2024.10.10
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第32回:英語嫌いの解消方法とは!?<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」>(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):それで、英語嫌いになる大きな原因が3つあるとしたら、まず1つ目が、先生のところかなと思うんですよ。先生が好きになれないとか、先生の教え方が(合わない)とか。まあ、やっぱり相性とかもありますしね。
じゃあ、2つ目は何かっていうと、英語はワケがわからない。
上村潤氏(以下、上村):ワケがわからない。
ロイ:「Do you like~」で、「なんでDoが出てきたの?」とか。例えば疑問文で、「You are~」が「Are you~」ってなるの、「なんで反対にするの?」とか。「go to school」「なんでtheがつかないの?」とか。もういっぱい、疑問を持とうと思ったら本当にいっぱいあるんですよね。
上村:はい。
ロイ:そういうのを「覚えなさい」と、「英語はそういうもんです」と。やっぱそうすると、ワケがわからないになってしまいますよね。
上村:とくにそういう質問って、やっぱりわからない。基本がわからないからこそ、する質問じゃないですか。
ロイ:うん。
上村:そこで突っぱねられちゃうと、もう基本を覚える気にすらならないから、もう苦手になっちゃいますよね。シャットダウンというか。
ロイ:そうそう。そして、3つ目あるとしたら、僕は暗記だと思っていて。
上村:暗記。
ロイ:まあ、だから、この3つ、すごいつながってるんですよね。先生が苦手、英語はワケがわからない、あと暗記がイヤ。全部つながってくるんですけども、やっぱこのへんが嫌いになる原因として、非常に大きいものだなって思うんですよね。
上村:はい。
ロイ:じゅんじゅん、どうですか? このへんがワケわかんなかったとか。
上村:でも、文法系は、当時は本当にワケわかんなかったですね。
ロイ:うんうん。
上村:この並び順……、並び順が変わるのがなぜなのかとかもよくわかってなかったですし、それを先生に聞いたところで教えてくれないですし(笑)。
ロイ:やっぱ「そういうもんだ」みたいな。
上村:そうですね。
ロイ:うん。
上村:はい。なので、結局自分で考えようとしたんだけど、結局よくわからなくて、教科書自体がこう遠ざかっていくというか、結局好きなほうにこう、好きなほうにってやっぱり行っちゃうんで。
ロイ:そうですよね。そこで嫌いなものをずっとやり続ける人って、なかなかいないですもんね。
上村:そうなんですよね。でも、今ではいろいろと学ばせていただいたことで、かなり壁がなくなってきたんで、非常にありがたいことでございます。僕、嫌いになる原因の1つとして、「これもあるんじゃねーかな」っていうのが1個あるんですけど。
ロイ:ほうほう。
上村:発音、……発音というか、口に出す機会があんまりない。
ロイ:うんうん。
上村:かつ、学校とかだと音読したりする時に、もっともらしい発音でしゃべろうとすると、なぜか笑われるみたいな。
ロイ:あー、確かに。
上村:この習慣、なんとかしてもらいたいんですよね。
ロイ:うーん、なるほど。周りの、変な日本の空気みたいな。
上村:はい。それがあるせいで、余計に口に出すことが恥ずかしくなって口に出せなくなる。やっぱり口に出さないと覚えないというか、使うべき時に口に出せないというか。
ロイ:まあ、そうですね。
上村:っていうのは思いました、すごく。
ロイ:なるほど。
上村:当時やっぱりあったんですよね。
ロイ:まあ、でも、例えば帰国子女とかで、発音をわざと下手にする人もいますからね。
上村:あ、そうなんですか?
ロイ:そうですよ。だって、自分だけなんかこう、いじめられたりとかしますからね。
上村:あー……、せっかくいいものをお持ちなのに。
ロイ:そうそう、気取ってるとか、なんかそういうふうにこう……、周りがプレッシャーかけたりするわけですよ。
上村:そこでね、「自分もがんばろう」って思ったほうが、絶対いいんですよね。「自分もこうなりたい」とか。
ロイ:そうですね。
上村:なんかこう、相手を引きずり下ろすじゃないですけど、そっちに持っていくのはやっぱり良くないな、っていうのは思いますね。
ロイ:だから、なんか、そもそも英語をできるようになるっていうことを、取り違えてるのかもしれないんですよね。
結局、日本語と英語ってまったく違う言語で、ぜんぜん似てないというか。音も違うし、文字も違うし、単語の意味も違うし、もう違うところだらけなわけですよ。だから、根底から変えて、考え方変えてやらないと、たぶんなかなかうまくいかない。それを日本の枠にはめてやっちゃうんですよね。
上村:うんうん。
ロイ:だから、カタカナで発音してみたり、訳して理解しようとしてみたり。結局、今のまま、今の自分のまんまで、英語っていうものを取り入れようとするというか。日本人って、取り入れるのは得意なんですよね。海外の技術を取り入れたりとか、和製英語みたいな感じで、そのまま日本語の中に取り入れるのは得意なんですけど。
でも、それだと英語ってできるようにはならないので、うまく郷に入っては郷に従えみたいな感じで切り替えること、そこが大事ですよね。
上村:確かに。なかなかその……、今ではすごく国際的な社会になってきてますけど、やっぱり子供の頃から日本語にしか触れてこなかった。周りに英語がしゃべれるような方があまりいなかった、っていう環境で僕は育ったので、余計に英語ってすごく別物っていうんですかね、……っていうイメージがあったので、余計に使わなかった気がしますね。
ロイ:まあ、使う環境はないですもんね。僕だって英語教えてなかったら、英語使わないですよ。
上村:そうなんですか?(笑)。
ロイ:そうですよ。うん。
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