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近畿大学附属高等学校・中学校(全1記事)

2018.06.15

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ICT先進校に学ぶ、ICT教育を成功させるための3つのポイント

提供:株式会社すららネット

2018年3月20日、東京都港区の赤坂インターシティにて、「NTTドコモ教育ICTセミナー2018~学校と家庭の連動による新たな学習スタイルへ~」が開催されました。教育現場にICT(情報通信技術)が取り入れられつつある中、インターネットを通じてゲーム感覚で学べるデジタル教材「すらら」を導入した学校の声を紹介します。本パートでは、全国でも3番目に生徒数が多い、近畿大学附属高等学校・中学校の橋本氏が登壇し、体験談を語りました。

全国屈指のマンモス校が「すらら」を導入した経緯

橋本晃一氏(以下、橋本):それでは改めまして、みなさんこんにちは。

参加者一同:こんにちは。

橋本:近畿大学附属高等学校・中学校の教頭をしております、橋本と言います。近畿大学の附属高校・中学校は、全国でも3番目くらいに大きな学校で、教頭も私を含めて3人、教頭補佐が2人いるくらいの大きな学校です。

あとでも紹介しますが、私は、我々が一群と呼んでいる中高一貫コースの責任教頭をしております。だいたい8クラスがずっと上がっていく感じです。本校は高校になりますと、1学年が1,000人規模になりますので、中高合わせて約4,000人規模になります。

一群の他に公立中学校から入ってきて近畿大学に進む二群、それから公立中学校から入ってきて国公立を目指す三群、スポーツの四群があります。そういった、3つ4つの学校が1つに固まっているような、そんな大きな学校でございます。

その中で今日は、特に中学校の方に「すらら」を導入させてもらった経緯などをお話しようかなと思っております。今日お集まりいただいている先生方はもうICT(Information and Communication Technology)を導入されて、どういうコンテンツを使っていこうかというレベルの学校さんもあるでしょうし、これからICTを導入していこうかなという準備段階の学校さんも、さまざまな学校がいらっしゃいます。

今日、私からは、先生方がICTを導入したり、実際にすららを導入したりするときに、どのような反応、動きをしたかというようなところをお話しできればと思います。

先生方に対して私自身がどういうふうに動いて、導入していったかというところも含めてお伝えできれば、もしかしたらいろんな学校さんの思いに一致するお話ができるのかなと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

ちょっと写真が恥ずかしいんですけど(笑)。これはすららさんと一緒に作ったスライドなので、あとでまた見ていただけたらと思います。

受験勉強に時間を奪われないプログレスコース

私の出身は大阪なんですが、附属の大阪校に戻ってきたのは2年前です。それまでは福岡高校、それから福山高校・中学校、そこから東広島に新しい学校を作ったりして4校目。近畿大学は全国に附属が7校ありますので、半分以上回ってまた地元に戻ってきたということなんです。

いろんな学校を経験させてもらいました。就職クラスがあるような女子校(当時の福岡校)。福山がそうでしたが、本当にスポーツばっかりやっていた男子校で、当時は、野球で甲子園に行ったり、柔道部、卓球部はインターハイ常連といった学校でした。

そこを男子校から、女子を入れて共学にして、特進クラスを作って国公立大学にたくさん入学できるような基盤を作り、附属中学校を設定しました。その福山校がうまくいったので、今度は東広島に新しい学校を作りました。

大規模(な学校)から、最初3クラスでスタートした東広島のような、小さな学校での苦労など、私学でありながらいろんな学校を経験させてもらいました。なので、先生方もいろんな学校があるとは思うんですが、少しでも気持ちがわかったお話ができたらなと思っております。

さっき少し紹介しましたが、本校近畿大学附属の紹介をもう少しさせてもらいたいと思うんですね。中高一貫コースはこの3つのコースに分かれております。医薬コース、英数コースのアドバンスト、英数コースプログレス。

