2024.10.10
将来は卵1パックの価格が2倍に? 多くの日本人が知らない世界の新潮流、「動物福祉」とは
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盛川貴之氏(以下、盛川):ちょうど今、学びというところで出てきた場所と時間という話も含めて、もらっている質問の1つに触れられたらなと思っています。
「なんでも叶う人生であれば何がしたいかという質問を自分に聞いてみたいと思います。やりたいことに関して、お2人は意識的にご自身に問う時間を、ふだん特別に取っていますか? それともふだんの生活の中で常に頭の中にあって考えていらっしゃるのか」ということですが、このあたりはいかがですか? もしかしたら佐宗さんの今の話だと、仕事モードかどうかでけっこう変わるのかなとも思いながら。
佐宗純氏(以下、佐宗):そうですね。昔からけっこう振り返るタイプなんですよ。振り返る用のノートを持っていて、自分で書き出すタイプです。でも、仕事をやっていると忙しくなって、やはりあまり時間が取れないんですね。なので、実は社内にデザイナーがいるのですが、今はそのデザイナーに月1でコーチングをやってもらっています。
そのコーチは、先ほどのスライドに出てきていない、また別のデザイナーです。そこで意識的に深掘りしてもらっています。なかなか振り返る時間が取れない時は、仕組みとしてそういう方に協力してもらうというか、そんな感じでやっていますね。
小林かな氏(以下、小林):コーチングの使い方として、特に忙しい方があらためて自分自身について考える時間を作りたい時に、目の前に対話相手がいれば集中して1時間くらい話すことになるので。
佐宗:そうなんですよ。
小林:自分1人でやるよりもはるかに集中できて、やっていて楽しいですね。なので、そういう意味でコーチングを使うのはおすすめですが、コーチングは正直ハードルがちょっと高いと思う人もいると思うんですよね。あまり自分のことを人に話したくないとか、料金が高いとか、いろいろあると思います。
コーチングを使わない場合どうするかということでおすすめしたいことが今2つ浮かんできました。これもなんかビジネスに忙殺されている人みたいな回答で若干嫌ですが、サウナがおすすめですね(笑)。
忙殺から強制的に空間的にもリセットされるし、なるべく邪念を排除しようとする瞑想みたいなものをわりと気軽にやれるものなのかなと思っているので、ととのえに行くのがまず1個おすすめです。
あとは個人的に、Twitterがおすすめです。Twitterのいいところは短文で終わらせられるのと、いつでもどこでも開けるところです。あとはタイムライン上のツイート一つひとつを「問い」と捉えると、無限に自分の思考が湧いてきます。
鍵アカウントで誰もフォローしなくてもぜんぜんいいのですが、自分の考え方を言語化していく過程はけっこうおすすめだなと思っているので、安全なTwitterのアカウント、心理的安全性の高いアカウントを作るのがおすすめです。
佐宗:確かに言語化はいいなと思っていて。グッドパッチでもSlackの中に自分専用の社内Twitterみたいな感じでtimesを作る文化がすごく強くて。自分もそこに諸々思考を垂れ流しにしています。
小林:timesもメチャクチャおすすめです。本当に言語化はおすすめです。
盛川:なるほど。日常的に棚卸しを考えたりすることも、さまざまなやり方もあるかなと思います。
盛川:2つほど追加で質問をもらったので、取り上げられたらと思っています。「初歩的な質問で恐縮ですが、コーチングと1on1は違うのでしょうか?」ということで、これは、こばかなさんにお願いしてもよろしいですか?
