2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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取引ができない段階で、NEM以外の仮想通貨をお持ちの方もどんどん今相場が下がっている中で、含み損を抱えたまま、いわゆる損切りさえもできないというような状況にいる中で、だいたいの目処を出せない理由はなぜなんでしょうか?
大塚雄介氏(以下、大塚):私も実際の話、お伝えしたいですと。いつぐらいだと。ただ、そこはちゃんと正式なかたちで決まってから、ご報告させていただかないといけないと思ってまして、申し訳ないのですけれども、目処もお伝えできないようなかたちになっております。
記者15:例えば、外部の仮想通貨交換所とかの受け入れも含めてやっているような。例えば仮の話、一斉に引き出されたら、システム上、外部に送金されることも想像はされると思うのですけれども、そういうことも含めて、連携も取りながら、ということも考えられるのでしょうか?
大塚:別に外部の取引所がどうとかいう話ではなくて、どちらかというと私たちのシステムとして、ちゃんと安全に送金ができるのかどうか、こういうところを1個1個、確認させていただいて。
一番はお客様の資産がお手元に戻ることと思っていますので、そこのところを1個1個確認させていただいて、問題がないようなところというのを確認させていただいているようなかたちになっております。
記者15:日本円でのNEMの補償については、安全性の問題はないように思うんですけど、それについて時期の目処すら示せないのはなぜなんでしょうか?
大塚:時期の目処は私の中でもある程度ありまして、社内でも検討しているんですけど、1日でもずれてしまったらいけないので、ちゃんとそこのところが明確になってから、ご報告をさせていただきたいと思っております。
記者15:顧客の側は1日ずれるからというよりも、だいたいでいいから目処を示してほしいと思っていると思いますが?
大塚:おっしゃっていることは重々わかっているんですが、ちゃんとそこらへんがズレがないように、見通しとしてもちゃんとズレがないようなかたちでさせていただいてから、正式にご報告をさせていただきたいと思っております。
記者16:今日はなんで社長いらっしゃらないんでしょうか? この場に。今日この場に社長がいらっしゃらないのはどうしてなんでしょうか?
大塚:私のほうが内容をお話しさせていただく責任のほうを持たせていただいておりますので、私のほうから会社を代表してご報告のほうをさせていただいているようなかたちになります。
記者17:事業の継続性についてうかがいたいんですけれども。
大塚:すいません。はい。
記者17:事業の継続性についてうかがいたいんですが、会社のほう続けていけるということでしたが、ほかの企業との資本提携とか、そういった財務の増強策ってなにかお考えなのでしょうか?
大塚:現時点では、そこらへんというところは今検討中でもありますので、なにかお答えするようなことっていうのは今のところございません。
記者18:すいません。NEMの補償についてですけれども、自社の現預金で賄うということでしたけれども、現時点でコインチェック社の現預金って総額どのぐらいあるのでしょうか?
大塚:それはちょっとお答えしかねるかたちになりますので。
記者18:金融庁に登録を申請した際に御社として財務諸表を添付したはずですけれども、直近の売上高なり営業利益、純利益、それぞれの直近の数値どのぐらいなんでしょうか?
大塚:それはもちろんご提出はしているんですけれども、ちょっとお答えは控えさせていただければと思います。
記者18:そういうのを開示するご意向というのはないと?
大塚:現時点では、はい。
記者19:不正アクセスを許すまでの過程というのはどこまで解明できたんでしょうか?
大塚:そこらへんもどちらかというと報告の内容の中になっておりますので、原因究明というかたちなっておりますので、本日はちょっとお答えできないようなかたちになっております。
記者19:すいません。改善命令の中に「経営責任の明確化」というものが入っていたと思うのですが、そのへんについてはどのようにお考えでしょうか?
大塚:そこに関しましても、内容の中を確認させていただいて……。まぁ、ちょっと先ほどと繰り返しになってしまうのですが、業務改善命令の中身に関しましては、本当に申し訳ないんですけれども、お答えできないようなかたちになっていますのでご了承いただければと思います。
記者20:大塚さん! 大塚さん! 出金停止、または業務停止したじゃないですか? これって同業者からは「考えられない」というような話もあるんだけど、実際に判断としてどう思いました?
