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オリックス、3Q累計純利益2,171億円 株式売却益等が利益拡大に寄与

オリックス、3Q累計純利益2,171億円 株式売却益等が利益拡大に寄与

2017年1月26日に行われた、オリックス株式会社2017年3月期第3四半期決算説明の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料

シリーズ
オリックス株式会社 > 2017年3月期第3四半期決算説明会
2017年1月26日のログ
証券コード
8591
スピーカー
オリックス株式会社 取締役 兼 代表執行役副社長 グループCFO 小島一雄 氏

業績総括(1)

小島一雄氏(以下、小島) グループCFOの小島です。本日はご多忙なところ、オリックスのテレビ会議に参加いただきまして、誠にありがとうございます。 それではさっそくですが、2017年3月期第3四半期の決算説明を始めさせていただきます。お手元の決算説明資料の1ページの業績総括をお開きください。 s_orix-02 業績総括(1)は、当期純利益とROEです。17年3月期第3四半期の当期純利益は、前年度比1パーセント増の2,171億円になりました。 年換算のROEは、上記実績と同水準の12.2パーセント。中期目標であるROE11パーセントから12パーセントを引き続き上回っております。 上期は、前年同期に米国の投資銀行フーリハン・ローキーのIPOによる株式売却益396億円を計上した反動もあって、9月末時点で前期比マイナス12パーセントでございましたが、第3クオーターにアメリカのOUC社の売却益等により、キャッチアップすることができ、第3四半期においては前期比18億円増になりました。

業績総括(2)

次のページをお開きください。セグメント利益です。 s_orix-03 セグメント利益合計は、前年同期比2パーセント増の3,291億円となりました。 各セグメントの詳細は、後ほどセグメント別実績でご説明いたしますが、上期までのトレンドと同様、事業投資、不動産、リテールの3セグメントが前年同期比で増益となっております。 棒グラフの一番上の海外セグメントは、先ほど申し上げましたフーリハン・ローキーのIPOの反動で減少しておりますが、第3四半期の売却益などによって、昨年に引き続き、利益貢献額が大きくなっております。

業績総括(3)

次のページをお開きください。業績総括(3)のセグメント資産とROAの推移をご覧ください。 s_orix-04 2016年12月末のセグメント資産は8兆8,967億円。前期末、9ヶ月前の16年3月と比較し、金額にして758億と、1パーセントの減少となりました。 全体の残高が減少しておりますが、海外セグメントについては、アメリカや航空機事業での投資の増加により、前期末比で6パーセントの増加と、力強い伸びを示しております。 その他のセグメントの残高の動きについても、ここで簡単にご説明いたします。 法人金融は、収益性を重視した案件選別の影響で、営業貸付金が減少しております。 メンテナンスリースは、ABS発行などの資産減少がある一方、自動車の新規実行により増加しております。 不動産は、賃貸不動産等の売却の進展により、減少しております。 事業投資は、新規のPE投資やメガソーラーの増加がある一方で、既存のPE投資のEXITや有価証券等の売却により、若干の減少となっております。 リテールセグメントは、銀行を中心に貸付金残高が増加しておりますが、旧ハートフォードの生命保険解約、およびオリックス生命で保有債権の一部を売却し現金化した影響で、減少してございます。 なお、セグメント資産ROAは年換算で3.2パーセントと、我々が目標とする3パーセントを上回っております。

業績総括(4)

次のページをお開きください。業績総括(4)です。 s_orix-05 税引前当期純利益と、セグメント資産の増減について、各要素に分けてご説明いたします。 左側のチャートの税前利益は、6億円の減少と、ほぼ前期並みとなりましたが、このなかで全体の為替影響はマイナス125億円あります。 そのなかで、既存事業においてはマイナスの148億円。PEの売却等が982億円、不動産売却益309億円、合計で1,291億円のキャピタルゲイン。 一方、前期にはPE等の売却益939億円、不動産売却益210億円、合計1,149億円がございまして、既存事業のマイナス148億円を、キャピタルゲインの前期に比べて増と、ほぼ前年並みとなっております。 既存事業においては、事業投資、リテール、海外がプラスになる一方で、法人金融、メンテナンス、不動産がマイナスという内訳でございます。 セグメント資産につきましては、先ほど申し上げましたように、前年期末比758億円ですが、既存事業においては2,875億円の資産増となりました。その後の証券化、旧ハートフォード生命の保険の解約による資産減、投資先の売却、不動産の売却、為替と、都合1パーセントの減少になります。 なお、為替による減少は、期末では2,424億円の影響があったんですが、その後の為替変動による影響は70億円と、ほぼニュートラルな状態に戻ってございます。 既存事業においては、法人金融が減少している以外は、メンテナンスリース、事業投資、リテール、海外で資産が増加しております。

セグメント別業績(1)法人金融サービス

次のページをお開きください。5ページの、法人金融セグメントをご覧ください。 s_orix-06 セグメント利益は、前年同期比22パーセント減の263億となりました。営業貸付金の残高減少により金融収益が減少し、また、左のグラフのその他に含まれる有価証券売却益が、前年同期比で減少しております。 一方で、サービス収入については、弥生やその他の手数料収入が順調に伸び、前年同期比で29億円の増加となっております。 右の棒グラフのセグメント資産は、主に営業貸付金が減少し、前期末からは1パーセント減の1兆389億円となりましたが、期末から45億円の増加となっております。

セグメント別業績(2)メンテナンスリース

次のページをお開きください。メンテナンスリースセグメントです。 【 スライド6 】s_orix-07 セグメント利益は、前年同期比15パーセント減の286億円となりました。 減益の要因は、主に自動車事業でございます。中古車売却益を含む、オペレーティングリース損益が減少いたしました。中古車売却益の減少は、リースアップ車台数が減ったこと、および中古車市場が軟調でございました。 セグメント資産は、1stクオーターに375億円の証券化を実行していることと、レンタル事業における保有資産の減少がありましたが、自動車事業の新規実行が、前年同期比8パーセントの伸びにより、前期末からは2億円増の7,315億円となっております。

