株は儲かるのか?
田井中茉莉亜氏(以下、田井中):こんにちは。田井中です。今日は、トレードトレーナーの大場さんにインタビューさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
大場隆史氏(以下、大場):こちらこそ、よろしくお願いします。
田井中:今日のテーマはこちら。「株 儲かる?」ということですね。
大場:ずばりきましたねぇ。
田井中:これはもう、みなさんが思っている疑問です。株は、儲かりますか?
大場:じゃあ、田井中さんに、逆に聞きます。株は、儲かると思いますか?
田井中:う〜ん、儲かりたい!
大場:儲かりたい!?
田井中:儲かりたいですね(笑)。儲かるって言ってほしい!
大場:儲かるって言ってほしい? 正直言いまして、株は、めちゃめちゃ儲かるんですよ。
田井中:素晴らしい。
大場:ただ、やっぱり、やり方とか、株の相場。株式相場にはカラクリというのがあるんですよ。そういった相場のカラクリだとか、本当に儲けるために必要なノウハウをシンプルに、それを知ってるか知ってないかで大きく変わってきますし。そういうことをちゃんと知った上でトレードをしていけば、株はそんなに利益を出すのは難しいことではないんですよね。
田井中:ほー! そのお言葉はありがたい。
大場:でもあれなんですよ。株って、利益が出るときは、本当、こんな出ちゃうの!? と。
田井中:おぉ!
大場:僕もそうだったんですよ。株を最初に始めたときに、なんでもいいからとにかく買ってみようって、会社の株を買ってやってみて。なんかね、最初「こんなに簡単に儲かっちゃうの!?」みたいな。なんだ株ってこんなに簡単なんだって、最初思ったんですよ。いいな、みたいなね。
株に全勝はありえない
でも、負けるときもある。株なんでね、勝率100パーセントとか、絶対勝てるというのはないんですよね。グッと利益が出て儲かっても、負けるときにちゃんとやり方を知らないと、それ以上に大きく負けてしまうんですよね。
田井中:あ〜、なるほど、なるほど。それは怖いです。
大場:そうなんです。怖いんですよ〜。
だから、株は今お話したように、全勝とかありえないですからね。
田井中:そうですよね!
大場:負けるときにいかに少なく負けるか。要は、ディフェンスですよね。みんな株を始めるにあたって、儲けよう儲けようということばかりを考えていて。要は、攻めですよね。
ボクシングで言うと、ジャブジャブストレートみたいな。いきなり攻めから入っちゃうみたいな。避け方とか、そういうのを学ばないうちに、株始めちゃうんですね〜。
田井中:確かに、そう言われたら、みんなそうだと思います。
大場:ですよね。小さいジャブで、攻めて、攻めて、攻めてても、避け方知らないと、思いっ切りストレートくらっちゃったらどうなっちゃいます?
田井中:バーン!
大場:一気にノックアウトしちゃいますよねぇ。
田井中:なるほど。
大場:だからね、株はまず防御。ディフェンスの部分をしっかりと固めていく。これができるようになると、だんだん利益って積み重なっていくようになるんですよね。
田井中:攻めより、まず守りが大事ってことですね!
大場:そう、守りなんですよ。そこをみんなあんまり気づいてないんですよね。
田井中:スポーツで言われると、確かにそうだなと思うんですけど、株ってなったら、勝たなきゃって思っちゃう心が出ちゃいますよね。
大場:そう、とにかく勝たなきゃみたいなね。うん。
田井中:たしかに。じゃあ、ディフェンスを守ったら、儲かる可能性は高いですよってことですね。
大場:これから株を始める方は、もちろん攻めながらも、ディフェンスを固める。その技術というのを学んでやっていくと、株で利益を出していくということは、そんなに難しくない。
田井中:小さく負ける。負けるから、みんな。そこは、小さく負ける。
大場:そう、負けるときは小さく。
田井中:なるほど。ありがとうございました! わかりやすかった。
大場:利益はだんだん貯金のように積み重なっていきますから。
田井中:なんかワクワクする話でした。ありがとうございました。
大場:ありがとうございました。