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第44回:本のソムリエ、団長さん流がんばらない英語の学び方とは?(全1記事)

英語を楽しく学ぶなら「原書」がおすすめ? 年1,000冊以上読書する男が語る、オリジナルの魅力

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、年間1000冊の本を読む団長氏をゲストに招き、英語学習法を学びます。

年1,000冊本を読む団長氏が登場

西澤ロイ氏(以下、ロイ): I'm a big fan of today's guest.「西澤ロイの頑張らない英語」。

上村潤氏(以下、上村):このコーナーは英語発想の専門家西澤ロイが、英語に関するさまざまな話題を取り上げたり、英語を使って活躍している方にインタビューしたりするコーナーです。ロイさん、おはようございます。

ロイ:おはようございます。

上村:big fan.

ロイ:そうですね。I'm a big fan of today's guest.今日のゲストさんの大ファンですというふうにお伝えしたのですけども。

上村:はい。

ロイ:目の前に長髪でサングラスを掛けて、素敵な帽子を被った方がいらっしゃるんですけども、僕はそのファンクラブというか、ファミリークラブに入ってまして。

上村:ほう!

ロイ:いつもメールを読んでいるんですよ。「今はイタリアにいます」とか、もうすごいですね。僕が自由なというか、僕が憧れるようないろいろやっている方で、今日はゲストにお呼びしてみました。

上村:ロイさんがそんなにも心粋しているゲストの方です。さっそくご紹介しましょう。年間1,000冊以上の読書を楽しむ本のソムリエ。ロックバンド「一里塚歌劇団」の団長でもある、その名も団長さんにおこしいただきました。

(一同拍手)

団長氏(以下、団長):はい。おはようございます。ごきげんよう。団長です。

上村:せっかくなので、自己紹介的なものをよろしければ。

団長:自己紹介ですか? 自己紹介は今していただいた分で、まあOKだなと思いますけど。

(一同笑)

上村:ですよね。

団長:多分、みなさん的には「何でそういう人間が、この番組に来ているのか?」というところじゃないですか。きっと。興味があるところとしてはね。

ロイ:いやあ、でも語学堪能ですからね。

上村:実は団長さん、ゲストには来ていないのですが、以前、番組の回で、取り上げたことがありまして、音声だけでは出演をされているんですよね。

団長:そうですね。

ロイ:今回は晴れて、実物、ご本人に来ていただくことになりました。

団長:生出演。

上村:今日はよろしくお願い致します。

団長:よろしくお願いします。

団長が勧める英語学習法

上村:ということなんですが、さっそく団長をお迎えして。

ロイ:そうですね。今日、ぜひお聞きしたいと思っているのは、団長さん流の「頑張らない英語の学び方」みたいなところですね。けっこう、その辺は共通していると僕は勝手に思っていて、「歯を食いしばってがんばるんだ!」という感じではあまりないですよね。

団長:そうですね。それはわりと苦手ですね。わりとというかかなり(笑)。

上村:そうなんですね。でも、本当に楽しむというのを体現されていらっしゃるというか、全身で表現されていらっしゃる。

ロイ:そうですね。

上村:会って間もないですけど、そんな感じは見受けられますよね。

団長:ああ、そうですか。僕がいるだけで楽しんでいただけるんだったら、それに勝る喜びはありませんね。

上村:いるだけで場が和やかになったりとか、楽しくなったり。それも1つの才能ですよね。

団長:ありがとうございます。

上村:いえ、とんでもないです。

ロイ:その団長さんは、英語の学び方としてどんなのをお勧めされますか?

団長:お勧めは、やっぱり1番がんばらないで楽しいのは、僕にとっては原読で読書ですね。

ロイ:ほう。

団長:英語とか他の外国語もそうですけど、原書で親しむ楽しむ。これが1番ですね。

ロイ:年間1,000冊読まれるうちの、どのぐらいが原書だったりするんですか?

団長:原書率は数えたことはないですけど、月によってけっこう変動しますし、海外に行っているときは、ほとんど現地で原書しか読まないので、そうするとけっこうバラツキはありますけど、たぶん全体の2、3割ぐらいじゃないですかね。

ロイ:僕も昔はけっこう読んでたんですけど、最近、読むのに時間が掛かるので、ちょっと離れちゃうんですよね。日本語だとパラパラって読むことができるんですけど、原書だともっと時間が掛かるので、多少ハードルが上がるというか、でも、それはやっぱり、がんばらずに?

団長:そうですね。やっぱり楽しいというのが1番大きいのと、あと、表現を僕は味わいたいという。物語の筋だけじゃなくて、表現もすごく興味があるので、そういうところで、できるだけ原書で読みたいなと。古い作品であっても最近の小説であっても。それは実用書でもそうですし、あとは日本ではぜんぜん翻訳として紹介されないけど、向こうでけっこう人気があるとか。僕が個人的に好きとかという著者もいますので、そうすると原書で読まざるを得ないんですね。

上村:そうですよね。好きな著者がいて、それが海外の方で、その方の新刊が日本に翻訳されてくるまでって、やっぱりけっこう時間が掛かるものですよね。

団長:掛かりますよね。すごく人気のある『ハリーポッター』レベルでも少し時差がありますので、そうじゃない人の場合はものすごい時差というか、下手をしたら何十年単位みたいなね。そのまま来ないこともあるので、そうするとやっぱり持ってたほうがというか原書が読めるほうが幸せですよね。

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