医薬コースは医学部・薬学部を目指すコースですね。近畿大学には関西では1、2を争う医学部がありますので、そこを目指しています。推薦枠ももらっています。

そして、アドバンストは国公立を目指すコースです。プログレスは近畿大学にそのまま合格をしていくという、いわゆる大学受験のないコースです。私は大阪に来て、実はこのプログレスというコースが1番、これからの学校のニーズに合った新しい取り組みができるんじゃないかなと非常に期待をしています。

はっきり言って受験勉強をする必要がありません。なので、今までの偏差値教育というか、受験を目指してペーパーでたくさんのことを覚えて、それを出すというかたちではなく、その(受験)勉強をしないといったら言い過ぎかなと思うんですが。別のことをする時間が取れるという、違ったかたち。

自由な教育ができる一方で学力が備わらない

例えば、今私がしているこういうプレゼンテーションとか、高校では卒業までに8,000字から10,000字の論文を書かせてます。もちろん、iPadでKeynoteやPagesを使って。

自分の将来についての内容なんですが、高校1年生のときから調べ学習をしながら、最終的には自分のまとめた論文の内容をKeynoteでプレゼンをするところまでいってる状況なんですね。

ただ問題点としては、いわゆる学力が十分備わらないところです。そこで、今回のすららさんに話がつながっていくわけなんですが。ちょっとその前に……以前、本校の説明会に来ていただいて、校長の話を聞いていただいた先生から、生徒が初めてiPadを開けるシーンで、とってもいい顔してるという話を聞きました。

本校の広報の先生に「そんな動画ある?」と聞くと、あったので持ってきました。中学1年生の生徒が初めてiPadを開けるシーンをちょっと見ていただきたい。

(動画)

ということです。私は実際に入学したあと、このシーンに立ち会ったことがあるんですが、本当に嬉しそうな顔をするんですよ。箱を開けた瞬間の「うわぁ」っていう表情は、本当に素晴らしく「iPadを渡してあぁ、よかったなぁ」という瞬間ですね。

今どきの生徒ですからスマホも使い慣れてるし、iPadだって、おうちの人のは使ったことがあるんですけど、これは自分のiPadなんですね。このあとさっそく、それぞれ自分の好きないろんなiPadケースを買って、それを6年間大事に使っていく様子が見られます。

本校はICTを導入してもう5年が経っています。最初は高校から導入したんですが、中学校も1年遅れで導入しました。私は2年前に本校に着任したので、先生方はICTをかなり使える状態になっていました。ですから、導入のときの苦労とかはあまりわかっていません。

2年前にはもう先生方はiPadもだいぶ使える状態でした。ホームルームや授業でも校務支援アプリケーション、授業支援アプリケーションなどを使っている先生方はたくさんいらっしゃいました。

ただ、eラーニング教材は中学校に入ってなかったんですね。高校のほうには映像配信型のeラーニング教材が3年くらい前から入っていますが、ちょっと残念ながら、あまり使われていない現状がありました。

これはもう失敗だったんじゃないかということで、業者に来てもらって、使い方のレクチャーとかをどんどんやって、少しずつ良くはなっていってるんですが、そういうこともあり、中学校に入ってなかったんですね。

成績下位の子どもと先生の悪循環

eラーニング教材を使う前に、校務支援・授業支援アプリケーションを活用しながら、先生方は生徒らと一緒にICT授業をやっていました。そこからすららを導入したんですね。本校としては非常にいい流れだったんじゃないかなと思っています。

すららを使っている様子も少し動画があります。1分ほどですので、見ていただけたらなと思います。

(動画)

ということです。この動画も先生と生徒が一緒に作りました。本校に来れば見ていただける動画を、ちょっと切り取ってもらっただけなんですけどね。

次に、実際にすららを今年度から導入したところのお話をしたいと思います。じゃあなぜすららを導入しようと思ったかと言うと、もちろんまず1つはeラーニング教材が入ってなかったということですよね。

eラーニング教材を入れるに当たって、すららさんが営業に来られて「こんな内容ですよ」と担当の方に紹介していただきました。これは1学期、6月くらいの話でしたかね。

「本校の課題は何なのか?」 「どういう使い方をしていくのか」という目的がなかったら、やっぱりダメなんですよね。そこを実際に分析していきました。

これは当たり前の話ですけど、上位はよりしっかりと基礎学力をつけて自分で勉強をさせる。下位はなかなか勉強してくれません。楽しい中学校生活ですからクラブ活動もやりますし、プログレスの生徒達には手厚い指導が必要です。

