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第7回:カタカナ英語を活用しよう<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> - YouTube(全1記事)

「パンツ」は1枚なのになぜ複数形なのか? カタカナ英語の語源にみる、意外な共通点

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、日本に浸透しているカタカナ英語の意外な法則性について解説します。

パンツは1枚なのになぜ複数形なのか?

上村潤氏(以下、上村):そんな『カタカナ英語ではじめよう!』の本のなかでね、いろいろ……話題と言いますか、あったんですけど。個人的に気になった話題がいくつかあったのでこちらを紹介したいと思います。

ロイ:はい。

上村:本当に個人的な趣味なんですけど。パンツの話題。

ロイ:(笑)。

上村:いきなりこれで申し訳ないんですけど(笑)。これを読んで、ハッと気付かされたんですけど。pants(パンツ)って、複数形じゃないですか。

ロイ:うーん。

上村:パンツは1枚なのに、なぜ複数形なんだろう? というのを、あらためて考えたんですよ。

ロイ:そっか、考えたことないものなんですね。

上村:そうですね。ちなみに……なぜ、パンツ、複数形なんですか?

ロイ:あの……2本、足、通るところがあるから。

上村:それで複数形なわけですよね。

ロイ:うん。だから靴もshoes(シューズ)じゃないですか。

上村:……そうですね!

ロイ:片方だとshoe(シュー)ですよ。

上村:そっか……。じゃあ、片方靴忘れたって場合は、shoeになるんですね。

ロイ:うん。

上村:ああー。へえ……。そう、それで、パンツ、のほかにも、ソックス。

ロイ:socksそうですね。

上村:これはまあ2つに分かれてるから。2つで1組だからsocksっていうのはわかるんですけど。あと、ストッキング。これも、複数形が普通らしいですね。

ロイ:そうです。stockings.

上村:ストッキングス。

ロイ:あと例えば……ハサミ。なんて言います?

上村:ハサミ……ハサミ、なんでしたっけ? ハサミ。

ロイ:scissors.

上村:そうそう、シザーズ。あ、ズだ。

ロイ:そうですね。

上村:複数形じゃないですか。

ロイ:うん。

上村:ええー。

ロイ:あれも、2つの刃が組み合わさってますよね。

上村:うん。なるほどねー。

ロイ:じゃあちなみに、スリッパ。

上村:スリッパ。スリッパ……複数形じゃない?

ロイ:あれslippersなんです。

上村:スリッパーズ。

ロイ:そう、slippers.

上村:はあー、なんか某お菓子みたいな名前ですけど(笑)。お腹が空いたらみたいな感じですけどね。

ロイ:(笑)。

uniがつく単語の共通点

上村:なるほどね。そのほかにもね、本当にたくさんの……車に乗ってる方なんかは、和製英語に知らずのうちに自然に触れてる、っていう。例えばハンドル、なんていうのは、実際にはハンドルという意味がない。

ロイ:ないですね。steering wheelって言うんですよね。

上村:なるほどね……。意外にこう、日本では当たり前のように使ってる言葉なのに、実際には違う言葉だっていうのは、本当にたくさん出てくるんですね、これ。例えばホチキス。

ロイ:ああー。

上村:っていうのも。これ実際は、向こうでは通じない。

ロイ:ホチキスは人の名前かなんかですよね。

上村:らしいですね。ホチキス、この道具を発明した方の名前が、ホチキス。

ロイ:うん。で、あれstaplerって言うんですよね。動詞でstaplerで「ホチキスでとめる」という意味ですしね。

上村:あと、この本のなかに、ほかにも出てくるんですけど。僕がさらに気付いたのが、単語の組み合わせ。出来上がった、なんて言うんでしょう。

ロイ:成り立ち。

上村:成り立ちっていうんですかね。例えば、ユニフォームっていう言葉なんでうすけど。uni、1つの。formはかたち。1つしかないかたち、でuniformになった。

ロイ:それで、制服、みたいな。

上村:そうやって考えていくとすっげえおもしろい! と思って。より言葉を覚えるのが楽しくなってきちゃって。ただ、ほかにuniってつく言葉何かあったっけなあ?

