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第7回:カタカナ英語を活用しよう<ラジオ「西澤ロイの頑張らない英語」> - YouTube(全1記事)

英語圏で「コーヒー」「ウォーター」が通じないのはどうして? カタカナ英語で勘違いしがちな発音

西澤ロイの頑張らない英語。このラジオは、英語が上達しない原因を根本から治療するイングリッシュ・ドクターの西澤ロイ氏が、英語の効果的な上達法・学習ノウハウ、英語を使って活躍している方のインタビューなどを伝える番組です。TOEIC満点を獲得し、「頑張らない」をキーワードに英語勉強法をレクチャーするロイ氏が、リスナーからの疑問に答えます。今回は、カタカナ英語が海外で通じにくい理由を解説します。

カタカナ英語は海外用にチューニングして使うべし

上村潤(以下、上村):なるほどね。でも、そのカタカナ英語って、そのまま海外で使用しても……どうしても通用しない部分もありますよね。

西澤ロイ氏(以下、ロイ):そうですね、通じるものもあるし、通じないものもあるので。その通じるものを使うことが大事だし、それを通じるように、ちゃんとチューニングするのが大事だと思いますよ。

上村:例えば、さっきお話に出た、コーヒー。

ロイ:コーヒー? ああ……食べ物系で。

上村:はい。食べ物系でいうと。海外に行って、コーヒーって言っても通じない。

ロイ:Fをちゃんと発音しないと、「coffee」。

上村:Coffee?

ロイ:はい。Coffee.みたいに、ちゃんとFを出せればちゃんと通じますし。あとは、水。有名なので、ウォーター。あれ、アメリカだと「ワラ」みたいになるとか言いますけど。

上村:はい。

ロイ:ウォーターが通じないとしたら、それはたぶん声が小さいか、弱気なだけだと僕は思っていて。

上村:ああー。

ロイ:強気で、「Water!(ウォーター)」って言ったら、ぜったい通じると思うんですよ。

上村:おおー。確かにそうですね、なんか……いろいろ読んでると、その発音、っていう意味では、前に声を飛ばすっていうのが重要だ、ということが書いてあって。あ、そのへんから違うんだなって。

ロイ:そうですね。

上村:口の中で言っていると、やっぱり通じないっていうのがあるんですよね。

自信を持って話さなければ伝わらない!

ロイ:日本語って、必ず母音が付く音なので。あいうえお、みたいな。母音がつくので、音がすごい響くんですね。だからちっちゃな声でもいいんですけど。英語ってもっと、子音を響かせないと聞こえないんですよ。「ス」とか「トゥッ」みたいに、子音を響かせないと相手が聞き取れないんですよね。

日本人ってけっこう、自信なくしゃべっちゃうので。がんばってしゃべるわけですよ。通じるかわかんないけどってしゃべったときに、「ハァン?」とかって聞き返されたりすると、弱気になって声が小さくなる。

上村:なりますね(笑)。

ロイ:そうするとなおさら聞こえなくなってしまって、悪循環なので。まずは、でかい声でしゃべるのは鉄則なんですよね。

上村:まあ、多少チューニングが必要だけど、自分の知ってる言葉を自信を持って飛ばせば、なんとか向こうがくみ取ってくれるかな、という部分もあるのかもしれないですね。なるほどね……。coffee.

ロイ:Coffee.

上村:Coffee. でしたり、Water(ウォーラー)? Water(ウォーター)。

ロイ:Water(ウォーター)。……トマト、そうですね、トマトって、英語でどう言いますか?

上村:tomato(トメイト)ですか?

ロイ:正解。

上村:おおー、ごめんなさい(笑)。ここで喜ばれてしまいましたよ(笑)。

ロイ:(笑)。

上村:でもね、この1歩1歩の積み重ねが大事ですよね。

ロイ:うん。

上村:やっぱりこう、褒められて伸びるタイプで(笑)。

ポテトサラダはどうやって発音する?

ロイ:(笑)。じゃあもう1個いきましょう。

上村:はい。

ロイ:ポテト。

上村:ポテト?

ロイ:英語だと?

上村:potato(ポテイト)。

ロイ:おおー。(拍手)

上村:よかった。

ロイ:(笑)。

上村:昨日ポテサラ(ポテトサラダ)食ってきたんで(笑)。

ロイ:じゃあサラダ。

上村:サラダ?

ロイ:うん。

上村:サラダ。

ロイ:salad(サラッド)。

上村:サラ……。ん?

ロイ:サラダ、最後に「あ」じゃなくてDで終わるんですよ。

上村:あ、salad.

ロイ:salad.

上村:salad(サラッド)。

ロイ:salad.

上村:サラッドゥ?

ロイ:ドゥは軽くですね。salad.

上村:ポテイト、サラッド。

ロイ:potato salad.

上村:おおー。なんか、注文するのが楽しみになりましたね。

ロイ:(笑)。

上村:すいませーん! potato sald.

ロイ:ちゃんとExcuse meって呼んでくださいね。

上村:あ、そうですね(笑)。

(一同笑)

上村:そこからだめですね、もう、まだまだ英語脳になってないですね。

ロイ:あともう1個大事なのは、注文するときは、pleaseを最後に必ずつけること。

上村:ああ……。Excuse me. Potato salad please.

ロイ:そう。

上村:これで注文はもうこわくないですね(笑)。

ロイ:そうですね。

上村:もう、coffeeも頼めますし。waterも頼めますし。バッチリじゃないですか(笑)。

ロイ:そうそう。

上村:こうやって1歩1歩、学んでいきたいですね。

注文するときはpleaseを忘れずに。

ロイ:でもpleaseは忘れないでくださいね。

上村:pleaseですね。

ロイ:日本語だと、物だけ、例えばポテトサラダと、なになに、で注文できちゃうじゃないですか。

上村:はい。

ロイ:でも英語は、pleaseを言わないとかなり失礼です。

上村:ああー。

ロイ:だから日本人は気付かずに失礼なことやっている可能性があって。それってすごいもったいないので……。

上村:知らず知らずにその、ね、海外の方たちがムッとされるっていうのは、こっちに原因があったわけですね、やっぱり。

ロイ:うん。

上村:please. 大事ですね。

ロイ:そうですね。

上村:礼儀として、大事にしていきたいと思います。

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