宿題を出さない子には、居残りをさせてやらせます。生徒らも嫌々やりますよね。先生らもクラブをやりたいのに、その時間を削って教室に残るという悪循環があったわけですよね。

子どもたちが学習レベルに合わせて学べる「すらら」

何でだろうと言うと、やっぱり家庭学習。これは自己紹介のところにも書いたんですが、今中学校2年生になりますけど、当時1年生の学年主任が「先生、どうしたら生徒らは家庭学習してくれますかね?」この一言です。

先生方もわかってると思いますけど、家庭学習をさせないとダメですね。塾に行って勉強する、個別に家庭教師と勉強する、残して勉強する……。やっぱり自分で家庭学習をどれだけするかが今後の力につながっていくことは、誰が考えてもわかることなんですが。

それをしていくには「どうしたらいいか?」 この一言で、じゃあすららを入れてみようかということで話し合いを始めました。

本校でのポイントは3つありましたね。けっこう人数が多いですから、いろんな層の生徒がいます。さっきの例にもありましたが、1つ目はアダプティブであるということ。

それから、ポイントの2つ目は、勉強が苦手な生徒もけっこういるので、自分で家庭学習ができるかどうか。本校はiPadを1人1台持っていて、家庭でも使えますので、そのあたりはやろうと思ったらできる。

3つ目は、我々もICTで先進校だと言われてますけど、映像配信型のeラーニングに関しては失敗もしてます。中学校では必ず成功させるという気持ちで、すららさんに導入の経験をいろいろ聞いてみた、という点です。

当然ですが、まずどの学力層にもきちんとやってもらえるのか、ということを伺いました。(返答は)本当に小学校レベルから偏差値65くらいのところまでいけますよと。それぞれ自分がわかってないところ、自分の苦手なところをちゃんとやっていくことができます。これはすららの良いところだと思います。

2つ目ですが、中学生は飽きっぽいですし、おもしろくないといくら「分かり易い講義」でも、ダメですね。ずっと先生のレクチャーを聞いてられるような子だったらこんな苦労はしません、なので、すららのアニメの解説は非常に取っつきやすくていいですね。

いろんなところで見続けられる工夫がありますし、やっていただいたらわかると思うんですけど、非常に細かく生徒の状況管理ができます。

言い値で導入する代わりに「実績出しや」

これも先生方が(自分たちだけで)やろうと思うとなかなか大変なんですけど、担当の方が本当に足繁く通ってくださって、我々のわからないことをちゃんと解決していってくれるんですね。これは本当に他社さんにないこと。これがあるからこそ、すららの良さが活きていくんだなぁと実感しています。

何かあったら、大阪まですぐ飛んできてくれますし。それから、電話でもいつも対応してくれますし、そういったところで非常に役に立っていると思います。

これは最後のところですね。本校は、実際に「(すららを)入れましょう」と決めました。去年の夏、秋前くらいですかね。2学期が始まるくらいに決めました。「すらら」は立ち上げの支援が非常に手厚い分、初期導入費がかかりますが、うちの事務長さんが太っ腹な判断をしてくれました。

大阪の人ですから、普通は「なんぼまけるんや?」という話になるんですが、一切いいって。言い値のままでいいと。これは東京の方だと実感としてわからないかもしれないですけど、大阪の人は「必ず値切らないといけない」というマインドがあるんです。

(会場笑)

それを事務長が「(値引きは)なしでいい」と。私は「ほんまですか!?」と尋ねたんですけど。「その代わり実績出しや!」と言われました。、こっちのほうが本当はすごくプレッシャーなんですけどね。

