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協和発酵キリン、1Q売上収益は前年同期比7%減 国内医薬品売上と技術収入が影響

協和発酵キリン、1Q売上収益は前年同期比7%減 国内医薬品売上と技術収入が影響

2018年5月8日に行われた、協和発酵キリン株式会社2018年12月期第1四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

シリーズ
協和発酵キリン株式会社 > 2018年12月期第1四半期決算説明会
2018年5月8日のログ
証券コード
4151 (SBI証券で株価をチェックする)
スピーカー
協和発酵キリン株式会社 執行役員 経理部長 川口元彦 氏
協和発酵キリン株式会社 執行役員 研究開発本部長 佐藤光男 氏
協和発酵キリン株式会社 執行役員 経営戦略企画部長 村田渉 氏

連結決算サマリー

ilovepdf_com-4 川口元彦氏(以下、川口) それでは本日の決算説明資料のスライド5ページから説明させていただきます。まずは連結決算のサマリーでございます。 売上収益につきましては、前年同期比66億円減、7パーセントの減収になります。 コア営業利益につきましては、前年同期比5億円減、3パーセントの減益でございます。 四半期利益につきましては220億円で、前年同期比100億円の増益になっております。

連結:四半期利益の前年対比分析

ilovepdf_com-5 次のスライド6ページで、100億円の増益について段階損益ごとに数字を見ていきたいと思います。 まず売上総利益ですが、売上高の減少にともないまして医薬を中心に25億円の減益となっております。 販管費・研開費を合わせた合計につきましては医薬・バイオケミカルともに販売費の増加がございまして若干の減益ということになります。 一方、持分法投資損益の改善で27億円、後ほど詳細はご説明いたしますが、前年のマイナス13億円から今期につきましては14億円の黒字に転換しております。 その他収益は、当期において大きな収入が入っております。1点が、協和メデックス株式譲渡益・評価益で110億円です。こちらは1月に売却した3分の2の株式に加え、3分の1の残存持分につきましても評価益を計上している合計額になります。 それから減損損失の戻入益として34億円、こちらはRP402の仕掛り研究開発費につきまして、フェーズ2の良好な結果を受けまして、減損損失の回収可能額の再評価を行いまして、減損損失の戻入の会計処理を行ったということでございます。

セグメント別決算サマリー

ilovepdf_com-6 それでは続きまして、7ページでセグメントごとの決算状況についてご覧いただきます。 まず医薬につきまして、売上高・コア営業利益ともに減収減益でございます。 バイオにつきましても、売上高はマイナス10億円、コア営業利益はマイナス3億円、それぞれ減収減益になっております。 (スライド)右側に通期予想がございまして、それに対する進捗率がございます。医薬事業・バイオケミカル事業ともに売上収益につきましては25パーセントで、ほぼ予定どおり順調に進捗しているということです。医薬事業につきましては先ほど申し上げた持分法の改善が第1四半期に大きく固まって出たことにより、コア営業利益は少し進捗率が高くなっております。 一方バイオケミカル事業につきましては、原価の改善を下期に見込んでいることもございまして、利益的には進捗率は15パーセントになりますが、医薬・バイオケミカルともに通期予想に対しても順調に進捗していると判断しております。

医薬:売上収益の前年対比分析

ilovepdf_com-7 続きまして、医薬事業につきまして詳細の説明をさせていただきます。 医薬事業の売上収益でございます。売上収益の減収要因として、いちばん大きなところは国内医薬品の33億円の減収でございます。 マイナス要因といたしましては、レグパラが競合品の影響を受け減収になったこと、それから昨年に引き続きアレロック、コニール、アサコール、デパケンなどの⻑期収載品もが、後発医薬品の浸透を受け減収になっているところが大きな要因でございます。 一方プラス要因といたしまして、パタノールが花粉飛散量の増加にともない増収になったこと。それから新製品群もジーラスタ等が引き続き堅調。1月発売のリツキシマブBSについても順調な滑り出しとなっております。 また海外医薬品につきましては、欧州のAbstral、アジア・中国・台湾のGranやNesp等を中心に、順調に売上を伸ばしております。 技術収入は、当期におきましてベンラリズマブ関連のマイルストーン収入がございましたが、前年同期のほうが収入が多かったこともございまして、12億円ほどの減少となっております。 その他の要員は、協和メデックスを連結除外したことによって、20億円強の減収要因となっております。

医薬:コア営業利益の前年対比分析

ilovepdf_com-8 続きまして、9ページでコア営業利益の医薬の前年対比の分析になります。 まずいちばんの減益要因ですが、先ほどご説明した売上収益の減少にともないまして、30億円の売上総利益の減益となっております。 販管費・研究開発費につきましては、販管費のほうでCrysvitaの上市準備費用が増加しております。一方で開発費が後期フェーズ臨床試験の減少によって減少している構造になっております。 それに加えまして、今度持分法投資損益で27億円の改善がありました。これは2つの要因がございまして、FKB327(アダリムマブ)の欧州販売にかかる、マイラン社による契約一時金の収入が今期入ったことと、これもアダリムマブにつきまして前年同期に比べまして研究開発費が減収しました。この2点の要因によりまして大きく持分法損益が改善しております。

