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オリックス、海外・リテール・不動産で大幅増益 2017年度は順調なスタート

オリックス、海外・リテール・不動産で大幅増益 2017年度は順調なスタート

2017年7月31日に行われた、 オリックス株式会社2018年3月期第1四半期決算説明会の内容を書き起こしでお届けします。IR資料

シリーズ
オリックス株式会社 > 2018年3月期第1四半期決算説明会
2017年7月31日のログ
証券コード
8591
スピーカー
オリックス株式会社 グループCFO 小島一雄 氏

業績総括(1)

小島一雄氏 さっそくですが、2018年3月期第1四半期の決算説明を、はじめさせていただきます。お手元の決算資料1ページ、業績総括をお開きください。 業績総括1。当期純利益とROEです。2018年3月期第1四半期の当期純利益は897億円となりました。前年同期と比べて、17パーセントの増益。 年換算ベースのROEは14.3パーセントとなりました。中期的な目標であるROE11パーセント以上を上回る水準となりました。 不動産売却やエクイティ投資のExitからの、コンスタントな利益貢献および既存事業の安定した成長が増益を牽引することができました。 2018年3月期の純利益目標3,000億円に向けて、進捗率30パーセントと順調なスタートをきることができました。

業績総括(2)

業績総括2。セグメント利益の推移です。当期のセグメント利益合計は、1,345億円。前年同期比17パーセント増となりました。 海外・リテール・不動産セグメントで、大幅な増益となったことに加え、法人金融およびメンテナンスリースセグメントも堅調な推移となりました。 事業投資セグメントでは、この第1四半期は、国内プライベート・エクイティ投資の、Exitがなかったこともあり、減益となっておりますが、環境エネルギー事業や、コンセッション事業が、着実に収益を進展させております。

業績総括(3)

業績総括セグメント資産とROEの推移をご説明します。 当期のセグメント資産は、8兆9,013億円。前期末、3ヶ月前の3月と比較すると、1パーセントの減少となりました。一方、セグメント資産ROAは4パーセントに上昇いたしました。 リテールセグメントは、オリックス銀行での営業貸付金が増加した一方で、オリックス生命での債権売却による現金へのシフトおよび旧ハードフォート生命の、ランオフ資産の減少により、セグメントとしては前期末から3パーセント減少いたしました。 海外セグメントでは、航空機および船舶の新規投資により昨年末から、2パーセントの増加となっております。

業績総括(4)

業績総括の4でございます。このページでは、税引前当期純利益とセグメント資産の推移について要素に分けてご説明申し上げます。 最初に左側のチャートの税引前の利益をご覧ください。税引前利益は前年同期比で172億円増加いたしました。このうち既存事業では、105億円増加しております。 主な要因はコンセッション事業の黒字化。プライベート・エクイティ投資からの取り込み利益の増加、および関連エネルギー関連事業の伸長によるものです。 続きまして売却益ですが、まず株式等の売却益は275億円を計上しておりますが、前期が303億円でございますので、マイナス28億円となっております。 一方、不動産売却益は293億円でございます。前期が184億円なので、100億円近く増加しているということでトータルでは増加でございます。為替の影響はマイナスの15億円となっております。 株式の売却は主なものは韓国でのプライベート・エクイティ投資のExit。それから米国におけるフーリハン株式の一部売却。 同じくアメリカの地方債CMBSの売却等でございます。不動産はオフィスビルや物流施設など複数の物件の売却益でございます。 次に、右側のチャートのセグメント資産の推移をご覧ください。セグメント資産は前期末から555億円減少しました。 既存事業では545億円の積み増しを行いましたが、このチャートにありますように、米国での証券化。旧ハードフォート生命のランオフ資産の減少および投資先売却。それから不動産の売却等によりまして、555億円の減少となっております。 なお、今年におきましては為替の影響はユーロ高。円安によりまして、156億円増えてございます。

セグメント別業績(1)法人金融サービス

次のページからは、セグメント別の業績をご説明いたします。5ページをお開きください。 法人金融サービスセグメントです。セグメント利益は前年同期比20パーセント増の102億円となりました。案件選別によるローンおよびファイナンスリースの残高の減少の影響で、金融収益が減少いたしました。 一方サービス収益は、前年同期比で2億円の増加となっております。投資先の株式売却というようなこともあり、トータルでは17億円の増益となっております。 セグメント資産は主に営業貸付金が減少したため、前年比2パーセント減の1兆74億円となりました。

セグメント別業績(2)メンテナンスリース

メンテナンスリースでございます。セグメント利益は前年同期比ほぼ横ばいの99億円となりました。 自動車リースの新規実行は増加しており、金融収益およびオペレーティングリース収益の増加につながっております。 一方、オペレーティングリース収益に含まれている中古車売却益が、減少したこともあり、セグメント利益としては、ほぼ横ばいでございます。 セグメント資産は、自動車リースの新規実行が、引き続き増加していることもあり、前期末比1パーセント増加の、7,596億円となりました。

