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第51回:石川和男先生による番組ジャック<石川ロイの頑張らない勉強(西澤ロイの頑張らない英語)>(全1記事)

あなたは1日の約2%=30分をどう活用する? 『24』のように学ぶ「ジャック・バウアー勉強法」

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、セミナー講師をはじめマルチに活躍している石川和男氏をゲストに招き、自身が提唱するさまざまな勉強法を語ります。

1日のうちの2パーセントを有効活用する

上村潤氏(以下、上村):そんな石川さんの「頑張らない勉強」について聞いていきたいところなのですが。

西澤ロイ氏(以下、ロイ):今日は英語にも通じるような「頑張らない勉強法」についておうかがいできたらと思ってお呼びさせていただきました。

石川和男氏(以下、石川):はい。何点もいろいろあるんですけども、とりあえず1日30分しかがんばらない。30分って1日の中で2.何パーセントしかない。だから30分って、たかが2パーセントだけがんばれば、他の98パーセントは遊んでてもいいし、仕事しててもいいし、映画を見てた、家族と団らんしててもいい。だから2パーセントだけやって人生を逆転しようというメッセージをお伝えしたんですね。

ただ、その2パーセントの30分の中でどうやって過ごせばいいのかというと、効率的に過ごさないと、すぐ30分って流れちゃうので、例えば、期限を決める。要は30分の中でも、今ロイさんが紹介してくれた黄色い本にも書いてあるんですけど「ジャックバウアー勉強法」。

ロイ:「勉強の神7」という7つの勉強法があって紹介されていて。

石川:30分の中に7つの効率的な勉強法を折り込めばより効率的ですよねということで入っている1つが「ジャックバウアー勉強法」。ジャックバウアーというのは『24 -TWENTY FOUR-』というアメリカの人気ドラマで、3分以内に大統領を確保しないと暗殺されちゃうとか、1分以内にこのショッピングモールの爆発物を除去しないと子どもたちが大変な目にあっちゃうという。

任務を期限を決めて遂行するのが人気のあるドラマが『24 -TWENTY FOUR-』のジャックバウアーなんですよね。そのジャックバウアーのように、この5分の間にこの単語を覚えるようとか、この10分の間にこの条文を覚えようとか、あと電車の山手線の中で新宿に着くまでの間、渋谷に着くまでの間、恵比寿に着くまでの間にという形で。

どんどん期限を決めて勉強するのが「ジャックバウアー勉強法」です。そういう形で少ない時間で期限を決めれば盛り上がるし楽しいし、ゲーム感覚にもなるということです。

ロイ:その時に、仮に恵比寿に着くまでにできなかったら、石川さんの頭の中ではどんな事件が起こってしまうんですか?(笑)

石川:ん!? 何その突拍子もない質問は(笑)。

ロイ:ものすごいイマジネーションをされているはずなんですよ。すごい臨場感を持ってジャックバウアーになっているはずなんですよ。

石川:なってますよ。なっている時に恵比寿についてエビスビールの音楽が流れちゃうみたいな感じですよ(笑)。

忘れる前提で勉強する

石川:結局、期限を決めてやっても、たぶん忘れているのが当たり前なんです。7つの中には「復讐するのは我にあり勉強法」というのもあって、1日のうちに何もしなかったら74パーセントは忘れてしまうという、ビングハウスの忘却曲線というのがあるんですよね。

ということは、普通やったら忘れちゃう。それなのに簿記の講師をやっているんですけど、自分は暗記力がないとか、記憶力がないとか、ぜんぜん覚えられないという人がいるんですよ。もう、そんなにがんばっても覚えられないよと。

ロイ:なるほど、なるほど。

石川:じゃあどうするのかというと、帰りの電車があるじゃないですか。帰りの電車の恵比寿がまた復活戦なんですよ。同じところをもう1回繰り返しやることによって記憶が定着するんですよね。という形で乗り切ります。

ロイ:なるほど。そんな形で、この本の中には「オバマのチェンジ勉強法」とか、「なでしこジャパン勉強法」とか「木村カエラ勉強法」とか。

上村:ぜんぜん想像もできないですよ(笑)。

ロイ:気になった方は、ぜひこの黄色い本を読んでみていただくといいと思うんですけど。

石川:「ああ、わかるわかる」って、じゅんじゅんに言われてると思っていたら、「わからない」って言われちゃった(笑)。

上村:「ああ、ありますよね、木村カエラ勉強法」って(笑)。

石川:「ああ、木村ね」って、ならなかったですね(笑)。

本で取り上げた人に献本

ロイ:木村カエラとメル友でしたっけ? 文通でしたっけ? 

