2024.10.01
自社の社内情報を未来の“ゴミ”にしないための備え 「情報量が多すぎる」時代がもたらす課題とは?
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宮内謙氏(以下、宮内):みなさん、おはようございます。ソフトバンクモバイルの宮内と申します。今日、ソフトバンクグループとしての商品ならびにサービスの発表会を今から開催させていただきます。
私最近、つくづく嬉しいなと思っていることは、本当に、このスマートフォン、あるいはここに書いてますが、Apple Watch、こういったものを朝から晩までずーっとこの数年間使い続けて、毎日毎日、日進月歩で新しいテクノロジーが、我々のライフスタイルをどんどん変えていっているということを、常に感じるたびに、すごいことがまだまだ起こるんだろうなと感じます。
まあ、いろんな意見はありますでしょうが、私自身がApple Watchを当初から使いだしまして、まあ、時計かな? 時計って、懐中時計ができたのが400年前くらいで、普通の腕時計ができたのが200年前くらいらしいんですけど、まあ、画期的ですね。
時間も見れます。グランスで株価も見れます。あらゆるものがこの上でホイホイと見れちゃう。メールが何が来てるか。あるいは今、僕の脈拍はいくつか。そんな勢いでですね、これはまさにスマートデバイスのおかげだと。
まさにスティーブ・ジョブズさんが8年前にiPhoneを作って、そしてそれから世界中に、Androidもしかりですが、いろんなスマートデバイスが出て、僕らの生活は本当に変わりましたね。
ここに映している映像というのは、一番右上の図はですね、ソフトバンクが最近提供し始めました、野球ライブです。野球ライブ。パ・リーグ6球団の全部、これで見ていただくことができます。
さかのぼって昨日の試合どうだったのかな、というのも、オール、すべて、生で見ていただける。リアルタイムでも見ていただける。こんなことができるというのは、まさにスマートデバイスなくしてできるでしょうか。
あるいは写真とかカメラも、先日も海外旅行に少し行ってきましたけども、もう、いまやビデオカメラも一眼レフカメラも必要ないですね。スマートフォンさえあれば、なにもかもできる。
毎朝、私はソフトバンクの体組成計に乗ります。体組成計に乗った瞬間に、私のiPhoneにポーンとポップアップされます。何でしょう? それは私の体重だけじゃなくて、骨密度であったり、水分量であったり、BMIであったり、体脂肪であったり、基礎代謝であったり。
まあ、そんなような感じでですね、若い人からシニアの人たちまで、みんなが、このスマートフォンでライフスタイルが一気に変わったんじゃないでしょうか。
次に、ビジネスの現場。ビジネスの現場も大きく進化しました。まあ、見ていただく通り、私たちの社内では、7年前からiPhone、iPad、さらに最近ではAndroidを社員に配って、それで全ての仕事をこなしています。
テレビカンファレンスも、重厚なテレビカンファレンスシステムで、時間の設定からなにから難しい、そんなものから、「電話しよう」ってチャットで打って、それでいきなり数名で、海外にいる人も含めて電話会議がGoogleのハングアウトの上で簡単にできる。ほぼ無料です。
あるいはGPSと経費精算システムを利用すると、自分が営業であちこち回った経費精算はリアルタイムでできるんです。
まあそんな意味で、テクノロジーの進化というのは、すべてを変えていく。私はソフトバンクで三十数年いますけども、ソフトバンクはいち早く昔からパソコンを導入したり、それからスマートフォンを導入したり、全社員に配ってきました。
カルチャーが変わるというのは実は、テクノロジーの、パソコンであったり、あるいはスマートフォンであったり、スマートパッドであったり、そういうものを配った瞬間に、どんどんワークスタイルが変わります。それと同じようなことがますます起こっているというのが現状でございます。
まあ、イントロダクションはこれくらいにしまして、ソフトバンクはますます進化しています。先日の決算発表会で、孫社長も、ホールディングをソフトバンクグループというように発表しました。
まさに今年の4月1日、通信の国内の4社。これを合併しまして。皆さんご存知のように。そして、ソフトバンクモバイル株式会社にしました。
