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SHIFT、3Qは先行投資の影響で営業利益66.8%減 松尾副社長「営業体制を強化していく」

SHIFT、3Qは先行投資の影響で営業利益66.8%減 松尾副社長「営業体制を強化していく」

2017年8月期 第3四半期決算説明会

松尾茂氏 みなさま、お暑い中お集まりいただきまして、ありがとうございます。本日、第3四半期の決算の状況についてご説明させていただきます。 概要は3つに分けています。3Qの決算概要、この四半期を含めた年度の見通し、さらに我々の成長戦略の進捗。 前回(売上)1,000億円に向けたマイルストーンとして、300億円という話もさせていただいていますので、そのあたりの布石の話を3本立てでお話しさせていただきたいと思います。

決算概要 エグゼクティブサマリー

0004 まず決算概要です。売上高は22億6,700万円。売上総利益は6億200万円。営業利益は5,200万円で、それぞれ前年との比較を書いています。 売上は大きく増えて、粗利はほどほどに増えて、営業利益は減っているというかたちです。これは前回、第2四半期のときに非常に申し訳ないことに、我々の成長政略として投資している中で、我々自身の管理の甘さもあって、下方修正というかたちをとらせていただきましたが、その(修正)計画の中では上がっています。 後ほどご説明しますが、内部的にいろいろと管理の仕組みも変えてきている中で、下方修正後の計画に対しては、この3Qは想定以上の推移をしているので、そこも含めて4Qの数字も見えてきています。 この年度だけではなくて、来年度も含めて成長を考えていくということで、2Qでやった投資の効果が3Qで出始めてるというかたちで、売上も利益も、想定より上振れてるというところで、後ほどご説明させていただきます。 各業界主要企業の開発プロジェクトへの参画が進んで、大型案件を中心に、売上高の拡大が徐々に出始めているというところが、この数字の背景になります。 その下に事業概要が書いてありますが、ポイントは2つです。エンタープライズ領域は、金融・流通業界におけるお客様との関係が順調に進んでいますので、非常に良い関係ができつつあります。 エンターテインメント領域についても、ソーシャルゲーム領域での堅調な受注案件に加えて、VR関係の案件についても進んできています。今期の売上としては、過去にない売上が出てきているということになります。 その下は、ベースになる成長戦略のトピックスです。我々の大きな戦略投資はハイスキル人材です。 前期から本格的に取り組み始めてきたものが、本格的に顕在化してきてるという状況で、これが売上の中にも出てきています。 それによって、売上規模が1億円を超えるような大型案件の受注や従来の中型案件の大型化も進んできているということがポイントです。 あともう1つは、今期からグループ経営の移行を本格的に行っていて、組織的な運営ができる体制になってきています。具体的には、会社の中にグループ経営推進部を作って、グループ経営会議を毎月やっています。 さらに、グループ経営推進部長には、大手企業で執行役員を勤めた、非常にヒューマンスキルの高い方に参加いただいています。そういうかたちで、グループ経営全体を本格的にドライブし始めたのがこの3Qということになります。 そのような前提の中で、通期全体では先行投資に対する回収が顕在化し始めています。 とくにエンタープライズ(金融・流通)での成長が(全体の拡大を)引っ張ってきていて、数字が上振れてきていますので、4Qを含めて上昇トレンドというかたちで加速させながら、成長戦略にもっていきたいと思います。これらが今回の決算の全体のサマリーになります。

決算概要 連結損益計算書

0005 数字の詳細になります。左側が3ヵ月間の会計期間、右側が累計の9ヵ月間になります。 (スライドの)上に書いてありますが、トップライン、売上の方から(先行投資の)効果が出始めているという状況です。 利益については、前年に対しては引き続き低い状況で、投資の回収が遠いですが、回復を始めています。申し上げたように、内部計画よりは高い数字を維持していて、(回復は)年度に向けてというところになってくると思います。 ポイントはやはり売上高です。前年に対して大きく増えている中で、粗利が増えてきて、粗利率に関しては、投資とのバランスの中で、3月、4月、5月というところを含めて、まだ本格的なところに至っていませんが、徐々に戻ってきています。 (販管費の)5億5,000万円。前年に対しても非常に大きく増えています。後ほど詳細をご説明しますが、ここには戦略投資、採用の費用、人件費、M&Aに関する費用等が含まれています。 ここが非常に大きな数字になっていますので、内部的にはなかなか利益が出づらい3Qであったというところがありました。 営業利益は5,200万円です。前期に対しては減っていますが、ここをベースにして下期もしくは来年にかけて上げていくという数字です。 営業利益率は2.3パーセントです。ここも公約した数字はきちんと出せるようなかたちで見えてきているかなと思っています。 経常利益、親会社に帰属する四半期純利益に関しては下のとおりです。きちんと利益が出るかたちですが、ここに関しましては、当然十分だとは思っていません。