石川:そうなんですよ。この黄色い本を出版させていただいて、今、いろんな登場人物が出ているんですよ。オバマ、木村カエラ、ジャックバウアー、木村佳乃、あと、なでしこジャパンのみなさんとか。反町隆史とか、イチローとか。ほぼみんなに手紙書いて、全員に献本したんですよ。オバマにも献本したんです。

上村:うわぁ!

石川:木村カエラにも献本して、今文通相手なんですよ。全員。

ロイ:返事が返ってきたんですか?

石川:返事はまだなんだけど、とりあえず今オバマさん忙しいのでそろそろ。

上村:ああ、なるほどね。

石川:今、任務が忙しいので。

ロイ:任期が終わった頃にくれるかなと。

石川:そうですね。

上村:まだ既読は付かないけど望みはまだ捨てないみたいな。

石川:そうです。木村カエラさんには「瑛太と仲良くね」って余計なことを書いたので気分を害したかもしれない。そこかなと思って(笑)。

ロイ:じゅんじゅんも既読付かないって「読んでないですね」ってことですね(笑)。

上村:忙しいんですよ。

「木村カエラ勉強法」ってなに?

石川:でも、「木村カエラ勉強法」というのは1番即効性のある、みなさんがやれるやつなんですけど、木村カエラの画像をネットで検索していただくと、ピンクとか緑とか紫とか、いろんな濃い原色の服とか帽子とか靴下を履いた木村カエラが出てくるんですよ。要は木村カエラというのは色なんです。勉強も色を使って勉強する。書くのは左脳を使うんですよね。

色は右脳を使うんですよ。だから例えば、黒で書いていると左脳しか使わないですけども、ピンクとか緑とかを使う。赤だけもいいですけど、そうしたら右脳も使う。あっ、今出てますよね。

ロイ:検索してくれてますよね。

石川:これで全部モノクロだったらチョレーですよね。木村カエラ印象変わったなみたいな(笑)。要は原色ね。この色を見るだけでも右脳を使っているんですよ。こっちですよ右脳を使う。少ない時間でもがんばらないで簡単に効率的にできるのが、実は木村カエラ勉強法なんですよね。まあ文通相手と(笑)。

上村:押しますね(笑)。

ロイ:左脳より右脳のほうが断然処理スピードが高いですからね。

石川:やっぱりこうやって発信していると、例えば、木村カエラさんがここのイトーヨーカードーに買い物に来ているかもしれないんですよ。そして目の前をぱっと通ると「あっ、私のことを言っている!」瑛太と手を繋ぎながら、聴いていて「あっ、手紙書かなきゃな」と。

上村:目の前を通っているのに「手紙書かなきゃな」って(笑)。

石川:めっちゃ通っているかもしれない(笑)。

ロイ:すごいイマジネーションでしょ。これが石川和男先生なんですよ。

奇跡を起す方法は?

上村:でも、想像力ってやっぱり大事だと思うんですよね。想像できることって実現できることじゃないですか。

石川:そうなんですよね。今、じゅんじゅんが言われたように想像することによって、同じことを言っているだけですけどね(笑)。

ロイ:めちゃめちゃ可能性は薄いですよ(笑)。あるかもしれないけど。

上村:でもゼロではないですからね。

ロイ:信じることが大事だということですかね。

石川:自分が好きなのは「家政婦が見た」で言っている「奇跡は起こるから奇跡なんです」ということですよね。奇跡って普通「ぜったいに無理!」とか、「奇跡って起こらないじゃん!」ってなるけど、実はけっこう「奇跡が起こった!」とか、「あれは奇跡でした」というように、奇跡って起こっているんですよね。奇跡を起こすための1つの方法は発信し続けることなんです。

自分この本書きたいなとか勉強法って得意なんですよとか。木村カエラさんからとかって言っていると、誰かがその人に伝えてくれることもあるし、内に秘めているだけではたぶん叶わない。ちょっとアウトプットするだけで叶ったりするので、そのためには発信し続けること。

ロイ:ということを英語学習に置き換えると、私私英語を学んでますとか、学びたいとか、どんどんアウトプットしなさいという理解でいいですか?

石川:そういう理解でいいです。

ロイ:強引に今繋げてみたんですけど(笑)。

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