そしてそれが7月1日から、株主総会の後でございますが、この通信の国内の事業4社が、ソフトバンク株式会社に変わります。
新ソフトバンクの事業方針、並びに製品の発表、あるいは事業方針を、今からお話していきたいと思います。
宮内:私はこの新ソフトバンク株式会社を、モバイルインターネットのコアカンパニーにしたいと思っています。それも、ぜひ国内で、あるいは世界でもナンバー1の会社になりたい。
モバイルインターネットを提供するネットワークを持ち、端末を持ち、サブルクライバーズを持ち、そしてそこにいろんなコンテンツを持ち、そんな中で、最も使いやすくて、最も使用価値の上がる、そういったプラットフォームを提供する企業になりたい。
そのためには何をしなくちゃいけないか。といいますと、実はテクノロジーの進歩は日進月歩です。実はここにいくつか書きました。クラウドである、IoTである、ロボット、AI、エナジー。いろんなことを書きました。
でも、現実に私どもは、こういったそれぞれの新しい、ある意味ではディスラプティブなテクノロジーパワー、これをうまく活用することによって、ますますユーザーにとって素晴らしい体験、ワクワクする体験、それを提供することができる。それを提供するのが我々の仕事ではないか、というふうに思っております。
とりわけ世界の最先端のテクノロジー、例えばIoTであればGEと提携しました。例えばAIであればIBMのワトソンと提携しました。クラウド環境であれば、VMwareであり、マイクロソフトと提携しました。
どんどん新しい世界の最先端の企業、これはソフトバンクのDNAだと思っています。それと提携して、そして、本当の意味でのお客様へのライフスタイルの確信につなげていく。その橋渡し役を、僕らはモバイルインターネットコア企業だど申し上げたい。
モバイルインターネットナンバーワンコア企業。まさに我々のネットワークの上で、みなさんが楽しんでいただける。ワクワクしていただける。そういった製品ならびにサービスをどんどん出していきたいというふうに思っております。
宮内:今ここに、大きく分けて、新商品のラインナップと、新たなサービスをみなさんにお話したいと思います。まず新商品。
皆さんも御存知のように、ソフトバンクは、ソフトバンクモバイルのブランドと、ソフトバンクのブランドと、Y!モバイルのブランドと、この2ブランドで走っていきます。
まずソフトバンク。Androidをフルラインナップになります。
Xperia Z4でございます。非常に薄くて、非常にかっこいいですね。XperiaのZ4はソフトバンクからの2機種目です。で、これ2070万画素の高性能カメラです。それから510万画素の広角の25ミリのフロントカメラ。
今こうやってみなさん自分撮りといいますが、友達と一緒に撮りますね。それにはもってこいの広角レンズです。で、ワイヤレスでハイレゾ音源を再生することができます。そういった意味で、非常に高性能でハイエンドな端末であります。
実はXperia Z3も我々発売したわけですけども、ソフトバンクユーザーのスマホ満足度調査というのをやっておりますけども、実は第1位でした。そういった意味で、Z4は、より洗練されたより精度の高い端末であると思います。そんな意味でご期待いただければなと思っております。
宮内:次にAQUOS Xxでございます。これはディスプレイの美しさがとりわけ好評になると思います。AQUOSシリーズの最もハイエンドのフラッグシップです。
5.7インチの大きな画面でございますす。でも狭額ですから、実質5.5インチくらいの持った感じがそんな感じです。
特に彼らの技術でこだわっているS-PureLEDという、LEDですね。光の3原色全ての色の再現性が向上されています。非常に綺麗な画面です。これがAQUOS Xxであります。
次にAQUOS CRYSTAL2は、みなさんもご存知のようにソフトバンク限定モデルの第2弾であります。第1弾は去年の9月くらいに出しましたが、第2弾。そしてその第1弾からアップグレードしました。5.2インチでもフレーム構造ですから、非常にコンパクトです。こういうふうに見ていただくとわかります。で、新たに、フレームレスながら、防水、ワンセグ、おサイフケータイ、フルセットになりました。
そういう意味で、このフレームのない大きな画面をお好きな方からすると、非常に喜んでいただけるモデルじゃないかなというふうに思っております。