セグメント別業績(3)不動産

不動産セグメントです。セグメント利益は、前年同期比39パーセント増の328億円となりました。先ほど申し上げました不動産の物件売却による売却益の増加がありました。 また、ホテル・旅館などの運営関連が含まれているサービス収益も、前年同期比13億円増加で、全般的に好調を維持することができました。 セグメント資産は資産売却がございましたが、新規投資も合わせて行った結果、前期末比、ほぼ横ばいの6,559億円となっております。

セグメント別業績(4)事業投資

事業投資でございます。セグメント利益は前年同期比46パーセント減の167億円となりました。 前年同期はプライベート・エクイティ投資のExitなど、既存投資先の売却や新規のプライベート・エクイティ投資にともなうバーゲン・パーチェス益の計上などがあったことから、当期はその反動減となっております。 前期におきましては、投資先の売却益等が200億円を超えていました。今期に、おきましては数十億レベルにとどまったということでございます。 一方で、環境エネルギー事業やコンセッション事業の利益貢献が増えたということがございます。環境エネルギー事業は、メガソーラーの稼働の増加と電力小売の拡大により、引き続き順調に拡大しております。 2017年6月末時点の国内太陽光発電事業は、確保済みの案件が999メガワット。稼働済み合計が640メガワットになりました。 コンセッション事業は、前年同期は費用の前倒しということもあり、13億円の赤字でしたが当期においては20億円の利益貢献となっております。 セグメント資産は有価証券の売却により減少いたしましたが、環境エネルギー事業の資産の積み上げが行われているためトータルとしては前期末比ほぼ横ばいの7,684億円となっております。

セグメント別業績(5)リテール

リテールセグメントです。セグメント利益は前年同期比76パーセント増の220億円となりました。 オリックス生命における新規契約増加による生命保険料収入の伸び、オリックス銀行の金融収益の増加が、増益に寄与しております。 また旧ハードフォード生命が、前年は赤字だったものが黒字転換したということによる利益の伸びもございました。 オリックス生命は、2017年4月末に、個人保険の保有契約数350万件を突破しました。300万件に到達してから、11ヶ月で350万件となり、成長のペースを加速させております。 セグメント資産は、前期末比3パーセント減の3兆2,017億円となりました。既存事業の生命保険契約も銀行の貸付金も伸びております。しかし一方でオリックス生命の債権売却がありました。 旧ハードフォード生命のランオフ資産の減少があり、トータルとしては3パーセントの減少になりました。

セグメント別業績(6)海外

最後のセグメント、海外でございます。セグメント利益は、前年同期比44パーセント増の429億円となっております。 アジアのプライベート・エクイティ投資案件のExit、フーリハン(・ローキー)の株式の一部売却に加え、米国での債権の売却益といったキャピタルゲインおよび既存事業での航空機などの伸長が、この増益の要因でございます。 セグメント資産は、前期末比2パーセント増の2兆5,083億円となりました。アメリカは有価証券の売却により、資産を減少させましたが、航空機・船舶といった投資を中心にアセットを伸ばしてございます。

ポートフォリオの3分類で見る実績

3分類で見る実績をご説明させていただきます。 3分類の詳細は、この資料の31ページをご覧いただければと思います。なお、このグラフの数値は旧ハードフォード生命の損益や、フーリハンの売却益による増減要因をのぞいた数値を使用してございます。 ファイナンスは前年同期比で、ほぼ横ばい。若干の減益となっております。中身としまして、日本は銀行クレジット法人カードの増益でございますが、一方海外が、アジア・豪州・米国のハートファイナンス利益が現象で、トータルで若干の減少となっております。 事業は前年同期比で大幅な増益となっております。環境インフラに含まれるエネルギー分野・コンセッション・金融サービスに含まれる生命保険・ロベコ。 あとは米国での金融サービスが伸びているということで、ROAは前年同期の4.5パーセントから5.5パーセントに上昇しております。 投資は現物投資での利益の伸び。不動産および航空機の収益が好調であったということですが、一方で、先ほども述べましたように、エクイティ投資のExitが前期に比べ減ったというようなことがあったため、ほぼ横ばい。若干の減少になっております。 全体としますと、今まで力を入れてきた事業の力強い伸びが示されたのかなと考えております。 最後にまとめでございます。当第1四半期の当期純利益は897億円。四半期ベースで過去最高益でございます。 年換算のROEも14パーセントと、順調なスタートを切ることができたと思います。 引き続き「事業」と「投資」に注力するとともに、新規投資の実行、既存ポートフォリオの安定収益の確立を目指して、2018年3月期純利益目標3,000億円の達成を目指してまいります。 私からのご説明は以上となります。ご静聴ありがとうございました。

  
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