でも、費用の面に関してもきちんとクリアできて、実際に導入しましょうとなってからが、やはりけっこう大変でした。何が大変って、先生方はどう使っていいか分からないんですね。

「こういうふうに使っていく」という計画を立てないと、「(すららを)入れました」「いいだろう?」「(生徒に)やってみろ」と言ってもダメなんです。「とにかくちゃんと計画を立てて、次年度どういうふうに使っていくかを本当にやっていきましょう」ということで、担当の方と一緒に我々は二人三脚で計画を立てていきました。

その立ち上げの際には委員会という大層なものはなかったんですけど、とりあえず教科主任ですよね。中学校の教科主任、英数国、それから学年主任。我々教頭、教頭補佐、教務部長が入った立ち上げの会のようなところで、何度かいろんな計画を立てました。

分からないから「どうする?」「どうしましょうか?」が長かったんですが、その都度「じゃあこうしましょう」「こうしていきましょう」「これはこうだから、このほうがいいですよ」という話をしていただいて。カルテを作って、「次年度はこれでいきます」というところまで、2学期の間にだいぶ漕ぎつけたと思います。

生徒の得意分野と苦手分野が一覧でわかる

本校はどういう使い方をするか? というときに、「すらら」はいろんな使い方があるんですが、小テストをやろうと。苦手なところを潰していくのには小テストをやっていくのがいいんじゃないかということになりました。本校では朝のホームルームの前に、読書の時間を入れています。少し前倒しで生徒が来るので、そういった時間をうまく使って、朝の小テストをやっていこうと。

数学と英語をやっていこうと決めて、例えば10問問題を出して、間違った問題数だけ宿題に自動配信されます。それを生徒がちゃんとその週の間にやり切る、というサイクルを回していこうということなんですね。

それで、このシステムをしばらくやってみました。それぞれの弱いところが配信されるわけですからいいですよね。今までだったら先生が採点して生徒らに配って、それぞれ一律に宿題を出すことになるんですが、そういうのをすぐやってくれるのはとても便利でした。

絵にしたらこういうことでね。うまくいくんじゃないかと思いましたが、実際にうまくいった層、ちょっと難しかった層、2学期の終わりくらいまでにいろいろと問題点も見えてきました。

これは、実際に生徒らのどこが強いか弱いかがわかる資料です。「この子は前置詞の使い方がわかってないな」とか、そういうことが一覧になります。

管理画面でこういった進捗状況もチェックできます。

実際にこれも担当の方がちゃんとチェックをしてくださって、学期に1回振り返り学習会をやるんですが、「どれだけ学習時間が伸びてますよ」とか「このクラスはちょっと少ない」とか、いろんなことを分析してくださいます。例えば去年と比べてどうかとか、そういったこともやってくださるので非常に助かってますね。

実際学習時間は伸びてます。純粋な家庭での学習時間はすららを使わなかったときよりも、すららをオンしたかたちで伸びてるというのが実感です。やっぱり今どきの生徒は(違和感なく、ICTに)触ってくれるんですね。顕著に現れているのが、やっぱり中学1年生です。

子どもたちの学習時間や成績が少しずつ伸びている

この表は、コース別の平均課題量です。プログレスの生徒の学習量が増えているのは当たり前の話です。(小テストで)間違いますから。10問出して、例えばアドバンストとか医薬の生徒だったら、満点ちかいですから、2つか3つしか復習しなくていいわけです。

ただ、点数が低いと、7つとか6つとかブワーっと復習(の問題)が増えるわけです。その都度課題に取り組むという事になるので、プログレスの生徒のほうが時間(量)が伸びています。

実際、これは良い結果なんです。ちょっと良くなりましたねっていう。3Jの数学、これは中学校3年生の数学なんですけど、成績もちょっと伸びてるという結果が出ました。

これはちょっとすららさん的には嫌かもしれないですけど、伸びてない生徒・学力ゾーンもありますし、変わらないところもあります。せっかくすらら入れたのに、「ぜんぜん変わってない、伸びてない、どういうこっちゃねん!」ということですけど、そこが1つのポイントだと私は思っていて。

