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4W2Hを突き詰めよう! 失敗しない投資家になるための基本的なアプローチ

4W2Hを突き詰めよう! 失敗しない投資家になるための基本的なアプローチ

株式予報チャンネルでは、Yahoo!ファイナンス株価予想達人の中原良太が、初心者でもわかりやすい株式投資のコツをお届けします。第20回目のテーマはトレード入門者が必ず押さえるべき「ノウハウの作り方」です。中原氏が、ノウハウを構成する要素とその正しい考え方について解説します。

シリーズ
株式予報チャンネル > 【#0020】トレード入門者が必ず押さえるべき「ノウハウの作り方」
2016年5月13日のログ
スピーカー
株式予報 中原良太 氏
参照動画
株式予報チャンネル【#0020】トレード入門者が必ず押さえるべき「ノウハウの作り方」

ノウハウとは「4W2H」

じゃあ、ノウハウって何なのかと。「適切なアイデアの組み合わせ」こういう曖昧な言葉で示さずに、具体的にノウハウって何なんだというのを、これからお話していきます。 ノウハウとは、私は6つのアイデアの組み合わせだと思っています。ノウハウとは、「4W2H」のことだと私は考えています。これは、私の拙著『株2年生の教科書』でもご紹介していますので、ぜひこの本でも読んでみてください。 8 その4W2Hとは何か? それを今から列挙していきます。 Why、なぜトレードするのか?
When、いつトレードするのか?
Where、どこでトレードするのか?
What、何をトレードするのか?
How、どうやってトレードするのか?
How much、いくらトレードするのか?
この6つのポイントが合わさってはじめて、ノウハウになると考えています。1つでも抜けたら、それはノウハウではなく、ただのアイデアの集まりになります。なので、たとえ利益を出すことができたとしても、利益を出し続けることはできなくなってしまいます。 ということで、このノウハウというのを、1つひとつ投資家として身につけていくというのが、非常に大事になってきます。 ノウハウとは、4W2Hのことを示しています。4W2Hとは、Why、When、Where、What、How、How muchの、この6つのポイントを示しています。それぞれ、直訳するとこのような意味になりますが、もっと具体的に、それぞれどういうものなのかを説明します。 9 Whyとは、利益を出せる理由・根拠を明らかにすることです。 Whenとは、相場の状況、指値の位置、利益を出すために最適な相場の状況、指値の方法というのを考えていくことです。 Whereとは、利益を出すために最適な国、どこの国の商品をトレードするか、あるいは、どこの証券会社からトレードするかというのを明らかにすることです。 Whatとは、利益を出すために、どんな市場のものをトレードすればいいのか、どんな企業規模の会社をトレードすればいいのか、どのような業種にある株をトレードすればいいのか、どのような銘柄をトレードすればいいのか、というのを明らかにするということです。 Howは、発注方法。例えば、指値注文で、いくら下がったら買いましょうとか、逆指値注文で、いくら上がったら注文しましょう、株を買いましょうとかですね。 あるいは、成行注文でどんな状況になろうが株を買いたいんだというふうに注文するなどなど。いろいろな方法がありますが、このHowである発注方法を使って利益の出しやすい投資法を作るというのも大事ですね。 最後に、これ忘れがちなんですけれども、How much、発注株数。いくら分買えば利益を出せるのか。あるいは、損を出しづらいのかですね。こういうのを知っていくというのが非常に大事です。 この4W2H、Why、When、Where、What、How、How much。この6つのポイントを押さえてはじめて、その知識はノウハウと言えます。この4W2Hが組み合わさってはじめて、利益を着実に出し続けられるようになると、私は考えています。1つでも抜けがあれば、それはノウハウではありません。 繰り返しになりますが、4W2Hが1つでも欠ければ、それはノウハウとして不完全だということです。ノウハウが大事なんだというお話をしました。 10 この4W2Hって、具体的に何なのかというと、アウトプットのことを示しているんですね。どこから、4W2Hのいろいろな情報を収集して、知識を吸収した上で、その結果、いつ、どの株を、どこから、どうやって、どのくらいの株数、なぜ取引するのか、っていうのを決めていくと。一番最終的なアウトプットが、この4W2Hになります。 ですので、このアウトプットをするためには、必ず情報収集をしなければいけません。チャートを読むもよし、決算書を読むもよし、ニュースを読むもよし、何を読んでもいいです。何を読んでもいいんですが、その情報収集から、利益を出せるためのアウトプットが出せないのならば、そのインプットは何の意味もなくなります。 ですので、情報収集をするときに、このアウトプットの仕方を知らない投資家は、インプットから間違えてきます。情報収集を間違えてしまう。集めるべき情報を集めずにいたり、集めなくていい情報ばかり集めて、そこにばかり時間を取られてしまう。結局何も得られないという方が非常に多く見受けられると思っています。 11 実運用をするときに、一番大事なポイントは、先ほどの4W2Hというポイントでした。最高のアウトプットを出すためには、最高のインプットをしなければいけないと。この点は間違いないです。 ですので、情報収集は、非常に大事なポイントです。何を、どんな指標を読むべきか、どういうポイントに注目すべきか、というのは誰しもが注目するべきポイントなんですが、この情報収集を間違えてしまうと、アウトプットもたいしたものが得られない、利益も出せないということになってしまいます。

