2024.10.10
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第9回:映画で英語を学ぼう(名言編)<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」>(全1記事)
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西澤ロイ氏(以下、ロイ):The beef tongue I ate in Sendai was delicious. 「西澤ロイのがんばらない英語」。
上村潤氏(以下、上村):このコーナーは、「納得!! 英語カウンセラー」西澤ロイが、英語に関する疑問、質問にお答えしたり、みなさまの英語をもっと身近に、より楽しんで学ぶ頑張らない英語に関する話題を紹介するコーナーです。ロイさん、おはようございます。
ロイ:おはようございます。
上村:ちょっと聞き取れましたけど、仙台というところと……。
ロイ:日本語です!
(一同笑)
上村:ですよねー(笑)。
ロイ:あと最後の単語。
上村:え……牛タン?
ロイ:牛タン?
上村:牛タン?
ロイ:The beef tongue.
上村:ビーフ・タン。ビーフ・タンはかろうじて聞き取れました。
ロイ:最後のdelicious.
上村:デリシャス、ああデリシャス……ということは。仙台へ牛タンを、美味しい牛タンを食べていらっしゃった。
ロイ:そうですね、昨日、一昨日とちょっと行ってまいりました。
上村:実はさっき、仙台銘菓「萩の月」をいただきまして。ちょっと前に、Facebookで、「萩の月めちゃめちゃおいしい」っていう記事を上げたばかりだったんで、びっくりしました。
ロイ:そう。それを見ちゃったんで、これは買ってくるしかないなあ、と。
上村:あー、そっかはからずも要求してしまったかー。
ロイ:(笑)。
上村:そんな仙台は、何かお仕事で行かれたんですか?
ロイ:ちょっと出たい講座があって、行ってきました。
上村:なるほど。そんな、思い思いのゴールデンウィークを過ごしてきたわけですが。私、あのあとも映画をいくつか観まして。今回も、映画に関するテーマでお送りしよう、ということになりましたが。映画のなかにはいろんな名言だったり、表現が出てきます。前回は『マトリックス』のなかに出てきた言葉を見ていきました。
映画にはいろんな名言があると思うんですけど、なんかこう、自分のなかで、この言葉好きだな、みたいなものはあったりするんですか?
ロイ:えっと僕けっこう、映画を英語で観てなかったな、ってことに気付いたんですよ。
上村:ほほう。まさか? 根底が?(笑)。
ロイ:いや、僕、高校生のときまでは、字幕って大嫌いだったんですよ。なんでかというと、目が悪かったので、読むのが嫌だっていう理由で、だから常に吹き替え版で観てたんですよ。
上村:なるほどね……そうですね、確かに、字幕を見てるんだか、画面を見てるんだか。ちょっとわからなくなるときがあるんですよね。
ロイ:うん。とくに目が悪かったんで、あんまり読めないなあみたいなのがあって。それですごい嫌だったんですけど、でも大学に入って、ちょっとリスニングを真面目に頑張らなきゃな、と思ったときから切り替えて。それから常にもう英語ですよね。
上村:ほう……素晴らしい。そして今に至るわけですね。
ロイ:まあそうですね。
上村:僕も、最近、手持ちのDVDをあえて字幕を消して観てみたりとか。そうやって観てみると、今まで気付かなかった部分が見えてきたりっていうのもあって。これはおもしろいなあ、と。字幕に踊らされるんじゃなくて。ね? いつもよりも1.5倍映画楽しんでるなあみたいな。
ロイ:じゅんじゅんが新しい境地へ。
上村:ええ、行っていると。思いたいなあと(笑)。
ロイ:(笑)。
上村:そんななかで、気になるワードがいくつか出てきましたので、そちらを紹介したいと思います。かなり昔の映画になるんでしょね。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。
ロイ:そうこれ、僕、英語で観てないんですよ、実は(笑)。
上村:吹き替えで見てらっしゃるわけですよね。
ロイ:だからちょっと改めて見ないとなと思ったんですけど。
上村:渋い石丸博也さんみたいな感じですからね。僕も『バック・トゥ・ザ・フューチャー』というと、金曜ロードショーとか、テレビで放映していたもののほうがたぶん見てるんですよね、実際は。僕も劇場で見てた世代ではないので。
それで、バック・トゥ・ザ・フューチャー、ざっくりとどんな話かというと。デロリアンっていう車がありまして……、これはドクという、発明家が開発したタイムマシンなんですよね。これに乗って、過去に飛んでしまった主人公のマーフィが、過去で何かやらかしてしまったことが、現代に戻ったらそれが影響して、未来が変わってしまっている。
そこで、もう一度過去に戻って、それをやり直そうっていうお話なんですけどね。3作出ています。そんなドクというキーキャラクターなんですけど、けっこう不遇な扱いをされてる方で。自分の発明したものが世に認められない。でも自分を信じて研究を続けてきたら、なんとデロリアンができてしまったという(笑)。
ロイ:うん(笑)。
上村:そこから物語が動き始めるんですけれどもね。そんなドクの口癖が僕は大好きなんです。「If you put your mind to it, you can accomplish anything.」
ロイ:僕、発音しましょうか?
上村:お願いします!(笑)。
ロイ:If you put your mind to it, you can accomplish anything.
上村:accomplish.
ロイ:そうですね。
上村:これ、「何事も為せば成る」って言われてるんですけど、これは直訳してもそうなるんですか?
ロイ:put your mind to it なので、自分の心。それを向き合う感じで、置いておくわけですね。だから、「向き合えばなんでもできるよ」っていう感じ、ですかね。
上村:なるほどね。これでも、そのドクっていうキャラクターが言うからこそ、重みがあるというか。世間に認められなくても、がんばり続ければこういう結果も出せるんだなっていう。当時勇気をもらったというか。
ロイ:うん。
上村:またね、いいキャラクターなんですよね、ドクって。ぶっ飛んだ、マッドサイエンティストというかね(笑)。
ロイ:確かに、髪形も科学者って感じですもんね。
上村:そんなバック・トゥ・ザ・フューチャーね。ぜひともね、一度振り返って見てみるのは。
ロイ:いや、僕がまず見てみます。英語でね。
上村:(笑)。そうですね、それもぜひお願いいたします。
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