はっきり言って、1学期の2~3ヶ月はちょっとドタバタしてなかなかうまくいかなかったところがあって、2学期に実際にちゃんとやってみた。その結果、模擬試験で偏差値がポンと上がったら?そんな魔法のようなeラーニング教材だったら、みんな採用してますよね。

私ら管理職の立場としては、もっと大きく構えてほしいと思っています。いい教材だというのは分かってますし、使い方もだんだんと「こうやったらいいんだ」「本校には、こういうふうにするとうまくいくんだ」「ここはダメなんだ」と、使ってみて初めてわかることはたくさんありました。

実際、トラブルもすごくたくさんありました。本当に生徒らは「抜け道をよう考えるなぁ」ってくらい、いろいろ手を替え、品を替え、「こうすれば、やったことになる」みたいな方法を編み出すんですね。それを考える熱意で勉強したらすごいのにな、と思いますが。そういうことも一つひとつ解決しながら、生徒らに合う本校なりの教材としてやっていきました。

すららがうまく行っているのは学年主任のおかげ

しかも先生方に言ってるのは、すららを入れたからといって「絶対はない」。先生方の補助教材として、先生方の負担を少しでも減らして自分のやりたいことをやっていくための導入なんだから。中学校の先生方には、すららに任せたから成績が上がるなんて絶対思わないでくださいね、というコンセンサスもちゃんと取ってます。「(成績がすぐ上がらなくても)今は過渡期だ」と話して、全員で協力して進めていってます。

成功するポイントなんて偉そうに言うつもりはないんですが、私自身はとにかく「先生方を巻き込む」ことがコツかなと思っています。本当に一部の先生だけで取り組んでもうまくいきません。

今回本校が軌道に乗っているのは、学年主任の力がでかい。学年主任が管理画面をちゃんと見てくれて、先生方が困っていたらサポートにも入ってくれて、学年会でいろいろと質問してくださって、結果も配信してくれて、いろんなことをやってくれた。それぞれの学年主任が関わってくれたおかげでうまく進んでいる、と感謝しています。

もちろん教科主任も頑張ってくれましたが、それぞれの学年で、英数国の教科以外の先生、例えば本校の1年生だったら体育、2年生は理科、3年生も理科が学年主任。彼らがいろいろやってくれました。そういうところが良かったと思っています。

新しい取り組みに先生方を巻き込んでいくことが大切

カルテを作るのは大事なことだというのはさっきも申し上げました。ちょっと見ておいてください。

この学年主任です。本校では、学年主任がキーパーソンになったと思います。営業の方に何回電話でやりとりしたか……。「またこんなトラブルありました。どうするんですか?」という話をしょっちゅうしていました。

先生らの声のアンケートもちゃんと取っています。こういうやり方でよかったというところを載せています。実際「あかんかったんちゃう?」「おもしろくないな」「いまいち使えてないよ」という声もありました。ですが、今はそういう先生方も「じゃあすららどうしますか?」と尋ねると「続けましょう」というふうに言ってくれてます。

先生方も巻き込んでいくことが、本当にこういうeラーニング教材をやっていくのにいいのではないかと。一部の先生だけに負担させてはいけない。これは、ICTを導入するときも同じことだと思いますが、ぜひ頭に入れておいていただけたらと思っています。

拙い話でしたが、またこのあとのパネルディスカッションでICTの(取り組み)のところは掘り下げていっていただけると思いますし、参考になれば、大阪の地ですが本校に見学に来ていただいたらいいと思います。

本校は校舎が建ってからもう30年経つんですよ。めちゃくちゃ古い校舎です。そういう中ですが、ICTのWi-Fi設備は、3,000~4,000人が一斉にiPadを使ってもダウンしない。すごいWi-Fiの設備が入ってますので、またそういう施設面を見学に来ていただいてもけっこうです。

(お越しになって)中学校ですららを導入して実際にどうだったか? という先生方の生の話も聞いていただけたらなと思います。私の話は以上で終わります。ありがとうございました。

(会場拍手)

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