決算概要 四半期業績推移①

0006 四半期別の推移で見ていただくのが、次の収支表になります。ここのポイントは、上期に実施した先行投資で四半期ごとには増えているというかたちになっています。 前回もお話ししているとおり、年度の数字としては上がってきている中で、2017年の前期はM&Aを中心にして伸びた売上があっのですが、今期はM&Aはなしです。ここはまだ本格的な回復には至っていませんが、(売上高は)22億6,700万円まで増えてきています。 利益に関しても、粗利と営業利益は増やしてきているのですが、ここもまだ本格的ではありません。来期以降につなげていくかたちでの四半期の伸びですが、増収増益というかたちで、内部計画としてはできているかなと思っています。

決算概要 四半期業績推移②

0007 四半期別の詳細をブレイクダウンしたものが次の資料になります。今申し上げた、2Qから3Qへの伸びのところの詳細を記載させていただいてます。 第1四半期の(売上高)13億6,300万円から第2四半期は20億3,200万円というかたちで増えていますが、ここは(株式会社)メソドロジックとバリストライド(グループ株式会社)の2社を連結したことの影響が非常に大きかったということです。ここは実力成長が非常に少なかったところです。 今期はまだ、20億3,200円から22億6,700万円のわずかな増加分ですが、ここに関しては100パーセントの実力成長というかたちで伸ばさせていただいています。ここは先ほど申し上げた体制の変化を含めて、機能し始めた第3四半期というかたちで認識しています。

決算概要 セグメント別業績推移①

0008 次ページ以降が、セグメント別業績推移になります。 エンタープライズ領域は、この全体の数字の中の19億円という数字になります。3Qの状況に関しては、依然として好調です。あとはハイスキル人材が機能し始めていて、売上が加速している状況だという認識があります。 もう1つの大きな特徴としてはお客様です。(スライド右枠の)下にグラフを描かせていただいていますが、第1四半期を1.0として、どういう伸びをしているかを表しています。 (折れ線グラフの)青が金融領域で赤が流通領域になります。その他もありますが、第3四半期に関しては、とくに流通が伸びたというかたちになっています。 ここは季節性もあって、お客様がこの期においてはまだ投資活動が活発ではないというところで、ここは4Qに向けて、とくに金融関係のトライアル案件の本稼働が始まると見込んでいます。流通領域に関しては、3Qの成長トレンドを維持して活動を本格化すると。 何はともあれ、やはり人材ですので、今、ハイスキル人材を当てはめてきていますが、こういったかたちでの人材の雇用をさらに拡大していきます。我々としての課題はやはり、ここに大きくあるということです。 来年に向けた大きな成長をどのようにしていくかということで、4Qがある程度大きな試金石になってくるかなと思っています。

決算概要 セグメント別業績推移②

0009 エンターテインメント領域は、(売上高)3億1,800万円になります。ここは過去最高の売上の更新です。顧客内部における他タイトルへの横展開とシェアの拡大が進んでいるという状況で、前期2Qで若干落ちましたが、ここは戻してきていて、堅調な伸びと見ていただければと思います。 我々の売上のベースとしては、やはりエンタープライズ領域が中心になりますが、エンターテインメント領域もきっちりやっていきます。

決算概要 販管費の推移

0010 販管費の内訳になります。メインはやはり人件費や採用費といった、グループ成長につながるような攻めのコストです。 ここが我々の大きな投資になりますので、この3Qが1つの大きなピークになってきています。使ったお金は5億5,000万円です。 我々としてのポイントは、採用費を1億円以上使っているというところです。人件費、採用費を含めて、このあたりが人を採用する上での大きなコストです。 累計の中では、買収やM&Aに関わる費用が入ってきていますので、3Qの中では、こういったものが大きいと言えると思います。この3Qの中では一応マネジメントの範囲に入ってきていて、利益としては想定どおり出始めている状況になっています。