医薬:主要アイテムの売上収益

ilovepdf_com-9 続きまして、10ページで医薬品の主要アイテムの売上収益についてご説明いたします。 ネスプにつきましては、実証化ベースではほぼ前年並みですが、出荷タイミング、薬価改定前の開示等の影響もございまして、若干の影響となっております。 その他の製品につきましては、先ほどのスライドで説明しました要因によりまして、表に記載のような減収あるいは増収になっております。 なお技術収入につきましては、日本と海外に今回から区分しております。日本の技術収入は若干の増収ではございますが、海外の技術収入が減収となっております。

バイオケミカル:売上収益の前年対比分析

ilovepdf_com-10 それでは続きまして、11ページからバイオケミカルの状況についてご説明いたします。 バイオケミカルの売上収益が10億円の減収で、海外売上につきましては1億円の微減収でございます。主因は一部品目につきまして中国で競争激化がありまして、減収となっております。この一部品目は低採算品でございますので、一時的な要因は大きくございません。 医薬・健康食品分野につきましても6億円の減収ということですが、こちらも同様に低採算品を中心に一部品目のラインナップ整理を行っておりまして、それによる減収です。通信販売につきましては、アルギニンEXが引き続き堅調でございます。 また特殊要因としては、昨年譲渡いたしました植物成⻑調整剤事業による減収もございます。

バイオケミカル:コア営業利益の前年対比分析

ilovepdf_com-11 次の12ページのスライドで、バイオケミカルのコア営業利益の前年比の分析をご説明いたします。 売上総利益ですが、先ほど申し上げた売上収益は減少しましたが、原価率の改善はタイを中心とする海外工場の安定操業によりまして原価率が改善し、売上総利益は前年並みとなっております。 販管費につきましては3億円ほど前年比より増えております。これは通販事業の拡大のため、広告宣伝費を第1四半期に少し多めに打ち出した影響でございます。結果的に販促費の結果が残ったようなかたちの減益となっております。 以上でございます。

2018年の主な進捗状況

ilovepdf_com-13 佐藤光男氏(以下、佐藤) それでは2018年第1四半期のR&D関係の主な進捗状況についてご説明いたします。 14ページをご覧ください。
ここに主な進捗状況を、(2018年)3月までの進捗状況について示しております。
まず初めにRTA402に関してですけども、3月29日に先駆け審査指定制度の対象品目に指定されました。現在、認証試験に向けて準備中の段階でございます。 Benralizumab、気管支喘息適用で欧州での販売承認を1月10日、日本での販売製造承認を1月19日に取得しております。Burosumab KRN23の小児適用。2月19日に条件付き販売承認を取得しました。 Evocalcetは3月に日本で製造販売の承認を3月23日に取得しております。Sancusoのアジア販売拡大については1月にマレーシアで販売承認を取得しております。

2018年の主な進捗状況(4月以降)①

ilovepdf_com-14 15ページは(2018年)3月以降、4月以降の進捗事項です。 burosumabの米国での小児および成人XLHを適応症とした販売承認を取得しております。4月17日に取得しております。

2018年の主な進捗状況(4月以降)②

ilovepdf_com-15 16ページには、主な中止の判断です。 mogamulizumabとPfizer、AstraZenecaと固形癌適用との可能性を追求しておりましたけれども、この2つのコラボレーションによる共同開発に関しては中止を判断するとしております。 Pfizerさんとは41BB抗体とmogamulizumabの併用はどうかと見ておりましたが中止しました。AstraZenecaさんとは、AstraZenecaさんのPDL1抗体、CLT4抗体との可能性を探っておりましたけれども、臨床試験の結果を受け中止と判断しております。以上でございます。

他社提携品目における進捗

ilovepdf_com-17 村田渉氏(以下、村田) それでは2つほど申し上げたいと思います。
1つは他社提携品目における進捗でございます。
ドボベットゲル、あとはリツキシマブBSの新発売などによりまして、積極的なアライアンスによりまして、国内の製品ラインナップを強化して順調であると考えております。 ドボベットゲルにつきましては、第1四半期の売上は12億円ですが、年末では62億円を見込んでいる状況です。リツキシマブの滑り出しも好調であったと先ほど申し上げた通りであります。

協和キリン富士フイルムバイオロジクスにおけるBS事業の進捗①

ilovepdf_com-18 もう1つのトピックスになりますけども、バイオシミラー事業についてです。 1つ目は、FKB327 (アダリムマブ、ヒュミラのバイオシミラー)でございます。2017年の5月に、欧州において申請を受理されておりまして、マイランとこの度独占販売契約を締結したという状況でございます。 その他の地域につきましても、マイラン社と交渉中でございまして、承認取得の見込みは年末を見込んでおります。

協和キリン富士フイルムバイオロジクスにおけるBS事業の進捗②

ilovepdf_com-19 2つ目のバイオシミラーのFKB238 (ベバシズマブ、アバスチンのバイオシミラー)です。 これはご承知の通り、英国アストラゼネカ社との折半の会社。Centusとう会社がありますが、2015年に設立しまして、現在共同臨床試験中で、これも順調に推移しております。

協和キリン富士フイルムバイオロジクスにおけるBS事業の進捗③

ilovepdf_com-20 こういったことで、とくにFKB327は欧州の承認が近いことやパートナーのマイラン社が出てきたことで、収益、プロジェクト全体の状況が改善しているということで、今後の収益の貢献について期待をしているところでございます。 以上、簡単でございますけども、ご説明申し上げました。

  
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