
2025.03.07
メール対応担当の8割以上が「カスハラ被害」に クレームのハード化・長期化を防ぐ4つの対策
集中力を最大限に高める、心理学的にベストな場所とは?(全1記事)
リンクをコピー
記事をブックマーク
DaiGo氏:こんにちは、メンタリストのDaiGoです。今回はまた前回の動画に引き続いて、おもしろい話題をご提供したいと思うのですが、今回ご紹介するのは、どういう場所で、人間のクリエイティビティ、創造性だったりだとか、アイデアがパッとひらめくような能力を最大限にできるのかという話をしたいと思います。
よくたぶん、皆さん勉強したりとか、何か企画を作ったりするときに、勉強するときは特にそうですね。図書館とか、ああいうところで勉強する人がけっこういらっしゃるんじゃないか、と思います。
あるいは学生のときに経験した方もいると思うんですが、実はですね、ブリティッシュ・コロンビア大学の研究によると、人間のクリエイティビティ、まあ創造性ですね……っていうのは、実はちょっとうるさい喫茶店ぐらい、だいたい70デシベルぐらいの、かなりガヤガヤしている喫茶店ぐらいの騒音に包まれているほうが、人間はクリエイティブなアイデアを作り出せるということが、実は最近の研究でわかったんですね。
だから、何か新しいことを作りたいとか、思いつきたいと。あるいは何かアウトプットしたいと思っているときには、静かなところではなくて、少しうるさいところに行ったほうが、実はおもしろいアイデアが出せるということがわかっているんですね。
だから「インプットとアウトプットで、場所を変える」というのが、僕のおすすめしている方法です。今さっき言ったところのブリティッシュ・コロンビア大学の実験を踏まえて、インプットとアウトプットは、別々の場所で行うようにしてみてください。
たとえばインプットするときには、それこそ、たとえば耳栓を付けてね、静かな場所でひらすら黙々と本を読んで、頭に知識を入れると。で、逆にその頭に入れた知識をノートに書き出したりだとか、あるいは頭に入れた知識を使って、たとえば新しい問題を解くとか、企画を作るとか、そういう場合は耳栓を外して、少しうるさい喫茶店、70デシベルぐらいのうるさい喫茶店に行ってみると。
こうすると、インプットするときに余計な音が入ると、情報量が多くなっちゃいますから頭に残りづらくなりますが、アウトプットするときには騒音があったほうが、いいアイデアが出せるわけですよね。
だから、たとえば会議をするときとかも、たとえば資料を頭に入れるときには静かな閲覧室とかで見て、そしてそれをアウトプットして、新しいアイデアを作る。企画会議とかをやる場合にはぜひ……機密の問題もあると思うので、ある程度しかできませんが、その喫茶店とか、あえてうるさい場所に行くとか、ちょっと騒音系のうるさい音楽を少し強めに流してみて、アウトプットをすると。
そうすると、短い時間でいいアイデアが作れるようになるというわけですね。
今回、皆さんに覚えていただきたいのは、インプットは静かな場所で行って、アウトプットするときには場所を変えて、うるさいところに行くと。こうすると、効率良くインプットして、効率良くアウトプットして、素晴らしいアイデアを作れる、ということですね。
ぜひ試してみてください。メンタリストのDaiGoでした。
関連タグ:
2025.03.07
部下へのフィードバックで最初に伝える一言 何度も指摘せずに済むマネジメントの秘訣
2025.03.05
「一人前のエンジニア」になるために必要なこと 未経験からフルスタックエンジニアへの道筋
2025.03.12
SNSで炎上している研究者は「研究者として正しい」 人文学のプロ・阿部幸大氏が説く“強い意見を出せない時代”に対する考え方
2025.03.04
チームが協力しないのはマネジメントの問題 “協働意識”を高めるマネージャーの特徴とは?
2025.01.07
1月から始めたい「日記」を書く習慣 ビジネスパーソンにおすすめな3つの理由
2021.09.30
「なぜセーラー服で出社してはいけないの?」 さくらインターネット・江草陽太氏の自由な発想の源
2025.03.12
新規事業を継続するかどうかを見極める2パターンの判断軸 会社の規模別「撤退基準」の設け方
2025.03.11
自分よりできる人を採用し、ゴリ押しで権限委譲 東大発スタートアップに学ぶ、組織を伸ばすマネジメント
2025.03.03
大企業で成功したマネージャーが中小企業で苦戦する理由 “指示待ち”部下を主体的に動かす方法
2015.11.24
人は食事をしないとどうなるか 餓死に至る3つのステップ