決算概要 エンジニア数の推移

0011 人員は増加を続けています。この人員全体の中には、バックオフィスは入っていませんので、基本的にデリバリーという、実際に現場で動いている人の人員状況になりますが、現状1,500人弱というかたちです。 正社員は800人を超えています。人員としては徐々に増えてきていて、バックオフィス等含めて、今1,800人を超えるような体制になってきています。 このあたりはほぼ計画どおりで、今後4Qに向けてどう増やしていくかっていうところが、1つの大きなポイントになっています。

決算概要 連結貸借対照表

0012 バランスシートにつきましては、2Qに続いて、さらなる成長へ向けた財務戦略を推進するためのベースラインとして作っています。 自己資本比率は34.8パーセントです。ここをきちんと維持して、全体のバランスを取りながら、お金の使い方を効果的に考えていくことが、今後のバランスシート転換のベースラインになってくると思います。以上が決算の概況になります。

当期計画および足元 第3四半期振り返り①

0014 次に、4Qを含めた当期の計画になります。 3Qの振り返りをさせていただくと、年間受注額が1億円を超える大型案件の獲得が伸びはじめています。この大型案件に対して、我々の資源を集中しながら、バランスをとりながら、全体を見ていくかたちになります。 受注別の顧客数で見ると、やはり大型案件にだんだんシフトしてくるというかたちで、我々のトレンドが見えると思います。

当期計画および足元 第3四半期振り返り②

0015 業界別の売上高とシェア率の推移になります。全体を100とした中で、第1四半期、第2四半期の推移です。メインのお客さまは当然減っていないのですが、今回はとくに流通・金融領域が多かったわけです。 ここのシェアが第1四半期の18パーセントから、第2四半期の24パーセント弱。さらに第3四半期では31パーセントというかたちで進んで、だんだん大きくなってきています。 ここが今後のSHIFTの成長を牽引する顧客ポートフォリオを形成していきますので、少数のお客さまに集中していた売上高割合の分散化、金融・流通への集中化というところが大きなトレンドになってきています。

当期計画および足元 業績見通し

0016 当期計画および足元の話になります。上期に実施した先行投資で業績拡大が一時的に鈍化しましたが、下期は投資の回収が始まって、予想に対して上振れて推移するという状況になっています。 少し見づらいかもしれませんが、グラフに点線がありまして、(業績予想の)公表自体は年間で行なっていますが、この第3四半期と第4四半期の区分に含みます。 第3四半期は申し上げたように、さまざまな先行投資が重いのと、投資したところの稼働の立ち上がりのバランスがあるので、内部的には第4四半期にシフトしたかたちでの計画を見ておりましたが、内部的に経営管理をきちんとやりましょうということで、経営会議等含めて、きちんと逆算をしました。 どうしたら数字を上げられるのか、どうしたら目先の数字もできるのか、という議論を活発に行なった結果もあり、当初計画に比べて第3四半期の数字は上振れて推移している状況になっています。我々としては4Qを形にして、来年に向けて業績を大きくつなげていきたいと考えています。

成長戦略の進捗 中期戦略サマリ

0018 次ページ以降では、成長戦略の進捗のお話をさせていただきます。 従来からご説明させていただいてる、(売上高)1,000億円を実現するための100億円というところが今期の大きな目標です。 そのための3つのエンジンが、ベースとしてのエンジン強化、フィールド拡大、基盤システム強化になります。 エンジン強化は、ハイスキル人材、営業、品質保証の体制、さらなる利益率向上に向けた取り組みとしての業務の効率化、子会社の連携の強化、あとシナジーの最大化といったポートフォリオの強化です フィールド拡大は、業界主要企業の顧客化に向けた人材の強化とベトナムをベースにしたグローバルソーシングです。これは利益率の向上につながります。

