2024.12.10
“放置系”なのにサイバー攻撃を監視・検知、「統合ログ管理ツール」とは 最先端のログ管理体制を実現する方法
キーノート4(全1記事)
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reipy氏:私のチームのミッションは、海外で「pixiv」ブランドを活性化させることです。
海外クリエイターとのリレーション形成、現地企業とのアライアンスを通して、pixivを知ってもらうきっかけ作りを目的とした施策を実施しています。
チームができてから3年間、イラスト制作依頼、登壇、グッズ制作、展示、画集掲載など、さまざまなかたちで約500人の海外クリエイターとつながりを作りました。その中の半分は、pixivを利用していなかったクリエイターです。
各アートシーンで影響力のある海外クリエイターを、仕事をきっかけにpixivに誘致することにより、そのシーンのクリエイター全体にpixivの存在を知ってもらう戦略を立てました。
例えば、フィンランド出身のHeikalaさん。イベント登壇やイラスト制作、「YouTube」への出演などをしていただきました。
台湾出身のSay HANaさん。イラストの描き下ろしや画集掲載、グッズ販売などにご協力いただきました。
ほかにも韓国やアメリカなど、多くの地域のクリエイターと仕事を重ねて、関係を築いてきました。
施策の1つをご紹介したいと思います。pixiv完全監修の、海外クリエイターを紹介する画集『ARTISTS IN』シリーズを、海外現地の出版社と共同で販売しています。
本画集シリーズは、台湾、韓国、アメリカなどのクリエイターとともに制作をし、累計2.5万部発行されています。翻訳版も別地域で販売しています。
また、海外の大型イベントにも積極的に出展をしています。2023年はアメリカの「Anime Expo」に、人気ゲーム『原神』とコラボブースを出展し、2022年は『エヴァンゲリオン』とのコラボで出展して、多くの方にご来場いただきました。海外で人気のファンアートを起点に、pixivの魅力を伝えています。
海外クリエイター支援活動の一環として、同人誌即売会へのスポンサーシップも行っています。韓国最大の即売会「コミックワールド」や、東南アジア最大のイベント「AFA Singapore」へスポンサーを行い、現地クリエイターを支援する姿勢をイベントを通して伝えるブランディング活動も行っています。
チームができるまでは、pixivの企画は国内ユーザー向けが中心でした。2021年、初めて英語圏ユーザーをメインターゲットとしたオンラインイベント「Drawfest」を開催しました。
人気イラストレーターが絵の描き方や、創作テクニックを生配信で解説し、視聴者が1週間以内に作品を完成させます。絵の技術を学び、pixivに作品投稿を促すイベントになっています。このイベントは累計4万人の方にご参加いただきました。
イベントの様子を少しご紹介します。シンガポールの人気イラストレーターのGUWEIZさんの講義です。彼が得意とする光と影の表現技法を、グレースケールラフから解説いただきました。
私たちの海外クリエイターに向けた取り組みは、いかがでしたか? 東アジアでは、pixivの知名度は日本と同レベルですが、英語圏ではまだ15パーセント程度と言われています。pixivを利用しているクリエイターは、まだほんの一部でしかありません。
私たちは、これからもさまざまな施策を通して世界中のクリエイターにアプローチを続けていきます。
(会場拍手)
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