2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
第31回:魂の講演家、惣士郎さんインタビュー<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> (全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
西澤ロイ氏(以下、ロイ):惣士郎さん、フィリピンにお住まいで、英語はどうやって身につけられたんですか?
惣士郎氏(以下、惣士郎):もともと、高校時代、ニュージーランドに3年間留学をしてたんですね。
ロイ:うんうん。
惣士郎:飛び出すように、いつも直感で行動するんですが、高校1年生で突然学校退学しまして、どうしても海外に生活しなくてはならないと。
ロイ:退学ですか?
惣士郎:そうなんです。
上村潤氏(以下、上村):思いきりましたねぇ。
惣士郎:ええ。転出というかたちを取って、復学予定だったんですが、すぐにニュージーランドから退学届を出しまして。もうニュージーランドに入った瞬間に、「ここだ!」と、「僕はこの緑の中で、英語で生活していくんだ」というのがピンときてしまって、そのままニュージーランドで卒業しました。もう本当に、「How are you ?」って聞かれて、「Yes」って答えてたぐらい。
ロイ:(笑)。
惣士郎:はじめは、まったく英語がわからないまま留学をしたので。そこから体当たりで学習していった、という感じですね。
ロイ:じゃあ、そこもその五感を使って、学んでいったような感じですか?
惣士郎:そうですね。スポーツに助けてもらった、という感じですね。
ロイ:うんうん。
惣士郎:やはり友達をつくる方法として、言葉が苦手だったので、スポーツや遊びを通して、友達と会話をしながら学んだっていうのが多かったです。ただ、日々の日常で、どうしても発音を良くしたいということがありましたので、辞書から適当な単語を引っ張っては……。苦手な発音ありますよね? 日本人にとって。それをひたすら繰り返し練習すると。
ロイ:あー、それ大事ですよね。
惣士郎:ええ。毎日、「F、F、F、F……」ってですね(笑)。THやFやVや、そういう発音の練習を毎日繰り返しながら。でも、あとはもう友達と体当たりを、繰り返してた感じですね。
ロイ:いや、本当、発音って、めちゃめちゃ大事な土台なので、じゅんじゅんももっとやったほうがいいですよ。
上村:はい。
ロイ:(笑)。
上村:でも、ロイさんの目が真剣だったので、気を引き締め直します。
(一同笑)
上村:でも、やっぱり、友達っていう関係性だからこそ、この体当たりになれる部分って、けっこうあったんですかね? 気軽に言い合える、っていうんですかね。
惣士郎:そうですね。あとはやはり動いていたり、なにかを一緒にやっていると、考えるよりも「とにかく伝えよう」ということ、気持ちが先行していきますよね。だから、そのシチュエーションがあったことは、すごく大きかったなと思いますね。
ロイ:やっぱ英語を学ぶ時って、つい文章とかで学んでしまって、状況と一緒にならない人ってけっこう多いんですよね。でも、そこで、例えば友達と一緒に、僕も留学中に一緒にビリヤードをやりながら、「あ、こういう時、こう言うんだ」とか、そういう学びってすごく生きた学びで。体験とくっついてるから、忘れないんですよね。
惣士郎:そうですね。その当時、活用できたものであり、現代もまさに進行形で、今、島の中で20ヶ国以上の外国人の友人がいるんです。なので、毎日、基本的に英語ですべて生活をしてるんですけれども。
非常に活きているのは、コーチングやカウンセリングって、質問をして相手の話を引き出すというのがベースにありまして、それを10年以上やってましたので、質問英語がやっぱり上手になってですね(笑)。
ロイ:あー、なるほど。
惣士郎:ズラズラベラベラと、例えば話せなかったとしても、「Why?」「How?」「When?」って、質問をタイミング良くかけると、相手は気持ち良く話せるので。とてもコミュニケーションがうまくいって、「君は英語がうまいな」と言われるんですね(笑)。
ロイ:(笑)。
上村:おーー。
ロイ:まあ、聞き取れることが大前提ですよね。
惣士郎:そうですね、そうですね。
ロイ:そこで「Pardon?」「Pardon?」ってなっちゃうと、ちょっと成り立たないので。
惣士郎:そうですね。
上村:でも、質問英語っていいですね、確かに。話しかけるきっかけってなんか、頭の中だけで勉強してると、なかなかこう、自分をしゃべるっていうのはできますけど、人に聞くっていうのがおろそかになってしまったり、とかしそうなんですけどね。さすがでございますね。
惣士郎:やっぱり聞き出し英語みたいなのが、おもしろいかもしれないですね。
上村:はい。そんな、生きた英語を身につけていらっしゃる惣士郎さんなんですが。僕もそうなんですけど、今まさに英語を学んでいる日本人に対して、お伝えしたいことっていうのは?
惣士郎:そうですね。大きくは、やはりボキャブラリーを中心として頭で覚えていく英語、これは後で必ず感性とセットになるので、やっておくと、日本人の英語はよく「ダメだ」とも言われますけど、やっぱり単語と語彙、語彙数と文法を増やしておくっていうのは、必ず生きてくるとは思うんですね。
その感性という点では、やはり発音や表現が楽しくなってきた時に、英語はやはり興味深さとともに上達していくと思うんですね。それはもう毎日歩きながら、THやFやVの発音をするところから始めて、気に入った単語があれば、その単語をひたすらどれだけかっこ良く発音できるかという(笑)。
ロイ:うんうん。
惣士郎:かっこ良さとか楽しさとか、やっぱり英語というものを感性で楽しみだしたところから、日本語英語としての文法や語彙っていうものと結びついていったので。
私の場合であれば、心の専門性とマインドフルネスということと英語を結びつけた時に、自分の中に知識・情報と大切にしてることがありますので、英語も意外とスムーズに出てくるんですよね。なので、自分の大好きなことと英語を結びつけて、学んだり実践してもらうっていうのが、一番効果的じゃないかなという気がします。
2024.10.29
5〜10万円の低単価案件の受注をやめたら労働生産性が劇的に向上 相見積もり案件には提案書を出さないことで見えた“意外な効果”
2024.10.24
パワポ資料の「手戻り」が多すぎる問題の解消法 資料作成のプロが語る、修正の無限ループから抜け出す4つのコツ
2024.10.28
スキル重視の採用を続けた結果、早期離職が増え社員が1人に… 下半期の退職者ゼロを達成した「関係の質」向上の取り組み
2024.10.22
気づかぬうちに評価を下げる「ダメな口癖」3選 デキる人はやっている、上司の指摘に対する上手な返し方
2024.10.24
リスクを取らない人が多い日本は、むしろ稼ぐチャンス? 日本のGDP4位転落の今、個人に必要なマインドとは
2024.10.23
「初任給40万円時代」が、比較的早いうちにやってくる? これから淘汰される会社・生き残る会社の分かれ目
2024.10.23
「どうしてもあなたから買いたい」と言われる営業になるには 『無敗営業』著者が教える、納得感を高める商談の進め方
2024.10.28
“力を抜くこと”がリーダーにとって重要な理由 「人間の達人」タモリさんから学んだ自然体の大切さ
2024.10.29
「テスラの何がすごいのか」がわからない学生たち 起業率2年連続日本一の大学で「Appleのフレームワーク」を教えるわけ
2024.10.30
職場にいる「困った部下」への対処法 上司・部下間で生まれる“常識のズレ”を解消するには