2024.12.19
システムの穴を運用でカバーしようとしてミス多発… バグが大量発生、決算が合わない状態から業務効率化を実現するまで
第31回:魂の講演家、惣士郎さんインタビュー<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> (全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):そこで、英語を土台にしてというか、英語の先のちょっとお話になってくると思うんですけども。カミギン島にお住まいで、そしてそのまま自分を日本人だと思って、なんかこう、世界で(活動していきたい)みたいなことを考えてらっしゃるのか、それとも、どんなふうに考えてらっしゃいますか?
惣士郎氏(以下、惣士郎):ニュージーランドに留学した時から、国際的でありたいという気持ちはありましたけれども、カミギン島に引っ越しをする時に、「日本を出よう」と。本当の意味で「日本という場所から海外に」という意味じゃなくて、「日本という国籍を出よう」という意識を持ちまして。
今は基本的には、「地球人」と言っています。なので、世界人とか国際人だと、まだ国の意識と人間意識がありますが、地球人はもう植物も大自然も、ありとあらゆる生き物とともに共生をしていて、みんなで1つという、そういう心に基づいているので。
まあ、本当に英語だけでなく、五感のあらゆる言語を使って対話をする地球人として、日本に来訪しているという(笑)、そういうコンセプトですね。
ロイ:なるほど、なるほど(笑)。今回、ツアーで南から北まで回っていく中で、どういったことを日本に伝えたいと思っていますか? 例えば英語を勉強してる人って、リーダーになる人たちだと、僕は思っていて。日本のリーダーの方たちに、惣士郎さんがお伝えになりたいこと、どういったところになってくるんですかね?
惣士郎:そうですね。やはり本当に恵まれた国なんですよね。世界に動けば動くほど恵まれた国で、パスポートも世界で最高峰のレベルで自由が効いてますし。知識・情報も多くて、技術も本当に最先端。日本人はやはり世界で尊敬されてるというのが、私の印象ですね。
なので、やはりアイデンティティと誇りというものを高く持って。そしてできれば日本人という意識からではなくて、地球のリーダー、世界のリーダーという意識から動いていこうという気持ちを持つだけで変わってくると思います。
とにかくたくさんの国、たくさんの文化、たくさんの人、出来事に触れていくことで、生き生きとした世界のエネルギーを感じていくことで、日本人らしい世界での活躍の仕方というのがあると思います。
やはり心を大切にしているのが日本人の特徴だと思いますので、全国を回りながら、とにかく心と心でつながり合える力、真のコミュニケーション能力があれば、英語もやはり心が伝わりたいという気持ちによって、上達が早まると思います。
ロイ:その心でつながるっていうあたり、もうちょっと具体的にお願いできますか?
惣士郎:そうですね。マインドフルという概念でいくと、「五感を共有するというのが本当の共感である」ということをお伝えするんですね。なので、目・耳・肌、まあ、時には香りや味含めてですが、とにかく人と同じ空間・時間をしっかりと共有すると。
ロイ:うんうん。
惣士郎:その五感が今という瞬間に共有できる力のある人は、言葉が多少ズレても、やはり以心伝心で心が伝わっていくんですね。なので、その心を伝えることができる。相手を受容する力と、相手に自分の心を流し込む力というかですね。
そうした1つになっていく力があれば、目を見ているだけで、国際人になれるんじゃないかと思うぐらい(笑)。そして相手と本当に通い合った時に、自然と言葉が口から出ていくという。日本語でもそういう時あると思いますが、英語もそう思いますね。
ロイ:海外のいろんな、欧米でもアジアでもいいんですけど、そういう国だと、「自分は何人だ」って、それをアイデンティティにすごく持って自己主張する人がすごい多いじゃないですか。でも、日本人は「和を以て貴しとなす」という、そういうところとか、空気を読むとか、やっぱそのへんが大事なんでしょうか?
惣士郎:そうですね。今まさに島の中で、20ヶ国の友人が集まると、全員主張主張になってくるんですね(笑)。
上村潤氏(以下、上村):おー(笑)。
惣士郎:そして、私はすべての人をまさに五感で捉え続けてですね、とにかくよく見続け、聞き続けていると、最終的には私が最後ボソッと一言しゃべると、みんな、ハーッと聞いてくれるんですよね。
ロイ:鶴の一声状態ですか。
惣士郎:いや、本当にそういうところありますね。
ロイ:すごい、それは。
惣士郎:これは日本人の特性というか、コミュニケーション特性として、たくさん言葉で出せるかどうかよりも、心が通じ合うかという点で言えば、よく聞いてあげて、そして、「聞いてくれてるからこの人の話を聞こう」という姿勢になったその一瞬に、自分の一番言いたいことをしっかりと伝えると。
ロイ:流し込むんですね。
惣士郎:ええ。そういったかたちにすれば、情報の量は相手が9割以上話してるんですが、それでも伝わるものが伝わっていく。
ロイ:へぇ。
惣士郎:本当に欧米では聞いてくれる人が、日本よりおそらく少ないですからね。でも、日本人も本当に話が聞けない人が増えてる気がしますが。
ロイ:うんうん。
惣士郎:よく聞くという力があると、実はお話上手と言われる。
ロイ:確かに。例えばカウンセリングだったら傾聴っていう言葉があったりしますけれども、そうじゃなくて、もっと五感を使って。
惣士郎:そうですね。listeningではなくてunderstandingですね。すべて相手を受け入れていくとか、本当sharingですね。すべて分かち合っていくっていう意識だと思いますね。もう私は話を聞く時、相手の命を飲み込むぐらいの気持ちで聞いていますし(笑)、伝える時も、自分自身の考えよりは、私の人生を聞いてほしいと。
ロイ:うんうん。
惣士郎:commitmentかもしれないですね。
ロイ:そうやってフルに受け止めるということがマインドフルネスってことですね。
惣士郎:本当そうだと思いますね。五感をすべて分かち合えるかどうかというチャレンジだと、思いますね。
ロイ:うんうん、なるほど。
上村:いやー、なんかもう、ずっとお話を聞いていたいところではあるんですが。
ロイ:本当、1時間ぐらいほしいですよ。
上村:ええ。なんかもう惣士郎スペシャルぐらいのね、1時間ぐらいガッツリと時間を取って、「マインドフルネスとは何か?」と。
惣士郎:特別番組(笑)。
上村:ぜひとも、聞かせていただきたいところではあるんですが、残念ながらそろそろお時間が近づいてまいりました。せっかくなので最後に、リスナーの方々に一言メッセージをいただいてもよろしいでしょうか?
惣士郎:はい。本当に心がより大切になる時代だと思います。日本という国に対しても、世界の中の日本という位置付けでも。なので、本当に心、自分自身の心を深く見つめていただくこと。
そして、人と人とは心で結びついているということをベースにして、このコーナーの英語ということをテーマにしても、ぜひボーダレスな、グローバルな、心と心が通い合う、そういった人物を、ともに目指していけたらうれしいなと思います。
上村:はい、ありがとうございます。というわけで、本当にあっという間のお時間でございました。本日は、魂の講演家、惣士郎さんに来ていただきました。本当にありがとうございました。
ロイ:ありがとうございました。
惣士郎:Thank you very much for inviting me, thank you.
(一同拍手)
上村:それでは本日もお送りしました「西澤ロイの頑張らない英語」、お送りしましたのはナビゲーター上村潤と。
ロイ:西澤ロイでした。Thanks a lot for listening. See you next week. Bye bye.
上村:バイバーイ!
惣士郎:Bye bye.
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