ロイ:uniqueとか。

上村:ユニーク。uniと? 何かのこう……。

ロイ:まあ、que(ク)は置いといて。uni、1つだっていう感じがユニークってあるじゃないですか。

上村:ああー。

ロイ:独自な、みたいに。

上村:なるほど、なるほど。そう、あと、unicorn(ユニコーン)。

ロイ:ああ、ユニコーン。一角獣。

上村:uniとcornですよね。そもそもユニコーンっていうのは想像上の動物なんですけど。そのユニコーンがあったからこそ、sea unicornっていう、ものが存在するっていう。

ロイ:sea unicorn?

上村:イッカクっていう、哺乳動物がいるんですけど。

ロイ:ふーん。あ、そうなんですね。

上村:そもそもユニコーンって言葉がなきゃ、シーユニコーンっていう名前にはならなかっただろうな、っていう。そんなね、非常に、僕らでも。英語初心者の僕でも、楽しめるこの書籍ですね。『カタカナ英語ではじめよう!』こちら晴山陽一さんの書籍となっておりますのでね。気になる方は、ぜひ書店で、お求めいただきたと思います。

まだまだ、話し足りないことが(笑)。たくさんあるんですけどね。

ロイ:なので、この『カタカナ英語(ではじめよう!)』これから、毎週ちょっと、ご紹介したいなと思っています。

今週の1曲『Kindred Spirits』

(音楽が流れる)

上村:お! ぜひぜひ、お願いします。さて、今かかってきた曲なんですが。こちらは……。

ロイ:これはですね、僕の友人で、堀澤麻衣子さんという女性が……『Kindred Spirits』っていう曲を。このCDをロサンゼルスに行ってレコーディングしてきたんですよ。

上村:簡単に言いますけどけっこうすごいことですよね(笑)。

ロイ:そう、すごいです。

上村:「ちょっとロサンゼルス」って言って、レコーディングしてきたわけじゃないですもんね(笑)。

ロイ:いやいや……。

上村:聞くところによると、ものすごいプロデューサーだったり。満を持して作られたアルバムだっていうことなんですが。この、『Kindred Spirits』。

ロイ:はい。今度、メジャーデビュー。この曲が入ったCDで、メジャーデビューされるんですよね。

上村:あ、まだメジャーデビューされてないんですね!?

ロイ:これから。

上村:はー! もう、こんな完成された(笑)。

ロイ:いやあ、だから、僕この曲、初めて聞かせてもらったときに本当、鳥肌立って。

上村:なんでも、エンジェルボイスと、呼ばれていると。

ロイ:聞いての通り。

上村:前に少し、プロフィールを見せていただいたんですが。本当に、いろんなことがあって、今のその歌い方になった、という話を聞いて。そういう思いも込めて聞くと、より感情移入しちゃうなって……思いますね。

ロイ:彼女の特技は、ブログに書いてあったんですけど「諦めないこと」って。自分でお金を貯めて、海外行って、プロデューサーを見つけて、レコーディングしちゃうんですよ。

上村:すごいです本当に。諦めなかったからこそ。こうして思いがかたちになったわけですもんね。

ロイ:メジャーデビューですからね。

上村:では最後にロイさん、今日のまとめをお願いいたします。

ロイ:カタカナ語、みなさんもういっぱい知ってるので、ぜひその知識を活かしていただいて。ちょっとチューニングするだけで本当使えますので。それで、どんどん英語しゃべっていってください。

上村:はい。というわけで「西澤ロイのがんばらない英語」。お届けしましたのは。

ロイ:西澤ロイと。

上村:ナビゲーター、上村潤でした。

ロイ:Thanks a lot for listning. See you next week.

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