セグメント別業績(3)不動産

次のページをご覧ください。7ページは、不動産セグメントです。 s_orix-08 セグメント利益は、前年同期比12パーセント増の497億円となりました。引き続き日本の不動産市況が強く、着実に売却益を実現しております。 サービス収入に含まれている、ホテル・旅館等の運営事業については、第1四半期に熊本地震の影響を受けるなどマイナス要因がありましたが、おおむね堅調に推移しております。 今後も安定したキャッシュ・フローが見込めるプロジェクトを厳選した上で、運営施設の新規投資にも取り組んでおります。 セグメント資産は、賃貸不動産の売却が進んだことから、前期末比8パーセント減の6,802億円と、7,000億を割ってございます。 一方、年換算のROAは6.4パーセントと、前年の3.6パーセントから大きくジャンプアップしてございます。

セグメント別業績(4)事業投資

次のページをお開きください。8ページは、事業投資セグメントです。 s_orix-09 事業投資は、環境エネルギー部門、それからPE投資、大京、それと今回新たに加わったコンセッションで構成されておりますが、セグメント利益は前年同期比47パーセント増の688億円でございます。 第1四半期に、過去行っていたPE投資の2社がEXITしたこと。それから第2四半期に、1社のEXITがあり、それの売却益が大きく伸びました。 環境エネルギー事業は、メガソーラーの稼働の増加と、電力小売の拡大が順調に推移しております。環境エネルギー事業のサービス収入は、前年同期比で21パーセントの増収となりました。 また、第2四半期から寄与がスタートしたコンセッション事業については、第1クオーターは、経費先行でマイナスでしたが、第2クオーター、第3クオーターとも利益貢献をしてございます。 セグメント資産は、前期末比1パーセント減の6,976億円となっております。投資案件のEXITによる減がありましたが、環境エネルギー事業のメガソーラーを中心にアセットを積み上げてございます。 メガソーラー事業は、12月末で520メガワットが稼働してございます。なお、確保済みのプロジェクト合計は940メガワットとなっております。

セグメント別業績(5)リテール

次のページをお開きください。9ページの、リテールセグメントでございます。 s_orix-10 セグメント利益は、前年同期比23パーセント増の601億円となりました。 オリックス生命においては、保有契約件数の伸長による保険料収入増加に加え、国債等の債権売却益も増え、全体の利益成長に寄与いたしました。 また、銀行の住宅ローン、カードローンの残高も増加しております。それによる金融収益が増加してございます。 セグメント資産は、前期末比4パーセント減の3兆3,316億円となりました。 オリックス生命の運用資産において、先ほど申し上げた国債等の売却が増額。さらに投資というよりは、一部現金で残っており、現金は営業資産のカテゴリーに入らないもので、ややその部分が減っております。 また、旧ハートフォード生命のランオフ資産における保険の解約が続いておりまして、1,378億円の資産減でございます。 一方、銀行の住宅ローン、カードローンについては、先ほど申し上げたように前期末から増加となっております。

セグメント別業績(6)海外

次のページをお開きください。海外セグメントです。 s_orix-11 セグメント利益は、前年同期比18パーセント減の956億円となりました。このなかで為替の影響がマイナス125億円ございます。 第3四半期においては、先ほど申し上げましたアメリカでの投資先のEXITによる202億円の売却益の計上があり、昨年フーリハンの株式売却益を含めた、過去最高益にだいぶ近づいております。 セグメント資産は、前期末比6パーセント増の2兆4,169億円です。主にアメリカの活動、航空機事業の資産が増加してございます。 なお、船舶事業についてはヨーロッパの銀行より船舶担保ローン債権の購入が決まり、その一部について第3クオーターで資産増となっております。

ポートフォリオの3分類で見る実績

次のページをお開きください。ポートフォリオの3分類で見る実績ということで、過去3期におけるセグメント利益の推移をご説明します。 s_orix-12 このグラフでは、特殊な増益要因、例えば(注)に書いてございます旧ハートフォード生命のバーゲン・パーチェス益とか、フーリハンIPOに伴う売却・評価益、および今般の3クオーターであったUSAの子会社の売却益等を取り除いた実績数値を使用しています。 そういった特殊要因を除いたあとで、ファイナンスの利益は前年同期比で減益となっております。海外は貸引減損が増加したことによって減益になっておりますが、国内は銀行の住宅ローンやカードローンが増益に寄与してございます。 事業のうち、メンテナンスについては先ほど申し上げましたとおり、自動車での減収により減益となっておりますが、一方、環境インフラは、環境エネルギー事業の拡大であるとか、コンセッション事業の拡大、さらには金融サービスにおける生命の契約件数増加による生命保険料収入の運用益が増益に寄与しており、ROAについても前年の4.8パーセントから4.9と向上してございます。 投資は、エクイティ投資のEXIT、および現物投資に含まれている不動産売却益等の増加により、ROAは4.2パーセントから5.6パーセントと大きく好転してございます。

まとめ

次のページをお開きください。最後にまとめです。 s_orix-13 2017年3月期第3四半期累計の当期純利益は、2,171億円。前期並みの利益水準となり、ROEについても年換算12パーセントをおくことができ、堅調に推移いたしました。 引き続き、次の成長の足がかりとなる投資事業を中心に、安定した収益を伸ばすとともに新規分野の開拓に注力し、次の柱となるビジネスにより一層注力してまいりたいと思いました。 私からの説明は以上です。ご清聴ありがとうございました。

  
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