大塚:えっと……出金の停止?
記者20:妥当だったか、それとも、まぁ、ある意味でなにかあってやむを得なかったというのか、どうなんですか?
大塚:それに関しましては、まずお客さまの資産を一番第一に考えてする面におきましては、我々としては妥当として、これ以上被害が及ばないようにするためにも止めるというのが妥当な判断だと思ってさせていただきました。
記者21:ネット上では一時、御社が破産法を申請するんじゃないかというような憶測も出てましたけど、そのあたりは?
大塚:これ繰り返しになってしまうんですが、我々としてはなにか破産とかそういうつもりはなくて、事業継続の意思がありまして。そこのある程度見通しも立っているということもありますので、繰り返しになってしまうんですが、事業の継続と、あとは金融庁への登録というのは継続してやっていく所存でございます。
記者22:日本円以外の仮想通貨もすべて分別管理されて手元にあると思っていいんですか?
大塚:はい。さようでございます。
記者23:不正アクセスの原因究明などのスケジュールというのは、どういうふうに今後進めていくのでしょうか?
大塚:そこに関しましても、報告の内容の中になってしまうのでちょっとお答えはできないかたちになってしまいます。申し訳ないです。
記者24:金融庁に報告をするんじゃなくて、お客様への不正アクセスの原因の発表というのはいつになりますか?
大塚:そこらへんも目処が立ち次第ちゃんと準備させていただいて、ご報告のほうはさせていただければと思っております。
記者25:一般の顧客向けの安全対策、それと原因の発表、これはやりますか?
大塚:そうですね。中身の対応がちゃんと明確になってきましたらば、ちゃんとご報告のほうはさせていただこうとは思っております。
記者26:いつぐらいになりそうですか?
大塚:先ほどのご質問の繰り返しになってしまうんですが、ちょっとそこのところがちゃんと目処が立って、いつぐらいにできるようになりましたら、ちゃんとご報告のほうさせていただければと思っております。
記者27:金融庁に報告が済んでいるのであれば、すぐにでもできるのではないのでしょうか?
大塚:そういうわけでもないので、もう少し今しばらくお待ちいただければと思います。
記者28:いつを目指しているというお考えですか?
記者29:すいません。目処が立っていないということは、まだ決まっていないということですか?
大塚:決まっていないというわけではなくて、目処の中はある程度見えているんですが、ちゃんと正式にご報告というタイミングが来ましたらば、そのときさせていただきたいと思っている所存です。
記者30:今回の問題を受けて、責任の取り方というのはどのように考えておられますか?
大塚:まあ、そこらへんも含めてですね、今ちゃんと考えているところがありますので、正式な内容ができましたらご報告をさせていただければと思っております。
記者31:現時点ではやめるご意向はないという理解でよろしいですか?
大塚:そこらへんも含めて、ちゃんとですね、中身が決まりましたらば、正式にですね、ちょっとご報告をさせていただきたいと思います。
記者32:和田社長はどこで何をしていらっしゃるんですか?
大塚:あ、今? 今日はですね、私と一緒に業務改善命令の報告をしていた形になります。
記者32:今は?
大塚:今もそうですね。
記者32:今はどこに?
大塚:今は、(オフィスの)上のほうにいまして。内容はどちらかというと、一刻も早くお客様のサービスを改善しなきゃいけないということになっていますので、彼はそこのほうに関わっている形になります。
記者33:流失したNEMがどんどん換金されているという話がありますけども。そのあたりはどうとらえていらっしゃいます?
大塚:そうですね、そこはどちらかというと、捜査のほうの話になってしまうので。捜査関係の話はちょっとできないというところが、正直なところです。
司会者:すみません、申し訳ありません、ここで。後ろが詰まっていますので申し訳ありませんけども。
記者33:以前は【聞き取り不明】できているとおっしゃっていましたけど。
司会者:すみません。後ろが詰まっていますので、申し訳ありませんけど。
記者34:では、最後に被害者の方に対して一言なにか……。
(大塚氏、退出)
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