小林:ありがとうございます。コーチングと1on1は違うと捉えれば違います。1on1は会社の中でやる、マネージャーと部下が1対1で話すことだと思います。
コーチングは、その中で使う技術の1つみたいな感じです。なので、1on1の中でティーチングすることもあるだろうし、進捗の共有をしてもらうみたいなこともできるだろうし、コーチングを使うこともできるというような、場の中の武器みたいなイメージです。
コーチングをプロに依頼する場合の話でいくと、利害関係のない人に対して、自分自身の内側に向かったテーマを扱えることが特徴になってきます。例えば、転職しようかどうか迷っているみたいなことは、なかなか会社の1on1では、正直に話しづらいところがあると思うので、利害関係のない人に対して、自分は本当はどう思っているかを引き出してもらいます。
それこそ先ほど「お利口になりがち」みたいに言ったと思いますが、お利口になるようなことがない安全な状態で、自分が本当はどう思うのかを引き出してもらうのにコーチングはすごく使いやすいというところです。
最近は会社の中の1on1でコーチングすることも増えていて、例えば、そういうキャリアの話以外でも、今の業務でちょっとつまずいているところがあるとか、誰々さんとの関係が悪くて困っているみたいな時、結局、その人自身がどうするといいのかの答えを持っているケースが1番多いです。
上司はふだんその仕事をしているわけではないので、ああしろ、こうしろと言っても、結局はその現場の人の目線に立てていなくてピンと来ないアドバイスになることはあると思うので、その人自身が突破口を考えられるのが1番効率がいいです。
そのために上司が「どういうふうにするとこれを突破できるだろうね」と問いを立ててくれると、「なんかこうすればいいような気がしてきました」と部下が勝手に思いついてくれるようなこともあったりするので、最近はそういう使い方が多いかなというところです。
盛川:ありがとうございます。関連してもう1個行けるかなと思うので(取り上げます)。「コーチとなる人はさまざまいるかと思いますが、どんな人に依頼すべきでしょうか? どのような見つけ方をすればよいのでしょうか?」というのはいかがですか。
小林:ありがとうございます。これもいくつかパターンがあると思っています。まず1つは、佐宗さんみたいに身近にいる方で、その人自身を信頼できるというパターンです。「身近に自分のこともよくわかってくれているから話しやすいよ」というコーチがいればというところですが。
身近にいないパターンが多いと思います。最近だと弊社の「THE COACH Meet」というサービスのように、コーチとクライアントをマッチングしてくれるサービスはけっこうあるので、「コーチング オンライン 受ける」と検索したりすると、マッチングのサービスが出てくるかなと思います。
相談の内容や「自分がこういうコーチを探したい」ということを記入するとリコメンドしてくれるサービスが多いので、まずはおすすめどおりにやってみるのがいいかなと思います。
盛川:なるほど、ありがとうございます。時間が来たので、いったんイベント自体は締めたいと思っています。最後に一言ずつ、お2人から今日のイベントを通じてメッセージを参加者の皆さんににお願いしてもよろしいでしょうか? では最初はこばかなさん、お願いします。
小林:私からですね。ありがとうございます。みなさんもゴールデンウィーク明けのお忙しい中、お時間をいただき本当にありがとうございました。
あらためて、今回のグッドパッチさんとの協業は、やはりすごく意味があるなと思っていて。先ほどの時代背景みたいなところでもありましたが、おそらく今日参加されている方一人ひとりに「10年後どうなっていると思う?」と聞いたとしても、パッと答えられる人はほとんどいないと思います。
私たちも時代的には将来どうなっていくのかがわからない中で、これから毎年、なんなら毎日、それと向き合いながら生きていくところに立っているかなと思っているので、
「親にこう言われたから」「上司がこう言っているから」「デザイナー界隈の中でこのキャリアが華々しそうだから」とか、そういうキャリアの選択の仕方をするのではなく、自分自身が「本当はこういうふうに生きたいんだな」という内側の心の声が響くもので、「もうこんなに楽しくて、人生いいのか?」みたいな。そういう状態を探して場所がフィットすれば、本当に見つかってハッピーに生きられるかなと思います。
コーチングとキャリアとデザインはすごく親和性が高いなと思っているので、これを機にぜひ、先ほどのReDesignerさんのURLからダウンロードして利用してみてもらえるとうれしいと思っています。
感想もぜひ「#ReDesigner」とかがいいんですかね。我々はきっとTwitter廃人で、いつでも感想をチェックしたいと思っているので、指定のハッシュタグがあればそちらで告知してもらえればと思います。私にリプライしていただいてもうれしいですし、ぜひ使ってみてもらえればと思っています。ありがとうございました。
盛川:こばかなさん、ありがとうございます。では佐宗さん、お願いしてもよろしいでしょうか?
佐宗:いやもう言うことがないです。こばかなさんに完全に同意ですね。まずはみなさん、平日の忙しい中、こんな時間までありがとうございます。この時間なのに100人以上いてくださって、非常にうれしいです。
今回はTHE COACHさんとReDesignerで業務提携しているのですが、このキャリアプランニングシートは無料で配っているし、THE COACHさんのコーチングを受けたかったらそれはそれでWebサイトから申込みもできます。
提携したキャンペーンとして、ReDesigner経由で転職をしたり副業先を見つけたりしたら、その後のサポートとしてReDesignerが、THE COACHさんのコーチング料を負担してみなさんがコーチングを受けられるようになることもやっているので、ぜひその機会に使ってもらえればいいなと思っています。
今日に至るまで、かなり多くの時間をTHE COACHさんとやり取りさせてもらいました。協業しながら今回もキャリアプランニングシートがかたちになっていく中で、自分含めて、すごくワクワクしました。
だからそういう瞬間を大事にして、そういう(ワクワクしている)時に、(その時のことを)どこかに書きとどめると、より自分自身も見つめ直すことができるのかなと思っています。自分も一応Twitterやっているので、よかったら気軽にメンションしてください。今日はありがとうございました。
小林:ありがとうございました。
盛川:佐宗さん、ありがとうございました。では、以上をもちまして本日のイベントはすべて終了です。お忙しい中、みなさん遅くまでご参加いただき本当にありがとうございました。
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