アウトプットの計画は綿密に

ここからは、情報収集でありがちな間違いを2つご紹介していきます。 まず1つ目の情報収集でのミス。これは何かと言うと、場当たり的にインプットしてしまい、アウトプットの一貫性がなくなると。普通に考えて、先ほど私が申し上げた通り、4W2H、この実運用はアウトプットをするために必要な最低限のポイントですね。 12 この4W2Hのレベルが上がって、アウトプットの質が上がって、はじめて私たちトレーダーは、利益を出せるようになってきます。利益を受け取れるようになってきます。なので、このアウトプットをする、4W2Hの計画を練るというのが、非常に大事なんですね。 アウトプットの仕方。どうやって取引しようか、どこから、何を買って売ろうかというのを、私たちは計画しなければいけない。アウトプットするために、計画をしなければいけないんですが、大抵の人はこのアウトプットを無視して、インプットします。 どういうことかと言うと、例えば、ニュースを見ました。そこでたまたま良さそうな会社を見つけた。たまたまニュースを見て、たまたま良さそうな会社を見つけた。だから、株を買いました。という情報収集の仕方をしている方が非常に多いです。 場当たり的、なんの計画もなく、適当にネットサーフィンなどをして、あるいは、テレビを見るなどして、そこそこ良さそうなものを見つけて、実運用に使うということをしています。これは完全な間違いですね。 なぜかと言うと、アウトプット、実運用をするために、利益を出すためには、4W2Hをまず明らかにしなければいけないんですね。いつ、どこで、どういうタイミングで、何を、なぜ、何株分。この6つのポイントですね。この6つのポイントが明らかでない限り利益を出せないですね。 逆に、その6つのポイントが明らかになれば、どんな情報が必要かというのもわかってくるんです。ですので、アウトプットに合わせて、インプットを決めるんです。こうこうこういう取引をしたいから、この情報が必要だよねっていう順番なんですね。アウトプットを基準にして、インプットを決めるんです。 でも、大抵の方はインプットしたあとで、アウトプットに動かそうとしているんですね。インプットしたあとに、アウトプットしようとするんです。もちろん、普通はそのような順序であるべきなんですけれども、アウトプットの計画なしで、インプットをしてしまうと、まずインプットが雑になりますね。 何を見ればいいかわかっていないのに、適当にそこらへんにある指標を見て、なんとなーく株を選んで、なんとなーく良さそうなやつを選んで、なんとなーく適当なタイミングで買って、なんとなーく適当なタイミングで売って、どれくらい買えばいいかもわからないから、とりあえず安全そうな株数だけ買って、本当に安全そうかもわからないと。 なので、考え方の順序が逆なんですね。本来、私たちトレーダーがやるべきことというのは、アウトプットの仕方を決めて、計画を練った上で何が必要なのか。インプットをアウトプットに合わせて引っ張ってくるんですね。 例えば、前日比10パーセント下がった株が利益につながりやすいというアイデアがあります。そういう株を10銘柄分散して買えば、利益を出しやすくて、安定しているというアイデアがあります。 しかも、そういう株を買うときには、例えばですが、相場が上昇トレンドのときほど、利益を出しやすいことがわかっています。証券会社の手数料が安いのは、〇〇証券です。そういう投資法は、こういう理由で、利益を出しやすいです。 しかも、その投資法を使うためには、〇〇注文、例えば、指値注文を使うと、利益をより出しやすくなります。こういう6つのポイントがあったとします。 そしたら、インプットすべき情報って、簡単ですよね。例えば、自分の持っている資金量を調べて、実際に10パーセント下がった株を探して、相場が本当に上昇トレンドなのかどうかを調べて、注文方法に合わせて発注すべき指値の価格というのを計算して、っていう作業を淡々と繰り返すだけなんですね。 ですので、アウトプットの計画さえあれば、インプットすべきものというのは、自然と決まってきます。でも、このアウトプットを決めていないと、インプットするものもバラバラになってしまいますし、得られる結果、利益とかもバラバラになってしまいます。 結局、自分が何やってるのかわかんないと。ごちゃごちゃしすぎてて、自分は何のために、何を調べているのかっていうのが、わかんなくなってしまう。しかも利益もなかなか出せない、という悩みに行き着いてしまうんですね。本を読んでも、何のために本を読んでいるのかもわからない。非常に危険なことになってしまいます。 がんばっても、がんばっても、改善に繋がらない。そういう悪循環に陥ってしまうというミスですね。順番を間違えてしまうと、こういうことに陥ってしまいます。「アウトプットの計画ありきで、インプットの計画をしましょう」ということです。