成長戦略の進捗 FY2017 活動方針

0020 基盤システム強化における3つの柱については、次の20ページになります。 前回、ハイスキル人材は19人と申し上げましたが、3Q累計は37人です。このハイスキル人材がドライバーになって、大手のお客さまに入り込んでいくというところで、この3Qで本格的に稼働し始めました。 営業強化についても前回からお話しさせていただいてますが、従来、営業は少なく、お客さまから書類をいただいた中で対話を行っていましたが、アクティブな動きも含めて、営業の体制も強化します。 品質保証の体制作りとしては、従来から申し上げている、TCoEサービスの確立も見え始めています。 さらなる業務の改善という意味では、R&D(Research and Development)、ベトナムもありますが、こういった観点で粗利率が改善し始めてきています。 先ほど申し上げたように、子会社組織の再編を含めたリソースの効率的活用という観点では、体制も作って、人材も配置して、本格的にグループ運営が始まっているというかたちになります。 フィールドの拡大というところでは、とくにベトナムの人員が大きく増えてきています。23人ベースだったのが今は83人というかたちで、ここを非常に大きく増やして、ベトナムを基盤にしてお客さまにサービスを提供するということも含めて、コストの面でもメリットがあるということになります。 経営基盤の強化という意味では、経営管理を逆算して利益・売上も含めて、きちんと積んでいくということです。そのためにマイルストンを設けて、何が足りないのかを議論する会議等を含めて、業績を確実に上げていくというところが大きなポイントになっていきます。 ビジネスサイドの方でも、攻めの後方支援というかたちで、ハイスキル人材を入れて、事業サイドの中でもきちんとマネジメントの仕組みを構築するというかたちができつつあります。

成長戦略の進捗 マーケット規模(前四半期発表)

21 我々のプライベートの市場規模は6,000億円とありますが、それぞれのお客さま、金融系・流通系・銀行・保険含めてトップ20社のところを含めて入り始めています。 そこのポテンシャルが非常に大きいと考えていますので、ここに向けて第3四半期、第4四半期は順調にきているかなと思います。

成長戦略の進捗 FY2017下期以降の取り組み

0022 成長戦略の進捗ですが、まず(売上高)81億円が今期の目標になります。先ほど第3四半期の数字を20億円と申し上げましたが、この前修正した計画の下期の数字は47億円になります。 営業利益率は3.3パーセントです。ここに関しては、下期のガイドラインの中で、第3四半期をふまえた上での第4四半期が見えてきていますので、(売上高目標)100億円の対して81億円ですが、来年度の計画も内部ではきちんと進めておりまして、上期も合わせると100億円は見えてきています。 利益についても、現時点では数字としては申し上げられませんが、一定の利益を確保していくと考えています。 販管費についても、我々としては2018年以降の伸びも考えていますので、当然そこについては利益を作るための販管費の作り方を考えています。 粗利についても、今、徐々に上がってきていますが、粗利の芽を作ったうえで2018年度のシナジーを見ながらやっていくということが、2017年下期以降にかけた取り組みになります。 内部的にも1年計画ではなく、2年計画の中で、どういうバランスで計画するか、それをどう達成するかという計画を作っていこうと考えています。

成長戦略の進捗 FY2018以降について

0023 我々としては、規模の拡大とグループ経営の最適化、新たな柱となるビジネスの創出を進めて、さらなる成長に向けてドライブをかけながら、No.1企業の地位を固めていきたいといところです。 現状が(スライドの曲線の)赤い部分になりますが、2017年度から2018年度にかけて弧を描いています。 前回、「SHIFT’100-シフトワンハンドレッド-」は、すでに範囲の中に入ってますので、次のステップとして1,000億円に向けての300億円、3倍をどういう時間軸でやっていくかというところが中期の1つの目標になっています。 2018年度、2019年度、2020年度、2021年度を含めて、どういう時間軸で組み立てるかどうかを成長戦略として捉えていこうと考えています。 さらに(売上高)1,000億円という中では、ロケットが第2ロケット、第3ロケットに点火するようなかたちで考えなければいけないので、ここはストック型のビジネスを含めた、次期のビジネスモデルを考えていく必要があります。 成長企業は10年単位で10倍になるところの法則を考えているので、SHIFTとしての大きなマーケットをどうかたちにするかということと、それに対して我々のリソースをどう最適化していくかというところを含めて(考えていきます)。 (スライド、グレーの折れ線グラフに)参考として「現グローバルNo1企業」とありますが、我々はこことの比較をしながら、我々のNo.1としてのビジネスをどう確立していくかを意識しながら、そのための投資として、第3四半期および第4四半期をある一定の形にしながら2018年度につなげていくことが我々の(計画の)青写真になってくると考えています。

  
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