宮内:いよいよソフトバンクから、新たに登場します。Galaxy S6 edgeであります。ソフトバンクとしてはGalaxyを扱うのは初めてであります。初めてのSamsung製のスマホであります。これはみなさんももうご存知のように、このエッジがデュアル。デュアルエッジスクリーンで手のひらから映像が浮き出るように見えます。非常に高級感のあるフレーム。
なおかつ私どもは4色用意しました。全4色選べるのはソフトバンクだけだと思います。当然指紋認証もここでかかります。両面ガラス仕様で非常に薄くて綺麗な端末。これも我々から本格的にスタートすることになりました。
今のを総合しますと、人気のアンドロイド、ソニーさん、シャープさん、そしてサムソンさん。この4機種をこの夏、みなさんにご提供したいと思います。
なおかつ、白戸家をキャラクターとして、白戸家のAndroid、白戸ろいどとして広告展開もしようかと思っている次第であります。
宮内:あとみなさんに一部お話したいなと思っておりますのは、この4機種は全部VoLTE対応になっております。少しVoLTEの音を聞いていただければなと思います。
(それぞれの「もしもしお母さん、今週の土曜日、3時に帰るから待っててね」 という音声が流れる)
いま聞いていただいたように、だいぶ音の鮮度が違うと。実は私どもは今VoLTE端末は数機種ですから、そしてVoLTE同士でないといい音にならない、これをそうじゃないふうに克服しました。ネットワークを改良しました。
ネットワークを改良して音域幅を大きくする。それによって、実はソフトバンクのユーザーの大半の方々が、VoLTEと同品質のHDボイスを使っていただけることになります。
この4月、5月にかけて一気にネットワークが改善しまして、VoLTE互換の3DHDボイスにも対応します。ですから、VoLTE対応機とHDボイス対応機、HDボイス対応同機士。ですからソフトバンクでありますならば、iPhone5、iPhone5s、iPhone5c、あるいはAQUOS CRYSTAL、そういったVoLTEでない端末でもHDボイスに切り替わっておりますので、非常に高品質な音質で電話していただけるようにしました。
常にエンドユーザーの方が喜んでいただけるように、いろんなかたちで、ネットワークであり、端末であり、改善してきている状況でございます。
宮内:次にネットワークの件を少しお話したいと思います。プラチナバンドのLTE、このエリアを拡大してきました。これが去年の10月。すこし白いところが多い感じです。
でも、4月になった途端に、こんな勢いです。先ほど見ていただいたのと比べると、この違いです。まだまだLTEのカバーを広げていきます。10月になりますと、これがほぼ人の住んでいない山とかそういうとこ以外は4GLTEカバーです。プラチナバンド。プラチナバンドのLTEカバーということは、非常に浸透率が高いですから、みなさんに、例えば田舎の道路とか、そういったところでも使っていただけるというふうになっていきます。
スマホのパケット接続率。これはビッグデータを利用しまして、前々から申し上げておりますが、あらゆる地点で、どんな接続率なのかということを、毎日、日報データで出してますが、それを見ますと我々がダントツ一番。
さらに通信速度。これもいろいろなスペック速度で語ります。我々でも170であったりとか、キャリアアグリゲーションすると、200いくつだとか、こんな話がいっぱい出ますけど、実際に重要なのは、例えば山手線を走っている中で、実行速度はいくつなのかとうのが重要なんですね。その実行速度は、我々は22Mbps出ております。そんな意味で、No.1であると心から確信しております。
宮内:次に他の製品。IoT時代を先導する、スマートデバイス。これについてお話したいと思います。Apple Watch。これは私どもも表参道と2店でやらせていただいております。大変な反響をいただいておりまして、集客効果も増えている状況であります。世界のキャリアでは我々だけが唯一やらせていただきました。
次に非常にユニークな、きっと相当喜んでいただける商品じゃないかと思っておりますけども、モバイルシアター。
これはAndroid搭載の、大きさはこんなもんなんですけど、これはプロジェクターでもあります。ここで今映しますから見ていただければと思いますが、これがたぶん、国内初のLTE対応のプロジェクター、これ自身がアンドロイド搭載の端末です。ここに画面があります。この上でYouTubeをポンと叩いてでかい画面で見ることができます。これ自体が実はモバイルバッテリーで、iPhoneだと3台くらい充電することができます。