アウトプットを見直そう

次、2つ目、情報収集でのありがちなミス。インプットばかりを変えようとして、アウトプットを改善しない、ということが見受けられます。 13 例えば、よくありがちなのが、ニュースを見て、ニュースを読んで、今までトレードしてきたけども、利益が出せなかった。どうします? 毎日、毎日、朝5時とかに起きて、たくさんニュースを読んで、それで利益を出せなかった。 ここで、トレーダーの多くは、きっと情報源が悪いんだって考えます。情報源が悪いからインプットを変えようと考えます。インプットを変えないと、アウトプットが変わらないからだっていうふうに考えるんですね。 でも、これは違くて、アウトプットのそもそもの計画がずさんだから、インプットもぐちゃぐちゃになっちゃうんですよ。いけないのは情報源ではなくて、情報源を選んだ自分がいけないんですね。この情報源が、この投資法に適切だと考えた、計画した自分がいけないと。アウトプットの計画がずさんだったからインプットもダメだったんですね。 ということで、まずアウトプットの仕方から、きちんと計画をし直さなきゃいけないです。4W2Hはどういうもので、どういう組み合わせで、どういうノウハウとして、トレードすべきなのか。ここから組み立て直さないと、インプットもたいしたことにならないですね。 ということで、情報収集でありがちなミスが2つあったということです。まず、アウトプットの計画を立てずにいきなりインプットをして、インプットベースでアウトプットを決めてしまうというやり方。 これは非常に危険なポイントですね。何の計画もなしに、とりあえずインターネットをサーフィンして、「そこそこ良さそうだ、じゃあこれにしよう」と決めていくんですね。何の計画もないです。 すごく場当たり的な決め方をしているので、こういったやり方に一貫性も何もないですし、再現性のかけらもないはずです。時期・流行に左右されてしまって、結果的に得られるものがなにもないと、そういう状況になってしまうわけです。 その最たる例が、テーマ株とか、夏になったらコレが来るとか、花粉症が流行ってきたらコレが来るとかですね。事前に計画した上で、そういうのをやればいいんですけど、何の気なしに、インターネットでその情報を見たから、そういうふうにするとか。そういうことをしてしまうと非常に危険です。 そこから自分に力が付くか、ノウハウが手に入るかと言われたら、一切、手に入らないので、そういう無駄なことをしている場合じゃないですね。実際に利益を出したいのであれば、実運用に必要な6つのポイント、4W2Hを自分で組み合わせて考えて、それに合わせてインプットを変えていくという計画性が非常に大事になってきます。 ということで、情報収集でのミスを2つご紹介しました。

本講座のまとめ

最後に、今回の講座のまとめに移ります。まず、思い付き、アイデア、ノウハウ、この3つの違いについて説明していきました。 14 思い付きとは、利益につながる可能性のある知識、技術のことを示しています。ですので、アイデアでもノウハウでもないんですね。思い付きというのは、非常にたくさんあります。なんとなーくこういうふうに思うとか、それくらいのものが思い付きなんですね。 アイデアは何かと言うと、思い付きの中でも重要度が高い、実践度の高いもののことを示しています。例えば、バックテストをして、効果を実証したあとの知識ですね。こういうは、アイデアと呼んでいます。ですので、アイデアは、思い付きよりも大事なんですね。 その次が、ノウハウです。ノウハウが1つあれば、それだけで利益を出すことができる。それくらい投資の技術が凝縮されたものだと思ってください。ですが、アイデアは1つではダメなんです。アイデアは1つだけでは、ただのアイデア、知識でしかありません。ですので、それで実践できるわけではないんですね。 じゃあ何が大事かと言うと、組み合わせ。アイデアの集合体であるノウハウのほうが大事だと。そのように考えています。 じゃあノウハウって何なのかと言うと、トレードノウハウは、4W2Hという6つのポイントによって凝縮されています。Why、Where、When、What、How、How much。この6つのポイントを押さえることで、誰でも同じように、取引して利益を出すことができるというノウハウが1つ完成します。 1つでも抜けたら、これは不完全になってしまうので、ノウハウではなくなって、ただのアイデア集になってしまうんですね。たいていの雑誌記事とか、あるいは、インターネット上にある記事というのは、ノウハウに関する話はほとんどしていないですね。 ほとんどの場合は、思い付きとアイデアの話しかしていないです。本当に系統立ったノウハウというのを紹介してくれるところは、ほとんどないと思います。もはやないと言っても過言ではないくらいですね。 ですので、ノウハウというのは、自分でアイデアを組み合わせて作っていかなければいけないと私は考えています。 実際に自分が運用して、成績を向上していくためには、この4W2Hというノウハウを改善するのが、最短経路です。4W2Hに合わせて、情報収集をしていく。4W2Hというふうにノウハウを作って、それに合わせて情報を引っ張ってくるというのが、非常に大事なポイントです。 アウトプットに合わせて、インプットを決めていくということですね。場当たり的に動くのではなくて、アウトプット、計画に合わせて、インプットを入れていくというのが、非常に大事だと私は考えています。 ということで、今回の講座は以上とさせていただきます。ちょっと長くなっちゃったな。 はい! ということで、最後までご視聴いただきまして、ありがとうございました。

  

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