。こうでこうでこうだからダメなんだ、っていう。
のぶみ:やっぱ、関係者の人だよね(笑)。
西野:そうそう。身内に寝返られる。
西野:だいたいジョブズとかも、あるやん。身内に寝返られる、みたいな。それがいい。
のぶみ:「これが作る時のアイデアなんですけど、私コピーしてて」みたいな(笑)。なんか、ちょっと変なの入ったらおもしろいけどなあ。
トンボ:僕が見たサイトでも、ご丁寧に、西野さんの下絵とかの写真まで貼り付けてあって。
西野:はいはい。
トンボ:西野の本当に書いてるのはこれで。
西野:ここまでで、みたいな。
トンボ:今回はこれで、っていう(笑)。
西野:超いいっすよね。メイキングを全部出してくれてる。
(会場笑)
西野:今回のギャラリーでいうと、地下1階で展示してるやつが、前後でワーッて流れてるってことでしょ。超いい、それは!
トンボ:それはすごい宣伝ですよね(笑)。
のぶみ:だけど、タイミングもありますよね。そういうのを出すのも。『めちゃイケ』の時とか。でも、それと合わさると、変なふうになったりするっていうのもあるし。
西野:まあ、確かにね。でも1,000万円が拍車かけた。
トンボ:確かにね。「1,000万円儲けたのに、絵を描いてない」みたいなのが、良かったですよね。
西野:それが、なんか、すごくいい感じがするんですよね。大事なのは、絵本が売れることだから。
トンボ:なんか、「西野のやり方だったら、誰だって芸術家になれる」(笑)。
西野:あれもいい!
(会場笑)
西野:あれも、やっぱりすごく雑な……。
のぶみ:雑ですよね(笑)。
西野:「そのやり方だったら、誰でも『えんとつ町のプペル』作れる」みたいな、言い分としてはすごく雑なんですけど。
トンボ:確かに(笑)。
西野:そういう雑な人がいるから、事情をちゃんと知ってる人は、ちゃんと熱を持って。それこそ塾講師の坪田さんとか。
トンボ:ビリギャルの。
西野:ビリギャルの坪田さんとか、「いや、だから……」ってちゃんと説明してくださってるんですよ。熱を持って。あれも、たぶん雑な反論があったから、坪田さんみたいな発言力持った人が出てきてくださって。
トンボ:確かに。
西野:雑なやつもいいんですよね。
トンボ:なるほど。
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