ということはどういうことかと言うと、電源につながないで、屋外に持ち歩いて、こういう感じで外で、あるいは営業マンの人なんかはこれを持ってカバンに入れておくと、プレゼンテーションがパンとできると。
けっこう高精細な、120インチまで投影できるモバイルプロジェクターです。ぜひ、ここに書いてありますように、ベッドルームだとか、リビングルーム、あるいはアウトドアだったり、例えばどこかにキャンプに行って、みんなで見よう、そんなことに、多用途に使っていただけるんじゃないかと思っています。モバイルシアターでございました。
宮内:次にPhotoVision。PhotoVisionバリュープランTV2です。新しいPhotoVision。これは従来からのものと違うのは、Wi-Fiダイレクトでテレビ放送をスマホでも視聴できる、スマホと連携するというところであります。
スマホで撮ったものを、簡単に、このPhotoVision TV2で見れる。これもバッテリーを搭載していますから、どっかへ持って行って使うとか、防水ですから、スマホで録画して、そしてそれをPhotoVision TV2に簡単にトランスファーしておいて、そしてお風呂でゆっくり見る。そんなこともにも使える、生活者のシーンを考えて作った製品であります。
宮内:次にY!モバイルの製品発表します。世界に先駆けで販売いたします。何でしょう? マイクロソフトのSurface3のLTE版でございます。
これは我々がいち早く、世界中のキャリアはまだやっておりません。我々がいち早く日本でスタートします。今日はは日本マイクロソフトの樋口社長にお越しいただきました。
樋口泰行氏(以下、樋口):みなさん今日はお招き、大変ありがとうございます。これまでのプレゼンテーションにありましたように、(ソフト)バンクさんはAppleさん、それからGoogleさんの生態系といいますかね、エコシステムを軸に展開されていたと思いますけども、最近マイクロソフトは変わってきただとか、あるいは逆襲が始まったとか言われていますけども、PCがあり、Windowsがあり、Officeがあり、いろんなサービスがありますけども、こういう点ではなく、マイクロソフトの生態系をきっちり構築していかなくてはいけない、と。
そのためにはAppleの生態系、Googleの生態系をテコに、相乗りして逆襲していこうと。この点が一番大きく変わったんじゃないかなというように思っております。
やっと、宮内さんにこうやって呼んでいただけるようになったのも、その変化を感じていただいたからじゃないかと思うんですけども、そういう流れの中での戦略商品。それがこのSurface3でございます。
言うまでもなく、このSurfaceはフルパソコンの機能を持ったタブレットということですから、PCであり、タブレットとしても使える。これが真のタブレットじゃないかな、と。他の単なるタブレットは、もうタブレット未満ということで、これが新しい生態系の核となる、超戦略商品。
そして大きさ的にも、価格的にも、そしてLTEということでも、競合に十分戦える、そういう商品です。その戦略的商品を、戦略的パートナーシップ、ソフトバンクモバイルさんと、この度一緒にやらせていただくことに、あいなりました。
もう大変にですね、早くも引きが強うございます。そしてまた、デバイスでけでなく生態系という意味では、Office365、クラウドサービスと一緒に連携して、そしてソフトバンクさんの回線と連携してですね、共にトライブしていきたいと思っておりますが、何を隠そう、バンクさんの中でも、これを導入を決めていただいたということで、やはり、他の生態系だけでは、ちょっとこの先……
宮内:ま、いろんな生態系でね(笑)。マルチの生態系をやっていくと。そして、ユーザーにとって喜ばれるものにしたいと。特に法人のところなんかはですね、ソフトバンクモバイルも力を入れていこうとと。やっぱり企業の方々はマイクロソフトのOfficeをみんな使っていますからね。そしてY!モバイルは、特に全面的に力を入れて、これをコンシューマーに、インターネットが非常に詳しい人たちに売ると。これを両面作戦でやっていきたいと思います。
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